ヤンキー君と科学ごはんのネタバレ(漫画)!試し読み情報も!

今回は「岡叶」先生の『ヤンキー君と科学ごはん』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『ヤンキー君と科学ごはん』はこんな漫画(あらすじ)

高校の科学教師をしている猫村蘭(ねこむららん)は、担任しているクラスの問題児・犬飼千秋(いぬかいちあき)というヤンキーを留年させてはいけないと校長先生から命じられました。

とりあえず留年者候補の千秋に化学基礎の補修を受けさせようとするのですが、複雑な家庭事情を抱えている千秋はバイトがあるので帰ってしまいます。

このまま千秋が留年してしまうと蘭の評価が下がってしまうので補修を受けさせなければいけません。

何とか教室に千秋を連れて来たところで、蘭は彼が手作りのお弁当を持ってきていることに気づきました。

蘭は料理ができないので千秋を尊敬するのですが、逆に千秋は科学なんて人生に必要ないから時間の無駄だと言ってきます。

そこで蘭は科学に興味を持ってもらうため料理対決を申し込みました。

科学の知識が調理に役立つことを証明していく『ヤンキー君と科学ごはん』

今回はグルメとサイエンスが融合した漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

科学教師とヤンキーが少しずつ理解し合う様子に感動してみてください。

 

『ヤンキー君と科学ごはん』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

理科教師で1年3組を担任している猫村蘭に、この学校では創設以来留年者がいないと校長先生が説明してきます。

留年者が出ていないことを説明してきた理由は、蘭の担任しているクラスから留年者が出そうになっているためでした。

猫村蘭
「いやー校長先生・・・創設っつってもまだ6年目ですしいずれ留年者は出るんじゃー・・・」

責任を取らされたくないのでいずれは留年者が出ることを説明するのですが校長先生は納得してくれません。

仕方なく蘭は留年しそうになっている犬飼千秋の補習を行うことにしました。

犬飼千秋
「カッダル」

ヤンキーの千秋があまりにも態度が悪いので嫌な気分になってきます。

これまで蘭は教師になってから安定した生徒しか受け持ってこなかったのでヤンキーの相手には慣れていません。

猫村蘭
「しかもこいつは訳アリの生徒・・・あまり刺激して反抗されたらかなわん、ここは穏便に・・・」

なるべく穏便に補習を受けさせようとします。

しかし千秋には穏便な態度で済ませるつもりはありません。

犬飼千秋
「なんなんだよ、補習ってよォ」
猫村蘭
「犬飼・・・くんは遅刻欠席早退赤点などが多くてですね、度重なる指導も受け付けなかった結果・・・1年夏前にして早くも留年者候補にあがっているんデス・・・」
犬飼千秋
「バイトだよ、っせーな」

千秋は必修の化学基礎の単位を落としそうになっているので補習を受ける必要があります。

追試も受けておけば安全圏になるのですが千秋は言う事を聞かずバイトに行ってしまいました。

ヤンキーの千秋には母親が刑務所に入っているという噂があり、喧嘩してるところも目撃されているので他の生徒は関わろうとしません。

また中学時代は筋金入りの悪だったことから教頭先生も千秋が問題を起こさないか心配しています。

猫村蘭
「えー、アイツそんなワルなの?なら大人しくしてる方なんじゃないのぉ・・・?そんな神経質にならんでも・・・しかしはやくねーか?留年だなんだ言うの・・・まぁ仕方ないのか・・・」

