公爵家の料理番様~300年生きる小さな料理人~(第2話)!

今回は「漫画 斎藤縹 原作 延野正行」先生の『公爵家の料理番様~300年生きる小さな料理人~』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『公爵家の料理番様~300年生きる小さな料理人~』はこんな漫画(あらすじ)

料理が好きで優しいルーシェルは世界最強の剣聖である父親の期待に応えられず、屋敷から追い出されてしまいました。

魔獣がひしめく森の中に捨てられたルーシェルでしたが、生き延びようとする気持ちがなくなったわけではありません。

耐えがたい飢餓感に襲われたルーシェルが必死に手を伸ばすと、魔獣のスライムを食べることができました。

魔獣の肉は空腹を満たすだけでなく、ルーシェルに特殊能力のスキルを習得させてくれます。

ここから強くなるためルーシェルのサバイバル生活がスタートしました。

健康な身体を手に入れるためルーシェルが努力する様子を描いていく『公爵家の料理番様~300年生きる小さな料理人~』

今回はスリリングなアクションアドベンチャー漫画の第2話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

どんどん成長していくルーシェルの姿が描かれていきますよ。

 

『公爵家の料理番様~300年生きる小さな料理人~』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

ルーシェルが転送魔法で山に飛ばされてから1年が経過しました。

何日が経過したのか分かるようにルーシェルは寝床に印を刻んでいます。

ルーシェル
「僕は今キツツキコウモリの作った巣穴の跡で暮らしている、前の持ち主の匂いが残っているおかげで野生動物や魔獣も寄ってこない安全なねぐらだ」

この1年で山の生活にもすっかり慣れ、生活や狩りに必要な道具もだいぶ揃ってきました。

何とか今は元気に暮らすことができています。

ルーシェル
「ときどき起こる発作はスライムを食べると治まる、いつか呪いを解く方法が見つかるかもしれない」

呪いを解く方法はまだ分かっていませんが、深く考えても仕方ありません。

まずは朝食の準備に取り掛かります。

ルーシェル
「今日の朝食は昨日の焼き魚の残りと、鶉の卵と沢で冷やした山菜だ、元気で暮らしていてちゃんと食べ物もある、けれど味気ない・・・」

魔獣の肉はとても美味しいのですが、ほとんど焼き料理になっているため飽きてきました。

焼き料理がメインになっている理由は鍋作りに失敗したためです。

熱に強い葉を何枚か重ねて鍋にしようとしましたができませんでした。

また粘土をこねて器を焼こうとしても失敗してしまったのです。

ルーシェル
「あと試してないことは・・・ん?あれは・・・アイアンアント!」

物音がする方向を見てみるとアイアンアントが徘徊していました。

アイアンアントはギルドにEランク付けされていて、大型犬くらいある蟻の魔獣で外殻の周りは鉄の鎧で覆われています。

ルーシェルは打撃も斬撃も通じにくいアイアンアントを厄介な相手だと考えていました。

ルーシェル
「単独行動・・・ってことはおそらく偵察、巣替えの時期だからこの辺を調べにきたのかな、近くに巣を作られたらここに住めなくなる・・・悪いけど退治させてもらうよ」

近くに巣を作らせるわけにはいきません。

それだけでなくルーシェルは以前からアイアンアントのことが気になっていました。

巣穴の跡から飛び出すとすぐにアイアンアントが向かってきます。

ルーシェルはアイアンアントをおびき寄せるように走り出しました。

ルーシェル
「この1年山の中をさんざん駆け回って身体は大きくなったし筋肉もついた、珍しい魔草や種なども積極的に摂取している」

足が速くなるピロリム草も食べておいたのでルーシェルが追いつかれることはありません。

しかしバランスを崩してしまい転倒しました。

その隙を狙われますが転倒したのはわざとで、素早く攻撃を避けると仕掛けておいた罠でアイアンアントを捕獲します。

ルーシェル
「かかった!ランクDの魔獣フォレストスパイダーの糸だよ、君じゃ食いちぎれないだろう?これは一角ビーバーの角で作った槍、鉄でも貫けるんだ、魔獣を麻痺させるシコルギ草を塗って・・・よっと」

槍を刺すと麻痺したアイアンアントの動きが完全に止まりました。

素材を剥ぐためにはマウスニッパーという魔獣から作ったナイフを使います。

このように魔獣を狩り始めて1年が経ちますが、ルーシェルは未だに罪悪感を拭えていません。

ルーシェル
「殺すと素材が消えちゃうから手早く慎重に・・・っと・・・!やっぱり!この部分はお鍋に使えそうだ、他の部分ももらうね、鉄には色々使い道があるから」

アイアンアントが身に纏っている鉄の鎧は鍋として活用できるのでしょうか!?

