たまのごほうびのネタバレ!星谷かおりが描く漫画の魅力は?

今回は「星谷かおり」先生の『たまのごほうび』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

たまのごほうび』はこんな漫画(あらすじ)

小学校と中学校が女子校だったため三ヶ田かの子は男子と関わることがありませんでした。

男子への憧れが強いかの子は親友のしずかと一緒に共学の高校へ進学することにします。

しかし妄想ばかりを膨らませるかの子はなかなか男子と触れ合うことができません。

そんな中、隣の席の玉緒唯人のことが気になっていきます。

天才と呼ばれている玉緒くんは普通の男子とは雰囲気が異なるため、さらに妄想を募らせていくかの子。

妄想女子と天才男子の一風変わった恋模様を描いていく『たまのごほうび』

今回は微笑ましいラブコメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

初心者同士のラブストーリーをじっくりとお楽しみください。

 

たまのごほうび』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

高校の入学式、念願だった共学に通い始めたかの子は男子の姿に目を奪われています。

かの子
「本当に喉仏がある、女子よりも足が大きい・・・お、男の子だー!」

小・中と女子校に通っていたかの子は男子に対して免疫がありません。

そのため物珍しそうに男子を見ていると親友のしずかが声をかけてきました。

しずか
「かの子ー、あんた・・・男子珍しいからってガン見すなよ」
かの子
「え、へんな顔だった?」
しずか
「うん、目やばいよ」

彼氏がいるしずかとは違ってかの子は男子と関わったことがほとんどありません。

その反動から恋愛系のドラマや漫画を読みながら、かの子は男子への憧れと妄想を膨らませていました。

男子への憧れを強めていた中学3年生のある日、親友のしずかが共学の高校を受験すると聞いたかの子は即決で自分も共学の高校へ進学することにしたのです。

かの子
「こうして晴れて男の子のいる高校に通うこととなったのです」
しずか
「いやいやいや、あたしは進路のためだけどあんたは男子とエロい事したいだけじゃん」
かの子
「しーちゃん、そんな直接的な表現はよして!」

図星のためしずかの言葉を否定することはできません。

たしかにかの子は男子と触れ合いたい目的で共学の高校を選んだのです。

入学式が終わるとかの子はしずかと別のクラスになってしまいました。

友達ができるか不安に思っていると隣の席に他の男子とは雰囲気が異なる男子生徒が座ってきます。

この男子を暗そうだと思うのですが人を見かけで判断してはいけないため自己紹介することにしました。

かの子
「あのっ、はじめまして、私三ヶ田かの子といいます!」

初めて男子に話しかけたのですが無視されてしまいます。

かの子がショックを受けているとようやく男子が言葉を発しました。

玉緒
「あ、俺か、玉緒です」

無視された訳ではなかったので安心していると、オリエンテーションがスタートします。

かの子
「どうしよう、さっそく忘れ物」

かの子はオリエンテーションで使う冊子を家に忘れてきました。

玉緒
「あ、忘れたの、あげるよ」
かの子
「え・・・!?2冊あるとか?」
玉緒
「ないけど1回読んだから」

玉緒は冊子に内容を記憶したと言ってきます。

かの子は気を遣ってくれてるのか本当に記憶したのかどうか判断できません。

そんな玉緒の姿を女子とは全然違うと感じたかの子は、休み時間になるとしずかに相談することにしました。

かの子
「ね!しーちゃん!男の子ってすごいよねー、1回見たものパーって憶えちゃってさ!話しかけたら返事は1分後だし!」
しずか
「は?なんだそいつ、あー新入生代表のね、玉緒、ちょっと変わってるけど天才らしいよ」

玉緒が天才だと知ったかの子はテレビの情報を思い出します。

かの子
「こないだテレビで頭良い人ほどエロいって言ってたんだけど本当かな・・・!?」
しずか
「あんたも充分へんな奴だったわ」

少しだけ玉緒のことを知ったかの子は、せっかく隣の席になったので仲良くしてみることにしました。

果たして天才で変わり者の玉緒くんはかの子と仲良くしてくれるのでしょうか!?

 

 

妄想ばかりしているヒロインがとてもチャーミングですね。

対照的に無口で何を考えているのか分からない玉緒くんも印象的でした。

先が読めない男女の恋模様を描写した『たまのごほうび』

読んでいくうちに作品タイトルの意味が理解できる内容になっています。

それでは初心者の恋が少しずつ進展する様子を引き続きご覧ください。

後編

しずかから無口な玉緒が狼の一面を持っているかもしれないと聞いたかの子は、エロい妄想が膨らんでしまいなかなか話しかけることができません。

授業中も妄想をしていると先生から問題の解答を質問されました。

かの子
「わっ、どうしよう全く聞いてなかった」
玉緒
「-2√3」

困っていると玉緒が代わりに答えてくれます。

普通に良い人だと感じ始めたかの子はお礼を言うことにしました。

休み時間になり玉緒のことを探していると、彼が校庭の隅で昼寝をしています。

かの子はお礼を言う前に玉緒の姿を観察することにしました。

かの子
「手足スラッとしてるし細いけど女子より全然ガッシリしてる、よく見たら鼻とか唇の形も整ってるし、それでいて天才とか・・・そんなの触れずにはいられない・・・」

