『ツワモノガタリ』のネタバレ(漫画)！最新刊の発売日は？

今回は「細川忠孝」先生の『ツワモノガタリ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

『ツワモノガタリ』はこんな漫画(あらすじ)

幕末最強の剣客は坂本龍馬なのか、それとも桂小五郎なのか？

その答えは歴史書にも教科書にも載っていません。

新選組の隊士たちが最強の相手について語り合う中で、最強の剣客が誰なのか答えが明らかになっていきます。

まず最初に語り始めた天然理心流の沖田総司が認めた最強の剣客とは・・・！？

緻密な取材に基づきながら幕末の最強剣士を明らかにする『ツワモノガタリ』！

今回は迫力満点の歴史時代劇についてネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。

剣士たちの熱きバトルを目に焼き付けてください。

『ツワモノガタリ』の魅力紹介（ネタバレ含む）

前編

教科書に載っておらず歴史書にも書いてありませんが誰もが知りたい歴史があります。

それは幕末最強の剣客が誰なのかという史実です。

幕末には北辰一刀流の坂本龍馬、天然理心流の沖田総司、新道無念流の桂小五郎など数多くの剣客が存在していました。

この漫画では綿密な取材に基づき幕末最強剣客が誰なのかを明らかにしていきます。

元治元年(1864年)、新選組の屯所で有名な剣客たちが酒を呑んでいます。

「いやー楽しき哉、久々になじみの仲間で酒を呑むというのは！」

天然理心流の近藤勇は言葉とは裏腹に酒よりも食事を楽しんでいました。

この場に集まっているのは種田宝蔵院流槍術の原田左之助、一刀流の斎藤一、北辰一刀流の山南敬助、天然理心流の土方歳三です。

幕末に興味がある人なら誰もが知っている有名人たちばかりなのかもしれません。

今はお酒を楽しんでいるのですが剣客たちが集まるとすぐに揉め事が始まってしまいます。

まずは左之助と斎藤一が揉め始めました。

そこに土方歳三も加わってしまい屯所に緊張感が漂います。

「喝！この国において最強の剣客は誰か？」

近藤勇が大声を出したことで一同が固まりました。

そして近藤勇は新選組が様々な剣客を斬ってきたと語り始めます。

続いて場を和ませるため最も強かった剣客について論じたいと提案しました。

なじみの仲間で過ごせる貴重な時間を剣について語り合えれば盛り上がると考えたのです。

この提案に皆が同調しました。

「よしきた！では誰から話そうか？」

「私から話しましょうか？」

「おお！総司！」

話を聞いて現れたのは天然理心流の沖田総司です。

沖田総司は長髪を触りながら場の真ん中に座りました。

「ってゆーかズルイなぁ、私をさしおいてそんな面白そうな話するなんて」

「わははっ、では総司から行くか！」

笑いながら沖田総司が左之助と斎藤一の間に腰を下ろします。

そして少し迷いながら最強の相手について語りだしました。

「んー、そうだなぁ・・・一番強かった相手かぁ・・・うん！やっぱりあの人しかいない、私が戦った中で一番強かったのは間違いなく芹沢さんですね」

芹沢という名前が出たことで一同が沈黙してしまいます。

それを気にせず沖田総司が食事を始めました。

「・・・沖田くん、それは流石に」

気まずそうな空気を感じた山南敬助が止めに入ります。

しかし沖田総司は全く気にしていません。

「えー、ダメですか、近藤先生ー？」

答えを求められた近藤勇が土方歳三に視線を送ります。

土方歳三は酒を呑んだまま目を合わせません。

「・・・ま、かまわんだろう！」

「では語りましょう、私達の同志であり因縁の敵でもあった新選組初代筆頭局長、芹沢鴨の剛剣を」

こうして天然理心流の沖田総司と新道無念流の芹沢鴨の壮絶な戦いが語られることになりました。

