『蜜の島』(小池ノクト)のネタバレと感想!犯人は一体誰なの?

今回は「小池ノクト」先生の『蜜の島』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

『蜜の島』はこんな漫画

戦友との約束を守るため、ミツという少女を連れて石津島へ向かう南雲。

しかしその目的地は地図に載っていない幻の島でした。

昭和22年という時代にすら追いついていない不思議な因習があるこの島で、次々と怪奇現象が南雲たちに襲い掛かります。

死人が続出する石津島で巻き起こる恐怖体験を描いていく『蜜の島』

今回はこの漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

壮大なスケールで描くホラー漫画の恐怖を味わってみてください。

『蜜の島』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

昭和22年、九州の南沖を航行する船上に南雲とミツの姿がありました。

客の声が騒がしい中で、南雲はミツに動物の話を聞かせてあげています。

南雲
「さて次はどんな話がいいかな、ミツは動物の話が好きみたいだね」

しかし他の乗客に邪魔をされてしまい話ができません。

するとミツのお腹の音が鳴ってしまいます。

気がつくと南雲も空腹状態でした。

周囲を見渡すと食事をしている乗客もいるのですが、南雲とミツは食料を持ち合わせていません。

南雲
「ごめんね、もう食べ物がないんだ、もうじき着くはずだから」

しかしそう言ってはみたものの、いつ目的地に到着するのか南雲には分かっていませんでした。

すると2人の様子を見ていたお婆さんが芋を分け与えてくれます。

南雲
「いいんですか?」

お婆さんに感謝をする南雲なのですが、娘なのかと質問をされ困ってしまいました。

自分とミツの関係をどのように説明したらいいのか迷っているようです。

そんな南雲に声をかけるミツ。

ミツ
「ナグモ、食え」

そうこうしていると急に船が停まってしまいました。

すると船員が南雲の名を呼び始めます。

南雲が船員の声に反応すると瀬里沢という官僚が声をかけてきました。

瀬里沢
「民間人が石津島に何の用だね、いやどこでその名を知った?」
南雲
「それはそのっ」

南雲が石津島のことを知ったのは昭和20年9月のことでした。

当時、戦場の真っただ中にいた南雲。

彼は貴船という戦友から石津島のことを知らされました。

戦場で重傷を負ってしまい瀕死の状態の貴船は、石津島で出会ったミツのことを語り始めます。

難破船からどうにか石津島に漂着した貴船は、可愛らしい女性を東京へ連れて帰ってしまいました。

その後、貴船と女性の間にミツが誕生します。

もうすぐ息を引き取りそうな貴船は、南雲に妻と娘のミツを石津島に連れて帰ってほしいとお願いをしました。

戦友との約束を守るためこの船に乗っている南雲。

南雲
「し・・・知りませんよ、石津島がどんな所かなんて、でもこの子を故郷に帰す約束をしたんです、それの何が問題なんですかっ」
瀬里沢
「まあいい、島に行くなら準備をしたまえ、待たされるのは嫌いだ」

乗客の誰も知らないという石津島。

果たしてこの未開の島で南雲とミツを待ち受けているものとは一体何なのでしょうか!?

戦友との約束のため石津島にミツを連れて行く南雲。

しかし目的地の島は地図にすら載っていない場所でした。

島に降り立った彼らを待ち受けるとてつもない恐怖を描く『蜜の島』

歴史の重みと圧倒的な恐ろしさを感じられる漫画になっています。

それではミステリアスな物語の続きをご覧ください。

後編

瀬里沢の後を追い船の甲板に出た南雲とミツ。

南雲
「あのっ、ひょっとしてあなたも島へ行かれるんですか?」

しかしこの質問に瀬里沢は答えようとはしません。

瀬里沢
「ひとつ聞きたいんだが荷物はそれだけか?」
南雲
「そ・・・そうですが、あとは民宿か旅館で・・・」
瀬里沢
「民宿!?」
南雲
「何か変なこと言いました?」

ここでも南雲の質問に答えない瀬里沢。

すると船が何もない海の上で突然停まりました。

瀬里沢
「ここだよ、ここで乗り換える」
南雲
「ここで!?こんな何もない海の上で!!」

石津島に行く手段は他にありません。

その理由は石津島が存在するはずのない島だからです。

ゆっくりと小船に乗る準備をする瀬里沢。

しかし南雲は石津島への交通手段がないことに納得していませんでした。

南雲
「こ、子供がいるんです、あなたが誰か知りませんがそんな・・・ふざけないでください」
瀬里沢
「失敬だな君は、私はふざけるのは嫌いだ」

定期航路がないことを説明して、瀬里沢は迎えに来た小船に乗り込みます。

南雲は彼について行くか迷っているのですが、ミツに背中を押され小船に乗り込みました。

船が石津島に向かい始めると、瀬里沢が状況を説明し始めます。

彼の話によると石津島は大日本帝国の書類に石津島は存在していませんでした。

そんな謎の島を発見したのは敵国のアメリカだったのです。

古い文献によると石津島は移動するという伝説を持っていました。

そのため調査を任されたのが瀬里沢だったのです。

謎の島に到着したのは先に調査を始めていた瀬里沢の部下でした。

彼に島を案内されるのですが、少しも変った様子はありません。

どこにでもいる島民たちの姿に安堵する南雲たち。

しかし彼らに恐ろしさを抱かせた事件は、ミツの生家を訪ねた時に起こりました。

そこには白骨化したミイラが置かれていたのです。

このミイラに怯える南雲なのですが、ミツは自然体でこの事実を受け入れていました。

彼女の様子からこの島に違和感を覚える南雲と瀬里沢。

するとその違和感が的中するかのように、次々と変死体が発見されていきます。

この事実を前にしても何事もなかったかのように平穏を装う島民たち。

いったいこの島にはどんな秘密が隠されているのでしょうか!?

衝撃的な事実は実際に漫画を読んで驚いてみてくださいね。

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『蜜の島』を読んだ感想

謎だらけの展開に興味をそそられました。

ホラー漫画とミステリー漫画の面白さを兼ね備えた作品だと思います。

次々と巻き起こる恐怖から目が離せなくなる『蜜の島』

大迫力のスリルを味わえる作品になっています。

平凡なホラー漫画に飽きた人は、是非この漫画を読んでみてください。

必ず満足できるはずですよ!

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