本好きの下剋上のネタバレ(漫画)!アニメ化された作品の魅力は?

今回は「漫画 鈴華 原作 香月美夜」先生の『本好きの下剋上』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『本好きの下剋上』はこんな漫画(あらすじ)

女子大生の本須麗乃(もとすうらの)は本を読むことが大好きで、歴史や心理学など人類の知識が詰め込まれた書物に囲まれて生きることが幸せだと感じています。

しかし皮肉にも地震で崩れ落ちた大量の本に押し潰されて亡くなってしまいました。

亡くなったはずの麗乃が目を覚ますと見知らぬ世界で少女として生まれ変わっています。

病気がちな5歳のマインとして生まれ変わった麗乃は、この不思議な世界でも本を探すことにしました。

ですがこの世界は書物がほとんど存在しない世界だったのです。

本が存在しないなら自分で作ってしまえば良いと考えたヒロインが奮闘していく『本好きの下剋上』

今回は図書館司書を目指す少女の奮闘記についてネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。

アニメ化された人気作品の魅力を体感してください。

 

『本好きの下剋上』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

日本のある所に本が大好きな本須麗乃という女性がいました。

女子大生の彼女は歴史や心理学、宗教や民俗学など幅広いジャンルの書物を愛読しています。

麗乃は人間の知識が詰め込まれている書物に囲まれて生きることが幸せだと思っていました。

しかし皮肉にも地震が起こってしまい麗乃は囲まれた書物に押し潰されてしまいます。

死ぬ間際、麗乃は生まれ変わっても本が読みたいと神様に願いました。

そのまま意識を失った麗乃は苦しいと言う声に導かれながら目を覚まします。

マイン
「何これ・・・手が小さく・・・?ちょっと待って、ここどこ・・・?わたし間違いなく・・・死んだんだよね?」

少女となって目を覚ました麗乃が死ぬ直前の記憶を思い返していきます。

彼女が最後に見たものは地震によって降りかかってきた大量の本でした。

地震の規模はそれほど大きくありませんでしたが、大量の書物に押し潰されてしまったのです。

麗乃は地震が発生する前、就職の内定を頂くことができました。

これで母親を安心させることができると思っていた矢先に事故が起きてしまったのです。

母親に申し訳ないことをしたと思っていると、麗乃が寝ている部屋に髪の毛が緑色の女性が入ってきました。

母親
「マイン?マイン?」

マインという言葉しか理解できません。

しかしマインという言葉を聞いた麗乃の脳裏に様々な記憶が浮かび上がってきます。

この記憶は女子大生ではなくマインという少女の記憶でした。

マインの記憶を手に入れると女性が母親であることを認識します。

マイン
「この瞬間、わたしは本須麗乃ではなくマインになってしまった」

自分がマインという少女に生まれ変わったことは理解できました。

ですがどうしてこのような状況になったのかは分かりません。

そんなことを考えているうちに本を読みたくなりました。

大好きな本が読めればどのような環境でも乗り越えられるはずなのです。

どうしても本を手に入れたいと思ってるとトゥーリという女の子が部屋に入ってきました。

トゥーリ
「マイン大丈夫?おとなしく寝てる」

マインの記憶を辿ってみるとトゥーリが姉だということが分かります。

ここでマインは自分と近い年齢の姉ならば絵本を持っているかもしれないと考えました。

マイン
「ねぇトゥーリ、本持ってきて?」
トゥーリ
「ホン?ホンって何?」

本が字や絵などが描かれているものだと説明しても理解してくれません。

詳しく説明するのですがトゥーリは本という存在を知りませんでした。

その様子を見ているうちにマインは重大なことに気がつきます。

マイン
「あ・・・そうか、マインの記憶にない言葉は日本語になっちゃうのか」

麗乃の記憶に存在していてもマインの記憶にない単語は日本語として伝わっていました。

当然ですが日本語を知らないトゥーリには本という単語の意味が伝わりません。

自分の意思を伝えられないマインは頭が痛くなってしまいます。

すると心配した母親がマインの様子を見に来ました。

母親
「熱は少し下がってきたみたいだけどまだ調子が良くないみたいね、母さん夕食の支度をしてくるわ、マインはおとなしく寝ているのよ」

手伝いをすることになったトゥーリと母親が部屋を出て行きます。

このようにマインという少女は病気がちで家族にいつも心配をかけていました。

しかし現在のマインは本が好きな女子大生が憑依しているような状態です。

マインとして生まれ変わった麗乃はここから不思議な世界で大好きな本を探し始めることにしました。

右も左も分からない世界で求める書物を見つけることはできるのでしょうか!?

