今回は「漫画 KOIZUMI 原作 桜木桜」先生の『異世界建国記』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『異世界建国記』はこんな漫画(あらすじ)
突然の死を迎えた青年は異世界に転生され、領地の主だと名乗るグリフォンと出会いました。
何も知らずグリフォンの領地に立ち入った青年は、許してもらう代わりに子供達の世話を命じられます。
グリフォンにアルムスと名付けられた青年は孤児院で育ったため、子供を苦手だとは思っていません。
しかし異世界の人間とは言葉が通じないので困っていると、意思疎通を可能にする言語の加護をグリフォンより与えられます。
意思疎通できるようになったアルムスは3年以内に子供達を自給自足できるまで成長させなければなりません。
まずは農業から始めると宣言したアルムスのお手並みとは・・・!?
31人の子供達を自給自足できるよう導いていくアルムスの活躍を描いた『異世界建国記』
今回は異世界と転生と建国を題材にしたSFファンタジー漫画の第3話と第4話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。
前途多難な農業生活が幕を開けますよ。
『異世界建国記』の魅力紹介(ネタバレ含む)
第3話
うろ覚えの知識しかありませんが、子供達を導くためにアルムスは農作業をするしかないと考えています。

子供達の中には農業が何なのか分かっていない者もいるようです。
しかし元リーダーのロンは畑作りの大変さを理解していました。
確かにロンの言う通り問題は山積しています。
この森は木々や草が鬱蒼と茂っていて、まずは木を切り倒し切り株を掘り起こして根っこを切断しながら土を柔らかくしないとまともな土にはなりません。
致命的なのは31人全員が子供だという点です。
鍬をまともに振り回せる子供が何人いるのかもわかりません。

不安を感じる子供達に物々交換で鉄製農具を手に入れると説明します。
少しだけ心当たりがあったので、交換する物についてはグリフォンに頼んでおきました。


グリフォンが持ってきたのは剣など大量の武器です。
予想はしていましたがこんなにあるとは思っていませんでした。


まだまだ武器は大量に残っているようです。
グリフォンが取りに向かうと、10歳のテトラが物々交換について質問してきました。


頭を撫でようとしたのですが拒絶されてしまいます。
ここで他の子供達も武器を手に取り始めました。
すると男の子が武器を売って食べ物を買えばいいと提案します。

自給自足できるようになるまで食料を継続的に確保しなければなりません。
そのため鉄製農具は必需品なのですが、農業を経験していない子供達は農具だけで土を掘れるのか分かっていないようです。

物々交換を行うためには異世界の地理情報を知らなければなりません。
ほとんどの子供達が地理に自信がないと語る中、テトラが地図を見せながら異世界の地理について説明してくれます。

ロサイスは製鉄技術が成熟していません。
ギルベットとドモルガルは飢饉を理由としてファルダームと戦争中です。




交渉を上手く進めるためアルムスは許可を貰ってグリフォンの羽を頂いていました。
そして地理に詳しく最も賢そうなテトラをパートナーに選びます。
強引にテトラをドモルガル王の国領地内に連れて行くと、武器を鉄鍬10本など必要な鉄製農具と交換することができました。
農具は先端だけ鉄製なのですが、交換してもらう側なので我慢するしかありません。
子供達だけで森を開墾できるかはまだ分かりませんが、ひとまずグリフォンに森の木を伐採する許可を取ることにします。


人間が住み着いたことはありましたが、疫病が流行してしまい土地を放棄していました。
疫病がグリフォンの祟りだと騒がれたことを久しぶりに思い出します。


アルムスを背に乗せるとグリフォンが空高く飛び上がりました。
記憶が定かではないと言っていたのに、人間が住み着いていた土地はすぐに見つかります。
土地の一部は森に呑まれていますが一から作るよりはマシかもしれません。
ひとまずアルムスは土地の状態を見て回ることにします。




アルムスは呪いの存在を信じられません。
しかしグリフォンや加護が存在する異世界には、呪いという強力な魔法のようなものが存在しているのです。
とりあえず子供達を移動させるのは明日にして、グリフォンとアルムスは森へ帰っていきました。

前のリーダーだったロンも行動力があるアルムスをリーダーだと認めてくれます。
ですが素直ではないので完全には認めていないと言われてしまいました。


アルムスがこの土地で始める輪栽式農業とは・・・!?

