『きみはかわいい女の子』のネタバレ!最新刊の発売日情報も!

今回は「いちのへ瑠美」先生の『きみはかわいい女の子』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『きみはかわいい女の子』はこんな漫画

高校1年生の小枝つぐみは、小さくて薄っぺらな体型をコンプレックスにしています。

そのため自分には恋をすることなど有り得ないと思っていました。

しかし女子から大人気の瀬名正宗という男子に、運悪く自分の身体を見られてしまいます。

恥ずかしさから彼を避けようとするのですが、自然体で爽やかな正宗にどんどんと惹かれていくつぐみ。

普通の女の子のように恋をしたいと思い始めたヒロインの姿を描く『きみはかわいい女の子』

今回はこのピュアなラブストーリーの魅力を、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

不器用なヒロインがゆっくりと恋の階段を上る様子をお楽しみください。

 

『きみはかわいい女の子』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

145cmという小柄な身長と、ガリガリのため浮き出たあばら骨がコンプレックスの小枝つぐみ。

小枝つぐみ
「こんな自分を抱きしめてくれる人なんて、果たしてこの世にいるんだろうか?・・・いや、ない」

恋をすることなど自分には無関係だと思っています。

そんなつぐみが教室で提出物を集めていると、彼女に気がつかない男子に尻もちをつかれました。

軽量のため吹き飛ばされたつぐみは、机に腹部をぶつけてしまいます。

小枝つぐみ
「あばら打ったよ、あばら、とりあえず早くこれ、先生んとこ持ってかなきゃ・・・」

周囲の男子がふわふわとした女子を好きなことを知っているつぐみ。

自分はそういったタイプではないことを自覚しているため、恋愛すること自体を諦めています。

小枝つぐみ
「1-1の提出物・・・っ持ってきました」

準備室に先生がいなかったため提出物を置いて帰ろうとするのですが、先ほどぶつけたあばら骨が痛んできました。

そのためアザになっていないか確認しようと制服をまくり上げます。

次の瞬間、準備室のドアが開きました。

瀬名正宗
「呼び出しってなんすか、センセー」

つぐみは運悪くドアを開けた男子にあばら骨を見られてしまいます。

気まずいため無言のまま固まる二人。

瀬名正宗
「・・・ほ、骨・・・?」

つぐみはすぐに制服を直して準備室から逃げ出しました。

しかし慌てていたためヘアピンを落としてしまいます。

教室に戻ったつぐみは恥ずかしさのあまり顔が真っ赤になっていました。

小枝つぐみ
「男の子に女の子と思われたことなんて人生で一度もない」

傷つくことを恐れるつぐみは、最初から恋を諦めればいいと思っています。

しかしストレートに骨と言われたため、心にダメージを受けました。

小枝つぐみ
「いーや、もう関わりないだろーし」

教室でうなだれていると先ほどの男子が声をかけてきます。

瀬名正宗
「小枝ちゃん?おー、会えた会えた」
小枝つぐみ
「なっ・・・なんでここ・・・っ」
瀬名正宗
「え、ノート見て、準備室の、すげーな名前、ぴったりだな君」

つぐみは彼が自分をからかいに来たと思っているようです。

そのため動揺してしまい上手く言葉が出てきません。

小枝つぐみ
「あっあのっ、さっきのはわたしケガの確認してただけで・・・っ」
瀬名正宗
「あ、俺2組の瀬名正宗ってんだけど、これ落としもの、君のだろ?」

正宗はつぐみが落としたヘアピンを届けに来てくれたのです。

お礼を言いながら受け取ろうとするつぐみですが、クラスメイトがざわめいていることに気付きました。

正宗は人気者のため、つぐみとの関係を気にしているようなのです。

その声が聞こえたため、ヘアピンが自分の物ではないと答えるつぐみ。

小枝つぐみ
「そんなピン、わたしみたいなのがつけるわけないですから」
瀬名正宗
「そうか」

すると正宗がヘアピンを自分の髪に付けました。

小枝つぐみ
「なんで・・・っ」
瀬名正宗
「かわいいから」

そのまま立ち去って行く正宗。

彼の後ろ姿を眺めながらつぐみは顔を赤くしていました。

小枝つぐみ
「はじめて、かわいいなんて言葉・・・」

初めて女の子として接してもらったのです。

果たしてここからつぐみの恋はどのように動き出していくのでしょうか!?