 

 

異世界を舞台にした物語ですが、鍋を必要だと感じるルーシェルにサバイバル生活のリアリティーを感じました。

焼き料理に飽きてしまったルーシェルの悩みにも共感できますね。

森の中のサバイバル生活をルーシェルが自力で切り抜いていく『公爵家の料理番様~300年生きる小さな料理人~』

ルーシェルが強く成長していく姿と、料理に対するアイディアが楽しめる物語になっています。

念願だったルーシェルの料理にご注目ください。

後編

様々な部分を頂いた後でルーシェルはアイアンアントに止めを刺しました。

アイアンアントに感謝してからお鍋が使えるかどうか試します。

川で水を掬ってから鍋を火にかけました。

鍋は水が沸騰しても壊れることはありません。

ルーシェル
「やった!水漏れもないし強度も申し分ない!お鍋をゲット!これで念願の・・・煮込み料理が作れるぞ!」

ルーシェルは煮込み料理に使う食材をすでに決めていました。

それはランクEの猪型魔獣ベビーボーアの肉です。

ベビーボーアはランクBのジャイアントボーアの幼体で、普段は親のジャイアントボーアと一緒にいるので近づくことはできません。

しかしフォレストスパイダーの糸を使った罠で運良く捕まえることができたのです。

ルーシェル
「じゃあさっそく料理しよう!ベビーボーアの肉にはすでに岩塩を振って下ごしらえを済ませてあるから・・・これを手頃な大きさに切って一度お湯にくぐらせて下茹でをする」

下茹でをすることで臭みを消し、余分な脂も落とすことができました。

茹で汁には臭みが出ているので捨ててから水を入れます。

ルーシェル
「そこにスライムで作った飴で甘みをつけて臭み消しのハーブを入れる、フタをしてベビーボーアの肉煮込めば・・・ベビーボーアの角煮だ!」

念願だったベビーボーアの角煮が出来上がりました。

美味しそうな肉は輝いているように見えます。

ルーシェルはゆっくりとベビーボーアの角煮を口の中へ運びました。

ルーシェル
「おいしい・・・!ぷるっとした食感のあとに肉が淡く崩れていく感触がなんとも言えない!スライム飴の甘みがベビーボーアの肉によく染みていて噛んだ瞬間、口の中で汁が飛び散っていく」

以前には焼いて食べた時は臭みが強かったので、煮込み料理にしたことは大正解だったようです。

あっという間に完食したルーシェルは満腹になることができました。

ルーシェル
「あとは魚醤があればもっとおいしく料理できたんだけどな・・・川魚でも魚醤って作れるのか挑戦してみてもいいかも、豆を発酵させて似たような味の調味料が作れるって文献もあったし・・・」

煮込み料理に大満足したルーシェルの頭に様々な料理のアイディアが浮かんできます。

調味料について考えながら空を見上げると夕陽が上ってきました。

ルーシェル
「今日はいろいろ収穫があった、料理はおいしくできたしアイアンアントからいろんな素材も手に入った、ここには図鑑でしか知らなかった魔草や野草もあるし、魔獣から素材を獲ったりお肉にしたりするのも面白い」

山での生活も充実した気がしてきます。

鍋を手に入れて煮込み料理を実現できたルーシェルは寝床へ帰ることにしました。

しかし意気揚々と寝床に帰ってきたルーシェルは、自分が油断していたことに気付かされます。

ルーシェル
「僕の寝床が・・・!食糧も全部奪られてる・・・」

寝床にしている巣穴の跡が破壊されていました。

ですがこの巣穴には魔獣が近寄ったりするはずはありません。

被害の原因について考えていると大きな遠吠えが聞こえてきます。

ルーシェル
「この森で1年暮らしてわかったことがある、この森には王様がいる、トロル・・・この森の頂点・・・!」

これまでにトロルから被害を受けたことはありません。

初めて実害が出たことでルーシェルはここが安全な屋敷の中ではないことを再認識します。

命の保証などない山の中で生き抜くためには、もっともっと強くならなければいけません。

そして10年が経過しました。

森の中で小さな魔獣がトロルに追われています。

ルーシェル
「危ないところだったな、ちょっとこの中にでも入ってろ、10年修行したんだ、森の王トロル・・・今日こそ俺がお前を倒す!!」

修行で強くなったルーシェルの実力はトロルに通用するのでしょうか!?

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公爵家の料理番様~300年生きる小さな料理人~のネタバレ!

2025.11.04

 

『公爵家の料理番様~300年生きる小さな料理人~』はこんな人にオススメ

ワクワクさせてくれるアクションアドベンチャー漫画を読みたい人にオススメの作品です。

勇気と優れた頭脳を活用してどんどん強くなる主人公の成長が楽しめますよ。

ファンタジー漫画が好きな人にもオススメできる『公爵家の料理番様~300年生きる小さな料理人~』

剣術だけでなく特殊なスキルもルーシェルの成長に役立っていきます。

RPGのような世界観に魅了されてください。

 

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