神様のジョーカーのネタバレ!最終回の結末はどうなる?

今回は「原作 楠みちはる 作画 佐原ミズ」先生の『神様のジョーカー』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

神様のジョーカー』はこんな漫画(あらすじ)

緒方希和(おがたきわ)は平凡な大学生で、現在は就職活動の真っ最中なのですがなかなか内定がもらえません。

消極的な希和は年上の彼女で大手出版社に勤めている島崎茉洋(しまざきまひろ)からいつも叱られています。

しかし希和には誰にも言えない不思議な特殊能力を持っていました。

強く願うと望みを叶えることができ、その代償として何かを失うという特殊能力を茉洋に打ち明けたことで2人の運命の歯車が大きく狂いだすことになります。

神様が授けた特殊な能力は2人にどのような代償をもたらすのでしょうか!?

特殊能力に翻弄される男女の運命を描写した『神様のジョーカー』!

今回は願いが叶う能力を持った主人公が幸せなのかどうかを問いかけていくヒューマンドラマの魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

幸せになるために支払わなければいけない代償と向き合ってみてください。

 

神様のジョーカー』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

街の小さな本屋でアルバイトをしている希和が掃除をしていると、通りかかった女子高生が推薦入試の結果を神頼みしています。

女子高生の姿を横目で見ていると店長が就職活動の状況について質問してきました。

先ほど不採用を通知されたことを伝えると、店長は真面目な希和が採用されないことはおかしいと言ってくれます。

緒方希和
「いや・・・俺よりレベル高い奴、沢山いるんで・・・」

バイトが終わった希和は彼女の茉洋と待ち合わせをしている場所へ向かいました。

すると到着早々、茉洋がお尻を蹴ってきます。

島崎茉洋
「おっそい!あー疲れたぁ、今週ずっと走りっぱなし・・・足痛くて死にそう」
緒方希和
「お疲れ様」

疲れている彼女を気遣う優しい希和は蹴られたことを責めるようなことはしません。

そんな彼氏に茉洋はリフレッシュしたいため家で飲みたいと言ってきます。

しかしこの日は駅前の居酒屋で飲む予定になっていました。

島崎茉洋
「席無かったから家飲みに変更!ほらコンビニ寄って帰ろ」

茉洋は希和の1つ年上で交際してから3年が経過しています。

これまでは同じ大学の同じサークルだったためいつも一緒にいることができました。

ですが一足先に茉洋が社会人になったので2人が会うのは1週間ぶりです。

コンビニに到着すると茉洋が希和に就職活動の状況を質問してきました。

希和は製菓会社の三次面接に落ちてしまったことを正直に話します。

緒方希和
「まぁ俺には過ぎた会社だったんだよ」
島崎茉洋
「こうなったらパワースポット巡って神頼みでもしてこよっか」
緒方希和
「あー・・・俺それ苦手・・・」
島崎茉洋
「そうなの?まぁ願ったところで叶う保証無いもんね」

茉洋は冗談のつもりで言ったのですが希和は真剣な表情に変わっていました。

ここで初めて希和が自分の特殊能力について茉洋に語りだします。

緒方希和
「いやむしろ叶うっていうか・・・昔からそうなんだ、どういう訳か俺、神様に強く願うと叶う時がある、でもその代わり・・・叶った後には必ず犠牲を強いられる」
島崎茉洋
「何それ・・・初耳・・・」

希和がこの特殊能力を自覚したのは小学5年生の時でした。

運動会が嫌いな希和はいつも適当に参加していたのですが、この年は田舎から祖母が観に来ます。

祖母を悲しませたくない希和は最下位にだけはなりたくないと強く願いました。

その結果、先頭を走っていた子供が転倒して希和は3位になることができたのです。

緒方希和
「でも次の日・・・」
島崎茉洋
「つ・・・次の日?」
緒方希和
「自転車盗まれたんだ、他にも沢山とまっていたのに俺のが選ばれた、過ぎた欲への戒めだ・・・」
島崎茉洋
「黙れ阿呆!くっだらない事言ってないで気合入れて就活しろ!」

自転車を盗まれたという犠牲があまりにもしょぼかったため茉洋は下らない冗談だと思いました。

しかし希和が言っていることは真実なのです。

そのことを茉洋は身をもって知ることになるのでした。

 

 

