『フラウ・ファウスト』のネタバレと感想!無料試し読み情報も!

今回は「ヤマザキコレ」先生の『フラウ・ファウスト』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『フラウ・ファウスト』はこんな漫画

悪魔との契約で不死の命を手に入れたヨハンナ。

彼女は旅の途中に立ち寄った街で、本を盗んだため追われているマリオンという少年を助けます。

その代わりにしばらくの間、マリオンの家でお世話になることにしたヨハンナ。

彼女の目的は契約した悪魔のパーツを探すことだったのです。

16世紀のドイツ文学で題材とされた悪魔・メフィストフェレスを新たな視点で描いていく『フラウ・ファウスト』

今回はこのファンタジー漫画の魅力を、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

己の欲望のために召喚した悪魔とヨハンナの関係性に注目しながら、じっくりと物語をお楽しみください。

 

『フラウ・ファウスト』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

旅の途中、馬車の中で知り合った少女にヨハンナが昔話を聞かせてあげています。

ヨハンナ
「昔々あるところにファウストという男がおりました、ファウストはとても欲深い男でした」

その欲望を満たすため悪魔を召還したファウスト。

悪魔から魂をくれるなら死ぬときまで言う事を聞いてあげると言われます。

ヨハンナ
「ファウストは甘い言葉に飛びついて悪魔と契約をしました、そして自分がやりたいと思ったことをなんだってやりました」

その後のファウストは寿命が尽きる日に、悪魔に首を折られて死んでしまいました。

昔話を少女に聞かせ終えたヨハンナは、ある匂いを頼りに街はずれの教会に向かいます。

しかし扉を開けようとすると、彼女を拒むかのように衝撃が走りました。

ヨハンナ
「チッ、当たりっぽいがカモを探すしかないか」

自分ではこの教会の扉を開けられないと悟った彼女は、別の人間に開けさせることを思いつきます。

街の中をカモを探すため歩き回っていると、一人の少年とぶつかってしまいました。

どうやら彼は本を盗んだことで追われているようだったのです。

ヨハンナ
「ん、これでしょ」

少年を店の主人に差し出すヨハンナだったのですが、彼女が引き渡した少年はいつの間にか紙切れに変わっていました。

マリオン
「ど、ど、どうやって」
ヨハンナ
「ちょっとしたワザさ、でけえ貸しだぞ?カモ助」

こうしてマリオンという少年をカモにすることに決めたヨハンナ。

すぐに彼の家に向かい母親を取り込んでしまいます。

こうしてマリオンの家でお世話になることになったヨハンナは、彼に泥棒をした理由を尋ねました。

するとマリオンは泥棒などしていないと答えてきます。

マリオン
「アレはもともと僕の本なんだ、うちの父親が商売に失敗して・・・売れそうなものはあらかた借金取りに持ってかれた、その一部がこの本さ」
ヨハンナ
「泥棒じゃねえ・・・ってのは少し無理があるな」

しかしマリオンにとっては歴史などを勉強が出来る本は宝物でした。

そんな彼に対してヨハンナは歴史の問題を出し始めます。

少し難しいこの問題にスラスラと答えていくマリオン。

ヨハンナ
「本は先人の財産だ、でもそれを鵜吞みにするな、固執もするな、多角的に物事を見ろ」

そう言うとヨハンナは数日間、彼の家庭教師をすると言い出します。

察しの良いマリオンは交換条件に付いて尋ねました。

するとヨハンナは捜しものがあると答えます。

マリオン
「捜しモノ?」
ヨハンナ
「勝手にフラッと出ていったバカ犬なんだがどういうわけかとある場所によくいるんだ、新月の夜その場所の扉を開けてくれればいい」

彼女の言葉の真意は理解できないのですが、マリオンはヨハンナの交換条件を呑むことにしました。

果たしてヨハンナの捜しものとは一体何なのでしょうか!?

