うちの会社の小さい先輩の話のネタバレ!感想とあらすじも!

今回は「斎創」先生の『うちの会社の小さい先輩の話』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『うちの会社の小さい先輩の話』はこんな漫画(あらすじ)

小さくて可愛い片瀬詩織里(かたせしおり)に仕事を教えてもらっているうちに、後輩の篠崎拓馬(しのざきたくま)は先輩に惹かれていきます。

天然で癒し系の詩織里に魅了される篠崎ですが、ドキドキしているのは彼だけではありません。

実は詩織里もジェントルマンな篠崎と接しながらドキドキしていたのです。

そんな2人の距離をもっと縮めさせるため主任の秋那千尋(あきなちひろ)が動き出しました。

また秋那だけでなく篠崎の幼馴染で同僚の早川千夏(はやかわちなつ)も加わり、2人の関係性に変化が表れていきます。

テレビアニメ化が決定してさらに話題を集めている『うちの会社の小さい先輩の話』

今回はこんな職場で働きたいと思わせてくれるオフィスラブコメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

男性も女性も憧れる職場環境を羨ましく思いながら物語の世界観をご堪能下さい。

 

『うちの会社の小さい先輩の話』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

主任の秋那千尋が詩織里と篠崎が働いている様子を見つめています。

秋那千尋
「うちの会社の部下は仲がいい、というか先輩と後輩ってあんなに仲いいものだっけ?ちょっと限度を超えてない?同僚っていうよりむしろ・・・」

2人の様子を見ているうちに同僚というよりも恋人同士に見えてきました。

ここで秋那が詩織里と篠崎のために動き出します。

篠崎拓馬
「飲み会の下見・・・ですか?」
秋那千尋
「僕が行く予定だったんだけど急用で行けなくなっちゃって・・・」
篠崎拓馬
「大丈夫ですよ」
秋那千尋
「色んな意見が聞きたいから良ければ片瀬さんも一緒に」

美味しい食事が大好きな詩織里も秋那の提案を受け入れてくれました。

ここまでくれば順調に進むはずなので、秋那は2人の様子を尾行することにします。

秋那が下見させることにしたのは夜景が見えるいいムードのお店なので、お酒を飲んだ2人はグッと距離を縮めてくれるかもしれません。

篠崎拓馬
「あの、予約していた秋那ですけど」

代わりに来店すると詩織里と篠崎はカップルシートに案内されました。

この状況にドキドキしない男女などいないはずです。

秋那千尋
「ふふふ、どうだ?いきなりのカップルシートにドキッ♡ドキだろう?」

ドキドキさせようとする秋那の作戦は完璧でした。

しかしここで計算外の事態が起こってしまいます。

篠崎拓馬
「席隣りあわせって変わってますね」

篠崎はカップルシートの意味に気付いていません。

さらに想定外の事態は続いてしまいました。

片瀬詩織里
「メニューが豊富で迷っちゃいます」

詩織里は食べることに夢中なのでカップルシートの醍醐味を感じていません。

落ち込みながら肩を落とす秋那なのですが、意味合いがズレていても2人が喜んでいるなら本望だと気を取り直します。

本来はドキッとしたことで詩織里と篠崎の距離が縮まる予定でした。

篠崎拓馬
「あ、あそこに見えるのうちの会社じゃないですか?」

詩織里も会社を見てみたいのですが、小さいのでシートに座っている状態では見えません。

そこで詩織里は篠崎の後ろから夜景を眺めることにします。

夜景を見ることはできたのですが、天然の詩織里は篠崎の背中に自分の胸が当たっていることに気付いていません。

片瀬詩織里
「あ本当だ、こっち側からだと見えますね」
篠崎拓馬
「ミエテヨカッタデス・・・」

嬉しさと恥ずかしさで篠崎は顔を隠してしまいます。

その半面で秋那のテンションは上がっていました。

秋那千尋
「片瀬さんまさかのファインプレイ!うむうむいいぞ!その調子だ!後は篠崎くんがドキっとさせられれば・・・」

秋那が見守る中、2人は下見なので色々なメニューを食べていきます。

満腹になった2人はこの店のメニューに大満足することができました。

篠崎拓馬
「どれも美味しかったです」
片瀬詩織里
「明日もありますし今日はそろそろお開きにしましょうか」
篠崎拓馬
「え!?もうそんな時間ですか?先輩ともっと一緒にいたいのにちょっと寂しいですね」
片瀬詩織里
「もっと一緒に・・・ですか」

ドキドキした詩織里の声が小さいので篠崎には聞こえていません。

それでも篠崎の言葉は詩織里に色々なことを想像させていました。

篠崎拓馬
「改札まで帰り送りますよ」

今夜の2人はここまでしか距離を縮められなかったのですが、お互いがドキドキする存在なのは明らかです。

秋那もこの結果に大満足していました。

秋那千尋
「篠崎くんはやれば出来る子!次はきっと・・・」

2人の様子を見守っていた秋那は廊下で砂糖のようにサラサラのような状態になっています。

後日、飲み会はこの店で行われました。

 

 

