僕の呪いの吸血姫のネタバレ(漫画)!吸血鬼バロックの正体は?

今回は「金井千咲貴」先生の『僕の呪いの吸血姫』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『僕の呪いの吸血姫』はこんな漫画(あらすじ)

日本各地で約1,000人以上が徐々に数を増やし始めた吸血鬼に喰い殺されるようになっていました。

事の発端は約20年前に郊外で全身の血を抜かれた変死体が見つかった事件です。

この事件から変死体は数を増やしていき、3年前に変死体事件の犯人である吸血鬼が人々の前に姿を現しました。

対吸血鬼保安隊第7中隊第1班班長の緒坂唯鈴(おさかいすず)は、吸血鬼から仲間や人々を守るため奮闘しています。

命を懸けて戦う緒坂の耳に吸血鬼を殺す美人吸血鬼バロックが、非公式に拘束されているかもしれないという情報が入ってきました。

人々を守るため国が非公式に拘束している吸血鬼バロックの誘拐を計画した緒坂は、都市伝説上のバロックを仲間にすることができるのでしょうか!?

美しい吸血鬼と特殊部隊が協力して国を守っていく『僕の呪いの吸血姫』

今回は血と呪いと恋にまみれたSFファンタジー漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

伝説の吸血鬼殺しバロックの美しさに魅了されてください。

 

