みいちゃんと山田さん(漫画)!第3話と第4話のネタバレ!

今回は「亜月ねね」先生の『みいちゃんと山田さん』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『みいちゃんと山田さん』はこんな漫画(あらすじ)

女子大生のマミが働いているキャバクラ店にみいちゃんという同い年の女性が入店しました。

みいちゃんは明るくて可愛らしいのですが、小学生レベルの漢字が読めずミスばかりするのでキャバクラ嬢たちに迷惑をかけてしまいます。

お客様に本名を明かすみいちゃんに対して、危うさを感じたマミはみいちゃんに山田という偽名を使いました。

それでもマミは自分を慕ってくれるみいちゃんのことを放っておけません。

マミが心配する中、ミスを連続しているみいちゃんに現れた変化とは・・・!?

無邪気なキャバクラ嬢が殺されるまでの12カ月間をカウントダウンしていく『みいちゃんと山田さん』

今回はショッキングなヒューマンドラマの第3話と第4話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

小柄なみいちゃんが意外な手段でお客様から指名を集め始めますよ。

 

『みいちゃんと山田さん』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第3話

山田さんがキャバクラ店に出勤してくると、女子大生のココロちゃんがスマホを見ながら大騒ぎしています。

理由を聞いてみるとお店のキャストが更新しているSNSに、ココロちゃんの顔写真がアップされていたためでした。

投稿を更新したのはみいちゃんです。

ココロちゃんは学校や親にキャバクラで働いていることを秘密にしているので激怒していました。

せっかく勉強を教えてあげたのにココロちゃんは損した気分を味わいます。

SNSには山田さんの名字も晒されていました。

山田さん
「ああこれね・・・偽名偽名」

マミは山田さんという偽名を教えておいたことに安心します。

キャバクラではキャストの本名や住所をお客様に伝えることはありません。

それぞれが危険を熟知しているのにみいちゃんはSNSに投稿してしまいました。

このままでは危ないので人気キャバ嬢の桃花がみいちゃんの投稿を全て削除します。

パスワードも変更したのでみいちゃんには教えないよう指示を出しました。

この日から桃花はバカなみいちゃんに辞めてほしいと言いながら、店長にみいちゃんを自分のヘルプに多く付けてほしいとお願いします。

店長には指導役を任せてほしいとお願いしましたが、桃花はヘルプに付いたみいちゃんを嫌がらせを加え始めました。

まずは見た目と知能が子供レベルだということをお客様に暴露します。

漢字が読めないみいちゃんをバカにすると、次はお酒があまり飲めないみいちゃんにテキーラのショットを30杯オーダーしました。

1杯飲んでダウンしてしまうみいちゃんに無理矢理テキーラを飲ませます。

さらに体罰を行ってみいちゃんを泣かせました。

山田さん
「みいちゃんが目障りなのはわかるけど、さすがにこれは・・・」

見ていられなくなった山田さんは桃花にイジメる理由を尋ねます。

すると楽しいからという答えが返ってきました。

山田さんにはイジメが楽しいという意味が分かりません。

ですがココロちゃんはイジメの対象となったみいちゃんにずっといてほしいと言った桃花の気持ちが理解できます。

人間は過去にあらゆる国で身分制度を制定して、自分以上に苦しむ人を作り安心感を与えてきました。

現代でもSNSなどで自分よりもヤバイ人間を見て留飲を下げる風潮は変わっていません。

ココロちゃんはみいちゃんを反面教師にして、自分は勉強も就活も頑張ろうと考えています。

山田さん
「モモさんとココロちゃん、それぞれ理由は違うけど・・・そういうもんなのか・・・」

納得しているうちに閉店時間を迎えました。

しかし送迎車が遅れているため15分程待たなければなりません。

そこで山田さんは待っている時間に連絡先を交換したお客様にお礼のメールをしたり、SNSを更新したりすることをみいちゃんに教えてあげます。

みいちゃん
「じゃあツミッター更新しよーっと!今日とった写真あげよー、あれっ、入れない・・・」

