今回は「阿賀沢紅茶」先生の『氷の城壁』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『氷の城壁』はこんな漫画(あらすじ)
人と接するのが苦手な女子高生の氷川小雪(ひかわこゆき)は近寄らないでオーラを出しているため、誰とも関わらずに1人で過ごしています。
他人からどう思われているかは興味ありませんが、クラスメイトに怖がられていることには納得できません。
それでも女神と呼ばれている人気者の安曇美姫(あずみみき)とは正反対ですが、良好な友人関係を構築しています。
孤独を苦にせず1人で高校生活を過ごす小雪の前に、距離感がゼロの雨宮湊(あまみやみなと)が現れました。
ここから動き出したタイプが違う高校生たちの日常とは・・・!?
拗れた人間関係を爽やかに表現していく『氷の城壁』
今回は青春時代のコンプレックスを題材にしたヒューマンドラマの魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。
共感できるシーンが満載の青春物語をじっくりとお楽しみください。
『氷の城壁』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
廊下を歩いている同級生の男子に氷川小雪が後ろから声を掛けます。
小雪は普通に先生から頼まれたノートを渡しただけなのですが、表情が怖いので男子は固まってしまいました。
怖がりながら男子がノートを受け取ると、小雪は何も言わずに立ち去ってしまいます。
その行動が男子をより一層怖がらせました。
いつもこのような態度で誰とも一緒にいない小雪は女王と呼ばれています。
もう2学期が終わるのにノートを渡された男子も小雪と初めて喋りました。
小雪はいつも近寄るなオーラを出しているので休み時間も孤立しています。
またクラスメイトには大人しい人しかいないので話しかけてくる人もいません。
2学期終了を前に小雪は完全に浮いた存在になっていました。
空気の悪さに耐えられない男子は、女神のような安曇美姫と一緒のクラスになりたいと願っています。
男子に怖がられている状況が良くないと感じてきました。
しかし自分がどうして怖がられているのか理由が分かりません。
それでもクラスメイトの田中くんはありえないほど小雪に対して怯えていました。
小雪はただ先生に頼まれたからノートを渡しただけです。
それなのに異常なほど怖がられるのは心外でした。
自分の顔を廊下の鏡で確認してみます。
ですが自分では顔が怖いのかどうかは分かりません。
ただ無表情なのが気になってきたので表情筋を動かしてみます。
すると見覚えのない男子が横から小雪の顔を覗き込んできました。
ビックリした小雪は廊下に膝をついてしまいます。
あまりにも驚いたのでしばらく声を出せません。
声を掛けてきた男子は小雪のことを知っているようです。
ですがどうして自分のことを知っているのかは分かりません。
心を読まれたような気分になります。
動揺していると男子の友達が現れ、膝をついている小雪に手を差し伸べてくれました。
友達は男子が小雪に何かしてしまったと誤解しているようです。
訳が分からないまま2人の男子が去っていきました。
呆然としながら小雪は男子の言葉に違和感を覚えます。
言葉には引っかかりますが誰だったのかは分かりません。
結局、怖いイメージを払拭できない小雪だったのです。
見た目で他人を判断してはいけませんが、小雪の表情やオーラは怖いと思われても仕方ない気がしました。
そんな自分にガツガツと話しかけてきた男子に驚く小雪が可愛らしかったです。
周囲のイメージに悩まされる女子高生の日常を綴っていく『氷の城壁』
学生時代に誰もが経験したコンプレックスをテーマにした作品です。
共感できるシーンが盛り沢山になっていますよ。
後編
5組の男子が安曇美姫のことを可愛いと話しています。
天女と呼ばれている5組の女神に男子は簡単に話しかけることができません。
その理由の1つは美姫の周りには常に女子がいるためでした。
女子は可愛い子に群がるので地味な男子は輪に入ることができません。
気軽に会話できるのはカースト上位の男子だけです。
女神を取り巻く壁を突破できないと話す男子に美姫が声を掛けてきました。
美姫は誰にでも気さくに声を掛ける性格の良い女子なのです。
しかし鈴木と佐藤は部活が始まるから参加できないと伝えました。
すると美姫が落ち込んでしまいます。
残念そうな表情を見た鈴木と佐藤は少しの時間でも顔を出すことにしました。
美姫が他の生徒も誘うと多くのクラスメイトが参加すると言ってくれます。
友人からは流石我らが5組のアイドルと言われるのですが、美姫は自分がアイドルだとは思っていません。
否定しながら廊下を歩いていると、正面から小雪が歩いてきます。
美姫が視線を送るのですが小雪は前を向いたまま視線を合わせません。
一瞬だけ横目で見るとそのまま通り過ぎていきました。
そのまま教室へ戻ります。
声を掛ける労力よりも待つ労力を優先しました。
しかし小雪の席に座っていたクラスメイトがその様子に気付きます。
小雪が怒っていると思ったクラスメイトはすぐに席を離れました。
席に戻ると後ろの席のクラスメイトが謝ってきます。
小雪の席を使っていたことを謝られたのですが、ただ待っていただけの小雪には謝られる理由が分かりません。
笑顔を見せない小雪はいつもこんな態度なので少し誤解されています。
放課後になり周囲の目を気にしない小雪が帰ろうとしていると、スマホにメッセージが送られてきました。
まだ玄関にいたのでOKの絵文字を送信します。
そのまま玄関で待つことにしました。
そのままカウントダウンのメッセージを送り続けます。
するとカウントダウンが終わる直前に廊下をダッシュする音が聞こえてきました。
思わず笑いを我慢できなくなります。
なかなか笑いが止まりません。
美姫の全力ダッシュがツボにはまってしまいました。
女王と呼ばれている小雪と、女神と称される美姫はお互いの前でだけは素の自分を見せることができるのです。
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『氷の城壁』を読んだ感想
周囲からは誤解されていますが美姫の前では笑顔を見せる小雪が可愛らしかったです。
女神を否定する美姫も小雪の前では素を出せるのかもしれませんね。
タイプが違う高校生の青春ストーリーを描写した『氷の城壁』
どんな人にでも悩みがあるというメッセージが込められています。
この漫画を読むと抱えている悩みが解消されますよ。
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