高嶺の蘭さんのネタバレ!漫画の試し読み情報も書いてます!

今回は「餡蜜」先生の『高嶺の蘭さん』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『高嶺の蘭さん』はこんな漫画(あらすじ)

高校1年生の高嶺蘭は成績優秀でスポーツ万能、さらに美貌も持ち合わせているため周囲から高嶺の花と呼ばれていました。

クールビューティーと噂され男子から距離を置かれる蘭なのですが、実はウブなだけで冷たいわけではありません。

しかし自分のことを説明しても嫌味だと思われるかもしれないので、男子と積極的に関わろうとはしませんでした。

そんな彼女に対して同じクラスの佐伯晃という男子だけは普通に接してくれたのです。

さらに晃の秘密を知ることにより、2人の距離は急接近していくのでした。

純情なお嬢様と心優しいイケメンの恋模様を描いていく『高嶺の蘭さん』

今回は素敵なラブストーリーの魅力について、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

ピュアでキュートな恋愛漫画をドキドキしながら読んでみてください。

 

『高嶺の蘭さん』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

蘭が園芸部の花壇に水をあげていると、周囲にいた男子生徒が彼女の噂話を始めます。

1年生でありながら通っている高校のミスコン候補にノミネートされた蘭は、いつも遠くから噂話を囁かれる存在になっていました。

文武両道でクールビューティーと言われている欄は家がお金持ちのお嬢様なので、周囲の男子から高嶺の花と思われています。

しかし本人は元々こういう顔をしているだけでクールビューティーだとは思っていませんでした。

「入学して2ヶ月もたたないのにすっかり広まってしまったわ・・・おかげでまた男の子に一線引かれて恋愛対象外になっちゃうし、地獄耳にもなるし・・・」

噂話を全て聞いている蘭なのですが、否定すると嫌みっぽく捉えられるかもしれません。

そのため彼女は肯定も否定もせず、高校生活を過ごしていました。

この日も1人で水やりをしていると、近くをイチャイチャするカップルが通り過ぎて行きます。

「へえー、世の中のカップルはあんなふうに登校するのね、もはや遠い世界ね」

カップルに視線を奪われていると、横から男子の驚く声が聞こえてきました。

「うおっ、っべたー」

よそ見をしながら水やりをしていたため、蘭は男子に水をかけてしまったのです。

「ごごごごめんなさいっ、私よそ見してましたっ、あのハンカチっ・・・」
「あー、だいじょぶだいじょぶ!眠気ふっとんだわ、さんきゅ」

蘭が同じクラスの佐伯晃だと気付いた次の瞬間、彼は笑顔で立ち去っていってしまいました。

その後、蘭が教室に戻ると先日行われたテストの答案用紙が返却されます。

「うーん、初めてのテストだし問題も甘かったのかな」

全教科90点以上をとった蘭。

得意の英語は100点満点でした。

そのことを驚いた女友達が大声で叫んでしまいました。

彼女のおかげで蘭はさらに高嶺の花としての地位を確立していきます。

そんな中、近くの席では晃が友人からジャージを着ている理由を聞かれていました。

「ゲリラ豪雨に遭遇した、パンツも濡れた」

蘭はその様子を見ながら謝るタイミングを逃したと思っています。

そのまま謝ることができずに放課後を迎えました。

先生の印刷物を整理するお手伝いをしていた蘭は、教室にプリントを運ぶことになります。

すると教室には英語の点数が悪かったため、補習を受けている晃の姿がありました。

「佐伯くんっ寝てる・・・全然プリント進んでない」

寝ている様子を眺めていると急に晃が目を覚まします。

「うっわ寝てもた・・・なんで高嶺・・・」

日直のため残っていたことを説明した蘭は、ここが彼に謝るタイミングだと感じました。

「あ、朝、本当にごめんなさい、今更だけど・・・」
「んー、全然、花きれいだなーってみとれてたオレも悪いし」

この言葉で蘭は晃のことをとてもいい人だと思うようになります。

「なにかっ、お詫びをっしたいのだけどっ・・・」
「えー律儀だなー・・・んじゃあオレにも満点取れるように教えてくれる?それでチャラね」

蘭はこうして晃に勉強を教えることになりました。

ここから2人はどのように距離を縮めていくのでしょうか!?

