今回は「きくち正太」先生の『おせん』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『おせん』はこんな漫画(あらすじ)
笠置の宿場町には知る人ぞ知る老舗の料理屋“一升庵”という名店があります。
江崎ヨシ夫は旅館の跡取りとして修行をするため、一升庵で働くことになりました。
蝶番見習いとして勤め始めた江崎は、天然の飲兵衛姉さんなのに若女将である半田仙と出会います。
周囲から“おせん”と呼ばれている仙は日頃から酔っ払っているのですが、料理や陶芸に関する天才的な才能の持ち主でした。
自分の信じる道を突き進むおせんの料理は、風変わりなお客様の胃袋を満足させていきます。
日本の食道楽を題材にした『おせん』!
今回はドラマ化された人情グルメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。
漫画の面白さと併せてテレビドラマのキャストもチェックしてください。
『おせん』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
笠置の宿場町にある一升庵という老舗料理屋の前に江崎ヨシ夫という青年が立っています。
旅館の跡取りとして一升庵で奉公することになった江崎は、看板を見ると固まってしまいました。
歴史を感じさせる一升庵の看板に思わず尻込みしてしまいます。
それでも一升庵の蝶番で働かなければいけません。
意を決した江崎が店の中に入ると、意外にも働く職人たちは快く受け入れてくれました。
特に板場を預かっている清二は丁寧に自己紹介をしてくれます。
しかし清二の胸には刺青が彫られていたので江崎は怖くなってしまいました。
清二への挨拶を終えると、続いて女将さんらしい女性に挨拶をします。
ですがこの女性は女将さんではなく、清二が女将の元へ案内してくれることになりました。
おせんがどんな人物なのか想像できません。
そのまま清二についていくと酒に酔ったおせんが目覚めたところでした。
日本酒を飲んだおせんは昼まで寝ていたようです。
この状況に驚きながらも江崎は自己紹介することにしました。
江崎という苗字からグリコという名前だと勘違いされてしまいます。
それでも江崎は名前を間違えられたことよりも酒臭さが気になっていました。
まだ酔っ払っているおせんは清二と江崎の顔を見間違ってしまいます。
酔いを醒ますためおせんは風呂に入ることにします。
自由奔放に振る舞うおせんの姿を見た江崎は開いた口が塞がりません。
おせんを紹介されたのですがまだ江崎は彼女が大看板だとは信じることができませんでした。
しかしこの日の夜、一升庵でちょっとした騒動が巻き起こります。
騒動が起こったきっかけは急に6人のお客がやって来たためでした。
普通であれば6人のお客が来ることでお店が慌てることはありません。
ただし今回のお客は普通の6人ではなかったのです。
来店したのは角界一の暴れん坊と呼ばれている横綱の鳥海山でした。
鳥海山は久しぶりの優勝がかかっているので機嫌を損ねる訳にはいきません。
また鳥海山は口うるさい食道楽としても有名でした。
付き人を5人連れてきた鳥海山は1人当たり5人前の食事を注文してきます。
合計25人前の食事は一升庵にとって定員となる注文でした。
このままでは板場の食材を全部持ち出しても足りません。
江崎が危惧する通りこの状況を回避することは大変困難なことでした。
しかしここからおせんが大看板として実力を発揮し始めるのです。
自由気ままなおせんの姿を描写した序盤でしたね。
そんなおせんが横綱の登場によって雰囲気を一変させていきます。
日本料理の奥深さを伝えていく『おせん』!
個性的な登場人物がストーリーを盛り上げていきます。
おせんが一升庵を切り盛り姿をじっくりとお楽しみください。
後編
横綱が1人当たり5人前の注文をしたことで、一升庵の板場はパニックになってしまいます。
料理人の1人は食材を仕入れに行こうとするのですが、一升庵では魚屋の残り物を出すような店ではありません。
板場の職人が頼ったのはおせんでした。
江崎は驚くのですがおせんは少しも動じていません。
ここからおせんが極上の料理を振る舞い始めました。
まず先付としてボタンエビの味噌和えを作ります。
頭まで揚げたボタンエビだったのですが、横綱の鳥海山は一口で食べてしまいました。
一升庵はとりあえず食材が揃うまで普通のコースでしのぐことにします。
しかし鳥海山たちの食べる勢いが全く衰えません。
一般のお客にも対応しているため、板場は忙しない状態になっていました。
このままでは板場がスムーズに回りません。
そんな時、漁船の船長が大量の魚を運んできてくれました。
江崎も張り切って調理の準備を始めようとします。
しかし魚を調理するのは清二の役目ではありません。
ここからおせんの見せ場が始まっていきます。
職人たちに的確でスピーディーに指示を与えるおせんの姿は圧巻でした。
おせんの一声によって板場だけでなく一升庵全体の歯車が嚙み合っていきます。
さらに歯車が噛み合っていったのは一升庵の店内だけではありません。
次々と町の人達が食材を運んできてくれたのです。
全員がおせんのために尽力していることを教わりました。
そんなおせんがメインディッシュを作り始めます。
おせんは一本釣りされた羽太に薄衣をまぶしてから丸揚げにしました。
この大胆な料理は鳥海山の度肝を抜きます。
鳥海山が羽太の丸揚げを食べていると、おせんがお口直しの料理を運んできました。
蓋を開けると中には白玉ぜんざいが入っています。
おせんの心意気に感激した鳥海山は大満足した様子で帰っていきました。
しかし一升庵はまだ閉店時間を迎えた訳ではありません。
鳥海山たちを見送るとおせんたちが板場に戻っていきます。
江崎は初めて見たおせんの料理に圧倒されていました。
圧倒されたことで江崎は一升庵の看板に対する印象が変化します。
実家の旅館を継ぐため奉公にやってきた江崎は、一升庵を紹介されたことに喜びを感じていました。
そんな江崎の期待とお客様を満足させるため、おせんはこれからも真心の詰まった絶品料理を作っていくのです。
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『おせん』テレビドラマのキャストは?
『おせん』は2008年4月22日から日本テレビ系列でテレビドラマが放送されました。
気になるキャストは半田仙役を蒼井優さん、江崎ヨシ夫役を内博貴さんが務めています。
他にも杉村哲太さん、向井理さん、余貴美子さんといった豪華な俳優陣が脇を固めました。
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