茶柱倶楽部のネタバレ(漫画)!青木幸子作品の魅力は?

今回は「青木幸子」先生の『茶柱倶楽部』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『茶柱倶楽部』はこんな漫画(あらすじ)

老舗茶屋の娘として生まれた伊井田鈴は、行く先に茶柱が立つと言われるほど強運の持ち主です。

ある日、駅の階段で足を挫いたお婆さんを助けると、素晴らしい味のお茶を飲ませてもらいました。

鈴はそのお茶に出会うため特注した新車で移動茶店を始めることにします。

その旅路にはお茶を介する心の交流が待っていました。

お茶が巡り合わせる人々の出会いを描写した『茶柱倶楽部』

今回は日本茶を題材にしたヒューマンドラマの魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

全国を周るお茶のスペシャリストが出会う人間ドラマから大きな感動を味わってください。

 

『茶柱倶楽部』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

鈴の両親が経営する伊井田茶園に茶柱倶楽部とペイントされた車が届けられました。

父親
「茶柱倶楽部?営業は会社の方へ頼むよ、こっちは自宅なんだ」

営業に来た訳ではありません。

この車は鈴に納車されるものだったのです。

何も知らされていなかった両親が驚く中、当の本人は畑で呑気にお茶を飲んでいました。

「夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が繁る、あれに見えるは茶摘みじゃないか、茜だすきに菅の傘、五月晴れ外で飲んでもまた格別、と」

鈴が家に戻ると父親が事情の説明を求めてきます。

説明すると父親に怒鳴られてしまいました。

父親
「旅に出る?」
「うん、あの車で移動茶店しようかな・・・と」

怒鳴られるのは予想していたのですが、反対されるとは思っていません。

しかし頑固な父親は移動茶店に猛反対してきます。

父親
「何を言いだすかと思えば・・・許さん、馬鹿者」
「バカァ?なんで?まずうちのお茶を仕入れて行くのにっ」

父親に考え方が甘いと指摘されてしまいました。

移動茶店を始めるためには仕入れの他に燃料費や宿泊費が必要です。

父親
「水だってタダじゃない、茶菓子はどうする?だいたいあの特注新車いくらかかってる!?わかったか!言っとくが私は1円も出さんぞっ!」
「うん、宝くじ当たったから大丈夫!」
父親
「宝くじ!?とにかくダメだっ、金があろうとなかろうと許さんっ」

父親はこれ以上話を聞いてくれませんでした。

仕方なく母親に事情を説明することにします。

すると母親が父親の説得に協力してくれることになりました。

母親
「ねえあなた?いつまで鈴と口をきかない気なの?」
父親
「会社であなたはよせ」
母親
「・・・社長、お嬢さん来週出発だそうですよ?」

鈴の出発日まであまり時間がありません。

それなのに父親は娘と話すことを避けていました。

父親
「・・・おまえ母親として心配じゃないのか?」
母親
「心配?鈴は歩けばお金を拾い、釣りをすれば入れ食い、テストのヤマは当たりまくり、部屋の中は懸賞、福引、記念モノだらけ、あのコの行く先には茶柱が立つのよ!」

父親は運を活かすことは大切だが、あてにするものではないと考えています。

しかし母親はお茶の仕事をするのだから反対はしていません。

父親
「跡取り娘なんだぞ!ヘンな虫でもついたらどうする!」
母親
「虫はどこにいたって来るわよ、だけどあのコの目をお茶以上に眩ます相手はそうそういないでしょう?なんであんなに・・・と思うもの、茶農家の私も茶商出のあなたもかなわないわ」
父親
「・・・まあな、鈴の茶は旨い、あいつの茶の扱いは天性だ、だからこそ腰を据えてこの土地の茶と取り組んでほしい」

才能を認めているからこそ、鈴には地元でお茶と関わってほしいのです。

母親は今週末に市民館で煎茶の講習会があるので、忙しくなる前に話すべきだと提案しました。

ですが父親は鈴と話す気分にはなれません。

母親
「鈴の楽天家は私譲りだけど一度決めたら譲らないあなた譲りのガンコでもある、あのコどうする気かしら?」

会話がないまま煎茶の講習会を迎えてしました。

まずは父親が挨拶をしてからお茶を手軽に美味しく飲む具体的なコツを紹介します。

父親
「では話はこのへんにしておいてまずは煎れて飲んでみましょう」
「用意出来ました!皆さんこちらへおいでください」

鈴は父親に内緒で講習会のお手伝いに来ていました。

果たして鈴は頑固な父親を説得できるのでしょうか!?

