とりあえず並んでみた。のネタバレ(漫画)!行列店のお味は?

今回は「鶴ゆみか」先生の『とりあえず並んでみた。』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『とりあえず並んでみた。』はこんな漫画(あらすじ)

貴腐人の漫画を描いている鶴ゆみかにグルメレポ漫画の執筆依頼が舞い込みます。

編集部の経費で食事でき、原稿料まで頂けるグルメレポに憧れていた鶴ゆみかは二つ返事で快諾しました。

ただし企画には並ばないと食べられない行列店限定という制約があったのです。

最初は戸惑う鶴ゆみかだったのですが、とりあえず並んでみることにしました。

すると並ぶ価値のある絶品グルメに次々と出会うことができます。

実在する行列店をエッセイ風に紹介していく『とりあえず並んでみた。』

今回は足を運びたくなる名店が続々と登場するグルメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

グルメだけでなくお店の詳細や雰囲気も伝えてくれますよ。

 

『とりあえず並んでみた。』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

漫画家の鶴ゆみかが空腹に耐えながら執筆しています。

すると編集のK子からメシ漫画を描いてみないかという電話がかかってきました。

鶴ゆみか
「メシ漫画!?編集部の金でタダメシ喰って原稿料までもらえて、あわよくば若手俳優に実写化してもらって印税生活も夢じゃないというあの、やります!」
K子
「じゃあ並びましょう」
鶴ゆみか
「えっ?」

いきなり並びましょうと言われて戸惑ってしまいます。

実はこの企画には行列店限定という制約がありました。

二つ返事で引き受けた鶴ゆみかは、編集者と築地のお寿司屋へ向かうことにします。

今回並んでみたのは“大和寿司”という行列店でした。

大和寿司の営業時間は5時半~13時半までです。

K子
「いやー並んでますねー」

お昼時の12時30分なので大行列ができていました。

この時間の築地市場は閑散としているのですが、この一角だけ物凄い人口密度になっています。

鶴ゆみか
「これだけ多くの人を行列させる寿司って一体・・・!?はー想像したらお腹すいてきた!」
T屋
「あとどれくらいですかね・・・」

イケメンとスイーツに目がない腐女子の編集T屋が待ち時間を気にしていると、イケメンの店員があと40分くらいだと教えてくれました。

このように外で待機しているイケメンの店員が行列をスムーズに誘導してくれるので、並んでいてもあまりストレスは感じません。

また取材に行った水曜日は休むことがあるので、今日の行列は比較的少ないそうです。

ただ大和寿司を訪れる際は早めに行くことがオススメかもしれません。

そうこうしているうちに店内へ案内してもらえました。

イケメンを見ていられたので、鶴ゆみかの体感的にはあっという間だったそうです。

店内は外の行列を忘れさせてくれるゆったりとした時間が流れていました。

鶴ゆみか
「あっ、なるほど」
K子
「どうしました?」
鶴ゆみか
「並んでる間、お客さんが店に入ってくばかりで出てこないのが不思議だったんですけど、入り口と出口が別だったんですねー」
T屋
「そうじゃなかったらホラーです」

疑問を解消していると職人さんがおまかせコースをお勧めしてくれます。

エビアレルギーのT屋の要望にも応えてくれました。

大和寿司では職人さん1人が2~3人ずつのお客様を担当していて、二貫くらいずつタイミング良くお寿司を出してくれます。

鶴ゆみか
「おまかせコースに決まったネタはありません、いいネタは時間によって変わるので隣の人とネタが違うことも・・・あなただけのオンリーワン寿司フルコースです」
K子
「玉子甘くて優しい味ですねぇ・・・」
鶴ゆみか
「わー、いきなりウニ!景気のいい盛りつけですねー!いただきまーす、っふ!この濃厚で染み渡る甘み!」

ウニの甘みで食事の前にスイーツを味わったような背徳感を抱いてしまいました。

次は大トロとカンパチが運ばれてきます。

T屋
「大トロ・・・口の中で一瞬で消えました・・・」

行列店だと納得できるお寿司に箸が止まりません。

しかしここであおさの味噌汁で一休みすることにします。

鶴ゆみか
「回転寿司だと汁を飲む余裕があったら一貫でも多く寿司を食べようとやっきになっちゃうんですが・・・たまにはいいですね・・・みそ汁のぬくもりで心が満たされる」

続いて出された鉄火巻きは米が少なくほぼ赤身の状態でした。

そして中トロ、エビ、穴子と続いていき、〆はさっぱりとしたアジを出してくれます。

K子
「んー、生姜がきいててお腹いっぱいでもスルっと入りますね」

こうしておまかせコースを完食しました。

築地にお店を構えているのでネタはどれも新鮮です。

一貫一貫の満足度が高いお寿司を頂くことができました。

ですが鶴ゆみかは大好物のネタを食べられていません。

追加で注文するか迷っていると、職人さんが何か握りますかと聞いてくれました。

鶴ゆみか
「あっ・・・!えんがわとかってありますか・・・?」

忙しい中、鶴ゆみかのためにえんがわを握ってくれます。

えんがわは飲み込むのが惜しいほど、噛めば噛むほど口の中に旨みが広がりました。

T屋
「これで3500円は大満足ですね!」
鶴ゆみか
「原稿料入ったらまた来たいなー♡」

行列の先にあったのは最高のホスピタリティを持ったお寿司屋さんだったのです。

 

