予告犯(漫画)のネタバレ!感想と無料の試し読み情報も!

今回は「筒井哲也」先生の『予告犯』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『予告犯』はこんな漫画

インターネット上でのサイバー犯罪が増加する中、警視庁にサイバー犯罪対策課が設置されました。

これを嘲笑うかのように、新聞紙を被った謎の男が動画投稿サイトで自らの犯行を予告し始めます。

そしてその犯行予告は実際に事件化していきました。

謎のテロリストとの高度な情報戦を描いていく『予告犯』

今回はこの漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

映画化もされた大人気コミックをじっくりとお楽しみください。

 

『予告犯』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

栃木県在住の中学生がゲームをネット上に違法アップロードして、数百億円の被害が出る事件が発生しました。

この事件を担当することになったサイバー犯罪対策課の吉野絵里香が、中学生の自宅を家宅捜索しています。

反省している様子のない中学生の桝山は、その様子を撮影してツイートしようとしていました。

吉野
「ちょっとボク、写真撮影はやめてくれる?」

そのまま桝山に容疑を説明していきます。

彼にはゲームソフトの違法アップロードをした著作権侵害の容疑がかけられていました。

吉野
「細かく言うと著作権法第23条公衆送信権の侵害行為、噛み砕いて言うと勝手にゲームのデータぶっこ抜いて放流してんじゃねーよ、コノヤローって話ね」

吉野が力説する合間に彼女の同僚たちが犯行を立証する証拠物件を、次々と押収していきます。

その中にはマジコンと呼ばれるゲームソフトのバックアップ用のパーツもありました。

中学生が持っているとは思えない証拠の数々に、警察も呆れてしまっています。

吉野
「被害額はざっと450億円、あなたのサイトからダウンロードされてるわ」
桝山
「はぁ?何ソレ、意味わかんねー、俺は金貰ってねーし盗んでもねーよ」
吉野
「でも随分お小遣いは貰ったんでしょう?自分のブログにペタペタと貼り付けたアフィリエイト広告でね」
桝山
「俺はボランティアでゲームの宣伝してやったんだよ!」

自分のことは棚に上げ、ゲーム会社が面白いものを作らないから悪いのだと言い出す桝山。

権利を主張し過ぎるから日本のゲームはオワコンなんだと馬鹿にしています。

吉野
「それはごもっともかもしれないけど、実際ゲーム会社から訴えが来てる以上、私達も動かないわけにはいかないのよね」
桝山
「そうだ!俺のツイッター、もうすぐ俺の援護リプがバンバン飛んで来やがるからよく見とけ!これが世間の声なんだよ!」

しかしツイッターアカウントを特定された桝山の元には、彼を批判するものしか集まってはきませんでした。

吉野
「神様扱いされて貢ぎ物までどっさり貰っちゃって気持ち良かった?今になって手の平返して笑われてるけど気分はどう?」

ツイッター上では桝山を鑑別所送りにしてほしいとの声も上がっていますが、損害賠償に応じればそんなことにはなりません。

しかし彼に請求される額は450億円にも上ります。

おそらくこれで人生が終わってしまった桝山に、吉野が最後に本音をぶつけました。

吉野
「あんたみたいなクズ共は片っ端からブタ箱にブチ込んで、そのねじくれ曲がった根性叩き直してやりたいわ」

こうしてサイバー犯罪を一つ解決させた吉野。

しかし彼女が警視庁に戻るとすぐに新たなサイバー犯罪が起こります。

それは動画投稿サイトで犯罪の予告をする謎の男が現れたというものでした。

すぐにその動画を吉野がチェックします。

新聞紙
「明日の予告を教えてやる、ターゲットは先月集団食中毒事件を起こした某食品加工業者だ」

この業者は多数の重症者を出しながら、記者会見では法律の不備のせいにして責任逃れをしていました。

新聞紙
「こんなふざけた連中には制裁だ、食い物の扱いも知らないこいつらに俺がきっちり火を通してやる」

投稿者名が新聞紙というこの謎の男。

ただの悪ふざけだと思われたのですが、この直後ネットニュースで食品会社が火事になっている報道が流れます。

吉野
「ふん、やってくれるじゃない、ここにも馬鹿が一匹・・・」

ここから吉野たちと新聞紙の、高度なサイバー合戦が始まっていくのでした。

 

