鬼島さんと山田さんのネタバレ(漫画)!感想とあらすじも!

今回は「星見SK」先生の『鬼島さんと山田さん』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『鬼島さんと山田さん』はこんな漫画(あらすじ)

男らしいワイルドな見た目の鬼島(きじま)さんは交通事故に遭ってから他人が心の中で思っている声が聞こえるようになりました。

この能力を疎ましいと思っていたのですが、同僚の山田さんという女性の心の声はもっと聞いてみたいと思うようになります。

その理由は山田さんが素直で可愛らしいことしか考えていないためでした。

さらに心の声が少しだけ騒がしい山田さんは鬼島さんに想いを寄せていることも分かってしまいます。

心の声が聞こえるから山田さんのことを好きになったかもしれないと自己嫌悪する鬼島さん。

それでも彼女の想いに触れる度、どんどん惹かれていくことになるのでした。

恋心が全て聞こえてしまう男性の葛藤をユーモアたっぷりに描いていく『鬼島さんと山田さん』

今回は読むとハッピーな気分になれるラブコメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

ほのぼのとした癒し系ラブコメディーの世界観を存分にご堪能ください。

 

『鬼島さんと山田さん』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

職場で仕事中の鬼島さんが浮かない表情で雑誌を読んでいると山田さんが声をかけてきました。

山田さん
「鬼島さん、ため息なんかついてどうしたんですか?」
鬼島さん
「山田さん、いや今雑誌を見ていてこういう顔の男に生まれてきたら良かったかなと少し思ってしまって」

鬼島さんが読んでいる雑誌には爽やかなイケメン俳優の特集が掲載されています。

少しだけ目つきが鋭い鬼島さんは自分の見た目に悩みを抱えていました。

ここで鬼島さんに山田さんの心の声が聞こえてきます。

山田さん
「いやいや何言ってんの鬼島さん、鬼島さんのスナイパーみたいな目つきに、全体的にゴツイかんじがさいっこうに男らしくてカッコイイと思ってますよ、私」

男らしい見た目とは裏腹に優しく接してくれる鬼島さんに山田さんは恋心を抱いていました。

しかし本人に想いを伝えることはできていません。

心の中で鬼島さんのカッコ良さを説明しているうちに、山田さんは彼が悩んでいる理由を好きな人ができたかもしれないと感じます。

そのためイケメン俳優に生まれ変わりたい理由を尋ねることにしました。

鬼島さん
「今日電車で妊婦さんに席を譲ったんですけど、この人怖いなと思ったみたいでさわやかな顔だったら怖がらせることもなかったのにと思って」
山田さん
「好きな人ができたんじゃなかったんだー、良かったー、危うく過激な行動に出るところだったー」

好きな人ができた訳ではないことが分かり安心します。

しかし山田さんの心の声は全て鬼島さんに筒抜けでした。

鬼島さん
「どんな行動!?」

鬼島さんには心の声が聞こえるという特殊な能力があるのですが、山田さんはそのことに気が付いていません。

過激な行動に出なくて済んだ山田さんは鬼島さんを慰めることにします。

山田さん
「そういう時はにこっと笑えばいいんです、鬼島さんはそのままで大丈夫です!」

嘘偽りのない山田さんの言葉に鬼島さんは救われました。

これで問題が解決したと思ったのですが、鬼島さんは誰にも言えない秘密を抱えています。

鬼島さん
「俺には誰にも言えないヒミツがある、それは人の心の声が聞こえるということ」

翌日も話しかけてきた山田さんの心の声が聞こえてきました。

どうやら今日の彼女は鬼島さんをデートに誘おうとしているようです。

心の声が聞こえた鬼島さんは少しだけ動揺してしまいました。

山田さん
「そういえば鬼島さん知っていますか?最近駅の近くにおいしいカフェができたらしいですよ」
鬼島さん
「そうなんですか、知りませんでした」
山田さん
「そうなんですよ、行ってみたいですよね、それで・・・あの・・・あのですね・・・こんど・・・みんなで一緒に行きたいですね」

いつもはフレンドリーに話しかけられるのですが、山田さんはいざとなると肝心なことが言えません。

そんな自分を心の中で叱っている山田さんを見ながら、鬼島さんは心の声が聞こえるからこその悩みに苛まれていました。

鬼島さん
「こういう時、正直自分から一緒に行きませんかと声をかけたくなる、でも俺は人の声は聞かなかったことにしている、心の声はその人のものだ、本来、他人が聞いていいものではない、ましてや人の心につけ込んだ行動を取るなんてズルいにもほどがある」

山田さんの心の声が聞こえていなかったら鬼島さんが彼女をカフェに誘うようなことはありません。

心の声が聞こえたから誘いたくなっている自分の行動をズルくて許せないと感じていました。

このように鬼島さんは特殊な能力を持ってしまったため、普通なら苦しまなくても良いことに苦しめられているのです。

思い悩む鬼島さんは幸せになることができるのでしょうか!?

 

 

誰もが一度は他人の心の声を聞いてみたいと思ったことがあるはずです。

しかし鬼島さんのように心の声が聞こえてしまうと、喜びよりも苦しみに悩まされるのかもしれませんね。

心の声が聞こえる男性と心の声が少しうるさい女性の恋模様を描写した『鬼島さんと山田さん』!