 

自分の食欲を満たすことと、原稿料を稼ぐ鶴ゆみかのしたたかさに清々しさを感じました。

また鶴ゆみかとT屋が騒いでいたイケメンのバイトは結構有名な芸人だったそうですよ。

行列店の魅力を分かりやすく教えてくれる『とりあえず並んでみた。』

足を運んでみたくなるお店が絶対に見つかるグルメ漫画です。

気になったお店が見つかった人はエピソードごとの食レポを参考にしてみてください。

後編

1カ月ぶりに鶴ゆみかが美しい銀杏並木の外苑前で行列に並んでいます。

T屋
「すでに人が多いですね・・・」
鶴ゆみか
「これは行列も凄そう・・・」
T屋
「今日並ぶのはニューヨーク発モダンなバーガースタンド”Shake Shack外苑いちょう並木店”、ちょうどオープン1周年みたいですね」

営業時間11時~22時の“Shake Shack外苑いちょう並木店”では混雑ピークの12時だったので、ざっと100人近くの人が行列を作っていました。

この状態はかなり待たされるかもしれません。

鶴ゆみか
「何撮ってるんですか?」
T屋
「イチョウの葉が落ちた道が黄色でキレイだったので、靴といっしょに」
鶴ゆみか
「いいね♡」

見事なイチョウ並木の写真をSNSにアップしていると、並んでいる間も楽しい時間を過ごせました。

店の入り口が見えてくると店員さんがメニューを配りに来てくれます。

T屋
「ハンバーガーはお肉をシングルとダブルから選べるんですね、少食でも安心」
鶴ゆみか
「Shake Stackはマッシュルームとパティのハンバーガーなんだ!めずらしー、私コレにするー」
K子
「ミートフリーやワンちゃん用のメニューまでありますよ、アメリカっぽいですね」

メニューをオーダーすると急にお腹が空いてきました。

どれくらい待つのか気になっていると、看板にあと20歩と表示が出されます。

この日は1時間ほど並んで入店することができました。

Shake Shackではレジで先に会計を済ませてブザーで呼んでくれるシステムを導入しています。

デザートを食後に出してくれるサービスに鶴ゆみかは嬉しくなってきました。

鶴ゆみか
「席は店内に67席、テラス席が100席と圧倒的にテラス席が多い造り、外は寒いですがきのこ型のヒーターとブランケットが体を暖めてくれます」

眺めが最高なテラス席に座ってブザーが鳴るのを待ちます。

ついにブザーが鳴ったのでハンバーガーを受け取りに行きました。

T屋
「じゃあまずスタンダードなShackBurgerダブルいただきまーす!んーっ♡肉汁がジューシー!お肉がホロホロでがっつり肉感があるのに重くないですね!酸味のあるソースとチーズの相性も抜群!」

これまでT屋は普通のハンバーガーが逃げるような感覚を抱いていたそうです。

食べているとバンズから肉が抜け落ちたり、トマトが飛び出したりするのでマトモに味わえたためしがありません。

それなのにここのハンバーガーはバンズがフワフワなので、最後まで一体となった具材の味を楽しめました。

革命だと思ったT屋はダブルのハンバーガーをあっという間に完食します。

チーズをたっぷり乗せたポテトも女子にはたまりません。

鶴ゆみか
「さて気になってたキノコとパティのハンバーガーいただきますか!何コレうまーッ!超キノコ!超超キノコの味しますよ!濃厚!!」

くどすぎずジューシーで最高な味は、他の店では食べたことのない絶品でした。

特にキノコとパティのハンバーガーがお勧めのようです。

3人は絶品のハンバーガーに大満足することができました。

T屋
「風出てきましたね」
鶴ゆみか
「おいしい料理とうっとりするような景色、まるでセントラルパークの休日のような贅沢な時間、みんなそのちょっとした贅沢を行列の先に求めているのかなぁと思いました」

絶品のハンバーガーに大満足した3人は仕事に戻れなくなってしまったのです。

『とりあえず並んでみた。』に関する他の記事はこちらです↓↓↓

とりあえず並んでみた。のネタバレ(漫画)!3列目のお店は?

2024.02.08

 

『とりあえず並んでみた。』を読んだ感想

実体験を基にしながら並んででも食べたくなる極上のグルメを丁寧に紹介してくれていますね。

特に一体感のありそうなShackBurgerを食べてみたくなりました。

漫画家と編集者の3人が正直にグルメの味を伝えてくれる『とりあえず並んでみた。』

補足情報として東京都中央区築地5-2-1築地市場6号館1Fにある大和寿司は日曜・祝日が定休日になっています。

Shake Shack外苑いちょう並木店は閉店時間の22時よりも前に注文ができなくなる場合があるそうですよ。

 

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