『雲一族と泥ガール』のネタバレと感想!試し読みしてみませんか?

今回は「三月えみ」先生の『雲一族と泥ガール』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『雲一族と泥ガール』はこんな漫画

陸島家という貧乏家族の養子として育てられたすずめ。

3人の弟と妹たちは養子であることを知りながら、すずめを本当の家族だと思いながら暮らしてきました。

しかし父親が亡くなったことで、家族の状況は一変してしまいます。

父親の弟の七海家に兄妹全員が引き取られることになるのですが、養子のすずめだけは家族だと認めてもらえません。

そのためセレブな七海一族のペットとして扱われることになったすずめ。

純粋で健気なヒロインが困難に立ち向かう姿を描く『雲一族と泥ガール』

今回はこの漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

男女のピュアな恋愛模様と美しい人間愛に心を打たれてみてください。

 

『雲一族と泥ガール』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

すずめは小さい頃から自分が養子だと教えられてきました。

父親からは血の繋がりなんて関係ないといわれてきたので、その言葉を信じ続けてきたすずめ。

母親を早くに亡くしたため、父親は男手ひとつで子供たちを育ててきました。

3人の弟と妹たちも家族同様に接してきてくれたので、すずめ自身も養子であることを悲観したことはありません。

しかし父親が持病の心臓病で急に亡くなってしまったことにより、すずめたちを取り巻く環境は一変してしまいます。

父親の亡骸が火葬場から戻ってくると、すずめたちの元に1人の男性が現れました。

「陸島金一郎さんのご家族ですね?突然ですが私は弁護士の南と申します、このたびはご愁傷様です、さっそくですがお父様の遺言を受けお迎えに上がりました」
すずめ
「・・・遺言?なんのこと・・・」
「お父様の弟、七海銀二郎氏が遺言書を預かっておりました」
すずめ
「おとうと、えっ、七海銀二郎ってあの・・・」

七海銀二郎というのはすずめでもその名を知っているほど、超有名なお金持ちです。

彼はシティホテルからラグジュアリーホテルまで展開する七海ホテルグループの代表取締役社長でした。

そんな大富豪が父親の弟だと知り、すずめたち兄妹は言葉を失ってしまいます。

「詳しいことはお車でお話しいたします」

こうしてすずめたち4兄妹は七海家に行くことになりました。

現実を受け入れられず詐欺だと疑うすずめたち。

しかしこれは夢や幻ではありませんでした。

超高級車に乗せられ彼女たちが連れて行かれた先には、見たことも無いような豪邸がそびえ立っています。

その大豪邸を前にしながら呆然とするすずめたち。

すると南がお屋敷の中へ彼女たちを案内してくれます。

未だに状況が理解できないのですが、玄関では1人の女性がすずめたちを待っていました。

玻璃
「ようこそ、七海邸へ」

彼女の姿を見るとすずめや妹のテンションが急上昇していきました。

七海玻璃というこの女性は七海姉妹の三女で、誰もが憧れるセレブ姉妹だったのです。

長女の瑠璃は次期社長間違いなしと言われていて、次女の珊瑚はモデルとして大活躍していました。

そして玻璃は海外留学から帰国したばかりだったのです。

妹のめじろが大興奮していると、玻璃が声をかけてくれました。

玻璃
「あなたが・・・めじろちゃん?私とはいとこの関係になりますね、どうぞお上がりください、今日は姉たちがいないので私が家を案内・・・」

玻璃が屋敷の中を案内してくれようとするのですが、弟のタカが家に帰りたいと言い出します。

彼はまだ父親の死を受け入れられていませんでした。

それはすずめたちも一緒の気持ちです。

火葬が終わったばかりでまだ現実を受け入れられない中で、急に七海家に連れて来られたすずめたち。

彼女たちはこのまま七海家の一員になることができるのでしょうか!?

