ふたりソロキャンプのネタバレ(漫画)!感想とあらすじも!

今回は「出端祐大」先生の『ふたりソロキャンプ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

ふたりソロキャンプ』はこんな漫画(あらすじ)

34歳の樹乃倉厳(きのくらげん)は独りでキャンプを楽しむソロキャンパーです。

自然と孤独を愛する樹乃倉はキャンプ地まで車を使うことはありません。

あえて電車とバスでキャンプ地まで向かう樹乃倉は孤独な自分の生き方を愛しています。

いつも通りソロキャンプを満喫する樹乃倉だったのですが、初心者ソロキャンパーの草野雫という女性のお世話をすることになってしまいました。

孤独な自分を愛する樹乃倉は大切なソロキャンプの時間を取り戻すことができるのでしょうか!?

キャンプが趣味の中年男性と、キャンプデビューしたばかりの美女が距離を縮めていく様子を描いた『ふたりソロキャンプ』

今回はアウトドアをテーマにしたヒューマンドラマの魅力について、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

大自然を満喫する2人の姿からエネルギーを貰ってみてください。

 

ふたりソロキャンプ』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

キャンプ地へ向かう樹乃倉が電車に揺られています。

樹乃倉
「俺は樹乃倉厳、趣味はキャンプ、ソロで野営する、自然を愛してる、火を木を水を土を、それと同等に孤独である自分の生き方を愛してる」

樹乃倉はキャンプ地へ向かう時、車を使うことはありません。

電車を乗り継ぎ最後はバスで山へ入るのが彼の流儀なのです。

身体一つでキャンプに行く気楽さを愛している樹乃倉が本日の野営地に到着しました。

樹乃倉
「テントの設営は終わり・・・となれば次は・・・」

テントの設営が終わると次は焚き火の準備に取り掛かります。

樹乃倉は焚き火に使用する薪を事前に用意することはありません。

そのため事前に薪を拾えるキャンプ場をリサーチしています。

樹乃倉
「薪は何でも良い訳じゃない、よく乾燥したものを探す、生木や腐っているものは避ける」

枝を折って乾燥している薪を集めていく樹乃倉。

集めた薪は太さによって切り分けていき、細いものから焚き火にくべられるよう並べていきます。

樹乃倉
「んでもってあとは・・・火熾しに使う火口も一緒に探しておく」

火口は着火剤のようなもので、山では古くから杉の枯葉がキャンパーから愛用されてきました。

杉の枯葉を集めた樹乃倉が焚き火を始めていきます。

樹乃倉
「杉の葉をバラけないよううまくまとめ、その上から空気の通り道を作るように隙間をあけながら細い木から順に組んでいく」

丁寧に薪を組み上げるとファイヤースターターを取り出しました。

このファイヤースターターはマグネシウムを擦ることで火花が散っていき、3千度ほどの高温になっていきます。

ファイヤースターターの火花を使って薪の上に置いた麻紐に火を点けることができました。

樹乃倉
「着火したならむやみに触らず静かに待つ、火が消えそうなら空気を送って手助けしてもいいが・・・今日はその必要もなさそうだ・・・」

火が点くと後は少しずつ薪を足していきながら火を大きくしていきます。

無事に焚き火が完成するとゆっくりと星空を眺める樹乃倉。

樹乃倉
「独りが好きだ、街を離れ自然の中で自由を感じる、独りでいるという贅沢を咎めるものは誰もいない」

独りという最高の自由を満喫しています。

最高の気分を味わっている樹乃倉は食事の前にトイレへ向かうことにしました。

しかしトイレへ向かったことで樹乃倉のソロキャンプは終わりを告げることになってしまうのです。

いったい樹乃倉の身にどのような事態が待ち受けているのでしょうか!?

 

 

髭を生やしてニヒルな風貌の樹乃倉はソロキャンプにピッタリなキャラクターですね。

静かに独りでキャンプを楽しむ姿に憧れを抱きました。

キャンプの知識がふんだんに散りばめられた『ふたりソロキャンプ』

ここから草野雫が登場することによってクールな樹乃倉の様子が一変していきます。

雫に振り回される樹乃倉の姿をお楽しみください。

後編

トイレへ向かった樹乃倉は静かな夜を満喫していました。

樹乃倉
「静かないい夜だ、管理人も帰ってキャンプ場には俺独り、空も雲がかかってるがそれも時間の問題のはずだ俺だけの時間・・・あぁこここそ俺の桃源きょ・・・桃?」

この場所を桃源郷だと感じていると、目の前に桃のような女性のお尻が現れます。

信じられない状況に驚いている樹乃倉の手を女性が掴んできました。

その勢いで樹乃倉が女性を押し倒してしまいます。

草野雫
「いやぁあぁあっ」
樹乃倉
「へぶっ!」

不可抗力なのですが女性から思い切りビンタされてしまいました。

樹乃倉が痴漢ではないと分かると女性が事情を説明し始めます。

この女性は迷いながら歩いている途中、川に落ちてしまい着替えているところでした。

草野雫
「あのっ、あたし草野雫といます!」

先程までの様子とは違い笑顔で挨拶する雫なのですが樹乃倉は何の関心もありません。

樹乃倉
「失せろ、さっさと余所でテントでも張るんだな」
草野雫
「いや・・・それが・・・テントはレンタルの予定だったので・・・その・・・ないんですよね・・・自分のテント・・・どうしたら良いですかね?」
樹乃倉
「帰れ」
草野雫
「なんでそがんこと言うとですかー!?」