現実ではあり得ない設定なのに共感できてしまう不思議な魅力を秘めた物語です。

複雑な駆け引きを繰り返す2人のやり取りを引き続きご覧ください。

後編

心の声が聞こえたから山田さんを誘おうとしている自分に鬼島さんは嫌気がさしていました。

しかし欲望には勝てず山田さんをカフェに誘ってしまいます。

25歳の時、鬼島さんは交通事故に遭ったことで心の声が聞こえるようになりました。

最初は何がなんだか分からなかったのですが、次第にこの能力は他人に明かしてはいけないと思うようになります。

鬼島さん
「人の心の声なんて聞こえない方が幸せだ、特に朝の満員電車ではつくづく思う」

満員電車の中では聞きたくもない声が聞こえてくるためうんざりしていました。

そんな時、電車内で出会ったのが隣の部署に勤めている山田さんだったのです。

山田さん
「新作チョコミントクリームフラペチッノなの!?おいしそー飲みたい、よっし仕事帰りに買おっと!一日の楽しみができちゃった♪」

周囲から聞こえてくるのは愚痴や文句ばかりでした。

その中で山田さんだけは心の声が明るかったのです。

鬼島さん
「人の心の声なんて聞こえない方がいい、けど山田さんの心の声はもう少し聞いていたいと思った」

心の声が聞こえることにうんざりしていた鬼島さんなのですが、山田さんのおかげで少し前向きになれました。

そしていよいよ山田さんと一緒に出掛ける約束をした土曜日を迎えます。

ドキドキしている鬼島さんは約束よりも20分早く着いてしまいました。

このまま待っていても緊張するだけなので近くを歩き回ろうとします。

山田さん
「鬼島さん早いですね」
鬼島さん
「山田さん・・・」

山田さんも時間より早く到着しました。

到着するなり山田さんが私服をオシャレだと褒める心の声が聞こえてきます。

ただのニットなのですが山田さんの目には素敵な格好に映っていました。

その後、カフェに向かう途中も山田さんの心の声が聞こえてきます。

山田さん
「あ、この角度新鮮・・・横に並ばないとなかなか見れないんだよね、かっこいいなぁ、彼女とかになったらずっと見れる角度なんだよなぁ、手とかも繋いだりしながら」

隣を歩く山田さんは少し見上げる身長差を嬉しく感じていました。

どんどん妄想が膨らむ山田さんはいつまでもこのまま歩いていたい気分になります。

対照的に心の声が聞こえて恥ずかしくなる鬼島さんは一刻も早くカフェにつきたいと感じていました。

それぞれの思惑が異なる中、カフェに到着した2人はランチを食べることにします。

しかし山田さんは食べることに夢中で料理の写真を撮ることを忘れていました。

鬼島さん
「また次来た時に撮ったらいいですよ」

鬼島さんは何気なく次というワードを使ったのですが、山田さん次というワードに引っかかります。

すぐに鬼島さんも山田さんが引っかかっていることに気付きました。

山田さん
「鬼島さん次って言った・・・たぶん今のは一緒にって意味合いじゃないだろうけど、だけど次もまた一緒に行けたらうれしいなぁ」

山田さんは鬼島さんの言葉一つで一喜一憂してくれるのです。

素直で純粋な心の声を聞いているうちに鬼島さんの頭に1つの疑問が浮かびました。

鬼島さん
「山田さんは可愛い、けどもし山田さんの心の声が聞こえていなかったら俺は山田さんのことをどう思っていただろう」

カフェを出ると山田さんが鬼島さんの目の下に傷があることに気が付きます。

傷は飼い猫に引っかかれてできたものでした。

山田さん
「ふふふっ、平和でなごみました、悪い人と闘ってできた時の傷とかじゃなくて猫って・・・」
鬼島さん
「ははっ、それだったらかっこよかったなぁ」
山田さん
「わたしは猫の話の方がいいと思うよ」

そのまま2人が駅に向かっていると山田さんが通行人とぶつかってしまいます。

ぶつかった衝撃で靴が脱げてしまいました。

鬼島さん
「あ、山田さんの靴が・・・」
山田さん
「わぁー、鬼島さん靴汚いんで!自分で取りに行きます!」
鬼島さん
「山田さんの足が汚れてしまってはいけませんから」

2人はこの状況をまるでシンデレラのようだと感じます。

するとここで山田さんが正直な気持ちをぶつけてきました。

山田さん
「今日一日すごく楽しかったです!恥ずかしいこと言いますが鬼島さんといるとシンデレラの気持ちになれました」

山田さんの口から素敵な言葉を直接言ってもらえたのです。

このことで鬼島さんの疑問が解消しました。

鬼島さん
「最初は気になったのは山田さんの心の声を聞いたからだった、けど今は、俺は心の声が聞こえなくても山田さんのことを好きになっていたと思う」

カフェへ一緒に行った日が2人にとって恋が始まった記念日になったのです。

ゆっくりと距離を縮める2人はどのようなハッピーエンドを迎えるのでしょうか!?

 

『鬼島さんと山田さん』を読んだ感想

心の声が聞こえることで人間の嫌な部分を知ってしまいうんざりするところに共感できました。

その中で山田さんというとても明るくて純粋な女性の心の声が聞けた鬼島さんは幸せだと思います。

漫画ならではの特殊な設定なのに共感できて感動できる『鬼島さんと山田さん』

見守りたくなる素敵な男女の恋模様になっています。

温かな気分を味わいながら愛すべき2人の恋を応援してあげてください。

 

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