 

 

小柄な身体にコンプレックスを抱えているため、恋に臆病になっているつぐみが印象的ですね。

傷つきたくないため男の子と関わらないようにしている彼女が不憫にも感じました。

ネガティブで不器用なヒロインの恋模様を描いていく『きみはかわいい女の子』

ここから明るくて素直な正宗がつぐみの心を癒していきます。

引き続き二人の素敵な恋物語を読んで胸をときめかせていってください。

後編

放課後になりつぐみが友人と一緒に帰ろうとしていると、下駄箱に正宗の姿がありました。

瀬名正宗
「バイバイ!小枝ちゃん!」

しかしつぐみは聞こえないフリをしてしまいます。

小枝つぐみ
「惑わされたくない、ムダに傷つかないために、女の子扱いなんてされないほうが自分にとって楽だ」

そんなつぐみだったのですが、正宗が言ってくれたかわいいという言葉が頭から離れません。

翌日、再びつぐみが提出物を準備室に運んでいると正宗が声をかけてきました。

瀬名正宗
「小枝ちゃんいーとこに!ちょっと休まして、ここで・・・」

友人と鬼ごっこをしている正宗は、つぐみのすぐ後ろに座り込みます。

少し汗をかいている彼の髪にはつぐみのヘアピンが付いていました。

小枝つぐみ
「わたし早く準備室行かないと、なんでじゃあ」
瀬名正宗
「週番とか?それ」
小枝つぐみ
「え・・・ハイ」

つぐみが一人で提出物を運んでいることを知った正宗は、鬼ごっこをしようと言ってきます。

瀬名正宗
「小枝ちゃん鬼ね、ハンデやるから」
小枝つぐみ
「わたしそんなことしてる場合じゃ」
瀬名正宗
「ゴールは準備室で!」

正宗はつぐみが重たそうに抱えていた提出物を代わりに持ってくれました。

その優しさにつぐみはドキッとしています。

しかし走り出した瞬間、正宗が廊下に飾られていた壺を割ってしまいました。

二人はその罰として放課後に準備室の掃除を命じられます。

瀬名正宗
「ごめんね・・・小枝ちゃん・・・ごめんて!」
小枝つぐみ
「聞こえてますから!・・・てゆーかわたしのせいでもあるし・・・ありがとうございました、ノート・・・」
瀬名正宗
「なんだー、言えんじゃん、フツーにありがとうって、ピン返す、やっぱ君のだろ?」
小枝つぐみ
「いーですもう、高校入るとき・・・たまたま買ったやつなだけで、わたしがつけても笑われるしどうでもいい・・・」

