甘井さんは冷たくて甘いのネタバレ(漫画)!感想とあらすじも!

今回は「かける☆」先生の『甘井さんは冷たくて甘い』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『甘井さんは冷たくて甘い』はこんな漫画(あらすじ)

大学進学をきっかけに上京してきた僕の隣にはクールビューティな女子高生が住んでいます。

お隣さんと言ってもたまに挨拶をする程度で会話することはほとんどありません。

ある日、僕がバイトから帰ってくると女子高生の甘井さんが鍵を拾ってくれました。

僕はこの日から甘井さんとの距離をどんどん縮めていくことになります。

お菓子が繋ぐ恋の行方は・・・!?

隣人同士の恋模様をポップに描いた『甘井さんは冷たくて甘い』

今回は純愛漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

コミカルな男女のやり取りに魅了されてください。

 

『甘井さんは冷たくて甘い』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

僕のお隣にはクールビューティーな女子高生が住んでいます。

たまに挨拶は交わしますが特に会話をすることはありません。

いつものように女子高生と挨拶を交わした僕はアルバイトへ向かいました。

「大学進学を機に上京してから二ヶ月、お菓子作りが趣味で応募したバイトが思っていたよりブラックでただ必死な毎日を送っていた」

この日も先輩に嫌がらせをされたせいで閉店作業を一人でやらされます。

ブラックのバイトによって最近の僕は疲れが顔に出ていました。

「はー・・・今日も疲れたな・・・ゆっくりお菓子でも作りたい・・・えーっと鍵・・・あれ?鍵がない」

ポケットに入れたはずの鍵が見当たりません。

慌ててカバンの中も探してみます。

甘井さん
「・・・あの・・・これ・・・鍵・・・落ちてましたよ」
「え!?あ、ありがとうございます!すみません!」
甘井さん
「・・・別に」

隣の部屋に住んでいるクールビューティーな女子高生が鍵を拾ってくれていました。

無表情で淡々としている女子高生と挨拶以外の会話は初めてかもしれません。

「助かりました、あの・・・バイト帰りとかですか?」
甘井さん
「・・・まぁ」
「そうなんですね、遅くまで大変ですね」
甘井さん
「・・・それなりに」

女子高生は挨拶だけでなく会話も淡々としています。

全く会話が続かないので僕は諦めて帰ることにしました。

「あ・・・では僕はそろそろ・・・おやすみなさい」

少しだけでも隣人と話せて良かったと思うことにします。

お礼を言って帰ろうとした僕に女子高生が無表情のまま急接近してきました。

甘井さん
「お兄さんさぁ、疲れてる顔してんね・・・あぁそうだ・・・ここに・・・あった、ん・・・あげる、甘いものは幸せになるから」

カバンの中に入っていたどら焼きを渡してくれます。

お礼を言うと女子高生が僕どら焼きを凝視してきました。

口からはよだれが出ているような気もします。

「よかったらあの・・・半分こして・・・一緒に・・・食べます?」
甘井さん
「・・・別に毒とか入ってないけど・・・?」
「え?あ、いや!そういう意味で言ったわけじゃっ・・・」

女子高生がどら焼きを食べたいと思ったのは僕の勘違いかもしれません。

それでも女子高生はどら焼きを一緒に食べてくれます。

甘井さん
「いただきます!・・・ど?」
「あっ甘くて美味いです!」

思っていたよりも女子高生が良い人なので安心しました。

人とゆっくり時間を過ごすのが久しぶりなので気分も落ち着いてきます。

甘井さん
「・・・おいひ♡・・・何?」
「・・・いや確かに幸せだなぁ・・・って」
甘井さん
「・・・だしょ?」

女子高生の幸せうな笑顔にドキッとしました。

お菓子には人を幸せにする力があることも実感できます。

「僕も作ったお菓子誰かに食べてもらいたいなぁ・・・」
甘井さん
「・・・え?・・・お兄さんお菓子作んの・・・?」
「・・・え・・・あ・・・」

自分では人に食べさせられるほど上手だとは思っていません。

ただお菓子を作ることは大好きです。

甘井さん
「・・・そういう系の道目指してる的な?」
「ま、まぁ・・・そんなとこです」
甘井さん
「・・・へぇ・・・じゃあさ・・・あたしが食べてあげようか?」

今までは挨拶をするだけの女子高生と急激に距離が近づいてきました。

本当に女子高生の甘井さんは僕が作るお菓子を食べてくれるのでしょうか!?