 

現代社会だからこその犯罪をテーマにしているので、とてもリアリティーがありますね。

ネット上の違法アップロードなどを罪の意識なく行う若者たち。

彼らを懲らしめる吉野の姿が印象的でした。

スピード感のあるストーリー展開と、計算しつくされた心理戦が魅力的な『予告犯』

それでは引き続き緊迫感のある物語に引き込まれていってください。

後編

新聞紙が食品会社を燃やしたため、事件は本格的にサイバー犯罪対策課が担当することになりました。

改めて新聞紙の投稿を確認してみると、食品会社以外に2本の動画が存在しています。

1本目のターゲットは某外食店の元アルバイト店員でした。

この店員は4年前に店の調理器でゴキブリの唐揚げを作りネットに拡散します。

そんな彼を標的とした新聞紙。

新聞紙
「こんなグルメ君にはごほうびだ、俺の特製メニューを腹一杯食わせてやろう」

この時点では警察はまだ知らないのですが、新聞紙はすでにグルメ君に制裁を与えていました。

続く3本目の動画のターゲットは、関修二という元大学生です。

彼は同じ大学で起こった性犯罪事件に対して、「男にホイホイついていく女も悪い」とツイートし大騒ぎを起こしました。

新聞紙
「元気があって大変よろしい、彼には特別な元気球を注入してやろう」

新聞紙の標的になった二人は、両方ともアカウントを特定され社会的制裁を受けています。

吉野たちは早速3人目の標的となった関から話を聞くことにしました。

吉野
「関修二君、君、最近拉致られたでしょ、その時のこと教えてほしいんだけど」

関は1週間前に何者かに拉致されたことを、ガタガタと震えながら話し始めます。

弁護士と名乗る小太りの男性に声をかけられた彼は、未だに続くネット上の中傷に悩まされていたため言われるままに車へ乗り込もうとしました。

その直後に後頭部を何者かに殴られます。

気が付くと見覚えのない場所で拘束され、性的な暴行を受けました。

彼は解放された後も嫌がらせの電話などに悩んでいて、警察に対して不信感を抱いているようです。

関もまた中学生と同様に、自分のしたことを棚に上げている様でした。

吉野
「自分でホイホイついて行ったんでしょ?自業自得じゃねえの?・・・て、今言われたらどう思う?なーんてね、冗談よ」

事情を聴き終えた吉野たちは、新聞紙のIPアドレスを辿ることにします。

すると神奈川県内のネットカフェが該当しました。

吉野たちがすぐに現場へ向かうと、このネットカフェのセキュリティ対策のレベルが非常に高いものだということが分かります。

そのため外部からのリモートログインなどが不可能なため、このネットカフェの内部に新聞紙が存在している可能性が高くなりました。

すぐに店長から詳しい事情を聴取します。

吉野たちが店長に署への同行を求めている中、その外では怪しげな男性が立っていました。

果たしてこの男性が新聞紙の正体なのでしょうか!?

謎の新聞紙の正体は実際に漫画を読んで確かめてくださいね。

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『予告犯』を読んだ感想

物語の緊張感と登場人物の個性が魅力的な『予告犯』

この作品は映画化もされ話題になっただけに、漫画のタイトルを知っている人も多いと思います。

話題作なだけにこの面白さは太鼓判を押して多くの人にオススメしたいですね。

映画を見た人もそうでない人も、是非この漫画を読んでみてください。

必ず満足してもらえる内容になっていますよ。

是非この機会に超一流のサスペンスストーリーをお楽しみください。

 

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