『シンデレラ クロゼット』のネタバレ(漫画)!あらすじも!

今回は「柳井わかな」先生の『シンデレラ クロゼット』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『シンデレラ クロゼット』はこんな漫画(あらすじ)

19歳の福永春香(ふくながはるか)はオシャレなキャンパスライフに憧れて上京してきた大学2年生です。

しかし現在は理想のキャンパスライフとは違いバイトと大学を往復する日々を送っていました。

両親からの仕送りは家賃で消えてしまうためバイトを辞める訳にはいきません。

全くオシャレを楽しめず落ち込んでいた春香だったのですが、バイト先で憧れている先輩が食事に誘ってくれました。

喜ぶ春香だったのですが食事に着ていく可愛い洋服がありません。

メイクの知識もなく困っていると、謎の毒舌美女が現れました。

美女のテクニックによって魔法をかけられたように変身していくヒロインを描いた『シンデレラ クロゼット』

今回は平凡な女性のシンデレラストーリーを表現した恋愛漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

美しくなっていく春香と美女の抱えるとんでもない秘密にご注目ください。

 

『シンデレラ クロゼット』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

高校卒業時、福永春香は大学生になって叶えたい目標をSNSに投稿しました。

目標の中にはオシャレで充実したキャンパスライフを送ることや、素敵な彼氏を作りたいといったものが含まれています。

同級生たちにその目標を公言してから春香は上京しました。

福永春香
「あれが1年前、で今、上京していつの間にやら大学2年になりました」

現在の春香は居酒屋のバイトと大学を往復する忙しない日々を送っています。

両親からの仕送りは家賃で消えてしまうためアルバイトを辞める訳にはいきません。

貧乏学生の春香は来月も入れるだけシフトに入れてもらうことにしました。

福永春香
「正直憧れのキャンパスライフはどこへやらって感じ・・・おしゃれどころか明日のごはんが心を占める日々だけど」

苦しい日々が続いているのですが前向きに生きています。

この日も笑顔で働いているとサーバーの交換を頼まれました。

サーバーは女性にとっては重たいのですが春香は引き受けることにします。

すると憧れている黒滝先輩が声をかけてくれました。

黒滝
「ばか、10キロあんだぞそれ、やめとけ女が、ジョッキ何杯分だと思ってんだ、貸せそっちも」
福永春香
「大丈夫です!女っつっても筋肉あるんで私!」

女の子らしくないところを見られてしまって恥ずかしくなります。

しかし黒滝先輩は優しい笑顔を向けてくれました。

黒滝
「へえ、はるかはそんなに俺が頼りねえってか」
福永春香
「そ・・・そーいうわけでは決して・・・すいません!」

真面目な春香に黒滝先輩は優しく微笑みかけてくれました。

その笑顔に春香の胸がときめきます。

黒滝
「休憩入んな、はるかここんとこずっと連勤だったろ、働きすぎだぞ、手の抜き方覚えな」

黒滝先輩の存在によって心が癒されていました。

ですが黒滝先輩には彼女がいます。

そのため素敵な彼氏候補になることはありませんでした。

今の春香は思っていたのとは違う現実を生き抜くことで精一杯なのです。

アルバイトが終わった春香が片付けられていなく癒されない部屋に帰っていました。

疲れていて片付けをする気がない春香はすっぴんのまま寝てしまいます。

福永春香
「恋とかオシャレとか別の世界の話に思えるし、こんなんだから憧れを抱いていた頃の方が私よっぽど女の子らしかった気がする」

高校を卒業した頃はキラキラした日々を過ごせると思っていました。

しかし現実は理想とかけ離れていたのです。

そのことを実感した春香は高校生の頃のような女の子らしさを忘れてしまっていました。

ただし現実を見つめないと生きていけません。

翌日も生活費を稼ぐためアルバイトへ向かいます。

福永春香
「よっしゃ気合い!」

朝から講義がありその後はアルバイトのため気合を入れました。

すると女性の驚く声が聞こえてきます。

「わっ、びっくりしたー・・・」

女性は気合を入れるため春香が頬を叩いた音に驚き、持っていた荷物を落としてしまいました。

春香は謝罪しながら女性の美貌に驚いてしまいます。

福永春香
「うっわー、肌キレイー、色素うすー、まつ毛長ー、ほり深ー、東京は歩いてるだけでこんなキレイな人に出会え・・・」
「何か?ガン見してるから何か?」

あまりにも美人なので春香は思わず見惚れていました。

すぐに失礼なことをしたと思い謝罪します。

福永春香
「ごめんなさい!失礼を!すごい・・・キレイだなって見とれてしまいました・・・はは・・・」

笑って誤魔化す春香だったのですが、この美女と出会ったことで運命が大きく変わることになりました。

 

 

理想だった生活と現実の間に大きな溝があることは誰もが経験していることだと思います。

そんな理想と現実の違いをテーマにしているのでとても読みやすい漫画だと感じました。

現実の過酷さに苦しむヒロインが美しく変身してく『シンデレラ クロゼット』

純粋で素直なヒロインを応援したくなるストーリーに仕上がっています。

ヒロインの運命を変えることになった美女の正体に驚いてみてください。

後編

美女に対してキレイだと伝えた春香は、謙遜しないことに驚いてしまいます。

さらに美女が落としたバッグに大量のコスメ用品が入っていたことにビックリしてしまいました。

福永春香
「これ全部持ち歩いてるんですか?やっぱキレイな人は違いますね、私こーゆーの全然ダメで、大変じゃないですか?毎日そんなにつけるの」
「えー?別に好きでやってることだからそんな風に思ったことないなぁ、誰かに文句言われたの?すっぴんでいて」
福永春香
「そーゆうわけじゃ・・・」
「なんだ、じゃいーじゃん、そのまんまで」

