影姫の婚礼のネタバレ(漫画)!イヅナが抱える秘密とは?

今回は「京町妃紗」先生の『影姫の婚礼』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

影姫の婚礼』はこんな漫画(あらすじ)

絶大な財力を誇る東の国と圧倒的な武力を誇る西の国は長年敵対してきました。

そんな両国は長年の対立関係を解消して和睦することで合意します。

和睦の証として東の国の姫君と西の国の王子の婚礼が執り行われることになりました。

しかし東の国で婚礼を中止せざるを得ない事態が起こってしまいます。

この窮地を脱するため秘密の任務を託されたのがイヅナという女性でした。

秘密を抱えるイヅナの運命を描写していく『影姫の婚礼』

今回は王宮を舞台にしたラブストーリーの魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

様々な想いと謀略が交錯する物語の世界観を存分にご堪能ください。

 

影姫の婚礼』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

東の国は絶大な財力を誇っていて、敵対する西の国と一触即発の状態になっていました。

しかしこの状況を払拭するため両国は和睦を結ぶことで合意します。

そんな中、西の国の王子と結婚することになっていた東の国の姫君が危篤状態になってしまいました。

危篤状態になった姫君は自身の影武者を務めてきたイヅナという女性に自分の代わりに西の国へ嫁ぐことを命じます。

イヅナ
「どうかご安心くださいませ姫様、私は生涯キサラ姫としてそのお役目を果たします」

こうしてイヅナはキサラ姫として西の国へ向かうことになりました。

ですが自分が影武者であることは決して明かすことはできません。

そのためイヅナは大きな秘密を抱えたまま西の国の王子と謁見することになりました。

セダ
「ようこそキサラ姫、長旅大変だったでしょう」

西の国のセダ王子は敵国の姫君を前にしてもにこやかな笑顔を浮かべています。

イヅナ
「あなたがセダ王子ですね、お会いできて光栄です」
セダ
「さあお疲れでしょうから今日はもうお部屋でゆっくりおくつろぎください」
イヅナ
「ええ、ありがとう」

イヅナが部屋に向かおうとするとセダ王子が耳打ちをしてきました。

セダ
「・・・姫、くれぐれもむやみに外を出歩かないように」

言葉の意味が分からないままイヅナは用意された部屋で休むことにします。

イヅナが部屋で休んでいると使いの者から王子が呼んでいると声をかけられました。

イヅナ
「何かあるのかもしれない、でも姫様ならきっと・・・純粋でやさしい姫は人を疑わない」

あくまでもキサラ姫を演じるイヅナは呼び出しに応じることにします。

部屋を無断で出たイヅナが庭園に連れて行かれた頃、その情報はセダの元にも届いていました。

セダ
「ちっ」

セダが不穏な空気を感じている中、イヅナは庭園でのんびりと過ごしています。

すると背後から巨大な狼が襲い掛かってきました。

イヅナ
「罠か・・・っ」

イヅナは懐に隠し持っていた短刀で狼を迎え撃ちます。

次の瞬間、セダが現れ狼を返り討ちにしてくれました。

セダ
「ケガはないか?キサラ姫」
イヅナ
「すみません、勝手に部屋から出てしまって・・・」
セダ
「このまま俺の部屋へ行く」

セダはイヅナを抱きかかえるとそのまま自分の部屋へ連れて行きます。

抵抗できないイヅナはベッドに押し倒されてしまいました。

イヅナ
「セダ様・・・っ」
セダ
「いいだろう、俺たちは7日後夫婦になるんだから」

覆いかぶさってくるセダに対してイヅナが抵抗することはありません。

イヅナ
「こんなとき姫ならこのまま王子に身をまかせる」

あくまでも姫を演じ切ることがイヅナの仕事なのです。

しかし聡明なセダはイヅナの様子がおかしいことに気が付いていました。

セダ
「ははは、嫌なら嫌だと言えばいいだろう?おまえ何者だ、はりついた笑顔、獣に立ち向かう動き、そして俺をにらみつけるその瞳、こんなものを懐に隠して・・・おまえは和睦を反故にするべく送られた刺客なのか」