願いが叶う能力は誰もが欲しいと思う特別なものだと思います。

ですがこの作品は願いが叶う反面、代償を支払わなければいけないことで能力を安易に使うことができない設定が物語を面白くさせていますね。

特別な能力に翻弄されていく男女の姿を表現していく『神様のジョーカー』

哲学的なストーリーで読者に様々なことを伝える内容になっています。

希和と茉洋に感情移入しながら続きをご覧ください。

後編

茉洋の家に到着するとビールを飲みながら話すことにしました。

島崎茉洋
「他には何を願ったの?さっきのくだらない話」
緒方希和
「ああ・・・後は・・・高校で留年しかけた時と・・・茉洋に会った時かな・・・」

自分の名前が出たことで茉洋は驚いてしまいます。

しかし希和は詳しいことを説明しようとしません。

島崎茉洋
「何よそれ・・・何願ったのよ」
緒方希和
「あー・・・何だっけ・・・もー願った、願いました、つい、こいつ俺にくださいよって」

照れる茉洋は話題を変えることにします。

そのために会社から持ってきたパンフレットを希和に渡しました。

島崎茉洋
「うちの会社案内のパンフレット、私は広告局だから編集の方は分からないけど、希和本好きだし受けてみたら?」
緒方希和
「冗談でしょ?茉洋の会社倍率いくつだと思ってんの?」

茉洋の会社は大手出版社のため希和は自分なんかに務まる訳がないと思っています。

消極的な希和はパンフレットを茉洋に返してしまいました。

島崎茉洋
「ああそうですか、それはすみませんでしたね、いつも消極的だよね、希和と同じ職場ならまた大学の時みたいに少しは楽しくなるかと思ったの!」

希和は申し訳なさそうに過去の願いについて話しだします。

高校2年生の時、留年しそうになった希和はテストの点が良くなるように願いをかけると、父親が仕事中に事故を起こしてしまいました。

傷は軽かったので無視することもできたのですが、ショックを受ける母親の姿を見た希和は偶然ではないと感じていきます。

緒方希和
「欲に負けて茉洋の事願った時は9年飼ってた犬が死んだ」
島崎茉洋
「嘘・・・!だからってそんなのたまたまよ!」
緒方希和
「うん、そうかもしれないけど欲や望みは分相応でいいやってその時決めた」

何かを代償に支払わなければいけないなら、分不相応な願いをすることは諦めました。

しかし茉洋はそんな希和を消極的で弱いと指摘します。

島崎茉洋
「じゃあ希和はこの先ずっと色んな事諦めながら生きていくの?理想に近付く為の嫌な思いなんて皆してるよ」
緒方希和
「え・・・」
島崎茉洋
「それなのに試す前から無理とか不向きとか・・・無理な事やってる人なんか沢山いる!希和のは偶然に託けて弱い自分を正当化したいだけでしょ?」

ここで茉洋に仕事の電話がかかってきたため会話は中断されました。

茉洋は大手出版社の広告局に勤めていて様々な企業に雑誌の存在価値をPRして広告枠を売っています。

広告枠を売ったお金に出版物の多くが支えられているため、茉洋は常にプレッシャーと隣り合わせになっていました。

何事にも全力で励む姿勢は希和が茉洋と出会った頃から変わっていません。

2人が出会ったのは希和が友人に誘われて名門大のオープンキャンパスに参加した時のことです。

人ごみを避けるように希和が校舎内を歩いていると頭上から本が落ちてきました。

緒方希和
「いって!」
島崎茉洋
「ごめん!大丈夫!?」

ここから本屋でアルバイトをしている希和と、文藝同好会に入っている茉洋が共通の話題で盛り上がっていきます。

しかしこの時の茉洋には別の彼氏が存在していました。

希和は茉洋の彼氏が浮気している現場を見てしまうのですがそれを伝えるようなことはしません。

緒方希和
「神様・・・その人の隣にいられる人間がゴミでいいなら・・・俺にその人くださいよ・・・」

その後、希和が推薦入学で茉洋と同じ大学に通うことになった頃、すでに彼氏は飲酒問題で退学していました。

ほどなくして交際することになった希和と茉洋は現在に至っているのです。

ですがいつまでも就職できないと茉洋に捨てられてしまうかもしれません。

さらに仕事で辛い状況に陥った茉洋を見た事で、希和の出版会社を受けてみることにします。

島崎茉洋
「受ける気になったんだ!」
緒方希和
「でも俺、茉洋に蹴られるくらいしか能ないよ」
島崎茉洋
「はは、そうだね、でも受けてくれるだけでも嬉しいよ、期待しないで待ってる・・・」

出版社の採用試験を受けることにした希和はすぐに茉洋へ伝えました。

そして電話を切ると神頼みを始めます。

緒方希和
「神様・・・神様・・・」

今回の神頼みによって支払う代償はどういったものなのでしょうか!?

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神様のジョーカー最終回の結末はどうなる?

茉洋は希和が持っている代償を支払う代わりに願いをかなえられる能力を興味を持ち始めます。

その中で最低な上司に別を与えていく茉洋。

次々と代償を支払いながら特殊能力を活用していきます。

そして2人はベテラン漫画家の過去を探ることになりました。

様々な謎を解明していく中、希和が授かった特殊な能力の本質が明らかになっていきます。

神様に与えられた能力にはどのような意味があったのでしょうか!?

最終回の結末は実際に漫画を読んでお確かめください。

 

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