 

 

あまり表情は変わりませんが、疲れている隣人にどら焼きを渡した甘井さんの優しさが素敵でした。

短いフレーズのセリフにもクールな性格が感じ取れますね。

疲れ気味の大学生がクールでスイートな女子高生に恋をした『甘井さんは冷たくて甘い』

趣味のお菓子作りが大学生の恋を後押ししてくれます。

甘井さんもどんどん可愛らしくなっていきますよ。

後編

どら焼きを甘井さんと一緒に食べた翌日、僕は朝からクッキーを作ることにしました。

甘井さん
「お兄さんお菓子作るの・・・?あたしが食べてあげようか?」
「え・・・いや、それは嬉しいですけど・・・でも・・・」
甘井さん
「大丈夫、あたしお菓子好きだから、ま・・・気が向いたらでいいからさ」

自分が作るお菓子を甘井さんが食べてくれることになったのです。

気が向いたらと言われましたが、嬉しくなったので僕は翌朝になるとすぐにクッキーを焼いてしまいました。

「次会った時に渡してみようかな、さ、大学に行く準備するか」

クッキーを紙袋に入れてから準備を始めます。

出掛けるとタイミング良く甘井さんも部屋から出てきました。

甘井さん
「・・・おはよ」

初めておはようの挨拶をしてくれたことに感激します。

まさかすぐに会えるとは思っていませんでした。

「昨夜はありがとうございました」
甘井さん
「・・・ん?別に、今日は顔色いいね」
「はい、おかげさまで、あ、それとあの・・・早速クッキー焼いたんですけど・・・どうですか?」
甘井さん
「え・・・もらう・・・今食べていい?」

表情にはあまり変化はありませんが喜んでくれています。

そのまま紙袋からクッキーを取り出しました。

「は、はい、口に合うといいんですけど・・・」

僕は緊張しながら甘井さんの食べる様子を見守ります。

すると美味しそうな表情を浮かべてくれました。

甘井さん
「・・・美味しい、お店レベルだよ、これ本当に手作り?」
「はい、ありがとうございます、簡単なので誰でも作れちゃうんですけどね」

美味しいと言ってくれたので安心します。

ただ美味しいクッキーの作り方は難しくはありません。

甘井さん
「やば・・・あたしにも作れないかな・・・」
「もちろん作れますよ!よかったら今度作り方お教えしましょうか?」
甘井さん
「・・・マジ?・・・じゃあいつ家行ける?」

話の流れでお菓子作りを甘井さんに教えてあげることになりました。

約束の日、僕は部屋の掃除をしておくことにします。

「まさか家に女の子が来ることになるなんて・・・どうしよ・・・本当に来るのかな?甘井さん・・・」

甘井さんが家に来ることを考えていると緊張してきました。

ここで部屋のチャイムが鳴らされます。

甘井さん
「・・・おはよ、お兄さん今日はクッキー作りよろしく」
「お・・・おおおはっ・おはっ、ど、どうぞ」
甘井さん
「へぇ、けっこう綺麗にしてんね・・・あ、これ用意できる材料確認よろ」

材料を確認していると甘井さんがエプロンをつけました。

どうやら準備万端のようです。

「不束者ですがっ・・・!よろしくお願いしますっ!」
甘井さん
「ウケる、よろしく」

クッキー作りがスタートしました。

甘井さんはメモを取りながら教えられた通りに材料を混ぜていきます。

生地は可愛い動物の型枠に入れました。

それをオーブンで焼けばクッキーの完成です。

「これでクッキーの完成です・・・上手くできたかな・・・食べてみてください」
甘井さん
「いただきます・・・おいしいっ・・・!お兄さんも食べてみて」
「はい!いただきます!・・・うん!美味しい!上手にできましたね!」
甘井さん
「・・・うん・・・本当にあたしでも作れた、ありがと・・・お兄さん」

誰かと一緒に作っても楽しいことが分かりました。

次に2人はどんなお菓子作りにチャレンジするのでしょうか!?

『甘井さんは冷たくて甘い』に関する他の記事はこちらです↓↓↓

甘井さんは冷たくて甘いのネタバレ(漫画)!初デートの行方は?

2024.04.23

 

『甘井さんは冷たくて甘い』を読んだ感想

甘井さんの積極的なアプローチによって2人の関係がどんどん親しくなっていますね。

美味しいクッキーを食べる嬉しそうな表情から、甘井さんのお菓子好きが伝わってきました。

読むとドキドキが止まらなくなる『甘井さんは冷たくて甘い』

甘井さんのような可愛らしい隣人がいると毎日が楽しくて充実するような気がしました。

なかなかお互いの気持ちが明かされないところにも興味をそそられますね。

 

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