今回は「高尾じんぐ」先生の『くーねるまるた ぬーぼ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『くーねるまるた ぬーぼ』はこんな漫画(あらすじ)
都市工学を研究するためポルトガルから日本へ留学したマルタは、日本文化に感銘を受けて東京で暮らすことを決意します。
自分なりのレシピで私生活を満喫していたのですが、住んでいた築70年のアパートの取り壊しをきっかけにポルトガルへ帰国しました。
しかしなんだかんだあって再び日本での生活をスタートさせることになります。
新たな住居で生活を始めたマルタの日常を綴っていく『くーねるまるた ぬーぼ』!
今回は人気グルメ漫画の新シリーズについてネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。
パワーアップしてより一層面白くなった続編を見逃さないでください。
『くーねるまるた ぬーぼ』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
様々な事情によってポルトガルへ帰国したマルタが再来日しました。
この日のマルタは初めて京都を訪れています。
ずっと憧れていた京都に来れたことでマルタは興奮を抑えられません。
声をかけてきたのはマルタが再来日してから働いているギャラリーでオーナーを務めているイリーナです。
本日はイリーナの運転で陶芸家に会うことを目的にしていました。
最初は京都に来られたことでワクワクしていたマルタなのですが、車がどんどん山の奥へ入っていくので緊張してきます。
クマ出没注意の看板がさらにマルタを緊張させる中、2人を乗せたレンタカーがようやく目的地に到着しました。
2人を陶芸家の松原さんが出迎えてくれます。
工房を初めて見学するマルタに松原さんは桜の花びらをイメージした焼き物を見せてくれました。
桜の灰を釉薬にすると、まるで花の命が宿ったかのような焼き物に仕上がるそうです。
イリーナは初めてこの焼き物を見た時から、いつかはギャラリーに陳列したいと思っていました。
この日も見せてもらった焼き物に大満足しています。
松原さんによると焼き物は灰の種類や土、焼く温度などで全く別の焼き上がりになるそうで、この工房では微妙な温度調節が可能な電気の窯を使っていました。
感心しながら話を聞いていたマルタなのですが、ここでお腹の虫が大きな音を鳴らします。
すると長旅でお腹が減ったことを気遣ってくれた松原さんの奥さんが昼食を用意してくれました。
まず裏の山で採ったというふきのとうから頂くことにします。
ふきのとうを食べると春の味が口の中に広がりました。
続いて揚げた団子を食べてみます。
とても美味しい揚げ団子はハモを使った物でした。
確かにハモは高級魚なのですが、松原さんは知り合いの料理屋から使わない部位を貰ったそうです。
そのハモを冷凍しておいて、解凍したものを潰してから団子状にして揚げていました。
冷凍することで1年中ハモを楽しめるそうです。
美味しそうに食べるマルタのことを、松原さんがハナコに似ていると言ってきました。
マルタとイリーナはハナコのことをペットだと思うのですが、ハナコは家の前にある川にいるそうです。
食事を終えると全員でハナコを見に行くことにしました。
運が良ければ見られるというハナコを探していると、マルタが悲鳴を上げながらイリーナに抱きつきます。
松原さんがハナコと名付けたのは天然記念物のオオサンショウウオでした。
昔の人はオオサンショウウオを食用として重宝していたそうです。
色々なことを教わった2人が帰ろうとすると、松原さんが桜の花びらをモチーフにした焼き物をプレゼントしてくれました。
松原さんによると焼き物は何年も使い続けているうちに人の色が出てくるそうです。
再来日して早々、マルタは素敵な出会いを果たすことができました。
前作と同じように食いしん坊で明るいマルタがチャーミングですね。
また食文化だけでなく日本の様々な文化を紹介しているところにも好感を抱きました。
キュートなヒロインが素敵な文化と触れ合っていく『くーねるまるた ぬーぼ』!
読んでいるうちに明るい気持ちになれるハートウォーミングな物語です。
マルタと一緒に日本の文化が素晴らしいことを実感してみてください。
後編
初めて京都を訪れた翌日、マルタはイリーナの計らいで京都観光をすることになりました。
午前中は神社仏閣を巡って、午後からはイリーナの友人が京都案内をしてくれることになっています。
待ち合わせの場所に向かっていたのですが迷ってしまいました。
地図を見ながら現在地を確認するのですがさっぱり分かりません。
このままでは待ち合わせの時間に遅れてしまいます。
迷いながら京都の町を歩いていくのですがなかなか目的地に到着できません。
マルタは小路が多い京都の町に苦戦してしまいます。
困っているとさらに風情がある街並みが見えてきました。
しかし悠長に風情を楽しんでいる場合ではありません。
するとここで舞妓さんが声をかけてきました。
マルタが名前を思い出せない待ち合わせ場所は先斗町だったのです。
早速、小鈴が行きつけの喫茶店へ連れて行ってくれました。
ここはは西洋風建築のおしゃれなフランソア喫茶室というお店です。
話を聞いていると小鈴も陶芸に関心を持っていました。
そのため京都の古美術店でイリーナと知り合ったそうです。
2人が話をしていると注文した軽食が運ばれてきました。
マルタが頼んだのはコーヒーとレアチーズケーキ、小鈴はアイスティーと洋梨のタルトです。
レアチーズケーキを食べると極上の味が口の中に広がりました。
美味しさに満足していると、目の前にいる小鈴はおしとかやにタルトを食べています。
凛とした佇まいの小鈴と背景のバロック様式が重なると、まるで一枚の名画のような雰囲気になりました。
そんな小鈴に先斗町について名前の由来を質問してみます。
ポルトガル語でポンタは先端という意味があり、鴨川と高瀬川に挟まれた形が細長く尖っているので先端を表す音を当てたという説があるそうです。
他にも川と川の間から、革と革に挟まれたと言葉が変わり、鼓を叩く音が由来だという説も教わることができました。
話し終えると小鈴がマルタをある場所へ連れて行きます。
イリーナから頼まれていた小鈴はマルタに舞妓さんの着物を着せてくれました。
初めての京都を満喫してほしいとイリーナが気を利かせてくれたのです。
慣れない着物で歩きづらそうなのですが、イリーナの思惑通りマルタは京都を満喫することができました。
こうしてマルタの京都旅行が幕を閉じていきます。
イリーナと小鈴のおかげで素敵な経験をすることができました。
再会したばかりのマルタが日本文化を体験する生活の続きは実際に漫画を読んでお確かめください。
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『くーねるまるた ぬーぼ』を読んだ感想
相変わらずの楽しい気分にさせてくれるストーリーですね。
マルタの手作りレシピも楽しめますし、名店のグルメも旅行の参考にできると思いました。
グルメや観光の情報がふんだんに散りばめられた『くーねるまるた ぬーぼ』!
前作を読んだことがない人も楽しめるはずです。
この作品を読んで観光気分を味わいましょう。
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