『ひとつばな』のネタバレ(漫画)!花言葉の意味するものとは?

今回は「ミナミ」先生の『ひとつばな』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

『ひとつばな』はこんな漫画

真面目で無口な倉内明斗(くらうちあきと)は、先輩の朱石ゆい子(あかしゆいこ)に恋をしました。

甘酸っぱい初恋を経験していく明斗だったのですが、ゆい子が別の男性とキスをする姿を見てから彼の胸の内は執着心で一杯になっていきます。

憧れの先輩を自分の物にしたい明斗の心には、歪んだ愛情の蕾が膨らみ始めていきました。

少年の愛情が愛憎へ変わっていく様子を描いた『ひとつばな』

今回はこの異質な恋愛漫画の魅力を、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

愛と憎しみが交錯する物語にはどのような結末が待ち受けているのでしょうか!?

深すぎる愛情が引き起こす衝撃の展開を見逃さないでください。

『ひとつばな』の魅力紹介!花言葉の意味するものとは?

前編

倉内明斗が朱石ゆい子と出会ったのは、中学1年生の夏の日のことでした。

向日葵に水を与えようとしていた明斗が、ゆい子がいるとは気付かず彼女に水をかけてしまいます。

明斗(中学生)
「すっ・・・すみません!人がいると思わなくて・・・!」
ゆい子(中学生)
「あーいいのよ、大丈夫!こんな所に座っていた私も悪いし!ねっ」

ゆい子は笑顔を浮かべながら明斗を許してくれました。

明斗は水に濡れたため透けている彼女の制服に見惚れています。

するとゆい子が明斗からホースを奪い取りました。

ゆい子(中学生)
「なんて・・・言わないわよー!!」

仕返しとばかりに明斗のこともビショビショにしてしまいます。

明るい笑顔で水をかけてくるゆい子のことが、明斗の目にはまるで天使のように見えていました。

明斗(中学生)
「好きです」
ゆい子(中学生)
「え?」
明斗(中学生)
「あ?」

初対面なのにいきなり告白してしまったため、二人の間に無言の時間が流れ始めます。

この気まずい空間を和ませてくれたのは大笑いするゆい子でした。

ゆい子(中学生)
「・・・っ、面白いなぁ・・・私、二年の朱石ゆい子、君は?」
明斗(中学生)
「一年の倉内明斗」
ゆい子(中学生)
「また・・・明日ここに来るね」

こうして二人の微妙な関係が始まったのです。

ゆい子と出会うまで明斗は他人に対して無関心な人間でした。

しかし今の彼は毎日のようにゆい子のことを考えています。

そんな日々を送っていると、ある授業で先生が“ひとつばな”という花の説明を始めました。

“ひとつばな”とは個人的な夢や好きなものを指していて、ひとたび花を咲かせるとその人を夢中にさせてしまいます。

地位や名誉を全て捨ててでもそのものだけを追い求めてしまうため、呪いの花という別名を持つ“ひとつばな”

そのためこの花を持つ者は不幸になると言われていました。

しかし先生は授業の最後に全てを捧げられる“ひとつばな”のような物を探すことこそ、人間が生きる本来の意味かもしれないと語ります。

明斗はこの授業を聞きながら、自分にとっての“ひとつばな”がゆい子なのかもしれないと感じていました。

それから時が経ちゆい子の卒業が1週間後に迫っていたある日、二人が花壇の前で話をしています。

ゆい子(中学生)
「マーガレット、プリムラ、冬も結構咲く花あるよねぇ、なんで明斗くんは園芸部に入ったの?」
明斗(中学生)
「行きがかり上というか・・・まぁ他にやりたい事も無かったし・・・」
ゆい子(中学生)
「じゃあ私ラッキーだったのねぇ、でも寂しいなぁ、もう来週で卒業だものね、そうだ!明斗くんも来年うちの高校においでよ」
明斗(中学生)
「先輩の高校って県一の進学校じゃないですか・・・」