『僕の呪いの吸血姫』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

吸血鬼が出現したという通報を受けた保安隊が現場へ向かっています。

車の中では恐怖に怯える心因たちが、班長の緒坂唯鈴に何か話をしてほしいとお願いしていました。

緒坂唯鈴
「なら一つだけ・・・昔この世界にバロックという美し過ぎて不幸な吸血鬼がいた話を」

バロックの美しさは筆舌しがたいほどに神々しく、見た者の理解を越えてしまうため精神を崩壊させ自害させてしまうそうです。

人間が好きだったバロックはその美しさを吸血鬼から世界中の人間を守ることにしか使いませんでした。

しかし脆弱な人間たちは吸血鬼を恐れるがあまり、世界中の人間を守っていた救世主のバロックを幽閉してしまったのです。

話を聞いた新人たちはバロックに関する話が真実なのか作り話なのか判断できません。

美しさで吸血鬼を殺せるとは思えず、筋肉の方が信じられるという新人の言葉に緒坂も共感します。

緒坂唯鈴
「それじゃ行こうか・・・!僕達は暴力で吸血鬼殺しへ」

吸血鬼が現れた学校に保安隊が到着しました。

生徒は体育館に避難していますが、このままでは吸血鬼が体育館に侵入してしまいます。

吸血鬼
「老人の血は不味い、口直しが必要だ・・・子供を喰わせろ!」

襲い掛かってくる吸血鬼に保安隊が銃弾を撃ち込みました。

しかし吸血鬼は再生力が早いので致命傷を負わせることはできません。

そこで緒坂が吸血鬼の背後から攻撃を仕掛けます。

緒坂の攻撃は刃とガラスを使ったので、吸血鬼はなかなか傷口を再生することができません。

片腕を取られた吸血鬼は窓から逃げていきました。

このように現在の日本を中心に各地で約1000名以上が、徐々に数を増やしている吸血鬼に喰い殺されています。

吸血鬼出現の発端は約20年前に郊外で全身の血を抜かれた変死体が見つかったことで、3年前に変死体の犯人である吸血鬼たちが姿を見せ始めました。

緒坂唯鈴
「オカルト的な存在として絶大な知名度はあったが、なぜ今人間に猛威を振るうようになったのか・・・?原因は世界中で謎のまま」

吸血鬼と戦った翌日、情報部部長が食事している緒坂に説教を始めました。

毎回現場に突っ込んで吸血鬼と戦う緒坂には命がいくつあっても足りません。

しかし緒坂は不必要な犠牲者を出したくないのです。

昨日も多くの新人が殉職してしまいました。

緒坂唯鈴
「これで吸血鬼に殺された仲間は200人を超えた、仲間を吸血鬼から守れるならどんな方法でも俺はやるぞ」

情報部部長は緒坂がまとめたバロックに関する資料に目を通してくれましたが、美人の吸血鬼が人を助けた情報には決め手がないと言ってきます。

ですが情報部部長は独自の情報網でバロックについて調査していました。

その結果、国が非公式に一体の吸血鬼を拘束しているかもしれないという情報を入手していたのです。

拘束されているかもしれない吸血鬼には、20年前から最近まで尋問されている記録が残されていました。

緒坂唯鈴
「・・・まさかこの拘束してる吸血鬼って・・・」

入手経路は秘密にしたまま情報部部長が、拘束されている吸血鬼の情報を教えてくれます。

しかし保安隊の班長である緒坂をもってしても、国の管理する施設への潜入捜査は容易ではありません。

それでも緒坂は仲間の命を救うため潜入捜査を実行することにしたのです。

情報通り本当に国は吸血鬼バロックを拘束しているのでしょうか!?

 

 

人々を吸血鬼から救うために命を懸ける緒坂の揺るがない信念に男らしさを感じました。

緒坂が探しているバロックが本当に存在しているのかも気になるところですね。

毒を以て毒を制す人間の生存をかけた争いを描写した『僕の呪いの吸血姫』

いよいよ伝説の吸血鬼であるバロックの実態が明らかになっていきます。

人類の運命はバロックの協力を得られるのかに掛かっていますよ。

後編

潜入捜査が危険だと忠告された緒坂でしたが、情報の真相を確かめるため潜入捜査を開始します。

尋問する係員に扮した緒坂が警備員を拘束してから、吸血鬼が拘束されている秘密の場所に潜入しました。

すると情報通り吸血鬼が拘束されています。

ここで緒坂はバロックの姿を見た者はあまりの美しさに耐えられず自害するという噂を思い出しました。

しかし目の前の吸血鬼は美しいとは言えません。

惨い状況で拘束されたままの吸血鬼には人間を恨んでいる可能性もあります。

そうだとしても緒坂にはバロックの力を借りなければいけません。

緒坂唯鈴
「初めまして・・・もし貴方が吸血鬼殺しバロックなら・・・私と一緒に来てください、吸血鬼から人間を守るため貴方の力を私に貸して頂きたい・・・それと長い間、私達を吸血鬼から助けてくださってありがとうございます」

構えていた銃を下ろして深々と頭を下げて感謝の意を伝えます。

少しだけ無言の状態になったところでバロックが口を開きました。

バロック
「・・・お礼・・・あなたが・・・はじめ・・・て・・・誰を・・・倒せば・・・いい・・・ですか・・・?」

すぐにバロックの拘束を解き施設から連れ出します。

車に乗ると緒坂は切り落とした吸血鬼の腕を見せました。

バロックには新人を殺した吸血鬼を倒してもらいたいのです。

緒坂唯鈴
「子供を好んで襲う上に残虐性も高い吸血鬼です」
バロック
「・・・わかりました・・・資料は全て頭に入れました」
緒坂唯鈴
「・・・着け直さなくていいですよ・・・重いし痛いですよね・・・ソレ」

顔面を拘束した仮面はもう必要ないことを伝えました。

しかし緒坂は大切なことについて考えを及ぼしていないようです。

バロック
「私・・・吸血鬼ですよ、貴方に危害を・・・加えるかもしれないのに」
緒坂唯鈴
「なんとなくです・・・それで本題なのですが・・・貴方はバロックなのでしょうか?」
バロック
「私がバロックか、否か・・・どうやって確認を?」

バロックの姿を見たことがないので確認することはできません。

ですが緒坂には1つだけバロックか否か確認する方法がありました。

緒坂唯鈴
「こうするんです」
バロック
「えっ」

緒坂がバロックの頭部を覆っていた布をめくります。

バロックは噂通りとても可愛らしい女の子でした。

緒坂唯鈴
「僕・・・生きてます・・・ね」
バロック
「・・・作り話ですから・・・私が美し過ぎて・・・見たら死ぬなんて・・・でももし噂通りだったら・・・どう防ぐつもりだったのですか」
緒坂唯鈴
「貴女はお顔を下げてくださったのでは・・・?」
バロック
「本当に変な人・・・私の吸血鬼の殺し方は・・・美しさなどではありません」