ストレートな言葉をぶつけられた春香は嫌味を言われたと思ってしまいます。

さらに言葉だけでなく寝癖も注意されたので恥ずかしくなりました。

福永春香
「わ・・・私もやりたいなとは思ってるんですよ?でも忙しかったりお金なかったりでつい後回しにしちゃうってゆーか」

自分ごときが女磨きをしてもたかが知れていると思っています。

コスメ用品は目の前の美女のようにキレイな人が使ってこそのものだと主張しました。

「そーだね、生まれた素材のまんま勝負できるならそれが一番だよね、じゃ頑張りましょうね、お互いに」

美女が立ち去ると肌荒れしている春香は自分のことが情けなくなってしまいます。

肌荒れの原因は不規則な一人暮らしのせいだと分かっているのですが、アルバイトが忙しく改善できていません。

自炊した方が良いことも分かっているのですが料理は面倒くさいので、アルバイト先の賄い料理を食べてしまいます。

福永春香
「あのイヤミ美人はこんな言い訳しないんだろうなぁ・・・私だってあれ位キレーなら努力のしがいもあるってもんだけどさぁー」

アルバイト先で賄いを食べながら、美女のことを羨ましいと思ってしまいました。

すると黒滝が声をかけてきます。

黒滝
「それ夕飯?何だよ春香も今日来ねーのかよ、飲まねえ奴ばっかだなー」

最近の黒滝は毎週のように飲み会を開いていました。

その理由が彼女と別れたためだと春香はこの日初めて知りました。

福永春香
「すいません、私まだ未成年で・・・」
黒滝
「え、そーなの?19か、誕生日いつ?」
福永春香
「4月26日・・・です」
黒滝
「なんだ来週じゃん、じゃあ飲み行こーぜ、じゃお疲れー」

黒滝が飲みに誘ってくれたのですが、軽いノリか本気なのかが分かりません。

それでも自宅に戻った春香は念のため着て行ける洋服を探してみます。

しかし自宅にあるのはいつから着てるか分からない洋服ばかりでした。

洋服だけでなく眉毛もボサボサ状態です。

翌週になると女子力の低さに焦り始めた春香は、ドラッグストアにコスメ用品を買いに向かいました。

ですがどの商品を購入すれば良いのか分かりません。

困っていると先日出会ったイヤミ美女がドラッグストアに入ってきます。

福永春香
「化粧品って何使ってますか・・・!?」
「・・・は?」
福永春香
「すいません、私今日誕生日で20歳のお祝いがあるんですけど困ってて、その長いまつ毛は、陶器のような肌は、この良い香りはなにをー・・・!?」

矢継ぎ早に質問をぶつけてしまいました。

急にたくさんの質問をぶつけられても迷惑なことは分かっています。

自分がいかにこれまでサボってきたか身に染みた春香は、美女の前から立ち去ることにしました。

「まつ毛はこれ、下地だけど黒だからナチュラルに仕上げたい時は1本でも使えるし、キープ力あるし落ちないからおススメ」

美女はアイメイクリムーバーについても教えてくれます。

しかしこのドラッグストアには美女のベースメイク用品は置いてありません。

福永春香
「ありがとう・・・そしてすいません、もう1回・・・?」
「はあー、付け焼刃でやったってたかが知れてると思うけど、人の真似したってその通りにはなんないからね」
福永春香
「なんだこの人ツンデレ・・・?」

思っていたよりも美女は親切でした。

そのことをありがたいと思っていると黒滝が店内に入ってきます。

黒滝
「あれ?てか、はるか今日バイトないよな?なんか新宿で用事?」
福永春香
「えっと・・・ちょっと・・・シフト確認したくて」

黒滝は誕生日を祝ってくれることなど覚えていませんでした。

そのままアルバイト先へ向かってしまいます。

「買わないの?・・・それおススメなんだけど」
福永春香
「すいません、必要なくなっちゃったので!約束してると思ってたの私だけみたいなんで、てゆーかそもそも約束したかもあやしかったんですよね」

期待していた自分がバカみたいだと感じました。

そもそも黒滝に相手してもらえるかどうかも確証を持てていなかったのです。

「ばかじゃないよ、好きな人のために可愛くなりたいと思ったんでしょ、女の子なら当たり前だよ」

美女の言葉によって春香は自分が女の子であるということを思い出しました。

そんな春香のことを光と名乗った美女がキャバクラに連れて行きます。

美容系の専門学校に通っている光は勉強を兼ねてキャバ嬢のヘアメイクを手伝っていました。

その技術で春香の髪もセットしてくれると言ってくれます。

福永春香
「え!?いやいや私なんて・・・」
「20歳越えたらブスは自己責任!持論だけど勘違いしないでね、見た目のこと言ってんじゃないから、自虐で笑ってても可愛くないってこと、魔法をかけてあげる」

ここから春香は光の魔法によって大変身することになりました。

美しくなった春香の姿と、光が内緒にしている衝撃的な秘密は実際に漫画を読んでお確かめください。

 

『シンデレラ クロゼット』を読んだ感想

自分の生きたいように生きている光の姿が印象的でした。

また自信が持てない春香に投げ掛けたセリフがどれも素敵なので勇気づけられますね。

不器用なヒロインが少しずつ自分に自信を持てるようになっていく『シンデレラ クロゼット』

光の正体には衝撃を受けると思いますよ。

意外な展開を笑いながら読んでみてください。

 

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