今回は「たーし」先生の『ドンケツ第2章』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『ドンケツ第2章』はこんな漫画(あらすじ)
45歳の沢田マサトシは北九州の小倉で最強と恐れられる極道です。
敵対するヤクザの事務所をロケットランチャーで爆破させたことからロケマサという異名で最強の地位を確立させた沢田マサトシ。
そんなロケマサが別のヤクザと三つ巴の激闘を繰り広げてから3年が経ちました。
騒動が収束してから街には様々な種類の悪者が混在するようになっています。
悪党とヤクザの在り方が変化する中、次世代の漢を求めロケマサが再び動き始めました。
大ヒットした任侠漫画の後日譚を描いていく『ドンケツ第2章』!
今回は男なら誰もが憧れてしまう物語の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。
混沌とする時代を生きる屈強な漢たちの生き様を目に焼きつけてください。
『ドンケツ第2章』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
3つの極道がしのぎを削った三つ巴の戦いから3年が経過しました。
この熾烈な争いが終わった街は大きな変化を遂げることになります。
まず警察が始めた暴力団排除キャンペーンによって、街からヤクザたちが姿を消しました。
しかしヤクザたちが消滅した訳ではありません。
一見すると平和になったのですがこの街にはヤクザが確実に存在しているのです。
ただヤクザたちの勢いが大人しくなったことだけがこの街に起こった変化ではありません。
いつからか組織に属さない悪党や不良外国人など、今では様々な種類の悪党が混在するようになっていたのです。
そんな変わり果てた街にロケマサが再臨しました。
ロケマサがチンピラをぶっ飛ばすと、彼の部下が尋問を始めます。
まずチンピラがどこに所属しているかを尋ねると、色々な奴が集まる所だという答えが返ってきました。
このチンピラのように現在は得体のしれない様々な悪党が集まるグループが形成されているのです。
ただしこのグループは烏合の衆のため、リーダーを聞いても答えが返ってきません。
仕方なくロケマサの部下はチンピラを山に連れて行って締めあげることにしました。
ロケマサは圧倒的な武力を誇るのですが、頭の回転が遅いため部下に任せることしか出来ません。
このようにロケマサが再臨した街は以前とまるで別の顔を持つようになっていたのです。
三つ巴の戦いを経験したヤクザは伝統ある侠客を掲げたため大幅に人員を減らすことになりました。
しかし人員を減らし任侠道を徹底したとしても所詮は暴力団のため動きは制約されてしまいます。
その中で台頭してきたのが組織に属さず好き勝手する悪党たちでした。
悪党の形が変わったのはこの街に限ったことではありません。
日本全土でこのような動きは加速していたのです。
このような動きが進む中、伝統ある侠客を掲げた月輪組というヤクザが動き始めました。
月輪組は人員を削減して本部を山奥に移したためシノギを落としている状況です。
それでも実態のない悪党が台頭する状況を見過ごすことはできません。
ただし悪党の中には未成年も存在しているためうかつに手を出してしまうと月輪組が警察に逮捕されてしまいます。
そのためまずは目に入った悪党を片付けていくことが決定されました。
悪党をコツコツ片づけて行けば謎めいた組織の全容が見えるということで幹部がこの決定を全会一致で賛成します。
実体のない犯罪集団が凶悪なマフィア化する日本で、ロケマサはどのような生き様を見せていくのでしょうか!?
『ドンケツ』ファンには待ちかねていた新シリーズが始まりましたね。
前作ではロケマサの圧倒的な武力とキャラクターが目立っていました。
しかし新シリーズでは新たな犯罪集団の形が描かれています。
これは多様化する犯罪が問題になっている現代社会を反映した結果なのかもしれません。
異なるタイプの作品として読者の前に戻ってきてくれた『ドンケツ第2章』!
新たなシリーズではありますがロケマサの迫力と強さは変わっていません。
ただし少しだけ任侠色が強くなっているかもしれません。
それでは新たな魅力を秘めた新シリーズの後半戦をご覧ください。
後編
人員を大幅に削減して本部を山奥へ移転した月輪組総本部で幹部たちが会談しています。
警察の暴力団排除キャンペーンが功を奏したため、シノギは当初の予定より2千万円ほど落ち込んでいました。
それでも組長の宮本は時代背景を理由に落ちこみを受け入れています。
シノギについて報告が終わると若頭の村松が別の案件について説明を始めました。
月輪組でも新たなタイプのマフィアが問題視されています。
それでも任侠道を掲げる月輪組の幹部には実体のない犯罪集団を潰す方法が分かりません。
また相手は少年から老人までがメンバーに名を連ねているため、下手に手を出すとこちらが逮捕される恐れがあります。
しかしマフィアの中には引退や破門された元ヤクザも含まれているため放っておく訳にはいきません。
そのため組長から目に入った悪党を片付けるよう指示が出ました。
地道に1人ずつ潰すしか相手の全貌を把握することができないのです。
こうして月輪組も新たなマフィアを本格的に潰すことを決定しました。
一方その頃、月輪組が動き出したことを知らないロケマサは知り合いに愚痴をこぼしています。
成長してきた部下たちなのですが、ロケマサは一人前のような発言をすることに苛立っていました。
どうやらロケマサにとって部下たちはまだまだ半人前のようです。
自分を差し置いてチンピラを山奥に連れて行ったことが許せません。
なかなか怒りが収まらないため、知り合いに向かって怒りを爆発させています。
しかし部下たちは早く一人前になろうと努力していることを知り合いに指摘されました。
部下たちはロケマサの右腕とも言える桃次郎が不在のため必死になっているのです。
ロケマサも事情は把握しているのですが、怒りが込み上げている自分を抑えられません。
そんなことが起きているとは知らない部下たちは、別の場所で若頭の村松から仕事の依頼を受けていました。
村松は身だしなみを整えてから向かうよう指示します。
その理由は相手側が真っ当な会社であるためでした。
村松が引き上げると、部下たちはヤクザに見えないと言われたことを愚痴り合います。
しかし村松の親分に逆らうことはできません。
実は3年前に起こった三つ巴の構想を鎮めた影の立役者が村松だったのです。
この実績を評価された村松は新生月輪組の若頭に抜擢されました。
対照的に一本独鈷のロケマサは小さな組を構えているのが現状なのです。
2人とも立場は異なるのですが、実体のない犯罪集団の魔の手がひしひしと迫ってきていました。
任侠を掲げるロケマサや村松はニュータイプのマフィアたちとどのように対峙していくのでしょうか!?
ロケマサたちが大暴れするここから先の展開は実際に漫画を読んでお確かめください。
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『ドンケツ第2章』を読んだ感想
ドンケツシリーズを読んだことのある人にとってはお馴染みの面々が登場してくれましたね。
彼らの活躍を夢中になって楽しんだ人は新たな展開が待ち遠しかったと思います。
本作はファンの期待に応える高いクオリティーになっていますよ。
そのためドンケツシリーズをまだ読んでいない方でも純粋に楽しめる内容です。
根強いファンが多い人気シリーズの最新作となる『ドンケツ第2章』!
任侠道を極めようとする本物の漢を描いた熱い物語になっています。
ヤンキーや任侠ものが好きな人は絶対に見逃さないでください。
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