『異世界建国記』のネタバレ(漫画)!異世界転生の結末は?

今回は「漫画 KOIZUMI 原作 桜木桜」先生の『異世界建国記』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『異世界建国記』はこんな漫画(あらすじ)

思いもよらないタイミングで突然の死を迎えた青年は、少年の姿になって異世界へ転生されてしまいました。

見知らぬ森の中を彷徨っていると、急に出現したグリフィンから我が領地より立ち去れと言われます。

人間はグリフィンの領地に立ち入らないと盟約を交わしているのですが、転生したばかりの青年には知る由もありません。

転生して少年の姿に変わった事情を説明すると、グリフィンから森に捨てられた子供の世話を命じられます。

グリフィンにアルムスと名付けられた青年は、30人の捨てられた子供たちを独り立ちさせられるのでしょうか!?

アルムスが前世の知識と経験を活かしていく『異世界建国記』

今回は異世界転生を題材にしたSFファンタジー漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

前世に満足していなかったアルムスが挑戦的な人生を歩み始めますよ。

 

『異世界建国記』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

死とは思いもよらないところから、思いもよらないタイミングでやってくるものです。

大学に通っていた青年も突然の死を迎えてしまいました。

挑戦的な人生を歩みたかったと嘆く青年が異世界で目を覚まします。

アルムス
「ここは死後の世界か?三途の川と見渡す限りの花畑が見当たらない・・・聞いていた話と違う、何だ?どうしてこんなに空腹なんだろう?草?腹の減り過ぎで草なんか食っていたのか?」

死んだと思っているので自分が存在している世界のことを理解できていません。

そんなことよりも空腹に耐えられなくなってきました。

口の中に入っていた草では腹を満たせないので何か口にできる物を探し始めます。

するとモゾモゾと動く虫を発見しました。

アルムス
「いやーさすがにコイツは・・・どうせ死んでるなら何を食ったって同じだ!こういう唐揚げだと思えばほら・・・初めて食べた生の虫は不味かった」

勢いと思い込みで挑戦しましたが生のムカデは美味しくありません。

嘔吐してしまったので気分を変えるため小川の水で顔を洗うことにします。

サッパリしたことで生き返った気分を味わえました。

アルムス
「それにしても一体何が起こったんだ・・・俺は事故に遭って死んだと思ったのに・・・ん?誰だ・・・こいつ?」

水面に映る顔に全く見覚えがありません。

誰なのか分からないは分かりませんが、明らかに年齢が低くなっています。

周囲を見回してみるといつもよりも月が大きく感じられました。

アルムス
「いや待て待て、事故に遭ったら別人になるってこれ・・・これってつまりだ、有名なあれだ、異世界転生・・・いや憑依か?」

摩訶不思議な現象に巻き込まれた青年は夢だと思うことにします。

このまま眠ってしまえば病院のベッドで目を覚ますかもしれません。

もしかしたらトラックに轢かれたこと自体が現実ではなかったかもしれないと考え始めます。

アルムス
「やっぱり現実だよな・・・起きてしまったことは仕方がない、まずは生活基盤を整えることから始めよう、その上で情報を集め日本に帰れそうなら帰りダメならここに定住だ」

とりあえず生活を始めるための方針を決めました。

前向きに状況を整理できた理由は青年に家族がいないからかもしれません。

まずは腹ごしらえをするため森の中を散策します。

グリフィン
「おい、そこの人の子・・・」
アルムス
「助かった!実は今・・・道に・・・迷ってい・・・て」

人の声が聞こえてきたので安心して振り返りました。

しかし青年の前に現れたのは人間ではありません。

グリフィン
「ここは我が領地だ、立ち去れ!」
アルムス
「あの俺は不味いです、骨と皮しかないです、昨日はムカデを食べました、や、止めたほうがいいですよ!」

グリフォンの迫力に圧倒された青年が命乞いをします。

転生したのか憑依したのかは分かっていませんが、せっかく拾った命を食われてはたまりません。

グリフィン
「我とて食事の選り好みはする、誰が貴様のような不味そうなものを食うか、我を愚弄しているのか?」
アルムス
「そ、そんな滅相もありませんよ、実は今立ち去る最中でして・・・さよならー!?」

訳が分からないままグリフィンの前から逃げ出します。

青年にとっては異世界に放り出されたと思ったら空腹で、ムカデを食べた挙句に身体は別人だったという状況は踏んだり蹴ったりでした。

異常な状態にうんざりしながらグリフォンの領地を抜け出そうとします。

しかしすぐに追いつかれてしまいました。

グリフィン
「ここより先は我が領地と言ったであろう!?森の奥地は人は立ち入ってはならない、それは盟約であったはず、やはり貴様我が領地で食を得るつもりであるな?」
アルムス
「すいません!ちょっと方向を間違えました!まさかこっちがあなた様の領地だとはッ・・・!?」
グリフィン
「嘘をつくな!我々の盟約はここ二百年にわたって受け継がれたモノ、小さな子供でも知っておるわ!もう少しまともな言い訳をしてみせろ!そうしたら生かしてやろう」

転生したばかりなので盟約のことなど知る由もありません。

ですがこのままでは殺されてしまいます。

青年は信じてもらえるか分かりませんが弁明することにしました。

アルムス
「実は憑依しまして・・・気が付いたら知らない森で身体も知らない子供になっていたんです、信じてください!」
グリフィン
「ふむ・・・お主迷い人か・・・ならば知らないのは無理はない、すまなかったな、お主も可哀相に、住み慣れた辺境からこんな領地へ飛ばされたか・・・まぁ仕方あるまい、小僧共に好かれたのはお主の責任、恨むなら己の運命を恨むのだな」