農具を手に入れるための物々交換がアルムスの予想通り上手くいきましたね。
アイディアが豊富で行動力が伴っているアルムスは、とんでもない才能の持ち主なのかもしれません。
困難なミッションを知識と経験で遂行していく『異世界建国記』
いよいよ本格的な農業生活がスタートします。
生活のため始めるのは農業だけではありませんよ。
第4話
まずアルムスは子供達に輪栽式農業がどんな仕組みなのかを説明します。

アルムスはさらにここで家畜を育てることも計画していました。
家畜の糞尿を肥料として活用すれば地力回復の効果を高められます。
畑も家畜も休まずに運用するのが輪栽式農業なのですがメリットばかりではありません。
四分割している分、一回の収穫量は減ってしまいますし、そもそも家畜が手に入らないと輪栽式農業は成立しません。

子供達が協力し合いながら建物を修復していきます。
修復が進む中、テトラはアルムスの様子が気になっていました。


本当は馬や牛を飼いたいのですが、アルムスは飼育方法を学んでいません。
ヤギは孤児院で飼育した経験があるのです。



考えは伝わりましたが飢饉の後なので家畜の交換は難しいかもしれません。
そこで製鉄技術が未熟なロサイス王の国と物々交換を提案することにします。
ただロサイス王の国は遠いためグリフォンに頼みました。

連れてきたヤギはグリフォンの脅しに逆らうことができません。
こうしてヤギを手に入れたアルムスは、ついでに弓矢も入手していました。
狩猟に使えるよう交換してもらったのですが、アルムスには弓矢を使いこなす能力がありません。
他の子供達も弓矢を試してみますが、誰も的に当てることはできませんでした。
その中で10歳のグラムが連続で的に弓を命中させます。

全員が試した結果、弓矢を扱えるのはグラムだけでした。
このままでは多少の不安が残るので、アルムスは遠心力を利用して石を投げるスリングを用意することにします。
アルムスはスリングを作ることが簡単なことを説明した後は、グリフォンにニューホームの周りに生息する植物が食べられるか教えてもらうことにしました。



どうやらグリフォンは雑食性のようです。
上半身は鳥なので木の実を食べてもおかしくありませんが、猛禽類が草木を食べるとは考えられません。
結局アルムスはグリフォンが鳥類と哺乳類のどちらか分からなくなってしまいました。


アルムスも採集しながら帰ることにします。
これまで農耕、酪農、狩猟と食料を調達するために必要な行動は行ってきました。
ただし動かない物を採るのは子供達でも簡単にできるので採集も大切なのです。
しかし何が食べられるのかは分からないので、グリフォンに色々と教わっておきました。

死を覚悟しながら悲鳴がする方向へ向かいます。
するとロズワード君を襲っていたのは人間でした。
襲撃者の目的は鉄剣を奪うことで、物々交換したことで情報が漏れてしまったようです。

スリングで相手を狙うアルムスはロズワード君を救えるのでしょうか!?
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『異世界建国記』はこんな人にオススメ
SFファンタジー漫画とヒューマンドラマが好きな人にオススメな作品です。
子供達が自給自足できるようにするため、農業だけでなく狩猟や採集のことまで考えていたアルムスには先見の明があると思いますよ。
現代の様々な知識が紹介されていく『異世界建国記』
人間同士の醜い争いも描写されているのでとても読み応えがありました。
アルムスには戦争が起こらない平和な国を築いてほしいですね。
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