今回は「作画 高遠由子 原作 アオイセイ」先生の『拷問トーナメント』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『拷問トーナメント』はこんな漫画(あらすじ)
高校生の太田俊輔はクラスで最下層のポジションにいることを自覚しています。
そんな俊輔はある日、学校の帰り道で列車に飛び込む男性を目撃しました。
よく見てみると自殺した男性が自分と瓜二つだったため、激しく動揺してしまう俊輔。
さらに男性が持っていたスマホが、いつの間にか自分の胸ポケットに入っていることに驚いてしまいます。
このスマホを手にしたことで理不尽なサバイバルゲームに巻きこまれた主人公を描く『拷問トーナメント』!
今回はショッキングな展開が連続するサスペンス漫画について、ネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。
衝撃的なスリルをじっくりと満喫していってください。
『拷問トーナメント』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
俊輔が教室の席に座りながらカースト制について考えていました。
どの学校にもあることですがクラスメイトはカースト制によってポジションを区別されます。
イケメンや美少女がトップになり、最下層には帰宅部やオタクがランク付けされるのが一般的となっていました。
そんなことを考えながら遥香に視線を送ると、思わず目が合ってしまいます。
目が合っただけで激しく動揺する俊輔は、自分が最下層に位置付けられていることを自覚していました。
するとここで同じく最下層にいるオタクの友人が声をかけてきます。
しかし俊輔はオタクと同類だと思われたくないため、逃げるようにして教室を後にしました。
そのまま俊輔は校庭で昼食を取ることにします。
俊輔はこのような理由でクラスメイト達から孤立状態となっていました。
そんな彼が放課後になり秋葉原に向かおうとしています。
すると普段より人の数が多いを感じていた俊輔は、駅の構内である男性と肩がぶつかってしまいました。
様子がおかしかったため見ていると、青年が線路へ降りていきます。
止めようと大声を出したのですが、すぐに電車が来てしまい青年は轢かれてしまいました。
青年がバラバラになったため、プラットホームは大パニックになっていきます。
大勢の人たちが泣き叫ぶ中、俊輔は他の人とは違う理由から呆然となっていました。
自分と同じ顔をした青年が自殺をしたことにより、頭の中がパニックになっていく俊輔。
彼はこの場から逃げるように立ち去っていきました。
混乱しながら自分の足を見てみると、青年の返り血が付着しています。
血を洗い落とすため便所に向かったのですが、返り血は顔にも飛び散っていました。
最悪だと思う俊輔はここで自分のポケットに見たこともないスマホが入っていることに気づきます。
青年が入れてきたかもしれないと考えるのですが、ここままスマホを持っていると事件に関係していると思われるかもしれません。
そのため急いで帰宅することにしました。
疲れたためベッドで寝てしまう俊輔だったのですが、彼のカバンの中では青年のスマホが自動的に起動しています。
ここから俊輔はこのスマホによって悪夢のような残酷すぎる運命に引きずり込まれていくのでした。
学校のカーストを描く漫画は数多くあると思います。
普通の漫画は最下層の主人公が大逆転する姿を描いていくのですが、この作品はそういったありきたりなストーリーではありません。
最下層にいる主人公がさらにどん底へ落とされる姿を描いていく『拷問トーナメント』!
俊輔はこの逆境を乗り切ることができるのでしょうか!?
恐怖におののく彼の表情に注目しながら続きをご覧ください。
後編
青年の自殺現場を目撃した数日後、放課後の教室で俊輔が例のスマホをいじっています。
スマホには恐らく自殺した青年のことであろう情報が載っていました。
しかしそれ以上検索しても有力な情報は出てきません。
さらにスマホのメールボックスには対戦通知日という情報があり、その通知日は今日に指定されていたのです。
ドキドキしながら通知時間の17時になるのを待っていました。
そのまま通知時間の17時を迎えたのですが何も起こりません。
バカバカしいと思った俊輔は、スマホの捨て場所を探しながら帰ることにします。
すると俊輔が校門を出たところで高級車から降りてきた女性に声をかけられました。
女性はスマホの持ち主である青年と俊輔を勘違いしたまま、拷問トーナメントへの出場を求めてきます。
俊輔は落とし物を拾っただけと説明して立ち去ろうとするのですが、女性は俊輔の意識を失わせると彼を強引にトーナメント会場へ連れて行ってしまいました。
その後、意識を取り戻した俊輔が檻に囲まれた部屋にいることを認識していると、急に女性の大きな声が聞こえてきます。
檻の外に設置されたモニターに映し出された女性キャラが明るく話し始めました。
ミルと呼ばれ人気になっているキャラは、俊輔の疑問を無視するように話を続けていきます。
明るい声でミルが紹介したのは、美しき白の貴公子と悪魔の黒い月と呼ばれる2人の対戦カードでした。
対戦カードと一緒に両者の顔写真が公開されると俊輔に衝撃が走ります。
美しき白の貴公子は自殺した青年のことでした。
彼は女性人気トップのプレイヤーで、ここまで16戦を勝ち抜き2億円以上の賞金を獲得していたのです。
ここで俊輔は人違いだということを強調するのですが、ミルはそのまま対戦カードの詳細を説明し始めました。
拷問トーナメントは主催者が用意した被験者に尋問をしていき、指定された秘密を吐かせた方が勝利するゲームなのです。
黒い月が担当する被験者は暴力団の男性幹部で、ミッションは彼が上層部に黙って売り捌いたクスリの供給先を吐かせるという内容でした。
一方の白い月は六本木のキャバ嬢を担当することになり、彼女が関わった暴力団組長殺害事件の依頼主を吐かせればミッションクリアーとなります。
被験者の2人はここから激しい拷問を受けることになるのですが、見事に耐え抜くと賞金が支払われる仕組みになっていました。
さらに大前提として被験者が死亡した場合は、拷問をした対戦者が失格になる規則が定められています。
こうしてミルが対戦カードの詳細を伝え終えると、すぐに拷問トーナメントが開始しました。
しかしルールを聞いただけの俊輔は未だに状況が理解できていません。
パニックになったまま試合会場へ強制的に移動させられた俊輔。
そこには被験者のキャバ嬢と、檻を挟んだ隣の部屋には黒い月の恐ろしい姿がありました。
大混乱する中、俊輔はこの窮地を脱することができるのでしょうか!?
『拷問トーナメント』を読んだ感想
読み進んでいくうちに見応えが抜群の漫画だと思いました。
被験者に拷問を与えていき秘密を吐かせた方が勝利するというルールもシンプルなため読みやすかったです。
サスペンス漫画ファンにはたまらない展開が連発する『拷問トーナメント』!
自称カースト最下層の住人である主人公が、どのようにしてこのピンチを乗り切るかが見所となっています。
生死を分けるドキドキのシーンが連続しますので、全ての瞬間から目を離さないでください。
電子書籍を無料で読んでみませんか?
電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。
ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです!
それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓
映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT!
実は電子書籍も見られることをご存知でしたか?
U-NEXTでは電子書籍を20万冊以上配信しているんです。
しかも新規登録から31日間は無料なんです!
もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか?
ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ!
このポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています!
動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上!
さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください!
無料トライアルはこちらから↓↓↓