『ほしとくず』のネタバレ!漫画の無料試し読み情報も!

今回は「星谷かおり」先生の『ほしとくず』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

ほしとくず』はこんな漫画(あらすじ)

極貧の家庭で育った豆野木あんずは幼い頃から母親に自立することの大切さを教えられてきました。

その結果、性格がひん曲がったあんずは年収1千万円を稼ぐことが将来の目標になってしまいます。

目標へ突き進むあんずは内申点を高くするため高校1年生ながら生徒会長に立候補しました。

しかし先輩の山吹征司が立候補したことによって落選してしまいます。

それでも副会長に選ばれたあんずは目標へ一直線なのですが、生徒会は変わり者ばかりが集まっていました。

問題児ばかりの生徒会で巻き起こる青春グラフィティを表現していく『ほしとくず』

今回は羨ましくなるほどキラキラした高校生たちの日常を描いた人気作品について、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

星谷かおり先生の傑作を見逃さないでください。

 

ほしとくず』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

幼い頃から貧乏だったあんずは、母親から自分の道は自分で切り開きなさいと教わってきました。

まだ子どものあんずに母親は分かりやすく年収1千万円稼げる企業に就職することを勧めてきます。

あんず
「わかった!あんず頑張って1千万めざすよ!」

そうしてあんずの性格はひん曲がってしまいました。

10年後、高校1年生になったあんずは生徒会副会長を務めています。

しかし彼女は副会長のポストに満足している訳ではありません。

あんず
「不服だわ、この私が副会長だなんて!私は最初から生徒会長になりたかった、1年生が会長になれないなんて決まりはなく迷わず立候補」

年収1千万という目標のためにはキャリアが多いほど有利になります。

そのため生徒会長に立候補したのですが、山吹征司という先輩にポストを奪われてしまいました。

山吹は成績優秀でスポーツ万能なイケメンで、持ち前のキラキラオーラで女子から大人気の人物です。

あんず
「あの人が立候補しなければ繰り上がって私が会長だったのに・・・何というか苦手だ」

あんずは山吹のことを好ましい人物だとは思っていません。

こうしてメンバーが確定した生徒会は初めての会議を開くことになりました。

まずはそれぞれが改めて自己紹介をしていきます。

あんず
「豆野木あんず、清潔で美しく健やかながっこうづくりを目指します」

他のメンバーは書記に1年生の小渡柾という男子と、会計に2年生の柚子園かれんという女子が選ばれました。

山吹
「ありがとう、じゃあ最後に俺・・・会長の山吹です、人の上に立って世界を見下ろしたいと思っています」

全校生徒の前では光輝ある学校生活へ引っ張っていくと挨拶したのですが、山吹は生徒会のメンバーには本音を語ったようです。

この本音を聞いたあんずの頭には嫌な予感しかありません。

あんず
「でも別にいくら生徒会がクズの集まりでも私だけはちゃんとしてればいい話」

会議が終わるとあんずは先生の荷物を運ぶお手伝いをすることにします。

こうした地味な行動の1つ1つが自分の評価を上げるコツだとあんずは本能で知っていました。

すると会長の山吹が声をかけてきます。

山吹
「副会長、手伝うよ」
あんず
「けっこうです、筋肉頑丈なんで」
山吹
「音楽室まで?」

断ろうとするのですが荷物を強引に奪われてしまいました。

このままモテモテの山吹と一緒にいると他の女子から嫉妬されてしまいます。

あんず
「生徒会以外でこの人と関わりたくないのに、絶対めんどくさい!」
山吹
「副会長って絶対いま俺と関わりたくないって思ってるでしょ」

女子の視線を気にしながら関わりたくないと思っていると心を読まれてしまいました。

あんず
「え・・・そんなことないですよ」
山吹
「俺にはわかってるからそういうのいいよ、1年から生徒会役員なんて内申に花を添えられるしね、大方そんなとこでしょ、狙ってたのは会長の座だろうけど」

全校生徒の前で挨拶する山吹のことを睨みつけるように見ていたため、あんずは心に秘めている野望を見抜かれたのです。

あんず
「そ、それを言うなら先輩こそじゃないですか?みんなの前とずいぶん印象違いますけど?」
山吹
「俺は内申なんてどうでもいいんだよ、ただ下々の者の尊敬のまなざしを浴びるのが好きなだけだ、なのに副会長ときたら俺に敵意むき出しで・・・」
あんず
「はぁ・・・」
山吹
「悔しいからいじめたくなっちゃう」

実は全校生徒の前で挨拶をした時、山吹はあんずに向かってドヤ顔を見せていました。

心が狭い山吹は笑顔であんずをいじめていたのです。

あんず
「あーもう、なんでよりによってあんな人が会長!?下々の者とか一体何様のつもり!?」

水と油のように反発するあんずと山吹。

会長と副会長がこのような状態で生徒会は順調に進んでいくのでしょうか!?

