『僕の呪いの吸血姫』のネタバレ(漫画)!第2話の見所は?

今回は「金井千咲貴」先生の『僕の呪いの吸血姫』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『僕の呪いの吸血姫』はこんな漫画(あらすじ)

吸血鬼が人を喰い殺すようになった日本で、対吸血鬼保安隊第7中隊第1班班長の緒坂唯鈴(おさかいすず)は懸命に吸血鬼と戦ってきました。

しかし強大な力で人を襲う吸血鬼に多くの仲間たちを喰い殺されてしまいます。

どうしても人を守りたいと強く願う緒坂は、吸血鬼を殺す美人吸血姫バロックが非公式に拘束されているという情報を手に入れました。

国家が管理する研究施設に潜入しバロックを解放した緒坂は、彼女の特殊な能力で吸血鬼を殺すことに成功します。

ですが最重要機密のバロックを奪い去ったことで、緒坂は政府に拘束されてしまいました。

それでも緒坂は人類を守るためにバロックの力が必要だという考えを曲げません。

バロックの活用方法を巡って緒坂と国家が対立していく『僕の呪いの吸血姫』

今回は吸血鬼と人間の争いを題材にしたSFファンタジー漫画の第2話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

美しき吸血鬼殺しバロックに対する新たな敵が出現しますよ。

 

『僕の呪いの吸血姫』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第2話前編

バロックを奪い去った罪で拘束された緒坂が人工呼吸器に繋がれています。

「起きろ、対吸血鬼保安隊第7中隊第1班班長緒坂唯鈴、聴取を始める」

榊防衛副大臣を筆頭に役人たちが緒坂を取り囲みました。

しかし冷静なのは榊だけで、他の役人たちは最重要機密のバロックを盗まれたことに動揺しています。

バロックを野に放った緒坂は国民の命を危険に晒しました。

しかし一方で市民の死傷者はゼロで、バロックを無傷かつ無抵抗で回収できたことから吸血鬼を殺させた功績が大きいという考え方もあります。

ただ最重要機密に関わる政治家のほとんどは、バロックが呪いで吸血鬼を殺したという報告を信じていません。

呪いなど信用しない政治家たちは緒坂を犯罪者として断罪することにしました。

「緒坂唯鈴、お前は聴取が終わり次第事故死として始末される事が決まった」
緒坂唯鈴
「死人に口なしですね、殺される前に申し上げます、榊防衛副大臣、バロックさんに吸血鬼殺しの協力をお願いして頂けませんか?」

緒坂の狙い通りバロックは人間に危害を加えず、吸血鬼を倒せることを証明してくれたのです。

そんなバロックを監禁するだけということは国家の損失だと主張しました。

「バロックの今後の処遇だがな、今までと同じ無期限の拘束が決まったぞ」

無期限の拘束と決めた判断が正気とは思えません。

緒坂はこの決定に断固として反対します。

緒坂唯鈴
「・・・私が録った記録をご覧になりましたか?彼女は一切人間に危害を加えていません」
「盗人が録った記録が信用出来るか?何より呪いの存在さえ眉唾物なのに吸血鬼を使って吸血鬼を殺すなど不安要素が多過ぎる」

バロックの言動は奇跡的なほど友好的でした。

それを知りながら保守的な態度を崩さないことが信じられません。

榊は今回の一件で寧ろバロックへの不信感を強めていました。

呪いが本当ならバロックが緒坂を誑かしたことも考えられます。

バロックが緒坂を操って脱走を試みたなど、揚げ足を取るならいくらでも取れました。

緒坂唯鈴
「眉唾物の呪いで私を操る可能性を見出すとは・・・随分バロックさんに期待なさるんですね?まぁ私の記録を見れば当然か、彼女が吸血鬼を倒した時・・・私達は同じ夢を抱いたはずです」

