今回は「原作 井龍一 漫画 伊藤翔太」先生の『親愛なる僕へ殺意をこめて』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『親愛なる僕へ殺意をこめて』はこんな漫画(あらすじ)
大学生の浦島エイジは人生を楽しむことをモットーに日常生活を送っていました。
しかしある日、彼は3日間の記憶を失ってしまいます。
その間に可愛い彼女が出来ていたり、ケンカで武勇伝を作っていたエイジ。
前向きな彼は理解できないこの状況すら楽しもうとするのですが、人に言えない過去の秘密を明かされてしまいエイジの人生は激変していくのでした。
複雑に絡み合う謎が読者を魅了していく『親愛なる僕へ殺意をこめて』!
今回はバイオレンスでスリリングなサスペンス漫画の魅力について、ネタバレを含みながらご紹介していきます。
一瞬たりとも目が離せないテンポの良いストーリーをお楽しみください。
『親愛なる僕へ殺意をこめて』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
10月23日、浦島エイジは大学の同級生たちと居酒屋で合コンをしていました。
その中で彼らは黒ひげ危機一髪を楽しんでいます。
罰ゲームがかかっているため緊張感が漂う中、最初に剣を刺したエイジが黒ひげを飛ばしてしまいました。
運の悪いエイジに与えられる罰ゲームは秘密を暴露することに決定します。
自分の秘密を告白しようとするエイジだったのですが、女性陣から童貞というしょうもない秘密はやめてほしいという声が上がりました。
この言葉に固まってしまったことで、エイジが童貞だとバレてしまいます。
彼の恥ずかしい秘密が明らかになった所で合コンはお開きになりました。
帰宅したエイジは気持ちを前向きに切り替えているようです。
そんな彼にとって不思議な現象が起きたのは翌朝のことでした。
スマホのアラームで目覚めたエイジは、二日酔いになっていないことを不思議に思っているようです。
すると一人で寝ていたはずのベッドから女性の声が聞こえてきました。
彼女は同じ大学に通う雪村京花という美女です。
しかしエイジにはなぜ京花が自分のベッドで寝ていたのか、その理由が全く分かりません。
エイジは裸の状態で目が覚めたのですが、童貞を捨てることはできなかったようです。
京花によると彼女はエイジの告白をOKして泊まることにしました。
ですが付き合ったばかりのため肉体関係を結ぶことは断ったそうなのです。
こうして機嫌が直った京花は大学へ向かいました。
彼女を笑顔で見送るエイジだったのですが、実はまだ状況がよく理解できていません。
京花は大学内でも有名な美女のため、当然のようにエイジの記憶に残っていました。
しかし彼女に告白した記憶はありませんでした。
人生は楽しんだ者が勝ちと思っている楽天家のエイジは、細かいことにこだわらない性格の持ち主なのです。
時間が経過していくうちに京花ともっと親密になれると浮かれているエイジ。
ですが彼に巻き起こる不思議な現象はこれだけではありませんでした。
エイジに降りかかった摩訶不思議な現象とはどういったものなのでしょうか!?
童貞なのですが日々を楽しく生きている主人公の姿に好感を持てました。
いきなりベッドの横から現れた京花の姿も可愛らしかったです。
そんな彼らを中心にここから一気にサスペンス漫画の様相を呈していく『親愛なる僕へ殺意をこめて』!
エイジが背負った残酷な過去が物語を謎めいたものにしていきます。
彼の過去と失われた3日間の記憶に注目しながら続きをご覧ください。
後編
京花を見送った後、エイジは浮かれながら大学へ向かいました。
その姿を近くに駐車している車内からカメラで撮影する男性の姿があります。
浮かれているエイジが盗撮されていることに気づかないでいると、別の男性とぶつかってしまいました。
エイジが言葉に詰まった理由は、ぶつかった男性が大学内で狂犬と恐れられている名脇という人物だったためです。
しかし怯えるエイジに対して狂犬は深々と頭を下げ立ち去っていきました。
何が起きたか分からないエイジが呆然としていると、昨日一緒に飲んでいた柏木が声をかけてきます。
名脇は左目に眼帯をしていたのですが、柏木によると彼の怪我はエイジの右ストレートでできたものだということでした。
状況が理解できないエイジなのですが、自分の右拳を見てみると大きく腫れ上がっています。
実は京花に言い寄っていた名脇を、エイジが勇気を振り絞って撃退していました。
このことはきっかけになり、エイジと京花は付き合うことになったのです。
しかし柏木から事情を聞いてもエイジにはそんな記憶は全くありません。
10月23日から1日しか経過していないため、エイジは当たり前のことを尋ねました。
ですが柏木から返ってきた言葉は意外なものだったのです。
柏木によると今日は24日ではなく27日だということでした。
1人になったエイジは頭の中で状況を整理することにします。
単純に考えると記憶喪失ということなのですがどうにも腑に落ちないエイジ。
しかしいくら考えてもこの状況を説明する言葉は思いつきませんでした。
そんな彼が大学から帰ろうとすると、京花が一緒に帰ろうと言ってきます。
この日も泊めてほしいと言ってきた京花に対して、エイジは鼻の下を伸ばしていました。
彼女と一緒にいられることで幸せを感じるエイジだったのですが、この幸せをぶち壊す男性が目の前に現れます。
男性は一寸という名前のフリーライターで、後編の冒頭でエイジを盗撮していた人物でした。
一寸は京花の前でエイジが抱える秘密について語り始めます。
必死に止めようとするエイジを無視するかのように、一寸は彼が殺人犯の息子だということを暴露しました。
15年前に起きた通称”LL事件”は女子大生が何人も行方不明になり、惨殺された死体で発見された衝撃的な事件です。
その犯人がエイジの父親である八野衣真という人物でした。
誰にも知られたくなかった秘密を暴露されたエイジは、ゆっくりと京花の様子を見てみます。
すると彼女は今まで繋いでいた手を離してしまいました。
落ち込むエイジだったのですが、京花が意外な行動を取り始めます。
実はエイジの秘密を知っていた京花が一寸を追い払ってくれました。
彼女は秘密を知った上で、父親が殺人犯であろうとエイジには何の関係もないと考えていたのです。
人生は楽しむものだと思っているエイジだったのですが、京花の行動によって涙が止まらなくなってしまいました。
そんな彼のことを京花が優しく抱き締めてあげます。
こうして忌まわしい過去からエイジは解放されることができました。
ですが実は彼に巻き起こる惨劇はまだプロローグに過ぎなかったのです。
エイジが京花の愛を感じた数日後、15年前のLL事件を彷彿とさせるような惨殺死体が発見されました。
果たしてこの惨殺死体はエイジとどのような関わりを持っていくのでしょうか!?
謎に満ち溢れたここから先の展開はご自身の目で漫画をお読みになってご確認ください。
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『親愛なる僕へ殺意をこめて』
エイジの記憶がなくなった理由や発見された惨殺死体など、謎めいた展開が連続する物語ですね。
テンポ良くストーリーが進んでいくので目が離せないところも魅力的な漫画だと思いました。
息する暇さえ与えないミステリアスな注目点が目白押しの『親愛なる僕へ殺意をこめて』!
この漫画は連載当初から大きな注目を浴びている作品です。
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