花とくちづけのネタバレ(漫画)!華道家とJKの恋模様は?

今回は「七都サマコ」先生の『花とくちづけ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『花とくちづけ』はこんな漫画(あらすじ)

高校2年生の宮沢かすみは家族がヨーロッパで生活しているので、高校に入学してから一人暮らしをしています。

しかし家族が賃貸物件の更新手続きを忘れていたため帰る家がなくなってしまいました。

途方に暮れるかすみは空き家だと思っていた所で暮らしているイケメン華道家の咲人に声をかけられます。

自分と同じ名前のカスミソウを咲人が燃やそうとしていると勘違いしたかすみは、咲人から強引にカスミソウを奪い取ってしまいました。

花を泥棒したことによってかすみは想像もしていなかった運命に巻き込まれていくのです。

華道家と女子高生の恋模様を描いていく『花とくちづけ』

今回は胸キュンできるラブストーリーの魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

歳の差がある男女のラブロマンスは性別に関係なくドキドキさせられますよ。

 

『花とくちづけ』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

1年前、宮沢かすみは高校入学に合わせて一人暮らしを始めました。

かすみ以外の家族はヨーロッパで生活していて、各地を忙しく回っているので頻繁に連絡を取ることはありません。

家族と連絡を取っていないかすみに大家が賃貸契約の満了を伝えてきます。

かすみ
「うそでしょ・・・突然住む家がなくなってしまった・・・今向こうは忙しい時期だし連絡するのは気が引ける、どうしよう、とりあえずホテル?何日間になるかわからないのにお金もつ?」

家具付きのアパートだったので家具はありません。

高校生なので漫画喫茶に泊まるわけにもいかないのでこのままだとホームレスになってしまいます。

それでも家族には迷惑をかけたくありません。

自分の力で何とかしようと思いながら歩いていると、ずっと空き家だった家が目に留まりました。

かすみは何気なく空き家を覗き込んでしまいます。

咲人
「誰かいるの?俺この家の者だけど何か用かな」
かすみ
「ごっごめんなさい、人が住んでいるとは知らなくて・・・!」
咲人
「ああ、ずっと空き家だったからね、ここ、俺もこないだ越してきたばっかなんだ、人いて驚いた?」

着物姿の男性はお花を抱えているため独特な雰囲気が漂っていました。

ここで男性がお花にライターの火を近づけます。

かすみ
「わー、なにするんですか!?」
咲人
「え、火つけるんだよ、そうすべき花だから」

火をつけるべきという言葉の意味がかすみには分かりません。

困惑したかすみは思わず男性の腕にしがみついてしまいます。

衝撃で倒れた男性からお花を奪い取るとそのまま逃げ出しました。

そのまま学校に行ってしまうと友人のマイから何があったのか尋ねられます。

かすみ
「だって燃やすとか言うからー!ひどい!と思ったら体が勝手に・・・っ!」
マイ
「これカスミソウ?自分の名前が入ってる花、燃やされるのはたしかに嫌だな」
かすみ
「・・・うん、まあそれもあるけど・・・」
マイ
「なになに、なにがあるのか聞かせてごらん」

話を聞いているうちにマイはドキドキしてきました。

そんなマイにかすみは大した話じゃないと前置きしながら過去の思い出を語ります。

かすみ
「むかし男の子にカスミソウもらったことがあって、会ったのはその一度きりだし顔も名前もわからない相手なんだけどね」
マイ
「でも大切な思い出なんでしょ?いいじゃん、かすみっていつも理性的だから無茶したくなるほどの思い出があってなんかうれしい」

カスミソウを貰ったのはヴァイオリンの演奏会に出席した時で、当時の宮沢家は常に慌ただしかったのですがかすみの周りだけは無風でした。

かすみは当時の居心地が悪かったことを今でも覚えています。

演奏会ではグランプリを獲得した宮沢みつきの演奏が始まり、観客は宮沢家の下の子はヴァイオリンの天才だと賞賛していました。

さらに居心地が悪くなったかすみが会場の外に出ると、知らない男の子が自分の一番好きな花だと言ってカスミソウを渡してくれたのです。

お花を貰ったのはこの時が初めてでした。

家に帰りすぐに図鑑で花の名前を調べるとカスミソウだということが分かります。

かすみ
「私と同じ名前だ、薔薇やひまわりみたいな主役じゃないけど、脇役だけど小さな花をたくさんつけてきれいなカスミソウ、俺の一番好きな花、その言葉が胸に響いて今もずっと忘れられない」

かすみにとってこの思い出とカスミソウは運命を繋ぐものになるのでしょうか!?