意外にもグリフォンは青年の事情を理解してくれます。

しかし青年にはまだまだ理解できないことが山積していました。

アルムス
「あの・・・迷い人とは?」
グリフィン
「別の世界からこの世界へやってくるモノのことだ」
アルムス
「別人に生まれ変わるのではなく?実はですね・・・」

青年は改めて事情を詳しく説明することにします。

上手く説明することで救ってもらえるかもしれません。

グリフィン
「うーむ、分からん、そのような現象は聞いたことがない、我が五百年前に出会った迷い人も別人になったなどとは言っていなかった、そもそも迷い人などという現象があるのだ、そこに生まれ変わりが加わった程度何も不思議はあるまい、ところでお主・・・子供になっていたと言ったが元は成人だったのか?」
アルムス
「ええ、まあ、今はこんななりですが・・・それが何か?」
グリフィン
「ならば見逃す代わりに一つ仕事を頼むとしよう」

グリフォンが頼む仕事の内容とは!?

 

 

転生と憑依をすぐには理解できない主人公の姿にリアリティーを感じました。

理解できない状況の中ですぐに今後の方針を考えた主人公はとても頭が良いと思いますね。

知識と経験をフル活用しながら主人公が新たな人生の幕を開けていく『異世界建国記』

グリフォンと出会ったことで主人公の運命が激変していきます。

元は成人だった主人公の冷静な行動力にご注目ください。

後編

グリフィンに連れられて行った洞窟には多くの子供たちが生活していました。

全部で30人いる子供たちは青年と同族だということです。

アルムス
「どうして子供がこんなに?」
グリフィン
「知るか、最近人間共が我が森に子供を捨てにくるのだ」

改めて考えてみると青年の身体も空腹状態でした。

もしかしたら飢饉が起こってしまい青年も捨てられたのかもしれません。

アルムス
「・・・で、俺に子供達の世話をせよと?」
グリフィン
「そういうことだ、話が早いな、独り立ちするまで面倒を見ろ」

子供は嫌いではありませんし、孤児院で育ったため彼らに共感もできます。

しかし食べる物がないと子供達の世話はできません。

するとグリフィンが三年間は食料を運んでくれると言ってくれました。

つまり三年の間に子供達を自給自足できるようにしなければなりません。

アルムス
「どうして助けるのですか?」
グリフィン
「お主だって飢えた子犬が縋ってきたら拾うであろう?その後無責任に放り出すか?拾った責任というものがある、そういうことだ」

周りを見回すとグリフィンが子供達に果物を与えていることが分かりました。

人間とグリフィンは生態が異なるため、育て方が分からずに悩んでいたところでグリフィンは青年と出会ったのかもしれません。

アルムス
「分かりました!俺が面倒を見ます、というわけで俺はお前達のリーダーになった!よろしく!」

子供達にリーダーとなったことを報告します。

しかし子供達と言葉が通じません。

グリフィン
「ああ、すまなかった、迷い人はこの地の言語を話せないのだったな・・・失念していた」
アルムス
「俺はなぜあなたとなら話せるんです?」
グリフィン
「我は神言の加護を持っているからな、当然だ」

神言の加護とは異種間での意思疎通を可能にするものです。

言葉が通じないと世話ができないので、グリフィンは加護をしばらくの間貸してくれると言ってくれました。

アルムス
「貸せるんですか?」
グリフィン
「普通は無理だ、だが我は貸出の加護も持っているからな」
アルムス
「それだとあなたが困りませんか?」
グリフィン
「誰がお主に貴重な加護を授けるものか、言語の加護をやる」

言語の加護とは声と聴覚を変化させ異なる言語による意思疎通を可能にしてくれます。

グリフィンは12種類も加護を持っているので、安易に言語の加護を授けてくれました。

まず青年は言語の加護を試すことにします。

アルムス
「よし・・・というわけで改めてよろしく!おお・・・自然と口から異世界の言語が・・・」

加護のおかげで子供達と会話することができました。

ですが今までリーダーを務めていた子供は青年の存在を認めていません。

ロンと名乗った元リーダーは青年の名前を尋ねてきます。

アルムス
「俺の名前は・・・あの・・・俺ここで何て名乗ればいいと思います?」
グリフィン
「アルムスというのはどうだ?」
アルムス
「・・・アルムス、どういう意味ですか?」
グリフィン
「意味はない、語呂が良いではないか?」

青年は異世界でアルムスと名乗ることになりました。

その後、アルムスが20歳であることとグリフィンの命令で子供達がアルムスをリーダーと認めるようになります。

アルムス
「みんな捨てられたんだ・・・一見賑やかに見えていても辛くないはずがない・・・」

絶対に子供達を助けると決心しました。

まずは農業から始めることにしたアルムスは子供達を自給自足できるまで成長させることができるのでしょうか!?

 

『異世界建国記』を読んだ感想

孤児院で育った主人公が異世界で子供達の世話をすることになった皮肉な運命に胸が痛くなりました。

そんな運命を背負っても前向きに生きようとするアルムスがかっこよかったです。

転生した不思議な世界でアルムスが様々なアイディアを実現させていく『異世界建国記』

言語が伝わらないことなど細かな設定が上手に表現されているので読みやすい物語になっていますね。

アルムスが農業に関してどんなアイディアを発揮するのかも気になりました。

 

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