悪役令嬢の役割は終えましたのネタバレ!人気小説を漫画化!

今回は「漫画 甲羅まる 原作 月椿」先生の『悪役令嬢の役割は終えました』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『悪役令嬢の役割は終えました』はこんな漫画(あらすじ)

天石雪乃は妹を救うため異世界より現れた神の使いと取引することになりました。

内容は異世界で神の愛娘と呼ばれる令嬢と王太子の仲を取り持つということです。

そのため雪乃は生前から王太子と婚約していたレフィーナという女性に生まれ変わりました。

悪役令嬢として毒花と呼ばれるまで悪態を繰り返したことで婚約は破棄され、神の愛娘ドロシーと王太子の新たな婚約者となったのです。

しかし役割を終えたはずのレフィーナに待っていたのは侍女として働く運命でした。

心優しきヒロインが転生された異世界でセカンドライフを満喫していく『悪役令嬢の役割は終えました』!

今回は人気小説をコミカライズしたSFファンタジー漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

優秀な能力を駆使するレフィーナの活躍を目に焼き付けてください。

 

『悪役令嬢の役割は終えました』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

レフィーナが公爵令嬢のドロシーに対して暴言を吐いています。

レフィーナ
「ご理解いただけなかったのならもう一度言わせていただきますわ、王太子レオン殿下は私の婚約者、あなたのような方がレオン殿下の周りをうろつくのは目障りですの」

暴言を繰り返しているレフィーナには毒花という俗称が付けられました。

その結果、レフィーナは国王陛下から婚約を解消されてしまいます。

さらに王家の顔に泥を塗った罰として家を追い出されることになりました。

また王家に迷惑をかけたので侍女として罪滅ぼしすることを命じられます。

労働者になるとは予想していなかったレフィーナは部屋に戻ると神の使いを呼び出しました。

レフィーナ
「ねえ、婚約破棄されたら国外追放とか田舎に引っ込むとかじゃないの・・・?なんで王城で侍女をすることに・・・!?」

想定外の事態に納得することができません。

すると神の使いから侍女になったのは自分のせいだと言われます。

レフィーナは王太子との婚約を解消してもらうため毒花を演じてきました。

しかしドロシーが可愛いので手を上げることはできません。

その結果、国外追放するほどではないと判断されたのです。

神の使いは契約通りに婚約破棄されたので満足してくれていました。

レフィーナ
「契約、そうだ・・・それが空音を助けるための条件・・・」

天石雪乃は妹の空音を助けるため神の使いと契約を結んだのです。

その内容は異世界で悪役令嬢として生まれ変わり王太子に婚約を解消されるというものでした。

レフィーナが悪役を演じた結果、神の愛娘ドロシーと王太子が婚約することになったのです。

条件を飲めば妹を助けてくれるという言葉を信じた雪乃は異世界への転生を受け入れました。

そして16年間、レフィーナとして悪役令嬢を演じ続けたのです。

レフィーナ
「長かったな、元の世界から存在ごと消えてもう天石雪乃としては生きられないけど、ソラが生きていてさえくれれば・・・」

元の世界に戻ることはできません。

ただし目的を達成すれば現在の妹を確認させてもらえる約束でした。

妹は好きな男性との間に赤ちゃんが生まれ幸せそうです。

愛する妹と再会することはできませんが、もう性格を偽る必要はありません。

役割を悪役令嬢から侍女に変え、レフィーナとしてこの世界で好きに生きてみることにしました。

レフィーナ
「本日より侍女として働くことになりましたレフィーナと申します」

王城で挨拶を済ませるのですが、婚約破棄され家から追い出された元令嬢は腫れもの扱いされます。

周囲の対応を仕方ないと感じているレフィーナに王国騎士団副騎士団長が挨拶してきました。

ヴォルフ
「これはこれは・・・レフィーナ・アイフェルリア様ではないですか」

副騎士団長のヴォルフ・ホードンは王太子に仕えています。

そのため悪役令嬢時代のレフィーナとは犬猿の仲でした。

レフィーナ
「今の私は家名も名乗れないただのレフィーナでございます、身分も副騎士団長の方が上でございますのでどうぞそのように」
ヴォルフ
「は!?・・・お前本当にあのレフィーナ嬢か?まさか偽物じゃ・・・」

生まれ変わる前の天石雪乃は妹想いの優しい女性です。

あくまでもレフィーナとして悪役令嬢を演じていたので、演技を辞めた現在の姿は別人のように様変わりしていました。

そんなレフィーナのセカンドライフがここから幕を開けていくのです。

 

 