校長先生や教頭先生が気にするほど悪い生徒だとは思えません。

それでも留年させるわけにはいかない事情は理解できます。

一方その頃、当事者の千秋はバイトが終わるとスーパーの特売で買い物してから自宅へ向かっていました。

途中で強引なナンパをしているヤンキーをボコボコにしましたが、家に帰ってくると表情が一変します。

犬飼千秋
「おう、ただいま!司ァ今日も学校楽しかったかぁ!?渚は?」

大切な妹と弟が笑顔で出迎えてくれました。

そんな妹と弟のためすぐにオムライスを作り始めます。

しかしフライパンに卵がくっついてしまい上手く焼けません。

完成したオムライスは卵がペラペラで、2人が食べたい半熟でフワフワのオムライスには遠く及びませんでした。

その結果、千秋のオムライスは可もなく不可もない4点と採点されます。

猫村蘭
「おーいHRはじめんぞー、えー昨日昼に出前とったバカがいたそうだが・・・やるならもっとうまくやれー、ピザ取ったら俺もよんでネ、以上解散ー」

この日のHRに千秋の姿はありません。

千秋は校舎裏でオムライスの作り方をスマホで検索していました。

犬飼千秋
「店みたいなオムライス・・・フワフワの半熟オムライス・・・作り方・・・うっ、やめだやめだ、通信量も今月ヤバいし・・・はぁ・・・4点てよ・・・」

母親のように美味しい料理を作ってあげられないことを不甲斐なく感じます。

千秋は妹と弟が満足してくれる料理を作れるのでしょうか!?

 

 

ヤンキーではありますが妹と弟のために料理をする千秋は悪い人間ではありませんね。

噂ほど悪くない千秋のことを蘭がどのように指導していくのかも楽しみになりました。

調理の新たな可能性を示していく『ヤンキー君と科学ごはん』

科学を好きになれる魅力的な物語です。

斬新な調理法で作る半熟オムライスにビックリしてみてください。

後編

HRをサボっていた千秋が教頭先生に見つかってしまいました。

揉め始めた千秋と教頭先生の間に割って入った蘭は、千秋を補習の教室へ向かわせます。

猫村蘭
「なるほどねぇ・・・学校初の問題児だから目ぇつけられてんのねアイツ・・・まだ留年者を出したくないのもあって・・・進学校でもないのにやたら厳しーなと思ったけど・・・あー・・・面倒なことになったなぁ・・・ヤンキーと向き合う熱血先生ってかぁ・・・」

自分のキャラには合っていないかもしれません。

それでもやるだけやってみることにします。

犬飼千秋
「・・・なんでアンタもいんだよ」
猫村蘭
「一人だとまた捕まっちまうぞー、ヒマだろ?補習やるか補習・・・必修落とすと留年だぞー、はいっプリント♪」
犬飼千秋
「いらねーよ!別にいいだろ、俺が留年したって、アンタだって俺の担任から外れた方が好都合なんじゃねーのか?知ってんだろうが!担任なら俺ん家のこと」
猫村蘭
「知ってるよ、母ちゃんが3年入っててぇ、子供3人で暮らしてんだろー?」

千秋は中学を卒業したら働くつもりでした。

そのため留年しても構いません。

犬飼千秋
「なのにアイツッ、俺らだけで暮らす条件に高校出ろって言ってきやがって・・・!留年でもして行く気ねーのがわかればアイツも諦めんだろ、そしたらこんなクソつまんねー高校なんかすぐ辞めてやるよ!」
猫村蘭
「お前の事情はどうでもよくてですね、犬飼を留年させると俺の評価が下がるので補習はやってもらいます・・・」

評価が下がると給料に響いてしまいます。

生徒の事情をどうでもよいと言った蘭に呆れた千秋は、お腹が減ったので弁当を食べることにしました。

千秋の手作り弁当を見た蘭は微妙な反応を示します。

犬飼千秋
「なんっっだその反応はァ!どうせ料理うまくねーよ!どうせ華ァねーよ!それがなんだ、なんか文句あんのかコラァ!」
猫村蘭
「す・・・すげー・・・お前料理できんの?弁当って・・・」