新選組の隊士たちが顔をしかめるほどの戦いはどのように幕を開けたのでしょうか！？

様々な死闘が語り継がれる幕末において誰が最強の剣客だったのかは多くの人が興味をそそられると思います。

剣客たちが自身の体験談を語り合うという設定も斬新ですね。

幕末のロマンが感じられる『ツワモノガタリ』！

いよいよここから芹沢鴨の恐ろしさが明らかになっていきます。

沖田総司が最強と認めた芹沢の戦いぶりにご注目ください。

後編

文久3年9月16日、新選組の筆頭局長だった芹沢鴨を暗殺するため4人の新選組隊士が集結しました。

出陣したのは土方歳三、山南敬助、原田左之助、そして沖田総司です。

この時、開かれていた酒宴によって芹沢派の隊士たちは酩酊していました。

「俺は武士の生まれじゃねぇ、主君が邪悪なら首を斬って挿げ替えるだけだ」

土方歳三が邪悪だと語る芹沢鴨は暴君と呼ぶに相応しい男です。

大阪では力士を殺し、京都では借りた金を踏み倒すなど新選組の評判を地に落としていました。

新選組に畏怖と尊敬の印象を求めた土方歳三は、芹沢鴨を排除することにしたのです。

「俺らの局長は近藤さんしかいねェ、まぁちと頑固で頼りねぇところもあるけどな、先頭は総司、それに続いて山南、原田、俺が殿をつとめる、いくぞっ！」

4人は芹沢鴨が滞在している屋敷に突入しました。

先頭を務める沖田総司は闇夜の戦いに備え瞳孔を全開にしています。

そのまま屋敷に入ると芹沢派の平山五郎が姿を現しました。

「酩酊しているとはいえ新道無念流免許皆伝の腕前だ、やっかいな相手だぞ・・・」

山南敬助が不安がる中、沖田総司は平晴眼の構えで平山と対峙します。

緊張感が漂う中、先に仕掛けたのは平山でした。

平山は刀が天井に当たるのを防ぐため、折敷という腰を下ろした体勢で刀を振り下ろします。

その刀を瞬く間に沖田総司がいなしました。

平山が体勢を崩すとそのままとどめを刺します。

「まさに御手本のような飛燕剣！相手の抜き打ちを刀をぶち折るほどの割剣でいなし、そのまま胴を斬り下げつつ平山の刀の下から身を躱す・・・そして流れるように回り込みとどめの一撃」

山南敬助は沖田総司の剣に電光の閃さと獄炎の烈しさを感じていました。

沖田総司が平山を斬ったところで、芹沢派の隊士が屋敷から逃げていきます。

土方歳三は沖田総司にこの場を任せて逃げた隊士を追うことにしました。

残った沖田総司は山南敬助と共に芹沢鴨の居所を探します。

「たのむ・・・眠っていてくれよ、芹沢・・・」

襖を開けようとした時、山南敬助の手が斬られました。

斬ったのは酩酊していると思われていた芹沢鴨です。

襖を蹴り飛ばした芹沢鴨が山南敬助に斬りかかってきました。

死を覚悟した山南敬助の前に沖田総司が割って入ります。

「嬉しぃぜぇ、沖田と山南まとめて殺れるとはなぁ」

「芹沢・・・酔い潰れていたはずじゃ・・・」

「芹沢派の新見錦が殺られて僅か一月・・・そんな状況で潰れるほど呑むかよ馬鹿が」

「ぐ・・・」

芹沢は警戒を怠ってはいませんでした。

当てが外れた山南敬助は焦りを感じ始めます。

しかし沖田総司は冷静でした。

「山南さん、この人は武力、知力、胆力全てを持った侍です、本当に・・・堪らないよ」

武者震いする沖田総司と芹沢鴨の死闘はどのような結末を迎えるのでしょうか・・・！？

『ツワモノガタリ』最新刊の発売日は？

幕末の剣客たちをエキサイティングに描写している『ツワモノガタリ』！

この漫画の最新刊となる第5巻は2023年1月19日に発売されました。

第6巻の発売日は2023年4月5日頃が予想されています。

次回作の発売をワクワクしながらお待ちください。

付け加えておきますが次回作の発売日はあくまでも予想ですので、都合によって延期された場合はご容赦ください。

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