そこをなんとか(漫画)のネタバレ!ドラマ化された物語の魅力は?

今回は「麻生みこと」先生の『そこをなんとか』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『そこをなんとか』はこんな漫画

キャバ嬢から弁護士に転身した改世楽子(かいせらくこ)は、零細弁護士事務所へ強引に就職することに成功します。

しかしこの事務所には、頭の切れる嫌味な先輩弁護士の東海林がいたため、就職初日から楽子は苦労が絶えません。

そんな新米女性弁護士の奮闘を描く『そこをなんとか』

今回はこの漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

ドラマにもなった物語をじっくりとご堪能ください。

 

『そこをなんとか』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

ギリギリの成績で司法試験に合格した改世楽子。

彼女はある約束を頼りに弁護士事務所を訪ねます。

楽子
「弁護士の改世楽子です、菅原先生との約束通り雇って貰いに来ました!今日からよろしくお願いします!」

彼女の対応に当たったのは所属弁護士の東海林という男性でした。

東海林
「所長こちらの方、弁護士で所長に雇われる約束をしたと仰ってるんですが、空耳ですか、何か気の毒な人ですか」

自分に何の相談もなく人材採用する訳がないので、少しご立腹な様子の東海林。

しかし所長には東海林に話していないことがありました。

実は所長が通うキャバクラで働いている楽子。

その席で司法試験に受かったら採用してほしいとおねだりをしました。

所長は東海林に相談する必要があると言ったのですが、お酒に飲み勝ったらという条件をのんでしまいます。

その結果、楽子が圧勝してしまいました。

彼女は約束通り司法試験に何とか合格して、この事務所を訪れたのです。

しかし彼女の行為は公序良俗違反に当たるため、東海林が無効扱いだと主張してきました。

正当な主張をされるのですが、楽子にも引き下がれない理由があったのです。

楽子
「根本的に求人足りてないんですー、司法修習2500人も終了するからー」

彼女が司法試験を受ける数年前、司法制度改革が行われました。

そのため彼女が司法修習を終えた年から、弁護士の就職難時代が幕を開けたのです。

楽子
「ガッポリ儲けて先生呼ばわり、人も羨むイイ生活が待ってる筈だったのに!」
東海林
「尚更!どこも取らない新人なぞ要りません、しかも改革のせいで就職ない?お陰様で受かった者が何言うかあ」

こうして東海林に追い出されそうになるのですが、事務所の入り口には楽子が連れて来たキャバクラの元同僚が待っていました。

お土産代わり依頼人を連れて来た楽子。

早速、彼女の依頼を東海林と一緒に聞くことにします。

依頼人の戸田美加子は結婚詐欺で訴えられていました。

彼女を訴えたのはお店のお客だった飯島という男性です。

美加子と飯島は2年前から交際していたのですが、彼の浮気癖がひどく半年前に別れていました。

お店を変えた美加子はそれ以来、彼との連絡を絶っていたのですが急に警察から連絡があったそうなのです。

そこでありのままを伝えたはずなのですが訴えられてしまったのでした。

東海林
「相手の不貞行為は正当な婚約破棄理由になるので大丈夫な筈ですが・・・そもそも婚約の事実は?」

美加子によると曖昧な口約束だけで、特別な結納などを交わしたわけではありませんでした。

さらに飯島の不貞行為の証拠写真も用意していた美加子。

しかし彼女にもある問題があったのです。

それは無数のブランド品を購入してもらっていたことと、別のお客の売掛金250万円を彼に立て替えてもらっていたことでした。

果たして東海林はこの案件をどのように解決していくのでしょうか!?

 

 

弁護士という真面目な職業をテーマにしながら、どこかコミカルな所に読み応えを感じました。

能天気でポジティブな楽子と、優秀で生真面目な東海林のキャラが対照的な面も印象的ですね。

法律用語も丁寧に説明してくれる『そこをなんとか』

ドラマ化されただけあってストーリーも完成度が高くなっています。

それではユーモアを織り交ぜた法律漫画の続きをご覧ください。

後編

美加子の依頼を正式に引き受けた東海林。

彼は美加子を邪魔者のように追い返すと、早速飯島とアポイントを取ることにします。

しかし彼は美加子意外とは会う気がなく、代理人と話し合ってほしいと言われました。

彼の代理人の弁護士によると、飯島は話し合いに応じることはないそうです。

そこで東海林は彼らが交際した頃のことを聞くため、楽子が働くキャバクラへ向かいました。

楽子
「飯島さん知ってますよー、仲良しでした、美加ちゃんのヘルプによく入ってたんで」
東海林
「参考までに、こーゆー所のお姉さんは客に軽々しく結婚するとか言うものなのか?」
楽子
「言いますよ!お金持ちには、やんもー結婚してーとか、フツーに」
東海林
「所長の了解は得た、君が必要だ、協力してくれないか」

こうして東海林の仕事を手伝うことになった楽子。

まずは美加子の友人として飯島と会うことになりました。

元気のない飯島は少しずつ真実を口にしていきます。

彼が浮気と言われている行為は、たまたま美加子のいない日に別のキャバクラ嬢と飲んだだけのことでした。

そして彼が結婚詐欺だと訴えた本当の理由も判明します。

実は飯島からプレゼントされたブランド品を、美加子は交際中からすでにネットオークションで売りさばいていました。

飯島と別れた楽子は帰り道のタクシーの車内で、全てを聞いていた東海林と話し合っています。

楽子
「ちゃっかりが過ぎますよねぇ、交際中に売っちゃ」

しかし美加子を信じる楽子は、彼女の誤解を解くために動き始めます。

東海林と共に美加子の家を訪ねた楽子は、そこでまだ売っていなかった指輪を発見しました。

その指輪にはHATUNEという刻印が刻まれています。

ここで東海林があることを思いつきました。

美加子に飯島への手紙を書かせることにした東海林。

その内容は彼女の愛が真実であることと、由緒正しい飯島家には自分は不相応だと書かれていて、指輪も同封してありました。

手紙の最後には指輪を本当に愛してくれる人に渡してほしいという綴ってあります。

この手紙により告訴を取り下げた飯島。

実はHATUNEという刻印から、先祖代々受け継がれている指輪だと気付いた楽子のお手柄でもあったのです。

指輪の意味に気づいた楽子と、それをずる賢く利用した東海林。

しかし真実は美加子が指輪に価値がないと思い、売るのを諦めていただけのことでした。

楽子
「納得いきません!」
東海林
「色恋沙汰は当事者の気の持ち様だろ、それとも洗いざらい飯島さんに喋るか?せっかく悲恋に酔っていい気分なのに」

こうして思いがけず依頼を解決した楽子。

彼女の弁護士人生はここから始まっていくのでした。

 

『そこをなんとか』はこんな人にオススメ

コミカルで勉強になるヒューマンドラマをお探しの人にオススメの作品です。

法律と人生を学べる漫画になっている『そこをなんとか』

楽子と東海林の名コンビがほっこりとした気分にさせてくれますよ。

ドラマにもなったので漫画の次はそちらもチェックしてみてください。

きっと違った楽しみ方ができるはずですよ。

 

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