つい髪の毛をかき上げようとすると玉緒が目を覚まします。

玉緒
「何か用」
かの子
「さっき・・・助けてくれてありがとう!」
玉緒
「助けてない、あの先生わかんなかったら隣の人に答えさせてたじゃん、どっちにしろ俺が答えてたよ」

玉緒には助けたつもりはありません。

それでもかの子は助けてもらったと思うためお礼を言うことにします。

その後は、イケメンの玉緒と話したいためかの子はさりげなく隣に座ることにしました。

かの子
「玉緒くんすごく頭良いんだってね!」
玉緒
「うん、いいよ」
かの子
「いいなぁー、私ここ入るのもギリギリだった、さっきの授業ももう忘れちゃったもん!」
玉緒
「忘れないっていうのは良いことばっかじゃないよ、嫌なことだって忘れられないし・・・」

天才には天才なりの苦労があることを知ったかの子は、ますます玉緒のことが気になっていきます。

その後、玉緒と同じ図書委員になれたかの子は積極的に話しかけることにしました。

かの子
「あの・・・玉緒くんって中学の時どんなだったの?」
玉緒
「失敗した思い出が100コぐらいある」
かの子
「失敗!?100コ!?」
玉緒
「例えば・・・人気者の行動を真似した、俺昔から人付き合いが下手で、別にそれで問題はなかったんだけど・・・」

コミュニケーション能力を身に付けようとした玉緒は周囲にいる人気者を観察することにします。

するとコミュニケーション能力が高い人はウケる時に拍手をしていることに気付きました。

しかし拍手を大げさにしたため逆に引かれてしまったのです。

このような失敗を玉緒は100個ほど経験していました。

かの子
「けっこう頑張ったんだね・・・」
玉緒
「最初は他人とのズレを明確にしたいって目的だったけど、心のどこかで理解し合いたいと思ってたのかもね・・・」

話を聞いているうちにかの子は男子と触れ合いたいのではなく、玉緒だから触れ合いたいと思うようになっていきます。

そのことをしずかに相談していると、最初は身体目的だったことを玉緒に聞かれてしまいました。

かの子
「たまおくんっ・・・さっきのは決して怪しい意味じゃないのー!」

充分に怪しいのですが潔白を証明しようとします。

玉緒
「三ヶ田さんは生物学的に正しいと思うよ、遺伝子を残そうとする本能がしっかりあるってことじゃん、それって生き物として正解だと思うけど」

玉緒らしい頭の良い意見でフォローしてくれました。

かの子
「じゃあ引かない?」
玉緒
「うん、でも正直俺のどこにそんな魅力を感じたのかは謎だよ」

自分の魅力に玉緒は気づいていません。

かの子
「きっかけは手!白くて長くてキレイだなって、触ってみたいなぁって・・・」
玉緒
「触ってみる?別に減るもんじゃないし」

ひょんなことから玉緒と触れ合うことが実現します。

ドキドキしながら玉緒の手に触れたかの子だったのですが、感想は自分が予想していたものではありませんでした。

かの子
「うれしいけど・・・かなしい・・・私は玉緒くんに触れてうれしいけど玉緒くんは何も感じないのがかなしい・・・」

かの子が憧れていた触れ合いは、好きな人と触れた後で愛の言葉をかけられるというシチュエーションだったのです。

玉緒
「何もってことはないよ、人って意外とあったかいなって思ったよ」
かの子
「うー、それちがうー」

玉緒から愛の言葉をかけられることは無かったのですが、かの子は触れ合うという本当の意味を知ることができました。

その後、いつか玉緒が自分のことを好きになる日が来て欲しいと準備するかの子。

すると翌日、玉緒がかの子の手を握ってきました。

玉緒
「三ヶ田さん」
かの子
「え!?玉緒くん・・・!?なに」

ドキドキしていると玉緒がハンドクリームを塗ってきます。

玉緒
「昨日触ったら荒れてたから・・・」

色々な意味でかの子は恥ずかしい思いをしてしまいました。

かの子
「狼っていうより掴みどころのない猫みたいな玉緒くん、これからもっと玉緒くんに近付けたらいいなぁ」

玉緒くんに振り回されながら本当の恋を知っていくかの子だったのです。

ここからゆっくりと進展していく2人の恋模様は実際に漫画を読んでお確かめください。

星谷かおり先生の他の漫画に関する記事はこちらです↓↓↓

『ほしとくず』のネタバレ!漫画の無料試し読み情報も!

2020.01.26

 

たまのごほうびを読んだ感想

天才であるからこそ独特な悩みを抱えている玉緒くんなのですが、明るいかの子と接しているうちに少しずつ変化が現れていきましたね。

彼を変えたのは純粋で真っ直ぐなかの子の人柄だと思いました。

少し変わり者ですが憎めない男女が距離を縮めていく様子を表現した『たまのごほうび』

幸せな気分になれるラブコメ漫画です。

不器用な恋模様を読んで心を温めてみてください。

 

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