 

 

本が大好きな女子大生が本に押し潰されてしまうという設定に皮肉さを感じました。

さらに本が希少価値となっている世界に生まれ変わってしまったことも可愛そうですね。

ヒロインが数奇な運命を自らの手で克服しようとしていく『本好きの下剋上』

読んでいくうちにアニメ化されたことが納得できる高い完成度の物語になっています。

図書館司書を題材にしたユニークな作品の世界観を存分にご堪能ください。

後編

母親とトゥーリが部屋を出て行くとマインがベッドから起き上がりました。

マイン
「おとなしくなんてしてらんないよ、本の一冊でも見つけられないことには元気にならないって」

トゥーリに本という単語が伝わらなかったのは自分の発音が悪かったと思うことにします。

その上で本が一冊も置いていない家などないため、まずは家中を探してみることにしました。

本を探すことにしたマインはどんどんテンションが上がってきます。

マイン
「よぉし探すぞ!」

まずベッドから出てみるのですが、床が砂まみれのため足の裏が汚れてしまいました。

汚い環境がまいんを病気がちにしているのかもしれません。

寝室の掃除をしなければいけないと思いながら本を探し始めます。

まず寝室に置いてある棚の中を探してみるのですが本はありません。

マイン
「ここに本があったら手っ取り早かったんだけど・・・そううまくはいかないか、じゃあ次は隣の部屋だね」

隣の部屋へ移動しようとするのですがドアノブの位置が高いため手を伸ばしても届きません。

それでも諦めきれないマインは寝具を踏み台にしてドアを開こうとします。

何とかドアは開けられたのですが内開きだったため転倒してしまいました。

マイン
「いったぁ・・・名誉の負傷だね」

頭を押さえながら寝室を出ると、部屋の前は台所になっています。

台所には本が無さそうだと思いながら見回していると、見たことがない薄紫色の野菜が置かれていました。

鮮やかな薄紫色の野菜を見つけたマインは母親やトゥーリの髪の色を思い返します。

マイン
「みんなの髪の色も翡翠とか緑とか見慣れない色だったし・・・ここって日本どころか外国でもないのかな・・・気になるけどそれよりもまずは本だね」

台所の左右にはそれぞれドアがあるため、まずは左側の部屋へ入ることにしました。

しかし入った部屋は物置だったので本は置いてありません。

続いて右側の部屋へ入ろうとするのですが、ここもドアノブが高い位置に設置されています。

仕方なく近くに置いてあった木製の椅子を運ぶことにしました。

ですが少女の身体にとって椅子は重すぎるため簡単に動かすことができません。

どうにかして椅子を動かせたのですがドアには鍵がかかっていました。

家の中を探し回ったところでマインは台所と物置、そして寝室しか存在していないことに気付きます。

この家にはトイレや風呂がなく水道や本棚もありません。

マイン
「もしかしてこの世界の本って高い?わたしの知る歴史でも印刷機で大量生産できるようになるまで本は非常に高価なものだった、上流階級でなければ本を読む機会なんてほとんどなかったはずだ」

女子大生だった頃の記憶と同様にこの世界はまだ印刷技術が発達していない可能性を考え始めます。

仕方なく本を諦め新聞やカレンダーなどの文字が書かれているものを探すことにしました。

ですが文字を表記しているものすら見つかりません。

本だけでなく文字すら見つからないことにマインは絶望してしまいます。

マイン
「あれだけ本があったんだもの、本に潰されて死んだのはまぁ仕方ない、そして生まれ変わることを望んだのはわたし・・・でもねここには本がないよ?文字も・・・紙もない」

文字がない世界で生きていける自信がありません。

座り込みながら泣いていると母親が帰ってきました。

母親
「ただい・・・何かしらこれ、マイン!おとなしく寝てなさいって言ったでしょう!?」
マイン
「・・・母さん本がない・・・わたし本がほしい、本が読みたい、こんなに本が読みたいのに・・・ただそれだけでいいのに・・・本がないんだよ・・・」

マインは生まれ変わった世界に多くの事を望んでいる訳ではありません。

ただ本が読みたいだけなのです。

その後、街に出たマインは本が高価なため貴族でなければ購入できないことを知りました。

マインは貧乏な兵士の家に生まれたため高価な本を手に入れることなどできません。

そこで思いついたのが自分で本を作ってしまうというアイディアだったのです。

本に囲まれて生活したいため図書館司書を目指すことになったマイン。

見知らぬ世界で夢を叶えることはできるのでしょうか!?

 

『本好きの下剋上』を読んだ感想

異世界に転生されても本を探せるポジティブな性格のヒロインが魅力的ですね。

彼女のように没頭できる趣味があるのは羨ましい気がします。

図書館司書になってたくさんの本に囲まれることを目指していく『本好きの下剋上』!

アニメ化されただけあって読み応え抜群の物語になっています。

ヒロインの夢を応援しながら作品の世界観に浸ってみてください。

 

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