自らを守るような態度を続けるつぐみ。

正宗はそんな彼女の態度を見抜いていました。

瀬名正宗
「なんつーか、そんなに自分守ってて楽しい?」

胸の内を見透かされたつぐみは慌ててバケツの水を取り替えに行こうとします。

しかし床が濡れていたため滑ってしまいました。

すると正宗がつぐみを後ろから抱きかかえるように助けてくれます。

小枝つぐみ
「あ、ありがとう・・・ございま・・・」

正宗との距離の近さでつぐみの鼓動が速くなっていきます。

ここでつぐみは彼が自分の胸をじーっと見ていることに気づきました。

小枝つぐみ
「・・・!?な、な、何・・・?」
瀬名正宗
「気づいたんだけど、すげえ小枝ちゃん、心臓の動きが見える!!」

痩せすぎているため制服の上からでもドキドキしていることが丸見えだったのです。

ですがつぐみにとってはコンプレックスだと思っている所を指摘された結果となってしまいました。

小枝つぐみ
「・・・み、みないで・・・」
瀬名正宗
「・・・悪い」
小枝つぐみ
「・・・か、帰りますっ、わたしっ」

つぐみは正宗と一緒にいるとペースを崩されてしまいます。

そのため翌日から彼と距離を置くことにしました。

しかし校内で彼の姿を見かけると、自然に目で追ってしまいます。

このようなモヤモヤとした時間を過ごしているうちに、いつの間にか下校時間になっていました。

外は雨が降ってきたため傘を開こうとしていると、正宗が困った様子で玄関に立っています。

つぐみはすぐにかれが傘を持ってきていないことに気がつきました。

悩んだ挙句、彼に声をかけようとするつぐみ。

ですが別の女の子に先を越されてしまいます。

何もできず立ち尽くしていると、その姿を正宗に気づかれました。

瀬名正宗
「小枝ちゃん?待ってそれ・・・」
小枝つぐみ
「なんでもないです・・・っ、関わりたくない・・・」
瀬名正宗
「・・・そうか」

傷つきたくないため、またしても自分を守ってしまいます。

そんなつぐみだったのですが、翌日になると彼女の心を突き動かす出来事が起こりました。

正宗が持っていたはずのヘアピンが、つぐみの机の中に入っていたのです。

最初は彼がもう自分とは関わりたくないため、机にヘアピンを置いていったと思うつぐみ。

しかしずっとポケットに隠していたヘアピンを見ているうちに、自分が隠していた本当の気持ちが溢れ出してきました。

小枝つぐみ
「隠してたずっと、ほんとは女の子でいたかったきもち、ずっとこんなわたしをひろいあげてくれた人」

ヘアピンを持って正宗の元へ走り出します。

息を切らしながらようやく見つけた正宗に、自分の本当の気持ちを伝えることにしました。

小枝つぐみ
「マサムネくん・・・っ、これ・・・っ」
瀬名正宗
「小枝ちゃん、俺」
小枝つぐみ
「ごめんなさい・・・、やっぱり・・・マサムネくんと関わんなくなるとかっ・・・いやです・・・!」
瀬名正宗
「そうか、うん、かわいい、小枝ちゃんがつけてたほうが!」

ヘアピンをつぐみの髪に付けながらかわいいと言ってくれた正宗。

その言葉でつぐみの頬は真っ赤になっていきます。

瀬名正宗
「つーかさ今のは告白?」
小枝つぐみ
「はっ・・・は・・・?」
瀬名正宗
「いやずっと関わってたいとか言うからさ」
小枝つぐみ
「ちがいます!!てゆーかずっととか言ってないし!」

まだ始まったばかりのつぐみの恋。

ですが正宗に正直な気持ちを伝えたことによって、うすっぺらな毎日が変わる予感がするつぐみだったのでした。

 

『きみはかわいい女の子』最新刊の発売日情報!

不器用なつぐみのゆっくりと動き出していく淡く切ない恋を描いていく『きみはかわいい女の子』

ピュアなつぐみと爽快感のある正宗の素敵な関係性が、多くの読者の心をとらえて離しません。

そんな大人気コミックの最新刊となる第7巻は2018年5月11日に発売されました。

次回作となる第8巻は2018年9月7日頃の発売が予想されています。

二人の爽やかで癒される恋愛模様の新たな展開を心待ちにしましょう。

ちなみに次回作の発売日はあくまでも予想となっていますので、諸事情により変更となった場合はご了承ください。

 

電子書籍を無料で読んでみませんか?

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです!

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

 

 

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか?

U-NEXTでは電子書籍を20万冊以上配信しているんです。

しかも新規登録から31日間は無料なんです!

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか?

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ!

このポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています!

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上!

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください!

 

無料トライアルはこちらから↓↓↓