試験の難易度は高いのですがゆい子にまた会いたいと言われ、明斗は彼女と同じ高校への進学を目指すことにしました。

1週間が経ち卒業式の日になると、明斗はその決断をゆい子に伝えるため3年生の教室へ向かいます。

明斗(中学生)
「僕は先輩に出会って初めて自分の中にたくさんの感情がある事を知った、楽しい、嬉しい、安心、切ない、愛しい」

その全てを教えてくれたゆい子に、自分が高校に進学するまで待ってて欲しいと伝えたい明斗。

ですが彼は3年生の教室で衝撃的な光景を目にしてしまいました。

ゆい子が同級生のイケメンと熱いキスをしていたのです。

イケメンは他に彼女がいるためゆい子とは遊び半分で付き合っていました。

そのため卒業を機に関係を終わらせようとしているようです。

ゆい子(中学生)
「お願い!彼女にしてなんて言わないから・・・今日までなんて言わないで!」

必死になって彼にすがりつくゆい子だったのですが、その態度が重いと言われてしまいました。

イケメンに捨てられ大泣きする彼女を、明斗は教室の外でそっと眺めています。

明斗(中学生)
「先輩はいつも笑ってた、それだけで良かった、好きと言われなくても学校以外で会えなくても、触れる事すらできなくても」

自分と彼女の間には特別な何かが存在していると思っていました。

しかしそれが幻だったことを知った明斗。

明斗(中学生)
「まるで呪いのように追い求めてしまう・・・ああ本当に、あなたは色んな感情を教えてくれる」

こうして明斗はゆい子を自分の“ひとつばな”として追い求め始めます。

授業で教わった通り、人生の全てを彼女に捧げていく明斗は幸せになることができるのでしょうか!?

ゆい子と出会ったことで初めての恋に落ちた明斗。

純粋な彼の表情が印象的ですね。

しかし知ってはいけないゆい子の裏の顔を見てしまい、明斗の精神が崩壊していきます。

そんな彼の歪んだ愛情をスリリングに表現していく『ひとつばな』

物語はここから高校編に突入していきます。

別人のように変貌した明斗に注目しながら続きをご覧になってください。

後編

明斗がゆい子のキスシーンを見てから1年が経ちました。

春になり、ゆい子が通う高校では入学式が開かれています。

その式で新入生代表として挨拶をすることになったのが、メガネを外しイケメンになった明斗でした。

明斗
「只今ご紹介頂きました、代表の倉内明斗です、私達新入生は本日よりこの朝岡高校に入学することになりました」
ゆい子
「・・・明斗くん・・・?」

彼の挨拶を先輩の立場で見守っているゆい子。

明斗も彼女の視線に気がついているようです。

明斗
「先輩、僕は初めて知ったんです、自分がこんなに人に執着するなんて、僕は貴方を手に入れたい、たとえ全てを引き換えにしても・・・」

優等生のように見える明斗だったのですが、1年という月日とゆい子の存在が彼の歪んだ愛情を大きく膨れ上がらせていたのです。

こうして心の中に“ひとつばな”の蕾を咲かせた明斗の高校生活がスタートしました。

代表の挨拶を務めたこともあり、同級生から大注目されている明斗。

同級生の女の子から連絡先を聞かれ戸惑っているようです。

周囲の環境が中学時代とは大違いなため疲れを感じていました。

しかしこの境遇を今までの自分を変えるチャンスだと捉えるようにします。

そんな中、ゆい子から校庭で会いたいというメールが届きました。

浮かれながら校庭に向かうと、髪を切りさらに可愛くなったゆい子が待っています。

ゆい子
「あ、明斗くんっ!すごーい背、伸びたね!何cm?」
明斗
「176cmです」

1年という時間が経過していたため少しはゆい子に対する気持ちが落ち着いているかと思っていたのですが、実際に会うと前よりも想いが強くなっていました。

ゆい子
「お昼食べよう!」
明斗
「・・・というかなんでお昼なんですか?」
ゆい子
「あ、私放課後バイトをしているの、イタリアンレストランのウエイトレスなんだけど、もうすっごく美味しいのよ!」