秋那の登場によって詩織里と篠崎の接する機会が増えたので、先輩と後輩の恋模様に進展する兆しが見えてきましたね。

何気ない言葉でお互いがドキドキしてしまう詩織里と篠崎の初々しい姿にも胸キュンさせられました。

永遠に見ていたくなる素敵な恋愛模様をお届けてしてくれる『うちの会社の小さい先輩の話』

新たな登場人物のおかげでますます2人の関係性が甘くなっていきます。

こんなに甘くて癒されるラブコメ漫画は他にないので、時間をかけて頬が赤くなるストーリーに熱中してみてください。

後編

同期の飲み会が開催されることになり、くじ引きで負けた篠崎が幹事を任されました。

篠崎拓馬
「早川、月末の同期飲みどうすんの?」
早川千夏
「んー・・・パス!」
篠崎拓馬
「はいよ」

篠崎と早川のやり取りがすごくフランクなので、先輩方から付き合っていると誤解されます。

しかし2人は中学まで一緒の幼馴染なだけで付き合っているわけではありません。

とりあえず誤解は否定できたのですが、付き合っているように見られていたことは意外でした。

片瀬詩織里
「篠崎さん、早川さんと仲が良いんですか?」
篠崎拓馬
「仲良いというかその・・・早川・・・さんとは幼馴染で・・・腐れ縁っていうか・・・」
片瀬詩織里
「でもだいぶ仲良く話してましたよね」

小さくて可愛い詩織里が機嫌の悪そうな表情を浮かべます。

もしかしたら嫉妬しているかもしれないと思うのですが、詩織里に限ってそんなことはありえません。

篠崎拓馬
「本当に何もなくて・・・確かに気軽に話はしますけど・・・」
片瀬詩織里
「羨ましい・・・」

声が小さくて聞こえにくかったのですが、詩織里は確かに羨ましいと呟きました。

呟きを聞き取った篠崎はドキドキが止まらなくなってきます。

篠崎拓馬
「聞き間違いじゃないよな・・・嫉妬?本当に嫉妬なのか!?心なしか何処かしょんぼりしているような・・・」

詩織里が自分と早川の関係に嫉妬しているのなら、こんなに嬉しいことはありません。

喜ぶ篠崎は顔がどんどん真っ赤に染まっていきます。

片瀬詩織里
「・・・篠崎さん、私もその・・・早川さんとお友達になりたいんですが・・・前から素敵な方だなと思ってはいたんですが仕事以外でなかなか接点が持てなくて・・・」

嫉妬していたわけではなく、詩織里は早川との仲介役をお願いしてきました。

自分への嫉妬だと勘違いした篠崎は力が抜けてしまいます。

篠崎拓馬
「己の自惚れを反省してます」

その後、篠崎の仲介で3人はランチに行きました。

小さくて可愛い猫のような詩織里はすぐ早川に懐きます。

早川千夏
「私、猫とかよく懐かれるんだよね」
篠崎拓馬
「見ればわかる」

後日、休憩室を通りかかると社員たちが新作のゲームを楽しんでいました。

アニマルカートというゲームは4人でプレイできるので、篠崎と早川、詩織里と秋那もプレイさせてもらいます。

ですがゲームに疎い詩織里はコントローラーの使い方が分かりません。

早川千夏
「そこは篠崎に教えてもらえばいいですよ」
篠崎拓馬
「とりあえずスタートしたらこのボタンを押して・・・」

隣りに座った篠崎が丁寧にゲームのやり方を教えていきます。

詩織里は尻尾を振るように懐きながらゲームのやり方を覚えていきました。

片瀬詩織里
「篠崎先輩!質問があります!」
篠崎拓馬
「いやあのっ先輩と呼ばれるほどでは・・・」
片瀬詩織里
「そんなに謙遜しなくても大丈夫ですよ、わからない事たくさん教えて下さいねっ、せーんぱいっ」

ここでも詩織里と篠崎の距離が縮まっていきます。

やり方を覚えたところで篠崎と秋那VS早川と詩織里のレースがスタートしました。

最初は上手くスタートした詩織里なのですが、コントローラーに合わせて体が大きく動いてしまいます。

篠崎拓馬
「体めっちゃ動いてる、KAWAII!」

体をいっぱいに使ってゲームを楽しむ姿も可愛くて仕方ありません。

ゲーム中なのに篠崎は詩織里の可愛さに気を取られてしまいます。

早川千夏
「・・・ふふふ、片瀬さんが隣にいたら篠崎は実力の半分も出せまい・・・この隙に私が1位を搔っ攫うのだ・・・」

全ては早川の計画通りに進み1位のポジションを獲得しました。

そのままゴール直前まで進んでいきます。

篠崎拓馬
「あっ!まずい!このままだと早川が1位に・・・ッ!?主任!」
秋那千尋
「畏まった、てい!」

秋那はゲームの中ではなく物理的に早川のコントローラーを邪魔しました。

場外乱闘が起こった隙に詩織里が1位を獲得します。

その後、秋那は早川から場外乱闘をこっぴどく叱られてしまいました。

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『うちの会社の小さい先輩の話』を読んだ感想

秋那と早川が加わったことで職場が一段と楽しい雰囲気に変わりましたね。

詩織里と篠崎の関係がどのように進展していくかも興味津々ですが、秋那と早川の個性的なキャラクターも印象的でした。

明るい空気感が幸せな気分にさせてくれる『うちの会社の小さい先輩の話』

性別に関係なく楽しめる素敵なラブコメ漫画に仕上がっています。

お気に入りのキャラクターを探しながらハッピーな世界観に浸ってみてください。

 

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