『蛍火の灯る頃に』のネタバレ(漫画)!最新話はいつ読めるの?

今回は「原作 竜騎士07 作画 小池ノクト」先生の『蛍火の灯る頃に』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

『蛍火の灯る頃に』はこんな漫画

母親が再婚したため、月(ゆえ)には新しい父親と兄ができました。

しかし実業家だった母親は、軌道に乗らない事業のため夫の実家から借金をしてしまいます。

そのまま姿を消してしまった母親のため親戚から疎まれてしまう月は、祖母の葬式に出席するため寂れた村へ行くことになりました。

するとその村で彼女と親族を待ち受けていたのは、常識では考えられない怪奇現象だったのです。

異世界に迷い込んだかのような不思議な現象の中を必死に生き抜くヒロインの姿を描く『蛍火の灯る頃に』

今回はこの漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

蛍の灯りが導いていく身の毛がよだつ恐怖を体感してみてください。

『蛍火の灯る頃に』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

2016年7月、月は義父と義兄と共に祖母の葬式に向かっていました。

「こんな山奥なのにちゃんと電柱が続いてるんだね、すごい」

田舎の景色に見惚れながら、月は道が間違っていないのか心配しています。

地図を見ながら父親に道案内をする月。

義父
「月、カーナビがあるんだから大丈夫だ、お前は少し休んでなさい」
「でも・・・カーナビが間違えるかもしれないから・・・」

義父が返事をしないため、車中は静まり返ってしまいます。

その空気に耐えられなくなった月は、義兄の幸人に声をかけてみることにしました。

「兄さん、喉渇かない?お茶飲む?」
幸人
「いらね・・・つかドジった・・・ザケんな、10回目だぞ、どんだけ最強設定なんだよ」

スマホのゲームに夢中な幸人はそれどころではないようです。

この3人が気まずい関係なことにはある理由がありました。

5年前、幸人の祖母は1億円の宝くじに当選します。

祖母は欲のない人だったため、1億円を3人の息子たちに相続することを決めていました。

しかし幸人の父親が再婚をしたことにより、事態は急変してしまいます。

父親の再婚相手の夢子は月という娘を引き連れた実業家でした。

当時の夢子は軌道に乗らない事業に悪戦苦闘していて、父親はその補填のため祖母からお金を借り始めます。

その額は500万円から1000万円と増え続け、とうとう祖母の1億円を使い切ってしまうことになりました。

夢子はその1億円が無くなると同時に失踪してしまいます。

このことから兄弟に恨まれている父親。

祖母の葬式には弟たちも参加するため、嫌味を言われることは分かり切っていました。

幸人も月もそのことを認識しているため、車内は重苦しい雰囲気になってしまっていたのです。

「お父さん・・・叔父さん達もお通夜に来るんだよね・・・大丈夫かな・・・お父さん辛いの我慢してるんだよね、私とお母さんのせいで・・・」
義父
「月!そんなにオドオドする事はないんだぞ」

月には何も責任が無いため、義父は彼女を落ち着かせます。

そんな中、3人を乗せた車は祖母が眠る平坂村に到着しました。

祖母の家にはすでに親族が集まっていて、最後の弔問客となった月たち。

すると到着早々、夢子の失踪を憎んでいる叔父と遭遇してしまいます。

笑顔で挨拶をしてくる叔父なのですが、月や幸人は彼の本心を見抜いていました。

そのためあまり会話をしないようにするのですが、ずけずけと話しかけられてしまいます。

叔父の信輝は輝美と輝也という息子を連れてきていて、そこにもう1人の叔父の常雅も加わり祖母の家に親戚7人が揃いました。

こうして祖母の死を悼むことになった月たち。

しかしここから誰もが思いも寄らなかった怪奇現象に巻き込まれていきます。

過疎地となってしまった平坂村で月たちを待ち受けていた謎の出来事とは・・・!?

複雑な家庭環境のため、どこか他人行儀な関係に見える月と義理の家族たち。

月は母親のことで責任を感じてしまっているため、思ったことをはっきり言う事ができません。

そんな中で親族が集まった祖母の通夜が始まっていきます。

ここから一気にミステリー漫画の様相を呈していく『蛍火の灯る頃に』

謎めいたストーリーは目が離せなくなるほど面白い展開を見せ始めていきます。

引き続き月たちを襲う奇妙な出来事をご覧ください。

後編

月たちは到着するとすぐに祖母の遺体に挨拶をしに行きます。

村のしきたりにはうるさかったのですが優しかった祖母。

月はそんな祖母について幸人から色々と教わっています。

そんな中でついにお通夜が始まっていきました。

最初は昔話で盛り上がる叔父たちだったのですが、次第に話題は夢子の件に移って行ってしまいます。

やはり1億円を奪い取られたことを叔父たちは根に持っているようでした。

彼らは月と義父が夢子の消息を知っていると疑っています。

しかし2人は夢子の行方を知っている訳ではありません。

ですが正直に答えても信じてくれない叔父たち。

特に信輝は月を赤の他人扱いをして、1億円を奪い取った泥棒呼ばわりしてきます。

彼に罵倒されることに耐えられなくなった月は、涙を浮かべながら外へ出て行ってしまいました。

その様子を冷静にみていた幸人。

幸人
「このメンツが集まりゃ必ずこの話題になって、信輝叔父さんが悪酔いするって流れはいつもの事じゃん、可哀相だけど大人なんだからそろそろ慣れりゃいいのに」

冷めた表情で様子をうかがっているようです。

幸人とは対照的に感情的になってしまった月は、星空の中で母の事を思いながら泣いていました。

「お母さん・・・知ってるよ私・・・お義母さんは帰って来ないんじゃない、帰って来られないんだよね・・・」

月は母親がお金や仕事の責任を取って死んでしまっていると思っています。

母親の冥福を祈る月。

すると彼女の周りに蛍が集まり始めました。

「すごい・・・初めて見た・・・綺麗・・・そうだ、明日の晩にでも教えてあげて皆で一緒に見よう、こんなに綺麗なんだからきっと喜んでくれるかも」

綺麗な蛍の灯りに一縷の望みを抱きながら、月は家に戻り眠りについていきます。

しかし夜中にふと目を覚ました月は、家の中に入ってきている蛍を目にしました。

「蛍って家の中にも入ってくるんだ・・・私・・・夢見てるのかな・・・でも綺麗・・・」

綺麗な灯りで月を魅了する蛍は、そのまま祖母の遺体に向かって行きます。

蛍が気になり祖母の部屋に入っていく月。

すると突然祖母の遺体が動く始めます。

そのまま見えない力に引きずられるように祖母の遺体はどこかへ行ってしまいました。

信じられない光景を目にした月はその場で意識を失ってしまいます。

目を覚ますと親族一同が、祖母の遺体が消えてしまったことで混乱していました。

混乱の中、周囲から物音が全くしないことに気がつく一同。

その中で重大な異変に気がついたのは幸人でした。

幸人
「太陽が二つ昇っている」

この異常事態が平坂村で始まる惨劇の前兆だということを、まだ誰も知る由がありません。

果たしてここから巻き起こる究極のパニックストーリーの行方はどうなっていくのでしょうか!?

この続きは実際に漫画を読んで強烈なスリルを体験してみてくださいね。

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『蛍火の灯る頃に』最新話はいつ読めるの?

圧倒的な恐怖感が魅力的な『蛍火の灯る頃に』

謎めいたストーリーが読者から多くの支持を集めています。

この大人気コミックの最新刊となる第4巻は2018年4月12日に発売されました。

最新話を収録するこの第4巻で連載は終了してしまいましたので次回作を心待ちにしましょう。

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