緒坂はバロックの存在によって吸血鬼の被害を撲滅できるという夢を抱いたのです。

人類は希望を抱いては砕かれることを繰り返してきました。

政府や役人は吸血鬼対策などで疲弊しています。

また吸血鬼被害によって日経平均の暴落にも終わりが見えません。

緒坂唯鈴
「現状を変えたいと思いませんか?もうすぐ私は死ぬ身ですので、未来をどう生きるかは貴方方で自由にご選択ください」

緒坂と榊のやり取りは別室に控える防衛大臣も視聴しています。

それでも防衛大臣は緒坂の意見に反対の姿勢を崩しません。

しかし他の上層部は緒坂の意見に耳を傾け始めます。

その上でバロックを本当に扱えるか尋ねました。

緒坂唯鈴
「これは独り言ですが今までと同じでは必ず失敗します、バロックさんと信頼関係を築ける存在を傍に付けるべきかと・・・」
「どういう人間なら任せられる?」
緒坂唯鈴
「吸血鬼や呪いに偏見を持たない人間・・・吸血鬼との戦闘に慣れていて出来れば頭がキレる方を・・・」

緒坂の言うような超人がいるとは考えられません。

ここで聴取している榊に非常事態が報告されます。

吸血鬼がこの施設に侵入し、応接室にいた防衛大臣を殺害しました。

警備していた者は吸血鬼との戦いが未経験のため、すでに半数以上が殺されています。

侵入してきた吸血鬼は一言だけ、バロックは何処だ?と語ったことも報告されました。

榊の部下たちは吸血鬼がバロックを取り返しにきたと主張します。

緒坂唯鈴
「逆の可能性もあるかと・・・吸血鬼殺しのバロックさんを始末しに来た・・・何を決めるにも当事者からの聞き取りが少な過ぎると思いませんか?」
「バロックと通話を繋げ」

一安心する緒坂ですが、彼の望み通りバロックは吸血鬼殲滅に手を貸してくれるのでしょうか!?

 

 

バロックと協力して吸血鬼を殺した緒坂でしたが、違法な手段を使ったことでその功績は認められませんでしたね。

確かに緒坂は正当な手続きを無視しましたが、バロックを拘束していた政府の保守的な態度では国家を救えないと感じました。

人類を救うため手段を選ばない緒坂とバロックの奮闘を表現していく『僕の呪いの吸血姫』

どのような言葉で説得しても保守的な政府はバロックの存在意義を認めてくれません。

しかし異常事態が巻き起こったことで緒坂とバロックを取り巻く環境が一変しますよ。

第2話後編

榊が通話でバロックから事情聴取を始めます。

「バロック質問に答えろ、吸血鬼が貴様に会いに来ている、客と貴様はどういう関係だ、貴様が呼んだのか?」

バロックは何も答えません。

記録では緒坂と会話していました。

「・・・貴様を連れ出した男はまだ生きている、今後の扱いは貴様の態度次第だ、客と貴様はどういう関係だ?」
バロック
「いつも通りの関係です、その吸血鬼が人殺しなら私に敵対、友好的に関わらずその吸血鬼の髪の毛、爪、体液などの材料を手に入れ呪い殺します」
「ここを襲撃している吸血鬼を貴様なら殺せるのか?」
バロック
「もちろんです・・・ただし私と一緒に捕まった彼の補佐がなくては出来ません」

榊の質問にバロックは意外な答えを返します。

想定外の答えに榊や部下は戸惑っていました。

「何故あの男にこだわる」
バロック
「・・・あの方に恋をしたからです」

恋をした以外の理由はありません。

上層部はバロックの発言を偽りだと疑いますが、榊は非常事態のため独断で結論を下します。

緒坂唯鈴
「バロックさんとの話し合いはどうなりましたか」
「吸血鬼迎撃にバロックを試験運用する、補佐役は緒坂唯鈴を任命した」
緒坂唯鈴
「僕・・・?ど、どういうことですか!」

上層部はバロックに緒坂を差し出さず、人質にして都合の良い命令を出すつもりでした。

しかしバロックは尋問に20年黙秘を貫いた強情な吸血鬼なので、榊はこれ以上被害が拡大する前に従うべきだと判断したのです。

「いい機会ではないですか、バロックを使うか否かの判断には必ず試験運用が必要です、今やってしまいましょう」

20年もバロックを監禁してきたので、榊は吸血鬼対策にバロックが使えるか否かの解答が欲しいと考えていました。

責任は全て榊が採ることによって試験運用の実行が開始されます。

警備兵に連れられた緒坂がバロックの元に連れて行かれました。

緒坂唯鈴
「補佐役としてよろしくお願いします、またお会いできて嬉しいです、バロックさん」
バロック
「・・・こちらこそ・・・では私達にも敵の状況を教えてください」