あまりにも冷たい態度の樹乃倉に対して雫が暴れ始めました。

ですが樹乃倉に雫を助ける義理はありません。

樹乃倉
「テントもなく一晩過ごすつもりか?川沿いだしここは夜は冷えるぞ、時間通り来なかったお前が悪いんだ、大人しく諦めろ」

時間に遅れた雫が悪いのですが、彼女にもまだ言い分がありました。

草野雫
「押し倒しといてそいはなかでしょ!!」
樹乃倉
「あ・・・ありゃお前がそでを引っ張ってきたから」
草野雫
「いいんですか・・・襲おうとしたって人に言いますよ!!」

無茶苦茶なことを言い出した雫に樹乃倉は反論することができません。

独りを愛する樹乃倉は人の都合を考えずにわがままを言う雫のようなタイプが最も苦手なのです。

しかしこのままでは大切なソロキャンプの時間を邪魔されてしまうかもしれません。

樹乃倉
「ちょ、ちょっとここで待ってろ・・・」

どうにかして独りになりたい樹乃倉は避難小屋にテントを探しに行きました。

ですが避難小屋は鍵がかかっていて中に入ることができません。

一通り避難小屋の周りを見た樹乃倉は雫の元へ戻ることにします。

草野雫
「あ、おかえりなさい」
樹乃倉
「な・・・なにして・・・」
草野雫
「へへ、やることないんでご飯作ってました」
樹乃倉
「やることないんで!?」

今まで彼女のために山を歩き回っていた樹乃倉は怒りで身体が震えてきました。

しかし雫の作っていた料理を見ると怒りが収まっていきます。

草野雫
「お詫びといっては何ですけど一緒にごはんにしましょう!出来ました!ビア缶チキンです!!」

ビールの缶を使って作るビア缶チキンに樹乃倉は憧れを抱いていました。

樹乃倉
「俺もいつかは・・・と思っていたがソロでは踏ん切りがつかなかった憧れのビア缶チキン・・・こいつは・・・!」
草野雫
「どうです?キャンプ動画見て初のソロは絶対これだって思ってたんですよ!ちょっと多いかなって思いはしたんですけどおじさんがいて丁度良かったです!味は間違いないと思いますよ!」

美味しそうなビア缶チキンなのですが樹乃倉は手を付けようとしません。

樹乃倉
「勘違いしてねえか?好き好んで世話してるわけじゃねえんだ、俺はな独りがすきなんだ、お前の飯なんか食わねえしぱっぱとお前にゃ消えてほしいと思ってんだよ」

文句を言い出した樹乃倉の口へ雫がチキンを突っ込んでいきます。

草野雫
「そんな言い方しなくたっていいじゃないですか!あたしだってわかってるんです、どうしようもないのかなって・・・でもそんなの嫌じゃないですか・・・」

雫は友人とキャンプをしてからその楽しさにハマっていました。

しかし周囲とは温度差があるためソロキャンプデビューすることにしたのです。

樹乃倉
「一つ言っておくぞ・・・お前にソロはまだ早い・・・!」
草野雫
「え・・・!」

ソロキャンプをするための知識と経験が雫には足りません。

自由で気楽なソロキャンプなのですが、その自由を満喫するためには責任が付きまとうことを雫は理解していませんでした。

樹乃倉
「それがわかったら今日のところは帰れ・・・だがその前にうまい飯のお返しに一つだけ教えてやる、俺はなお前が来るまで今日は独りきり・・・独り占めできるって思ってたんだ」

樹乃倉は独り占めしようと思っていた満天の星空を雫に見せてあげます。

あまりにも綺麗な星空を見ると雫の心も晴れ渡っていきました。

草野雫
「ずるかぁ!知っとったでしょ!?こがん綺麗な星空・・・独り占めするつもりやったとでしょ!?」
樹乃倉
「あぁそうだよ・・・この時間くらいに雲が晴れるのは予報見てわかってたからな、この空が本当は俺だけのもんだったのによ・・・」
草野雫
「ダメです!そんなのあたしが許しません!」

ここで初めて樹乃倉が雫の可愛さに気がつきます。

樹乃倉
「なんでお前に許しをもらわなきゃいけねぇんだよ、下半身丸出しのくせに」

ドキッとした感情を樹乃倉が表に出すことはありません。

そんな樹乃倉に雫がわがままな提案をしてきました。

草野雫
「あたしが安心してソロができるその日まで!あたしっおじさんについていきます!!」
樹乃倉
「何言ってんだお前!俺は独りが良いんだって言ってんだろ!ソロキャンプがやりたいんだよ!俺は!!」
草野雫
「安心してください・・・ソロキャンプです!ふたりでソロキャンプです!ふたりソロキャンプしましょう!師匠!!」

こうして雫は勝手に樹乃倉の弟子になってしまったのです。

雫が本当のソロキャンパーにとしてデビューできる日はいつになるのでしょうか!?

 

ふたりソロキャンプ』を読んだ感想

独りをこよなく愛する樹乃倉と自由奔放な雫の対照的な姿が読んでいて気持ち良かったです。

またこの漫画を読んでいると独りでもアウトドアに出かけてくなりますね。

大自然の美しさとキャンプの醍醐味を教えてくれる『ふたりソロキャンプ』

漫画を読んだ後はお近くのキャンプ場へ足を運んでみてください。

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