 

 

クールビューティーと思われている蘭が、心の中では否定している姿が印象的でした。

そんな彼女に優しい態度で接する晃も素敵ですね。

素敵な男女の純愛をチャーミングに描いていく『高嶺の蘭さん』

心が癒やされる恋愛漫画になっています。

それでは引き続き笑顔になれるラブストーリーをご覧ください。

後編

晃に勉強を教えることになった蘭は、すぐに的確なアドバイスを与えていきます。

分かりやすい教え方だったため、晃はすぐに問題を理解することができました。

「もうできた・・・!オレ天才になった気分!」

ここで蘭は感動している晶の指先が気になっているようです。

「指先・・・ウェットティッシュが・・・」

少しだけ晃の指先が汚れていたため、ウェットティッシュをカバンから出そうとする蘭。

しかしその様子に気づかない晃が別の質問をしてきました。

「高嶺ってさ、花好きなの?」

園芸部に入っている蘭が花を好きなのか気になっていたようです。

「部員が1人もいなくて先生が困ってて」
「あーなるほどね」
「それとお花ってなんだか他人事じゃない気がしたから」
「高嶺の花だから?うそうそ、蘭って名前かわいいもんな」

何気ない晃の言葉によって蘭の顔は真っ赤になってしまいました。

「そんなこと平然と言うって・・・佐伯くんって女たらしなの??」

思わず顔を赤らめた蘭のことを晃が笑い始めます。

「あはは、どした?高嶺って男の理想も高いって聞いたことあるけど、案外ウブなだけ?」
「関係ないでしょっ、それじゃっさよならっ!!」

いつもは男子と距離を置いていたため、キャパオーバーした蘭が慌てて帰って行きました。

自宅に戻った蘭は翌日から晃とどのように接していくか考え始めます。

その結果、蘭はこれ以上関わらないようにすると決めました。

しかし翌日、職員室に飾ってある花瓶の水を変えていると晃が声をかけてきます。

「高嶺おはよ、おかげさまで無事提出できました!」
「あ、うん、よかった」

プリントを提出できたことを感謝する晃に棒読みで返事をする蘭は、早く帰ってほしいと思いながら水を変えていました。

するとここで晃が意外な行動を取り始めます。

「茎のぬめりちゃんと取ったほうがいいよ、長持ちするから、毎日ごくろーさん」

男子が花の手入れ方法を知っていることに、蘭は驚いてしまいました。

その後は友人に呼ばれ晃が職員室を出て行ったため、その後ろ姿を眺めるだけしかできなかった蘭。

学校が終わり自宅に戻ると、自分の名前を可愛いと言ってくれた晃の言葉を思い返していました。

逃げ出すように立ち去った蘭だったのですが、本当は彼の言葉を嬉しく感じていたのです。

そんな蘭に母親がお気に入りの花屋で買い物をしてきてほしいとお願いをしてきました。

翌日になり、母親に言われた通り花屋に向かった蘭。

「どれどれ、見たことはあるけど名前まで知らないものが多いわ・・・あ、花言葉が書いてある」

花言葉がどうやって決められているのか考えていると、後ろから店員が声をかけてきました。

「なにかお探しですか?」
「あ、いえ・・・さ・・・佐伯くん??」

実は蘭が母親に頼まれて訪れた花屋は晃の実家だったのです。

すると珍しく動揺した表情を浮かべる晃が、蘭を店の奥へ連れて行きました。

「高嶺ちょっと、あのさみんなには黙っといてくれる?」
「ど・・・どうして・・・」
「高校でもかわいいとか言われたら地味に傷つくから、小学生んとき同級生にお花男子だの乙女男子だの、散々からかわれたオレの苦い過去を知らねぇだろ」

家が花屋ということで色々と苦労を重ねてきたようです。

晃の実家が花屋だと知った蘭は、彼の指先が汚れていた理由が理解できました。

「か、隠さなくてもいいんじゃ・・・すごく素敵だと思うよ」

お手伝いをしているからこそ汚れている指先が、蘭にとっては素敵なものとして映っていたのです。

「そんなん初めて言われた、ありがと」

こうして2人はお互いに今まで出会ったことのない異性と接していくことになりました。

お互いが新鮮な気持ちを抱いたまま2人の恋はどのように進展していくのでしょうか!?

 

『高嶺の蘭さん』はこんな人にオススメ

ピュアな恋愛漫画を探している人にオススメの作品になっています。

丁寧に描かれた絵もキレイなのでとても読みやすい物語になっていますよ。

好感が持てる男女の恋模様から目が離せなくなる『高嶺の蘭さん』

色々な種類の花をモチーフにしたストーリー展開が見所になっています。

ラブストーリーファンにはたまらない作品ですので、注目作品を見逃さないでください。

 

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