どういう意味か尋ねようとしたのですが、急にフロントガラスが割られて首を絞められてしまいます。

襲撃してきたのはターゲットにした残虐な吸血鬼でした。

吸血鬼は腕を切り落とした緒坂を嬲り殺しにきたのです。

緒坂唯鈴
「吸血鬼!!」

アクセルを強く踏み込み車を急発進させましたが、吸血鬼は車から転落してくれません。

まだ首を絞められたままなのでこのままでは緒坂が殺されてしまいます。

バロック
「3分程・・・耐えられますか?」
緒坂唯鈴
「・・・3分で何を?」

何をするのかは分かりませんが、緒坂は吸血鬼に3分対抗することにしました。

ここで吸血鬼がバロックの存在に気づきます。

吸血鬼
「おいおい、吸血鬼の匂いがすると思ったら私に怖気づいて隠れるような腰抜けか!獲物の取り合いになるかと思ったが杞憂だったな、では遠慮なく!」

ドアを蹴破ると吸血鬼が緒坂の顔を道路に押し付けようとしてきました。

抵抗しますが目の前には縁石があります。

緒坂唯鈴
「縁石・・・!避けられな」

寸前のところで緒坂がハンドルを足で操作して方向を変えました。

しかしこの状況を長く続けることはできません。

吸血鬼
「コイツ足で!なら次も避けてみせろ!」
緒坂唯鈴
「駄目だ、いつまでももたないぞ!指・・・!?何を持って」

目の前に指が落ちています。

バロックを見ると吸血鬼の腕を持っていて、動き出した腕が吸血鬼の服を掴みました。

吸血鬼
「何だ・・・それ・・・それ・・・!?私の手じゃないかこの女ァ!殺ス!!」
緒坂唯鈴
「っ・・・お前の・・・相手はっ俺だろォ!」

攻撃の対象がバロックに変わったため緒坂が庇います。

その隙に大きく息を吸い込んだバロックが、吸血鬼の腕に口を付け息を吹き込みました。

バロック
「・・・繋がった」

次の瞬間、吸血鬼の分身のような存在が現れ、吸血鬼の身体を破壊していきます。

吸血鬼にも緒坂にも状況が理解できません。

緒坂唯鈴
「??」
バロック
「私の吸血鬼の殺し方は呪いなのですよ」
緒坂唯鈴
「呪いって・・・そんな」
バロック
「ご存じですか?何故吸血鬼が心臓を壊されたら死ぬのか、心臓が・・・吸血鬼の力の源の魔力を唯一生成できる臓器だから・・・吸血鬼は呪術で生まれ呪術で死ぬのです・・・か弱い吸血鬼に安らかな眠りを」

バロックの呪いによって吸血鬼の心臓が握り潰されました。

噂通り吸血鬼殺しバロックは実在したのです。

ですがこれで安心していられる場合ではありません。

緒坂は国が管理する研究施設からバロックを勝手に連れ出したのです。

すぐに追手の装甲車が現れ、前と後ろを囲まれました。

緒坂唯鈴
「バロックさん!車を出て・・・にげてくださ」
バロック
「んぅ!?」

激しい戦いだったため力が入らずバロックに寄りかかってしまいます。

意識を失いそうな緒坂の首元にバロックの視線が注がれました。

緒坂唯鈴
「我慢・・・しなくて・・・いいです・・・よ・・・空腹で・・・捕まられては・・・困ります・・・」
バロック
「こら・・・煽ったらだめでしょ」

首元に噛みつこうとした血を吸うようなことはしません。

緒坂とバロックはそのまま追手に拘束されてしまいました。

人間を守るために吸血鬼と戦った2人の命運はどうなるのでしょうか!?

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『僕の呪いの吸血姫』のネタバレ(漫画)!第2話の見所は?

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『僕の呪いの吸血姫』を読んだ感想

吸血鬼の殺し方を美しくないと謙遜していたバロックですが、圧倒的な呪いの力で心臓を握り潰した姿には恐ろしさよりも美しさを感じました。

人間を殺す吸血鬼を撲滅したい緒坂がバロックのことを信頼している理由も気になりますね。

孤独な戦いを続ける緒坂とバロックの運命を描写した『僕の呪いの吸血姫』

吸血鬼を倒したのに緒坂とバロックは国の管理下に置かれてしまいます。

種族を越えて協力し合う2人のバトルから目が離せなくなりました。

 

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