 

 

不思議な昔話から幕を開けたこの物語。

実は昔話の中に登場したファウストという人物が、この先の展開に大きな影響を及ぼしていきます。

中世ドイツに伝わる昔話を現代風にアレンジした『フラウ・ファウスト』

とても幻想的なファンタジー漫画となっています。

引き続き謎の多い物語を存分にご堪能ください。

後編

語学や歴史、数学に錬金術まで幅広い知識を持っているヨハンナ。

マリオンは彼女の教えをどんどん吸収していきました。

ヨハンナ
「ヒヒヒ、若いと飲み込みが早いな」
マリオン
「だってヨハンナ滅茶苦茶スパルタなんだもん・・・」
ヨハンナ
「ヒヒヒヒヒ、焦らねえとほとんどの人間は記憶もままならないもんだよ」

二人が街中を歩いていると、ヨハンナが一冊の本を見つけます。

彼女の様子が気になったマリオンは、その本を手に取ってみました。

マリオン
「ファウスト博士の生涯・・・?」
ヨハンナ
「読んだことない?ファウスト博士の有名なおとぎ話だよ」

この本は冒頭のシーンでヨハンナが少女に語っていた昔話です。

二人が見つけた本は、その昔話を面白おかしく誇張したものでした。

その内容を少しだけ読んだヨハンナは笑い出してしまいます。

マリオン
「ヨ・・・ヨハンナ?」
ヨハンナ
「いやぁ・・・井戸水を毒にしたり墓守のドラゴンを炙って食べたり、改めて思い出すとひでえヤツだなと思ってな」
マリオン
「おとぎ話なんてそんなもんだよ」
ヨハンナ
「そうだな、真実も事実も空想もいつかはひとかたまりのおとぎ話だ」

意味深なことを語るヨハンナと、彼女をジッと見つめるマリオン。

そんな中、二人はついに新月の夜を迎えることになりました。

二人はヨハンナが目的としていた教会へ向かいます。

マリオン
「・・・教会?こんな所に犬なんかいるの?」
ヨハンナ
「バカ犬だからなあ」

これでヨハンナとお別れになってしまうことに、マリオンは少し寂しそうにしています。

ヨハンナは彼に教会の扉を開けてもらうと、いいものを見せてあげると言い、マリオンを地下へ連れて行きます。

教会の地下はかつて起きた戦争の名残で半要塞化していました。

マリオン
「きみは犬を捜してるって言ったよね?わざわざ月のない夜に・・・本当は何を捜してるの?」
ヨハンナ
「あれは嘘じゃねえよ、かわいくて小憎たらしい何考えてるかわからねえバカ犬さ」

そのまま二人が地下を進んで行くと、目の前に開かれた空間が広がり、頭上には腕のようなものが吊るされています。

これこそがヨハンナの捜し求めていた物だったのですが、何者かが突然彼女に襲い掛かりました。

ヨハンナ
「問答無用ってのは・・・少し酷いんじゃねえか?悪魔嫌いの異端審問官サマよ」

実は彼女こそが、悪魔と契約を結び不死の命を手に入れたファウストだったのです。

ヨハンナの存在に危険性を感じた審問官は、ずっと彼女のスキを突くチャンスをうかがっていました。

しかし彼女は不死の力で見る見るうちに傷を回復させていきます。

さらにヨハンナの呼びかけにより、彼女と契約を交わしたメフィストフェレスが現れました。

悪魔の力により審問官を退けたヨハンナ。

そんな彼女の旅がこれからも続いていくことを知り、マリオンはヨハンナに同行することを決めます。

果たして二人の行く手には、この先どんな困難が待ち受けているのでしょうか!?

この続きは実際に漫画を読んで確かめてくださいね。

 

『フラウ・ファウスト』を読んだ感想

とても読み応えのあるストーリーだと思いました。

謎めいたヨハンナとメフィストフェレスの存在が、読者の好奇心を煽っていく作品ですね。

早く続きが読みたくなって仕方がない『フラウ・ファウスト』

男性も女性も楽しめるファンタジー漫画になっています。

魅力的な作品を是非この機会に満喫してみてください。

 

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