 

 

自分の名前が入った花を好きなかすみの乙女心が可愛らしかったです。

勘違いしたまま花泥棒になってしまった姿にもかすみの魅力を感じました。

理性的なJKが情熱的な華道家にドキドキさせられっぱなしの『花とくちづけ』

ここからかすみの人生が大きく動き始めることになります。

大好きなカスミソウが繋いだ素敵な恋が幕を開けていきますよ。

後編

かすみが今夜何処で止まればいいのか考えながら帰り道を歩いています。

すると突風が持っていたカスミソウを吹き飛ばしました。

かすみ
「あっ、うそ待って」
咲人
「はい、花泥棒さん」

今朝の男性がカスミソウを取ってくれます。

花泥棒と言われたかすみは男性が自分を捕まえにきたと思いました。

かすみ
「ありがとうございました、失礼します」
咲人
「あれもう行っちゃうの?かすみちゃん」
かすみ
「なんで私の名前・・・」

振り返ると男性がかすみの生徒手帳を持っています。

実は今朝逃げるときに生徒手帳を落としていました。

咲人
「せっかくまた会えたんだしさ、お話ししよ♡」

逃げ出したいのですがかすみに拒否権はなさそうです。

公園のベンチに座ると男性がミルクティーを奢ってくれました。

かすみ
「・・・ありがとうございます、ええと・・・」
咲人
「咲人」
かすみ
「咲人さん・・・あ、朝とだいぶ雰囲気違いますね」
咲人
「ああ、うん、これから婚約者とデートだから、まあそんなことよりかすみちゃんって普段からああいうことするの?押し倒して強奪」

表現が当たっているかは分かりませんが、かすみが咲人からカスミソウを強奪したのは事実です。

ですが普段からしているわけではありません。

かすみ
「あれはあなたがカスミソウを燃やそうとしたから」
咲人
「えっ!?してないよ、そんなこと」
かすみ
「うそ!ライター持ってた!いくら脇役の花だからってひどすぎる!」
咲人
「あーあれは水揚げしようとしてたんだよ、知らない?元気がなくなってきた花を復活させたり長持ちさせるためにやるの」

茎を水の中で切るのがポピュラーな水揚げなのですが、種類によっては茎を焼いたり熱湯につける場合もあるそうです。

咲人はバラの茎を炙るためライターを使っていました。

カスミソウは湯あげが最適なので、バラの作業が終わってからお湯を沸かす予定だったそうです。

つまり全てかすみの思い込みでした。

かすみ
「・・・ごめんなさい、私なにも知らなくて・・・」

燃やすどころかお花を延命させようとしてたのです。

それを思い込みで勝手に持ち去ったことがかすみはショックでした。

咲人
「それだけ大切だったってことでしょう、俺も好きだよカスミソウ、それ朝1本落としていったやつ、生徒手帳まで落としちゃうなんて詰めが甘いなあ、かすみちゃん、水揚げしといたからずいぶん元気に」

髪の毛にカスミソウを差してもらったかすみが固まってしまいます。

自分のことを好きだと言われたわけではありません。

それなのにドキドキが止まらないのです。

かすみ
「も、もう行きます、いろいろとありがとうございました」

立ち去ろうとするかすみの手を咲人が掴んできました。

何か言おうとしていると婚約者がやってきます。

デートする2人を前にしたかすみは気まずくなってきました。

咲人
「蓉子さん勝手なお願いで申し訳ないのですが、この婚約破棄させていただけませんか、あなたへの不満はありません、私のわがままです、お会いしたのはまだ数度ですが蓉子さんのことは素敵な女性だと思っています、でも今この時間あなたと過ごすより優先させたいことができました」

婚約者も推しのライブを優先させたかったので2人の利害が一致します。

そのまま咲人はかすみを自宅へ連れて帰りました。

かすみ
「咲人さんっていったい何者なんですか?」
咲人
「あれ、言ってなかったっけ?華道家だよ」

咲人が手をかけると元気のなかったカスミソウが魔法をかけられたようにキラキラと輝いていきます。

そしてきみの花だとカスミソウをプレゼントしてくれました。

かすみ
「・・・ってえ!?私の!?」
咲人
「かすみちゃんのカスミソウ使ったから」
かすみ
「いやでもそれってもともと咲人さんのお花ですし」
咲人
「自分が大事にしてるもの大事にされるのってうれしいじゃん、俺がうれしかったからいいの」

頭を撫でられたかすみも嬉しくなってきます。

ここでようやくかすみの笑顔がこぼれました。

かすみ
「うれしい、ありがとう」
咲人
「俺はカスミソウが脇役だと思ったことは一度もないよ、俺の一番好きな花だから」

急に口づけされたので何が起こったのか分かりません。

すぐに状況を理解したかすみの顔が真っ赤に染まっていきます。

かすみ
「きらきら魔法みたいに花をいかす人、あなたと出会って私の人生も変わる気がする」

幕を開けたJKと華道家の恋はどのように進展していくのでしょうか!?

 

『花とくちづけ』を読んだ感想

花が好きなJKとイケメン華道家の相性が良すぎてドキドキさせられっぱなしでした。

直感で婚約を破棄してかすみを選んだ咲人はカッコ良すぎますね。

ラブストーリー好きにはたまらないシーンが満載の『花とくちづけ』

いきなりの口づけから幕を開けた恋模様は次の展開が気になって仕方なくなりますよ。

子どもの頃に貰ったカスミソウがどのように関係してくるかにも興味をそそられました。

 

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