『スーサイドライン』のネタバレ！無料の試し読み情報も！

今回は「naked ape」先生の『スーサイドライン』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

『スーサイドライン』はこんな漫画(あらすじ)

捜査一課殺人犯捜査一係の黒田雅刀は幼少期に惨殺された家族と監禁された経験から、遺体の臭いをかぎ取れる特殊な能力を宿すようになりました。

この能力によって黒田は誰よりも早く遺体を見つけることができます。

そんな彼に命じられたのは警視庁内に新設された行方不明者の捜索を担当する特命捜索・捜査室への異動でした。

異動となった黒田は捜査室で伊香賀という天才的な犯罪心理分析官と出会うことになります。

2人が出会うことによって行方不明者の命を救うドラマが始まることになるのでした。

特殊な能力を駆使して犯罪を解決していく刑事の姿を描いた『スーサイドライン』！

今回は本格派のサスペンス漫画について、ネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。

スリリングでミステリアスな物語を読みたい人はこの漫画を選んでみてください。

『スーサイドライン』の魅力紹介（ネタバレ含む）

前編

川原で黒田雅刀が死体の捜索を行っています。

その様子を特命捜索・捜査室の伊香賀が見つめていました。

「捜索犬が2時間でどれだけの広さを捜せると思う・・・？たった二畳ほどだ、それに比べて彼はどうだ？」

優秀な捜索犬でも簡単に遺体を見つけることはできません。

しかし黒田はあっという間に遺体を見つけてしまいました。

「ほら見つけた、これが8体目なんだ、彼は一体どうやって死体を見つけているんだ？」

黒田がいとも簡単に遺体を見つけたところで、伊香賀のモニタリングが終了します。

モニタリングされていたことを知らない黒田知りません。

そんな彼は警視庁に戻るとトイレで嘔吐してしまいます。

「オエッ・・・！はぁっ・・・はぁっ・・・やばい・・・まだ見えるし臭う・・・こんなに長く続いたことないのになぁ・・・」

幼い頃に家族を惨殺され監禁された経験がある黒田は、遺体の臭いが赤い線として見えるようになりました。

今回も特殊な能力を使って遺体を見つけたのですが、その光景が脳裏から離れなくなっています。

黒田が死臭に苦しんでいると背後から刑事部捜査一課課長の永瀬が声をかけてきました。

「三択だ、1、観念してカウンセリングを受ける、2、一週間の自宅待機・・・3、別の部署の手伝い、どれがいい？」

少し驚きながら黒田は笑顔で対応します。

「それ一択じゃないですか」

気分が回復した黒田は永瀬と歩きながら話をすることにしました。

「特命捜査・捜査室って聞いた事あるか？」

「まったくの初耳ですけど」

特命捜索・捜査室は本年度に開設されたばかりの部署です。

そのため黒田は名前すら聞いたことがありません。

「通称・索査室は特異行方不明者の捜索・捜査を専門に扱う部署だ」

「特異行方不明者って確か・・・行方不明の届け出の中で事件性が高い・・・もしくは可能性のある家出人・失踪者のことですよね？」

特異行方不明者は平成28年度だけで8万4850人となっています。

ただし8割は早期に発見されているため問題にはなっていません。

ですが行方不明者の数は年々増加していて、中には事件に巻き込まれていたにも関わらず捜索対象から外れていた者もいました。

「そこで行方不明者の登録情報を分析して事件性の高いものを初動捜査し、捜査本部を立てる証拠集めをしたり他部署の捜査支援をする為に人捜しの専門家を集めて作ったのがここだ」

