チャンネルはそのまま!(漫画)のネタバレ!ドラマ化が決定です!

今回は「佐々木倫子」先生の『チャンネルはそのまま!』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『チャンネルはそのまま!』はこんな漫画(あらすじ)

HHTVという北海道のローカルテレビ局に採用された22歳の雪丸花子は、天然でおっちょこちょいな女性です。

実は彼女がこのテレビ局に採用してもらった理由は、バカ枠に最適な人材だったからでした。

バカ枠とは知らずに入社初日から意気込む花子。

彼女は一般職として採用されたのですが、個性的な存在感で局内と視聴者の視線を釘付けにしていくのでした。

華やかなテレビ業界の実態をコミカルに描いていく『チャンネルはそのまま!』

今回は笑えて泣けるドタバタコメディの魅力について、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

ドラマ化が決定した傑作漫画を見逃さないでください。

 

『チャンネルはそのまま!』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

新卒採用者を内定する会議がHHTVの社内で行われています。

この会議で1人の女性が議題に挙げられていました。

ある幹部社員は不採用だと言うのですが、別の幹部社員はバカ枠で採用するべきだと主張しています。

女性の名前は雪丸花子といい、彼女を採用するかどうかは社長の意思に委ねられることになりました。

決定を任された社長の鶴の一声で花子はテレビ局への内定を頂くことになったのです。

その内定報告を実家がある北海道恵庭市で知らされた花子を、親戚一同が集まりお祝いをすることになりました。

しかし一般職で採用されることになった花子のことを、親戚はアナウンサーになれたと思い込んでいるようです。

花子
「アナウンサーは別枠!試験も別!私は一般職ですからね」

春を迎えると、どうにかして誤解を解いた花子が意気揚々とテレビ局へ向かう姿が見られました。

ですがこの時の彼女は自分がバカ枠で採用されたことを知る由もなかったのです。

花子
「今日から報道記者かぁ・・・この私が報道記者、なんかへんなの」

恥ずかしそうにしながらニュースセンターへ向かいました。

そこで元気よく挨拶する花子だったのですが、ニュースセンターには誰もいません。

よく見てみると同期の山根という男性社員の姿がありました。

花子
「あっ山根くん、おはよう!」
山根
「なんでおまえも報道部なんだよ、どこかよそへ行ってくれよ」
花子
「そんなこと言わないで仲よくやろうよ、同期なんだから」

しかし山根には花子と仲良くやっていこうという気持ちはありません。

山根
「なんだよそのスーツ!アナウンサーのまねか?深刻な取材があったらどうするんだ!?」
花子
「きょ・・・今日は初日の挨拶があると思って・・・おばあちゃんが買ってくれたの!」

2人が少々言い争いになっていると、ニュースセンターのデスクが声をかけてきました。

デスク
「おまえたちの席、ここな!ほい、腕章と社用携帯、絶対なくすな!」

山根と花子が身の引き締まる思いを抱いていると、ニュースセンターに大雨で川が増水したという連絡が入ります。

上司の命令によりこの現場の取材に同行することになった花子。

まずはニュースの素材となる映像を撮影するため、花子を含むクルーは上流に向かいました。

先輩記者が現場をリポートする姿を見ながら、花子はその光景を一生懸命目に焼き付けています。

テレビのニュース映像ではインパクトのあるアップ画像が求められているため、少しでも迫力ある背景を探すクルーたち。

そんな中、川の水位がさらに上昇したことによって、花子がいる現場の映像がお昼のニュースで使われることになりました。

しかしここでアクシデントが起きてしまいます。

デスク
「なんだ!?どうしたんだ!?」

社内から電話連絡をしていたデスクが大きな声を耳にしました。

実はこの時、取材していた記者がぬかるみに足を取られ転んでしまっていたのです。

怪我の具合が思ったよりも酷かったため、記者はこのまま取材を続けることができません。

デスクが増水の中継を諦めようとした時、花子に白羽の矢が立ったのです。

こうして入社初日から報道記者としてニュースに出ることになった花子。

おっちょこちょいな彼女は無事に記者デビューを飾ることができるのでしょうか!?

