今回は「こもとも子」先生の『ごほうびごはん』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『ごほうびごはん』はこんな漫画(あらすじ)
東京で働きだした社会人１年生の池田咲子は、ストレスや疲れを癒すため1週間に一度のタイミングで自分へのご褒美として美味しい食事を満喫することにしました。
ごほうびごはんは外食だけでなく家の食事でも楽しむことができます。
しかし給料日前は豪勢なメニューにはできません。
それでもアイディアで食事を美味しくすることがルーティンになってきました。
色気よりも食い気を大切にする咲子が今回食べるメニューとは・・・！？
欲求を満たすため食事にこだわるヒロインがとても可愛らしい『ごほうびごはん』！
今回は実写ドラマにもなったグルメ漫画の第7話以降についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。
漫画の魅力と併せて実写ドラマのキャストもチェックしてみてください。
『ごほうびごはん』の魅力紹介（ネタバレ含む）
前編
現在の咲子は友人の結婚式に出席するため帰省しています。
結婚式の翌日、咲子は早朝からお婆ちゃんに山へ連れて行かれました。
人使いの荒いお婆ちゃんのせいで疲れてきたのですが怖いので文句は言えません。
お婆ちゃんの後をついていくと、山の中で足の裏に全神経を集中させろと言われます。
指示通り足の裏に神経を集中させると筍が見つかりました。
しかし見つけた筍は成長しすぎていたので食べられません。
その後も咲子は山の中で筍を探し続けます。
1週間後、帰省していた咲子が終業時間を迎えました。
宅配便の中身は分かりません。
急いで帰るとお婆ちゃんと掘った筍の煮つけが届いていました。
たくさん届けてもらった筍をどのように調理しようか悩んでしまいます。
今日は筍の天ぷらを作ることにしました。
天ぷらにした筍はお婆ちゃんが味付けしてくれた塩加減が良い塩梅です。
コリコリした食感に箸が止まりません。
するとここで筍の天ぷらにベストマッチする調味料が欲しくなってきました。
宅配便の中に抹茶塩とわかめを見つけます。
わかめは筍の若竹煮に使うことにしました。
大喜びする咲子はすぐに抹茶塩で筍の天ぷらを味わうことにします。
筍の天ぷらを食べたことでお婆ちゃんへの愛情を再確認することができました。
後日、咲子の元に結婚式の引き出物カタログで注文したたこ焼き器が届きます。
たこ焼き器は3レーンに分かれているので、アイディア次第で3種類のたこ焼きを楽しめるようになっていました。
アイディアがまとまった咲子は食材を買いに行きます。
帰ってくるとすぐにタコの足を切り始めるのですが、タコの足先に毒があるという話を思い出しました。
迷信だと思うのですが怖くなったので念のためお婆ちゃんに電話で確認してみます。
すると足先は固いので雑菌が付きやすい吸盤が上手く洗えないので切り落としているということでした。
安心した咲子は念のため足先を切ってからたこ焼きを作り始めます。
思ったよりも簡単に丸く焼けたので、あっという間に3種類のたこ焼きが完成しました。
どれも美味しくて咲子は大満足することができます。
しかし3レーンあるので一回焼いたら12個を食べなければいけません。
お腹が一杯なのですがまだ生地は余っています。
翌朝、咲子はたこ焼きを小湊にお裾分けすることにしました。
たこ焼きをいっぱい食べたのでたこ焼きみたいな丸顔になってしまった咲子だったのです。
筍の天ぷらと3種類のたこ焼きのどちらも美味しそうでしたね。
特に天ぷらを抹茶塩で食べたいという咲子に共感できました。
美味しそうに食事するヒロインを見ているだけでお腹が減ってくる『ごほうびごはん』！
ここからお酒が好きな人は目がない居酒屋メニューも登場していきます。
紹介されるメニューをお酒の肴にしてみてください。
後編
咲子がいつものように仕事をしていると青柳主任から注意されてしまいます。
仕事に厳しい青柳主任には逆らえません。
他の部下にも注意する青柳主任のことを咲子は怖いと感じていました。
青柳主任が笑っているところなど想像もできません。
この日は帰りの時間になると雨が降ってきました。
何をご褒美にしようか考えながら歩いていると焼き鳥のタレが焦げるいい匂いが漂ってきます。
焼き鳥が食べたくなったのですが立ち飲みスタイルなのでハードルが高く店に入れません。
様子を見ていると焼酎を頼んでいる青柳主任を見かけました。
青柳主任は咲子に気が付くと手招きしてきます。
隣に座ると焼酎とハイボールで乾杯しました。
しかし青柳主任を怖がっている咲子は何を話したらよいのか分かりません。
縛っていた髪をほどくと青柳主任の美貌に男性客がどよめきます。
咲子は美貌よりもアルゼンチンタンゴが趣味なことに驚きを隠せません。
しかし本人は周囲の視線を気にせず運ばれてきた焼き鳥の盛り合わせを食べ始めます。
咲子もぼんじりを食べるとプリプリの食感とジューシーな肉汁が口の中に広がっていきました。
続いて咲子の頼んだ梅しそササミが運ばれてきます。
大好物をお裾分けしてあげました。
すると青柳主任が梅干を注文します。
梅入り焼酎は冷えていた咲子の体を温めてくれました。
するとここでテレビから有名なアニメ映画が放映されます。
他にもっと有名なシーンがあると思うのですが青柳主任は黙っておくことにしました。
すると咲子が大きなミートボールがごろごろ入ったスパゲティを食べたいと言い始めます。
咲子は初めて青柳主任の笑った顔を見ることができました。
焼き鳥を味わった翌日、咲子は実際にミートボールスパゲティを作ってみることにします。
ですが市販のミートボールでは小さいので挽肉から作ることにしました。
家に帰ると料理を始める前にもう一度映画のシーンを復習してみます。
気が付くと空腹の限界を迎えました。
すぐに作り始めるのですがミートボールは大きいのでなかなか火が通ってくれません。
つまみ食いしたくなる気持ちも我慢します。
映画ではパスタの色がオレンジだったのでトマトソースで味付けをして、カリオストロの城風スパゲティが完成しました。
最高の調味料でごほうびごはんをあっという間に完食した咲子だったのです。
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『ごほうびごはん』実写ドラマのキャストは？
『ごほうびごはん』はBSテレビ東京で実写ドラマ化されました。
気になるキャストはごほうびごはんを楽しむ池田咲子役を桜井日奈子さんが演じています。
同僚の小湊かえで役には岡崎紗絵さんがキャスティングされました。
そのほかにも未来さん、古川雄輝さんなどが出演しています。
漫画を読んだ後は実写ドラマも視聴することで作品の世界観をより一層ご堪能してみてください。
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