載せてはいけないものを載せたので桃花がSNSのパスワードを変更していました。

みいちゃんが桃花に何がいけなかったのか尋ねても、どうせ理解できないので教えてくれません。

山田さん
「私が教える、あのねインターネットに顔写真や個人情報は載せちゃいけないの、水商売は親や学校に内緒でやってる人もいるし・・・」

不特定多数の人が見れるSNSに載せてしまえば秘密がバレる恐れがあります。

SNSの怖さを教えてもみいちゃんは理解してくれません。

みいちゃん
「えー?みいちゃんそんなの気にしないけど・・・」
山田さん
「あっ、あとアレ!ストーカー!ちょっとした写真から住所や学校が特定されてお客さんが押しかけてきたら怖いよね?SNSだけじゃなくて接客中も個人情報は言っちゃダメだからね、殺されちゃう事件だって起きてるんだから!」
みいちゃん
「コロ・・・!?ヤダヤダー!みいちゃん殺されるのヤダー!!」

他にも山田さんはお酒の上手な飲み方も教えてあげました。

そしてグラスを割りまくるみいちゃんの専用コップに、似顔絵のイラストと名前を描いてあげます。

ここから頑張り始めたみいちゃんはたくさんの指名を頂くようになりました。

山田さん
「この時の私はまだ知らなかったのです、みいちゃんが鬼枕営業で指名を取っていたなんて」

危ない事を何も分かっていないため、みいちゃんは殺されてしまうのでしょうか!?

 

 

無知なためインターネットの怖さを知らないみいちゃんに驚かされました。

一般的な常識があれば顔写真や名前はSNSに投稿しないですよね。

非常識な女の子が周囲のキャバクラ嬢を翻弄していく『みいちゃんと山田さん』

身勝手な行動によってみいちゃんはどんどん孤立していきます。

山田さんが教える常識はみいちゃんに理解してもらえるのでしょうか?

第4話

キャバクラ業界では二八という俗語があり、2月と8月に売り上げが法則を示しています。

そこで店長からバレンタインという理由を付けてお客様を呼んで売り上げを伸ばしてほしいと指示が出されました。

しかしお客様に渡すチョコレートはキャバクラ嬢の自腹です。

山田さんはデパートのバレンタインフェアーでチョコレートを購入しました。

そのチョコレートを田中さんというお客様にプレゼントします。

山田さん
「バレンタインは投資期間、これが来月数百万のシャンパンに化けるのだ・・・特に学生時代この手のイベントと無縁だった客によく効く!」

田中さんは母親以外からプレゼントされたことがないので大喜びしてくれました。

作戦が的中した山田さんはトイレに向かいながらみいちゃんの様子を窺います。

みいちゃん
「はいっ、シゲオくん!みいちゃんチョコ作ったのー!」

ドロドロの物体はチョコレートとは思えません。

それなのにお客様は手掴みでチョコレートを口へ運びます。

山田さん
「躊躇なくいった!」

山田さんが衝撃を受ける中、お客は美味しいと喜んでくれました。

そしてみいちゃんにぬいぐるみをプレゼントします。

みいちゃん
「わああい、可愛いーっ!大事にするね!どこに飾ろうかなあ!」
山田さん
「あれ?なんか・・・この二人・・・」

営業時間が終了するとみいちゃんは更衣室にぬいぐるみを置きました。

桃花がそのぬいぐるみを破ると中から盗聴器と隠しカメラが出てきます。

お客から貰った怪しげな物はゴミ箱へ直行しなければいけません。

みいちゃん
「なんか・・・ごめんなさい!なんかごめんなさい!お詫びにこれを・・・みんなの分もチョコ作ってきたんだ!もしよかったらこれ・・・」

訳の分からない奴が作った食べ物もゴミ箱へ直行するのが鉄則です。

さすがに他のキャバクラ嬢は桃花のようにみいちゃんの目の前では捨てません。

捨てられたチョコレートを見ているうちに、山田さんは幼い頃の悲しかった出来事を思い出します。

幼い頃の山田さんが好きな花を描いた絵を母親に見せると、そんなものを描いている時間があるなら勉強してほしかったと言われました。

山田さんは小学受験に失敗していたので、母親は中学受験には失敗しないでほしいと考えていたのです。

山田さん
「私は絵を描いたり物を作ったりするのが好きだった、私が作ったもので喜んでもらいたい、褒めてもらえるといいなって、そんな感情もママにとっては押し付けだったのかな」