 

 

バカ枠で採用された花子は、良い意味で周囲から注目を置かれる女性ですね。

成績だけでなくこうした個性を受け入れたテレビ局は、とても器の大きい企業だと思いました。

明るい性格が取り柄のヒロインがテレビ業界で奮闘する様子を表現していく『チャンネルはそのまま!』

会社の期待通り誰も予測がつかない行動と、生まれ持った運の良さでピンチを凌いでいく花子の姿がチャーミングに描かれた物語です。

彼女の頑張りに勇気をもらいながら続きをご覧ください。

後編

先輩記者が怪我したことにより、花子は急に記者デビューをすることになってしまいました。

しかし新人の彼女には何を伝えればよいのか分かりません。

花子
「わ・・・私・・・私がテレビに出るんですか!?原稿は!?」

クルーたちは現場に到着したばかりのため原稿があるわけもなく、先輩記者が見た目をつけろと言ってきます。

見た目をつけるという言葉には、目の前にある状況をそのまま言葉にするという意味がありました。

突然の出来事に無理だと思う花子なのですが、ニュースの開始時間は1分後に迫っています。

あまりの状況に花子が落ち込んでいると、先輩記者に渡された携帯からデスクの声が聞こえてきました。

デスク
「マイクを拾いなさい!逃げちゃダメだ!!」
花子
「デ・・・デスクが見ている・・・どこから!?」
デスク
「ばかもの、モニターで見てるんだ!しっかりしろ!ギリギリの場面で腰が据わっているかどうか、それが明暗を分けるんだ!」

カメラが撮影する映像を見ながらデスクが花子に指示を送ります。

ですが花子にはまだ自分が何をすれば良いか分かりませんでした。

花子
「できません!一人でなんて」
デスク
「一人?雪丸・・・おまえは一人なんかじゃない・・・なーんて甘いこと言うと思ったか!いいか、記者はな・・・いつだって一人なんだー!!」

こうしてデスクに活を入れられた花子は、仕方なく現場の状況をリポートすることになったのです。

そうこうしているうちについにニュースの開始時刻が訪れました。

局内のスタジオにいるニュースキャスターが予定通り現場の花子に呼びかけるのですが、緊張しているため何も話してくれません。

花子
「川・・・あっ、川!流れている物ですか?・・・ゴミです」

これ以上何も言わない花子を見ていたADが映像をスタジオに切り替えようとします。

デスク
「待て、ガマンだ!」

苦渋の選択をしたデスクに対して、ようやくここで花子が現場のリポートを始めました。

花子
「他には・・・バケツ・・・それからたらい・・・?桶・・・?あっドラム缶!これは大変です!さらに大きな板のようなものが・・・」

必死に状況を伝えようとするのですが、花子のリポートは決して上手だとは言えません。

しかしここで花子が視聴者の関心を引くものを見つけました。

花子
「人です!人が板の上に・・・助けを求めています!」

彼女の言葉にニュースを見ていた視聴者がテレビ画面に釘付けとなっていきます。

花子
「あああああ、流れてくる・・・た・・・助け・・・?助けるべきですよね!?」
デスク
「誰に聞いてるんだ!?視聴者か!?」

デスクが大慌てするのも無理はありません。

花子
「猿!?なぜ北海道にニホンザルがいるのでしょうか!?」

花子が発見したのは、板に乗って流されている猿だったのです。

視聴者は花子がこの猿を助けるのかどうかが気になっていました。

花子には視聴者の関心が自分と猿に向けられていることは知る由もありません。

しかし彼女の胸に秘めていた記者魂が、花子を猿の救出に向かわせました。

花子が猿の救出に向かったところで、映像はスタジオに切り替わってしまいます。

こうしててんやわんやだった花子の記者デビューは終了を迎えました。

HHTVの社内ではこの映像に賛否両論の声が上がってしまいます。

ですが放送終了後には視聴者応答室に、花子と猿の安否を気にする電話が鳴り止むことはありませんでした。

良い意味でも悪い意味でも鮮烈な記者デビューを飾った花子。

ここから始まる彼女の痛快な奮闘記はネタバレする訳にはいきません。

ユーモアを交えながら描かれる花子のハラハラドキドキな物語は、実際にご自身の目で漫画をご覧になってお確かめください。

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『Heaven?』のネタバレ!ご苦楽レストランのキャストは?

2019.07.12

 

『チャンネルはそのまま!』決定したドラマ版のキャストは?

『チャンネルはそのまま!』は2019年春にドラマ化されることが決定しています。

人気漫画のドラマ化に多くのファンが喜んだことでしょう。

雪丸花子役には2016年度後期のNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』でヒロインを務めた芳根京子さんがキャスティングされました。

放送は北海道地区のテレビドラマと、ネットフリックスでの先行配信となっています。

多くのファンが人気漫画のドラマ化を心待ちにしていることでしょう。

是非ドラマが放送される前に原作漫画をチェックしておいてください。

 

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