現在は5階から3階までの部屋が吸血鬼に襲われています。

地下2階にいるバロックと緒坂は気づかれる前に呪いの準備を始めることにしました。

呪いに必要なため、昨日呪い殺した吸血鬼の死体を使わせてもらいます。

緒坂唯鈴
「おぉ!いい感じですよ、もう一息で完成ですね」
バロック
「これなら廊下全体を呪える上に完全な魔法陣は真逆にある侵入経路から見られませんね・・・呪術という物は基本的に敵に仕掛けを知られたら威力が弱まる弱点がありますが・・・貴方こんな隠し方よく思い付きましたね」
緒坂唯鈴
「いえ・・・その・・・バロックさん誘拐するために死角は気にしていましたので」

続いてバロックは次の魔法陣を描くため、緒坂の肩に乗せてもらいながら奥の壁へ向かいました。

警備の者から少し距離が離れるとバロックが緒坂に耳打ちします。

バロック
「このままでは敵を倒しても私に全員殺されます・・・吸血鬼にとって人の血は精神の栄養です、飲まずにいれば吸血鬼の本能に支配され人を襲う・・・あと一度呪術を使えば私はおそらく限界が来ます、貴方を危険に晒したくないのに・・・ごめんなさい・・・どうか・・・貴方の血を私に分けて下さいませんか」
緒坂唯鈴
「嬉しいです、貴方に頼って頂けて、昨日は誘ってもフラれましたからね」

約束を交わした2人は防犯カメラや警備の死角になる柱の影へ向かおうとしましたが、榊から吸血鬼が接近しているという連絡が入りました。

地下2階に現れた吸血鬼は一瞬で警備の者を殺害します。

バロック
「私に何の用ですか?誰かの復讐?それとも寝首をかかれないための自衛?」

吸血鬼が侵入してきた理由は都市伝説となっている超スーパースターの吸血鬼殺しバロックの首を娘にねだられたためでした。

個人的な理由で襲撃したきた吸血鬼に緒坂が攻撃を仕掛けます。

しかし人間の力では吸血鬼に通用しません。

ここでバロックが近くに置いていた机を吸血鬼に向かって投げつけました。

ですが特別な攻撃ではないので簡単に避けられます。

バロック
「貴女を倒すのは私じゃない、その吸血鬼の心臓・・・好きにしていいですよ」

バロックが使ったのは死霊使役という呪術でした。

この呪術を発動させるには魔法陣の中に敵がいる、土曜日の日没後3~4時間後に呪いをする、魔法陣は使役する吸血鬼の死体で描くという3つの条件があります。

呪術が発動したことで昨日殺した吸血鬼が侵入してきた吸血鬼の心臓を噛み砕きました。

緒坂唯鈴
「バロック・・・さん・・・っ!」
バロック
「・・・貴方に会えて・・・よかった・・・殺して」

呪術を使ったバロックが限界を迎えてしまいます。

吸血鬼の本能に抗えないバロックが緒坂の血を求めてきました。

緒坂は抵抗せずにバロックの襲撃を受け入れます。

そのままバロックに自分の血を分けてあげました。

緒坂唯鈴
「顔色・・・よくなりました・・・ね」

約束通り血を分けてあげたのでバロックが正気に戻ってくれます。

一連の様子を監視していた榊は重大な決断を下しました。

「緒坂まだ意識はあるな?バロックは引き続き運用する、首輪として緒坂が傍に付け、手始めに日本全域の吸血鬼を殺すぞ」

正式にバディとして認められた緒坂とバロックは、日本に潜伏する吸血鬼を殲滅できるのでしょうか!?

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『僕の呪いの吸血姫』はこんな人にオススメ

興奮を味わえるSFファンタジー漫画を読みたい人にオススメしたい作品です。

吸血鬼の力を借りて吸血鬼の殲滅を目指す人類を戦いを迫力満点に描いていますよ。

緒坂に心を開いたバロックが人類に協力していく『僕の呪いの吸血姫』

様々な呪いを用いてバロックが吸血鬼を殺していきます。

美しい吸血姫の姿に魅了されてください。

 

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