追求するセダの顔には先程までの笑顔はありません。

イヅナはセダの真剣な表情を見ているうちに真実を話す覚悟を決めました。

イヅナ
「私は・・・キサラ姫の影として長年お側に仕えてきた者です、キサラ姫はお体が丈夫ではないので体調がすぐれないときは姿の似た私が姫様に成り代わっていたのです」

正直に全てを話すことにしたイヅナなのですが、この話が終われば命を奪われるかもしれません。

決死の覚悟で真実を打ち明けたイヅナに対してセダはどのような対応をするのでしょうか!?

 

 

影武者としての人生を全うしようとするイヅナと、それを瞬時に見抜いたセダの姿が印象的でした。

大国の王座を奪おうとする陰謀などが感じられる展開も見ていてドキドキしますね。

恋愛漫画と歴史ファンタジーが融合した『影姫の婚礼』

壮大なスケールで描かれていく見所が盛り沢山の作品になっています。

秘密を打ち明けたイヅナの運命に注目しながら続きをご覧ください。

後編

自身の秘密を打ち明けることにしたイヅナ。

その理由はセダ王子が自分の話を聞いてくれると感じたためでした。

イヅナ
「このことを知るのは東の国でもごく限られた者だけです」
セダ
「では本物のキサラ姫は今も東の国にいるということか」

この質問に対してもイヅナは真実を答えることにします。

イヅナ
「姫様は半月前に亡くなりました」

答えを聞いたセダがようやく掴んでいた腕を放してくれました。

セダ
「そうか・・・キサラ姫には気の毒だがこの国に来ても同じことだったかもしれんな、おまえもわかったと思うが今回の婚礼を望まない者がこの城には大勢いるということだ、おまえもここに留まればまた危ない目にあうだろう、その覚悟はあるのか?」

セダはイヅナが隠し持っていた短刀を返しながら覚悟を尋ねてきます。

イヅナ
「まるでその覚悟があればここにいてもいいというようなおっしゃりぶりですね、私は本物のキサラ姫ではないというのに」
セダ
「おまえ本当にキサラ姫として俺に嫁ぐつもりだったのか?」
イヅナ
「それが姫様の願いですから、私の心はすでに決まっています」

イヅナの心に迷いはありません。

その覚悟を知ったセダが急に笑い出しました。

セダ
「はは、はははっ、おまえ名はなんという?ん?名はないのか?」

これまでイヅナという名前を呼んでくれたのはキサラ姫しかいません。

そのため名乗るのを躊躇するイヅナなのですがセダには全てを打ち明けることにしました。

イヅナ
「イヅナ、イヅナという」
セダ
「そうか、よい名だ、イヅナ」

イヅナはキサラ姫の影武者になると決めてから自分の名前を捨てて生きてきました。

しかしセダは本当の自分と真正面から向き合ってくれたのです。

セダの真摯な態度はイヅナの心を揺れ動かしました。

イヅナ
「もう二度とその名を呼ばれることはないと思っていたのに、この泣きたくなるような気持ちを私は知らない」

優しくて愛のあるセダに突き動かされたイヅナ。

ですがセダの王位を狙う陰謀が彼女の身に危険を及ぼすことになるのでした。

イヅナとセダはこの陰謀をどのように切り抜けていくのでしょうか!?

心を通わせながら困難を乗り越える2人の姿は実際に漫画を読んでお確かめください。

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『続きはオレを好きって言ったらな』のネタバレ(漫画)!

2020.02.26

 

影姫の婚礼を読んだ感想

とにかくセダ王子がイケメン過ぎるので女性なら一瞬で魅了されてしまうと感じました。

そんなセダに真実を打ち明けたイヅナも素敵なキャラクターですね。

歴史を感じさせる大国で愛を育む男女を描写した『影姫の婚礼』

性別を問わず楽しめる珠玉のラブストーリーになっています。

恋愛漫画のドキドキとファンタジー漫画のドキドキを同時に味わってみてください。

 

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