 

 

目標を実現するために1つでも多くのキャリアを必要と考えるあんずに共感することができました。

また二面性を持ち合わせた山吹もあんずに負けない強烈なキャラクターですね。

一般人とはかけ離れた考えの持ち主が作品を面白くしている『ほしとくず』

ここから山吹とあんずの意外な一面が見え隠れしていきます。

自分に正直な2人の生き様を引き続きご覧ください。

後編

生徒会長である山吹の偉そうな本心が分かったあんずは、自分の目標だけ見ながら副会長を務めることにしました。

山吹だけでなく柾やかれんも変わり者のため、関わり合いをできるだけ持たないようにします。

あんず
「お先に失礼します」
山吹
「なんだ、先輩よりもはやく帰るつもりか?」
あんず
「用があるので、あと私の分の仕事は終わってます」

山吹が柾と遊んでいる間にあんずは自分の仕事を終わらせていました。

山吹
「へぇ、全部終わらせたの?明日も明後日も時間あるのに何を生き急いでるんだい?」

山吹が得意のイヤミで攻撃してきます。

しかしあんずには通用しません。

あんず
「何言ってるんですか、同じ時間は2度とやってこないんですよ?じゃ、おつかれさまでーす」

あんずには無駄な寄り道をしている暇など無いのです。

生徒会室を出たあんずはそのままスーパーのタイムセールへ向かいました。

そこでいつもの7割引きでキャベツを購入すると真っ直ぐ家へ帰ります。

あんずの家は失踪した父親が残した借金のせいで昔から極貧状態が続いていました。

しかし明るく前向きなあんずと母親は過去に興味がありません。

母親はパートと内職を兼務しながらあんずを育ててきました。

家に帰るとそんな母親が体調を崩していました。

そのためあんずは翌日から学校の空き時間を使って母親の代わりに内職をすることにします。

あんず
「これってバレたら無断バイト扱いかな・・・いやギリ家の手伝いか・・・?先生よりもあの会長にだけは絶対バレたくない・・・」

せっせと内職していると急に頭上の窓ガラスが開きました。

山吹
「副会長なにそれ、内職?」

あっけなく会長にバレたあんずは事情を説明することにします。

あんず
「という訳で、家計の危機でやむを得ず・・・絶対に内緒にして下さいね!」
山吹
「言わない言わない」
あんず
「だったらさっきの写メ消してください!」
山吹
「あれは面白いからダメー」

あんずは撮られた写メを何かに利用されるのかと疑っていました。

あんず
「なんか企んでません?」
山吹
「副会長なにげに失礼だよね、企んでないしそんなうわべだけで尊敬されても意味ないだろ」

山吹は尊敬のまなざしを浴びたいと思っています。

ですがもてはやされれば何でも構わないと思っている訳ではありません。

少し山吹のことを見直したあんずは貧乏から抜け出すために努力していることを打ち明けます。

あんず
「今できる限り頑張って将来は絶対ビッグになってやるんです」
山吹
「いいね副会長、目標のためにまっしぐらな感じ嫌いじゃない、だから余計に俺のこと会長って呼ばせたくなる」

目標を周囲に語ると引かれてきたため、あんずはずっと隠しながら生きてきました。

しかし山吹は引くどころか立派なことだと認めてくれたのです。

こうしてお互いのことを少しだけ理解することができたあんずと山吹。

ただしその様子を他の女子に目撃されていました。

嫉妬した女子はあんずの内職セットを盗んでしまいます。

すると会長が全校生徒にメールを送信してバッグを盗んだ女子を見つけてくれました。

あんずがその女子を追いかけると、内職セットを川に捨てられてしまいます。

あんず
「今月の・・・生活費・・・」

ショックであんずが座り込んでいると、山吹が橋の上にいる女子に質問をぶつけました。

山吹
「手がすべっただけだよね?」

女子は捨てた訳ではないと弁解します。

あんず
「はー!?どう見てもぶん投げてたでしょうが!何を見てたんだお前は!?」

目を疑うあんずだったのですが、山吹は女子を許した訳ではありません。

山吹
「ふーん・・・人を見下ろして言うからには目を合わせてもらおうか、相手と向き合えない奴が人の上に立つ資格はない」

こうして無事に内職セットを取り返すことができました。

あんず
「この学校の生徒会は予想通り面倒な人たちがまっすぐ曲がった目標へ一直線で、だけどその中にいるのはすこしだけ楽しいと思った」

少しだけ仲間といる時間の大切さを学んだあんずだったのです。

ここから様々な苦難を乗り越えながら目標へ突き進むあんずたちの姿は実際に漫画を読んでお確かめください。

星谷かおり先生の他の漫画に関する記事はこちらです↓↓↓

たまのごほうびのネタバレ!星谷かおりが描く漫画の魅力は?

2020.01.27

 

ほしとくずはこんな人にオススメ

恋愛漫画と青春漫画が見事に融合された作品になっています。

また素敵なセリフが多い物語なので漫画を読んで感動を味わいたい人にオススメですよ。

風変わりな生徒会を舞台にした『ほしとくず』

読んでいて清々しい気持ちになれるキラキラしたストーリーになっています。

青春時代を思い返しながら読んでみてください。

 

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