妹の命を救うため異世界で悪役令嬢を演じ続けた天石雪乃の精神力に驚かされました。

暴力を振るえない優しさによって国外追放を免れたことは皮肉な結果でしたね。

完成度の高いストーリーで読者を魅了している『悪役令嬢の役割は終えました』

人気小説が原作だということに納得できる仕上がりです。

悪役令嬢だった頃の弊害にも負けないヒロインの強さを感じてください。

後編

まるで別人のようなのでヴォルフは目の前の女性がレフィーナだということを信じられません。

レフィーナ
「あら副騎士団長様、この美しさが目に入らないなんて、私ほどの令嬢が他にいるとでも?」
ヴォルフ
「っ!猫かぶりか!」

信じてもらうため悪役令嬢を演じてみます。

ようやく信じてもらったレフィーナは門を通る許可を頂きました。

レフィーナ
「なんでついてくるんですか」
ヴォルフ
「不本意ながらお前の案内を任されている、不本意ながら」
レフィーナ
「わざわざ二回言わなくても」

ヴォルフの案内で侍女長と面会することになります。

侍女長も豹変したレフィーナの態度に驚くのですが、今後は他の侍女と同じように扱うと宣言しました。

そして二人部屋に住みながら働くレフィーナに先輩のメラファを紹介してくれます。

メラファ
「はじめまして、メラファ・アンクルです!」
レフィーナ
「レフィーナと申します、よろしくお願いいたします」

メラファから部屋の案内と仕事について教わることになりました。

まずは荷物の片付けから始まります。

メラファ
「あっ、すみません、狭いですよね!?掃除も途中で・・・っ」
レフィーナ
「メラファさん、どうかそんなにかしこまらないでください、私はもう公爵令嬢でもありませんし、メラファさんと同じ侍女ですから、これからよろしくお願いいたしますね」

笑顔のレフィーナには毒花と呼ばれていた頃の姿は見る影もありません。

その様子にメラファは感激していました。

メラファ
「可愛いっ・・・!噂で聞いていた方とは別人みたい!でも私はこっちの方が好きです!とっ友達になりたいです、駄目・・・かな?ついでに敬語もなしで・・・」
レフィーナ
「喜んで」

可愛いものに目がないメラファと友達になったレフィーナはお城を案内してもらいます。

令嬢だったレフィーナは見知った場所もありますが、貴族と使用人では使える通路が区別されていました。

メラファ
「粗相をすると侍女長が怖いの、侍女長に怒られるときは鞭打ちつきなの、体罰は禁止されてるはずなのにここではそれが当たり前になっちゃってるから・・・」

特にレフィーナは目をつけられているので注意しなければいけません。

目立たないように働くつもりでしたが、体罰を回避するためには仕事を完璧にこなす必要がありそうです。

レフィーナ
「大丈夫、今までのは全部覚えたわ、ふふっ、特技なの、覚えようとしたものはすぐに記憶できるし動作も一度見ればほぼ再現できるわ」

この特技で悪役令嬢時代を乗り切ってきました。

複雑な食事マナーやダンスを特技で再現してきたのです。

メラファ
「へぇーすごいね、あっ、王太子殿下とドロシー様」

偶然通りかかった王太子にレフィーナは不様だと言われました。

さらに侍女として腐った根性を叩き直してもらえと罵倒されます。

ドロシーは王太子を止めようとするのですがレフィーナは全く気にしていません。

レフィーナ
「ドロシー様が謝る必要はございません、すべては私自身のせいですから、お二人にはご迷惑をおかけしました、ご婚約おめでとうございます」

態度を改めたレフィーナが2人に頭を下げます。

そのまま王太子はドロシーを連れて立ち去りました。

メラファ
「レ・・・レフィーナさん嫌じゃないの?だ・・・だって王太子殿下とドロシー様が・・・」
レフィーナ
「いいのよ、お二人が幸せならそれで、それより今からお昼よね!?」

食堂に向かうと念願の和食が用意されています。

和食は庶民の食事なので貴族の食卓に出ることはありません。

そのため久しぶりに食べる和食の味にレフィーナは勘当しています。

すると食堂でヴォルフたちがレフィーナの噂話を始めました。

ヴォルフはレフィーナが嫌いなので今の彼女が演技をしていると思っていて、仲間たちに騙されないよう気をつけろと注意しています。

メラファ
「よく知りもしないで勝手なことばかり言わないでください!レフィーナさんはそんな人じゃない!」
レフィーナ
「メラファさん、私は大丈夫だから」
ヴォルフ
「人間裏表があるのは当たり前、だが彼女の問題は公人として振る舞う社交の場で私情に駆られて嫌がらせを特定個人にし続けたことだろ」

ここで騒ぎを聞き付けた侍女長が食堂に現れました。

侍女長は揉め事の原因がレフィーナにあると決めつけます。

レフィーナ
「そうです、私が騒ぎを起こしました」

メラファを庇ったレフィーナが侍女長に連れて行かれました。

それでもまだヴォルフはレフィーナが猫をかぶっていると思っています。

メラファ
「騎士団の皆様はご存知ないと思いますが・・・侍女長のお叱りには体罰が伴うんです!鞭で打たれるとわかっていて私なんかの身代わりに・・・そんな女を侮辱して嘲笑うのがこの国の騎士道ですかっ!?」

悪役令嬢だった弊害によって体罰を受けることになってしまったレフィーナの運命は・・・!?

 

『悪役令嬢の役割は終えました』を読んだ感想

事情を知らない人たちにとってレフィーナの変貌ぶりは信じられなくて当然かもしれませんね。

そのことを当たり前のように受け止めるレフィーナの強さに感心しました。

不遇な運命を乗り越えようとするヒロインが魅力的な『悪役令嬢の役割は終えました』

頭の回転が速く性格も良いヒロインの姿を見ていると応援したい気持ちが沸き上がってきますよ。

周囲の人間に助けられながら幸せになろうとするヒロインを温かな目で見守ってください。

 

電子書籍を無料で読んでみませんか?

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです!

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

 

 

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか?

U-NEXTでは電子書籍を34万冊以上配信しているんです。

しかも新規登録から31日間は無料なんです!

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか?

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ!

このポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています!

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上!

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください!

無料トライアルはこちらから↓↓↓