 

 

宝くじの当選金を移動茶店に活用しようと考えた鈴の自由奔放な発想が素敵だと思いました。

しかし地元のお茶と向き合ってほしいと考える父親の気持ちも理解できますね。

自由奔放なヒロインがお茶を通じて様々な出会いに巡り合っていく『茶柱倶楽部』

読んでいくうちに心が温かくなるヒューマンドラマです。

鈴と父親のやり取りからお茶に対する情熱を感じ取ってください。

後編

講習会ではまずお茶を煎れるための水について説明が始まりました。

お水は水道水で構いませんが、2分くらい沸騰させてカルキ臭を飛ばすことが重要です。

父親
「市販の水の場合ミネラルウォーターではなく硬度の低い軟水の方が日本茶の味と香りが生きます、これは煎茶道で使う湯瓶というヤカンですがもちろん家庭では普通のヤカンで沸かしてください」

湯沸しポットの場合はカルキ抜きか再沸騰のボタンを押せば問題ありません。

しかし完全に沸騰した熱湯は高温なので取り扱いに注意が必要です。

さらにお茶を煎れる時はお湯の温度にも気を配らなければなりません。

上級煎茶や新茶は70℃、普通煎茶や深蒸し煎茶は80~90℃が最適と言われています。

ただし低い温度でゆっくり出すか、高い温度でさらっと出すかでも違う味わいになるので好みによって温度を調整しなければいけません。

温度は容れ物から移すたびに10℃下がるので、人数分の茶碗に8分目まで注げば熱湯が90℃まで下がります。

温度をさらに下げたい場合は茶葉を入れた急須に茶碗のお湯を戻す湯冷ましがオススメだと説明しました。

父親
「あとは蓋をして1~2分を目安にお好みの濃さで煎れます、本日のお茶は川根地場産の新茶ですから少し温度は低め、時間はゆっくりで煎れてみましょう」

全ての茶碗が同じ濃さにさるよう往復しながら注いでいき、味の濃い最後の一滴まで注ぎ切ります。

こうして完成したお茶の味を講習会に参加している人たちに飲んでもらうことにしました。

すると参加客は旨味がたっぷりの美味に満足してくれます。

ここで父親は子供のためにほうじ茶を煎れてあげることにします。

「何℃で何gで何分で、そんな風に煎れればたしかに美味しいけどお茶ってもっと自由なものと思うんだけど・・・でも基本を知らなきゃ応用もないか」

色々と思うところはありますが、鈴は自分の意見を表に出すことはありません。

父親に自分の気持ちをどうすれば分かってもらえるのか悩んでいると、子供が何も考えず湯瓶を触ろうとしてしまいます。

このままではお湯が子供にかかってしまうため、鈴は湯瓶が落ちないように素手で掴みました。

父親
「鈴!」

様子を見ていた父親が大きな声を出そうとするのですが、子供を心配させたくない鈴が制止します。

そのおかげで講習会は無事に終了しました。

「しかし・・・あの子帰りぎわまで湯瓶気にしてたけどなんでかなあ・・・」
父親
「大井川鉄道でSL乗ってすごく気に入ったらしい、火傷の具合は?」
「すぐ冷やしたけど水ぶくれできちゃった、聞きたいことがあるって火傷のコト?」
父親
「いや・・・なぜ移動茶店なんだ?」

宝くじの当選金があれば理想の茶館を作ることもできます。

それなのに大変そうな移動茶店をわざわざ選んだ理由が父親には理解できません。

「お茶に呼ばれたの、去年の秋に駅の階段で足を挫いたおばあちゃんを助けたら持ってたお茶をお礼にくれて、それが飲んだことのないような素っ晴らしいお茶だったの!」

素晴らしいお茶に出会って以来、鈴はおばあちゃんを探し続けたそうです。

しかし名前を聞いていなかったのでなかなか会うことができません。

そんな時に事故のあった会談前の宝くじ売り場の人におばあちゃんのことを質問したことがきっかけで宝くじに当選しました。

お茶に貰ったお金だから鈴はお茶のために使いたいと思ったのです。

父親
「茶にもたっら金だからってのはわかった、しかし移動茶店がどう茶のためになる?」
「お茶の実力が知ってもらえる、成分だけ抽出したような物じゃない、きちんと丁寧に煎れた本物のお茶の味、たいして興味のない人にこそ飲んでほしいの、専門店とか講習会に来るような人は自分からどんどん飲むでしょう?だからこっちから行く!」

父親は鈴がこの土地のお茶だけでなくお茶の全てを愛していることを理解しました。

娘の情熱を感じ取った父親は移動茶店を認めることにします。

父親
「茶を飲むのはただ喉を潤すためじゃない、その一拍の休みで心身を切り換えて自分のリズムを作る、そういう場を作り出すのが茶だ、客は最後まで茶を楽しみお前はたしかにあの場を守った、合格だ、行ってこい!」
「・・・うん、はいっ」

こうして鈴の移動茶店”茶柱俱楽部”の活動が幕を開けました。

お茶を愛する鈴はどのような人々と出会っていくのでしょうか!?

青木幸子先生の他の漫画に関する記事はこちらです↓↓↓

ぴりふわつーんのネタバレ(漫画)!青木幸子が描く人間ドラマは?

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『茶柱倶楽部』はこんな人にオススメ

人情味が溢れるヒューマンドラマを読みたい人にオススメの作品です。

お茶に魅了されたヒロインがその魅力を大勢の人に伝えながら成長していく素敵な物語になっていますよ。

芯が強く自由奔放な鈴のお茶愛がしみじみと伝わってくる『茶柱倶楽部』

お茶に対する知識を学べる日本人に読んでもらいたい漫画です。

この漫画を読んで改めてお茶の素晴らしさを認識してみてください。

 

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