新たな一面を知り少しだけ知らない人になったと感じる明斗。

しかし校庭の花を眺めるゆい子には、1年前と変わっていない部分もあったのです。

ゆい子
「ねぇねぇ明斗くんっ、この花って中学にもあったよね?」
明斗
「え?ああ・・・ゼラニウムかな」
ゆい子
「そうそれっ!花を見る度に色々な事思い出すのよ、あっこれ明斗くんが好きって言ってた花だな、とか」

彼女の中にしっかりと自分の存在がある事を知り、明斗はホッと一安心していました。

するとゆい子が彼の容姿を褒め始めます。

ゆい子
「にしても明人くん、すっごくかっこ良くなったよね!」
明斗
「えっ、いやそんな・・・」
ゆい子
「なったよ!代表挨拶の時みんなキャーキャー言ってたもん!私もすごくドキドキしたもん、明斗くんがうちの高校来てくれるなんて思わなかったし」

頬を赤らめながら少し潤んだ瞳で見つめてくるゆい子。

明斗
「え、何、この目」

その視線は中学時代の明斗には向けられることのなかったものだったのです。

ゆい子
「でもちょっと悔しいなぁー、だって私が絶対明斗くんの良い所一番たくさん知ってるのに、何だか急に遠い存在になっちゃった気がして」

ゆい子の言葉を聞いて明斗はこの学校に進学して良かったと思いました。

明斗
「やっぱり間違ってなかった、僕は間違ってなかったんだ、この人は確かに今、以前とは違う目で僕を見てる」

そんなことを思っていると、ゆい子の同級生の男子が声をかけてきます。

同級生にからかわれてしまい少し頬を膨らますゆい子。

この表情が明斗に向けられたことは今までありませんでした。

明斗
「忘れてた、先輩はまだ僕に笑顔しか見せてない」

念のためゆい子の彼氏かどうか確認すると、ただの同級生だったのでホッとします。

ゆい子
「ごめんね、いきなり!でも恋人かぁー明斗くんはもうすぐできちゃいそうだね!そしたら紹介してね?」
明斗
「なんでですか?」
ゆい子
「えっだって気になるじゃない、明斗くんは私にとって弟みたいな存在だし、良い子と付き合ってほしいんだよー」

ゆい子にとって明斗は恋愛対象に入っていませんでした。

彼女の言葉によって明斗が胸に秘めている歪んだ愛情は、さらにドス黒いものに変化していきます。

明斗
「なるほど、僕にはあくまでも無害で純粋な、気軽におしゃべりできる弟くんでいて欲しいわけか、ああ・・・反吐が出そうだ」

ここから明斗は人が変わったような行動を取り始めます。

まず自分に興味がある女の子と連絡先を交換して、この子を練習相手にしながら女性の扱い方を学んでいきました。

その間も頭の中はゆい子のことでいっぱいです。

明斗
「僕はやっぱり間違えてた、あの人と同じ学校に入る為に試験に備えて勉強した、何度も何度も繰り返し練習問題を解いた、まずは練習問題を解く」

同級生を練習問題にした彼の目的は、あくまでもゆい子を振り向かせることでした。

明斗
「弟として可愛がってもらうなんて僕は望んでない、あなたがそう言うのなら僕はその幻想をぐちゃぐちゃに踏み潰してやるよ」

これが明斗の胸の中に“ひとつばな”の花が完全に咲いた瞬間だったのです。

常識を捨て去ってゆい子を追い求める彼の常軌を逸した行動は、実際にご自分の目で読んで衝撃を受けてみてください。

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『ひとつばな』はこんな人にオススメ

王道のものではなく奇抜な恋愛漫画を読みたい人にオススメの作品です。

とてもインパクトのあるラブストーリーですよ。

今までにない斬新な設定だったので、夢中になって読んでいきました。

予測不能な展開が魅力的な『ひとつばな』

明斗の歪んだ愛憎劇に震えるほどの恐怖を感じることができます。

小悪魔のようなゆい子にも注目してもらえると物語がより楽しめると思いますよ。

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