永瀬は黒田に生きてる人間を見つけてみないかと尋ねてきます。

「やっぱり・・・課長は俺のこと死体ばっかり見つけるやつだと思ってたんだ・・・」

三択を提示された黒田なのですが、彼は索査室への異動を断ることができません。

新たに開設された部署で黒田は自らの能力をどのように使っていくのでしょうか！？

死体を見つける特殊能力を持った黒田が、どこか悲しそうな表情を浮かべている姿が印象的でした。

また特殊能力を使って死体ではなく行方不明者をどのように捜すのかが気になりますね。

犯罪を解決する刑事の姿を斬新な設定で描写していく『スーサイドライン』！

ここから黒田と伊香賀が出会うことによって本格的な捜査がスタートしていきます。

クールでイケてる2人の刑事から目を離さないでください。

後編

異動を命じた永瀬は黒田が死体ばかり見つけることを心配していました。

そのことを話していると2人の前に索査室の伊香賀が現れます。

「捜査補助はいらないって言いましたよね？永瀬課長」

上司が会議中のため伊香賀は1人でやって来ました。

黒田にとっては初対面のため、永瀬が伊香賀のことを索査室の捜査官として紹介します。

「は、はあ、どうも初めまして・・・」

「警視庁捜査一課ナンバー1イケメン黒田雅刀ですよね？」

「あ、そんな恐縮です」

いきなり呼び捨てにされた事で黒田は少し動揺してしまいました。

そのことを気にせずに伊香賀が話を続けます。

「人捜しに顔の良さは要りません、それに見つけたいのは死体じゃない、生きてる人間だ」

「えーと・・・」

敵対するかのような態度を取った伊香賀はそのまま立ち去って行きました。

「むかつく奴だろ？今日からしばらくあいつの捜査補助だ」

「ええー・・・」

文句を言いたくなる黒田なのですが命令に逆らうことはできません。

「さあ行け、課長命令だ」

こうして黒田は索査室へ異動となりました。

仕方なく命令に従った黒田は伊香賀の車へ乗り込みます。

「本日はよろしくお願いしまーす」

「降りろ」

伊香賀に舌打ちされてしまうのですが黒田は車から降りようとはしません。

そのため伊香賀は嫌な顔をしながらエンジンをかけます。

「索査室って皆さん専門家なんですよね、伊香賀さんの専門って？それにこれから僕らはどこに向かうんでしょう？」

「Ｏ市に行く、昨日の夕方、母親から行方不明届けが出た中学生、山井未莉を捜す」

タブレットで女子中学生の情報を見せてきました。

「でも事件性なしって書いてありますけど」

「登録した時はな、だが今朝登録内容が更新されて、要注意案件として上がってきた」

実は今朝、女子中学生本人から母親宛に失踪宣告書が届けられたのです。

「失踪宣告書・・・？」

失踪宣告書とは失踪した本人が自分の意思で失踪したことを宣告する書面で、事件性と自殺する意思がないことを明記しているため本来は捜査対象には当たりません。

索査室では都内で毎日登録される行方不明者のデータを分析していて、一定の条件を満たすと自動的に警告が出るようにプログラミングされています。

「警告の出た対象者はまず警視庁内で可能な限り行動確認をする」

「警視庁内って・・・外に出ないでどうやって？」

生きてる人間の行動は監視カメラの映像解析や携帯電話、クレジットカードの情報などから分析することが可能です。

「足を使わずともデータ上から様々な事がわかる、点と点を繋いで線にすればいい」

「なるほど・・・」

このようなデータから伊香賀は重要な情報を掴んでいました。

「監視カメラの死角を選んで下校中の彼女を連れ去った車が盗難車だとわかった、内容の正確な失踪宣告書を書かせ用意周到に彼女を連れ出した大人がいるとしたら？」

「それって・・・確実に誘拐事件じゃないですか」

2人が捜査を開始した頃、誘拐された女子中学生が犯人から強姦されそうになっています。

果たして黒田と伊香賀は女子中学生が遺体となる前に事件を解決することができるのでしょうか！？

2人が事件の真相に迫っていく様子は実際に漫画を読んでお確かめください。

『スーサイドライン』を読んだ感想

遺体を誰よりも早く見つける男と、犯人を誰よりも早く見つける男のコンビがかっこよかったです。

また自殺を意味するスーサイドという単語をタイトルにしているところも意味深だと思いました。

行方不明者の命を救うため奮闘する刑事が魅力的な『スーサイドライン』！

タイプの異なるイケメンが活躍するサスペンス漫画になっています。

幾重にも張り巡らされた事件解決への伏線と謎解きの面白さを体感してみてください。

電子書籍を無料で読んでみませんか？

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです！

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT！

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか？

U-NEXTでは電子書籍を34万冊以上配信しているんです。

しかも新規登録から31日間は無料なんです！

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか？

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ！

このポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています！

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上！

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください！

無料トライアルはこちらから↓↓↓