蘭はお弁当が地味だと思ったわけではありません。

自分が料理を全くしないの千秋が料理を作ることに感心していたのです。

そんな千秋に料理だけでなく科学にも興味を向けてもらいたいのですが拒否されてしまいました。

犬飼千秋
「科学って学校でたらその道いかねー限り使わねーだろ、現にバイトしてても科学が役に立ったことねーし俺には必要なし、時間の無駄」

まずは科学に興味を持ってもらわなければいけません。

ただし無理やりやらせても身にならず留年コースが確定してしまいます。

猫村蘭
「犬飼千秋君よ、料理の悩みとかなんかないかね?上手く作れない料理があるとか」
犬飼千秋
「ねーよ、話しかけてくんな」

無視していると弟妹から電話がかかってきました。

妹たちは友達に家のオムライスを自慢されたため、今夜もオムライスが食べたいそうです。

猫村蘭
「弟姉か、緊急事態か?」
犬飼千秋
「昨日からッ、ペラペラじゃない半熟のオムライスが食いてーってうるせーんだよ・・・」

作ってあげればいいと思うのですが、半熟のオムライスは簡単に作れません。

卵にすぐ火が通って固くなってしまうことが千秋の悩みです。

猫村蘭
「お・・・あるじゃないか料理のお悩み、それだよそれ!犬飼千秋君よ!科学は役に立たないと言ったがそういう上手くできない料理とかは科学を学べば解決できるかもしれんぞ!なぜなら調理も科学だからだ!」

調理の工程全てに科学的根拠があることを証明するため、蘭の科学知識VS千秋の料理歴によるオムライス作りが幕を開けました。

科学が調理に役立つことを千秋に認めさせたら蘭の勝ちとなり、千秋は補習を受けなければなりません。

犬飼千秋
「おもしれーじゃん、のった!俺が勝ったらもう関わってくんな、コンビニパン教師!」

家庭科室の使用許可を取ると蘭がオムライスの材料を購入してきました。

今回は卵部分の勝負なので米はどちらもレンジでチンするタイプを使用します。

蘭はこのまま白米で作ろうとするのですがそれではオムライスといえないので、ケチャップライスは千秋が2人分を作りました。

続いて千秋が卵を焼いていくのですがどうしてもフライパンにくっついてしまいます。

何とか自分流の半熟オムライスを完成させましたが、いつものように半熟以上焼けてしまいました。

猫村蘭
「はい千秋君、これは卵2個、バター大さじ1/2、牛乳大ささじ1、塩小さじ1/16を入れ混ぜた卵液です、これをー10分ほどまぜながら湯煎にかけたら完成でーす」
犬飼千秋
「フライパン使わねーのかよ」

蘭はフライパンにお湯を張って湯煎しているので卵を焼くようなことはしません。

千秋が失敗したようにフライパンは食材によってくっついてしまいます。

猫村蘭
「科学的に説明するとフライパンには吸着水っていう金属分子にくっついてる水分がわずかにあってだな、その吸着水と食材のタンパク質はちょうど80度くらいで結合する、つまり食材とフライパンがくっつくんだよ」

千秋の家も家庭科室も使い古してテフロンが剥げてしまったフライパンを使用していました。

フライパンを使えないからこそ、蘭は卵がくっつくというミスを回避できたのです。

湯煎が終わると2人はお互いの半熟オムライスを試食することにしました。

犬飼千秋
「う・・・美味い・・・!めちゃくちゃなめらかだし味が濃い!チーズ入ってる感じがする!いやチーズ使ってないよな、食材にはなかった、ほぼ同じもん使ったハズだ!どうしてこうなるんだ!?」

科学的理論で作った半熟オムライスはどうしてこんなに美味しいのでしょうか!?

勝負の行方と科学的根拠は実際に漫画を読んで確かめてみてください。

 

『ヤンキー君と科学ごはん』を読んだ感想

評価を下げられないため千秋の留年を阻止しようとする蘭の正直な性格が気に入りました。

真っ直ぐだからこそ千秋は少しずつ蘭に心を開いていったのかもしれませんね。

料理を科学的根拠によって美味しくしていく『ヤンキー君と科学ごはん』

グルメ漫画でありながらコミカルなヒューマンドラマも展開していきます。

妹と弟のために科学ごはんを学ぶ千秋の姿からは感動を味わえますよ。

 

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