 

 

血の繋がりなんて関係ないと言い、すずめたちに分け隔てなく愛情を注いできた父親。

亡くなってしまったのは残念ですが、彼に育てられた娘たちの純粋さが伝わってきて好感が持てました。

お金がなくても幸せそうなすずめたち。

そんな彼女たちの波乱万丈な日々を描いていく『雲一族と泥ガール』

さまざまな人間模様を表現していくところが魅力的な漫画となっていますよ。

ここから物語はすずめの過酷な運命を描いていくことになります。

それでは引き続き素敵なストーリーをお楽しみください。

後編

いきなり七海家に引き取られることになり、動揺するすずめたち。

そんな彼女たちに玻璃が詳しい事情を説明していきます。

玻璃
「わたしに何かあったらわたしの子供たちを七海で引き取って、不自由のない暮らしをさせてやってくれ、金一郎おじ様の遺言です」

彼女の言葉を聞いてもタカは納得ができません。

すずめ
「タカ・・・大丈夫だよ、今までの暮らし考えてみなよ」

すずめたちの父親は心臓が悪かったこともあり、定職に就いていませんでした。

その上、お金に無頓着だったためギリギリの日々を過ごしてきたすずめたち。

必要最低限なお金があればいいと言い、父親は何よりも家族との時間を大切に考えていました。

しかし実情はすずめたちがアルバイトをして家計を支えてきたのです。

そんな生活でも堪え忍んできたきたすずめたち。

兄妹の絆があればどこでも暮らしていけると思っていました。

玻璃
「めじろちゃん、タカくん、かもめくん、金一郎おじ様が亡くなられてさぞかしお辛いことでしょう、心からお悔やみ申し上げます」

玻璃は3人を家族として受け入れてくれます。

ですがすずめは彼女の言葉に違和感を覚えます。

すずめ
「あれ・・・今わたしの名前抜かれた気が・・・」
玻璃
「とりあえず今日はゆっくりお休みになって、これからの話は明日以降にしましょうか・・・それからすずめさん、ちょっとよろしいですか」

1人だけお屋敷の外へ連れ出されてしまうすずめ。

すると玻璃の口からとんでもない言葉が飛び出してきました。

玻璃
「あなたは部外者ですので本日はこれでお帰りください」
すずめ
「・・・え?部外者・・・?」

七海家を勝手に飛び出して行った金一郎を大嫌いだと思っている玻璃。

子供たちの面倒を見てほしいという遺言も迷惑だと思っていました。

しかし金一郎が残して行った七海の血を継ぐ者には、唯一の存在価値を見いだしていたのです。

玻璃
「家族とはひとえに血の繋がりです、血の繋がりのないあなたは今日から部外者です、よってこの家にあなたを置くことはできません」
すずめ
「・・・はい?」

こうして1人だけお屋敷から追い出されてしまったすずめ。

彼女は小さい頃から養子であることを自覚していました。

そのためなるべく迷惑をかけないようにしてきたのです。

しかし父親は血の繋がりよりも大切なものがあると教えてくれました。

その教えを胸にしまってきたすずめだったのですが、大切なものを玻璃に真っ向から否定されてしまったのです。

放心状態で家に戻って来たすずめ。

ですがここにはもう彼女の保護者は誰もいません。

未成年のすずめはこの先どうやって生活していけばいいのでしょうか!?

ここから始まる彼女の過酷な運命は、実際に漫画を読んで確かめてくださいね。

 

『雲一族と泥ガール』を読んだ感想

とても素敵な家族愛を描いた物語ですね。

しかし父親が亡くなってしまい、すずめ1人だけが孤独な状況に追いやられてしまいます。

そんな残酷な運命に立ち向かうヒロインが魅力的な『雲一族と泥ガール』

彼女の明るくて前向きな姿は、多くの読者から大反響を呼んでいます。

是非この漫画を読んでひたむきなヒロインから元気をもらってみてください。

 

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