みいちゃんと同じように山田さんも母親に絵を捨てられてしまいました。

同じ経験を持つ山田さんはみいちゃんの手作りチョコを頂くことにします。

みいちゃん
「山田さん・・・美味しい!?」
山田さん
「美味しいよ」
みいちゃん
「美味しい!?」
山田さん
「同じこと何度も聞かないで」

その後、問題行動ばかり起こすみいちゃんがどうしてクビにされないのか、キャバクラ嬢たちの中で不満が溜まってきました。

しかし売り上げは意外と悪くないという理由で、店長がみいちゃんをクビにすることはありません。

また他の黒服たちもみいちゃんを庇ってあげます。

確かにミスは1日3回程度に減っていました。

店長たちは少しずつ成長しているみいちゃんがお店に必要だと感じているのです。

山田さん
「どうしても私達は自分以外の誰かと比べて優れているか劣っているかで存在価値を測ってしまうけれど、みいちゃんがダメな子という認識も他人との比較でしかないのかもしれない・・・」

みいちゃん軸の中でなら今のみいちゃんは少し良くなっているのかもしれません。

しかし黒服たちがみいちゃんを庇っていることには別の理由があったのです。

みいちゃん
「あっ、山田さん・・・」

別の日、山田さんが出勤するとみいちゃんと黒服がエッチしていました。

ここから連日のように黒服たちがみいちゃんとエッチしている現場を目撃します。

山田さん
「そうだあの時、シゲオくんとみいちゃんから同じシャンプーの匂いがしたんだ、気持ち悪・・・」

お客だけでなく店員にも鬼枕営業をしていました。

山田さんは送迎車の中でみいちゃんに理由を尋ねます。

みいちゃん
「だって・・・それ以外の関わり方がわかんない、みいちゃん喜んでもらえたり褒めてもらえるのがエッチだけだし、それにみんなみいちゃんのことバカとか可哀想って見下してるけどエッチの時だけは対等に接してくれるんだ」

みいちゃんに本当はバカにしていると言われた山田さんはすぐに否定しました。

それでも山田さんはみいちゃんの行動に納得がいきません。

山田さん
「ねえみいちゃん、喜んでもらえたり褒めてもらえるのが体だけなんてこと絶対にないよ・・・他にもたくさんあるから・・・だから・・・」
みいちゃん
「あっお金だね!お金渡すと喜んでもらえるね!」
山田さん
「そうじゃなくて!とにかく!誰彼かまわずやるのはやめて、性病だって怖いよ」

ここで送迎車のドライバーが山田さんの到着を知らせます。

ただしルート的にはみいちゃんの方が先でした。

そのことを伝えると今日はみいちゃんが最後だと伝えられます。

山田さん
「ドライバー・・・お前もか!」

すぐに山田さんはドライバーとみいちゃんの関係を察しました。

山田さんが注意してもみいちゃんは非常識な行動をやめようとしません。

それどころかみいちゃんの行動はエスカレートしていくのです。

2月になると低気圧の影響で関東甲信は大雪となり、都心でも5センチ以上の積雪を記録しました。

この日は天気が悪いため店長は早めに閉店することを決めます。

山田さん
「あれ?みいちゃんがいない、アフターかな・・・」

送迎車の中にみいちゃんの姿がありません。

すると桃花が面白いものを見せると言ってきました。

桃花の指示で送迎車が大久保公園に向かうとみいちゃんが立っています。

みいちゃんはお金を払わないと彼氏に会ってもらえないので、お金が足りなくなるといつも大久保公園で立ちんぼしていました。

山田さん
「今でこそ大久保公園の立ちんぼは日本人が多いが、当時の立ちんぼは外国人がほとんどだった、外国人に交じって立ちんぼをする小柄なみいちゃんは異国で迷子になった子供のよう」

ここから季節は巡り3月を迎える中、みいちゃんが売春行為をやめることはないのでしょうか!?

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みいちゃんと山田さんのネタバレ(漫画)!感想とあらすじも!

2025.10.16

 

『みいちゃんと山田さん』はこんな人にオススメ

残酷でスリリングなヒューマンドラマを読みたい人にオススメしたい作品です。

純粋と無知が周囲の人間を困惑させる様子が丁寧に描かれていますよ。

売春行為でお金を稼ぐ女性の悲劇を描写した『みいちゃんと山田さん』

当たり前のように体を売ってしまうみいちゃんに恐ろしさを感じました。

サスペンスが好きな人にも読んでもらいたい作品ですね。

 

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