今回は「たもつ葉子」先生の『真夜中のオカルト公務員』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『真夜中のオカルト公務員』はこんな漫画(あらすじ)
宮古新(みやこあらた)は新宿区役所夜間地域交流課に配属されました。
しかし夜間地域交流課がどんな仕事を担当しているのかは分かっていません。
出迎えてくれた先輩の榊京一(さかききょういち)と姫塚セオ(ひめづかせお)によると、ここは夜間対応の様々な立場の人達と交流する場所ということです。
新宿が夜間に働く人が多いというのは建前で、実際はフィクションとして登場するオカルト的な存在に対応する部署でした。
最初は戸惑う宮古新だったのですが、彼はオカルトと向き合える特別な能力を宿していたのです。
不思議な事象と向き合う特殊な仕事を題材にした『真夜中のオカルト公務員』
今回はメディア化された人気ミステリー漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。
都心のど真ん中で繰り広げられる不可思議な現象を目の当たりにしてください。
『真夜中のオカルト公務員』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
同僚の2人が宮古新に異様な視線を向けています。
宮古新の側にいるのは同僚の2人だけではありません。
天使に悪魔、妖怪に妖精など人ならざるもの、総称としてアナザーと呼ばれるものたち囲まれています。
そんなアナザーに宮古新は何者なのか尋ねられました。
ここから物語は数時間前まで遡ることになります。
新宿区役所の夜間出入り口に宮古新がやって来ました。
守衛に本日より配属されたことを伝えると、夜間地域交流課の場所を教えてもらえます。
右手の階段を降りて売店とは逆の方向に歩いていき、左に曲がって最初の扉が夜間地域交流課ということでした。
しかし扉の横には第一倉庫と書かれています。
深く考えずに扉を開けてみました。
すると中から白煙が立ち込めてきます。
セオが自己紹介していると榊京一が出勤してきました。
すぐにセオが榊に文句を言い始めます。
実は女性に見えるセオの写真を榊は女性を振る口実に使っていました。
そのせいでセオの家には毎日のように知らない女性が恨みがましく訪問するようになっていたのです。
男性のセオと榊の言い争いが収まりません。
榊が素直に謝罪したのでようやくセオは怒りを鎮めてくれました。
宮古新はセオから榊がこの課のリーダーで、酒と女が大好きだと紹介されます。
解らないことがあれば榊に聞けばいいと教えられました。
挨拶を済ませると始業時間の19時を迎えます。
すると榊から仕事着を渡されました。
セオが丁寧な言葉で仕事内容を説明してくれます。
しかしこの説明は建前でした。
宮古新は視えることを自覚していないようです。
そんな宮古新のために榊とセオは通過儀礼を行うことにしました。
通過儀礼のため移動することにします。
いったい新宿御苑で何が行われるのでしょうか!?
冒頭のシーンからすでに宮古新が特別な存在であることが分かりますね。
榊とセオのインパクト抜群なキャラクターも宮古新に負けていないと思いました。
不可思議な現象を題材にした『真夜中のオカルト公務員』
いよいよ夜間地域交流課の仕事内容が明らかになっていきます。
宮古新の正体にも驚かされてみてください。
後編
本来は立ち入り禁止の新宿御苑の中に3人が入っていきました。
頻繁に来ているので榊は新宿御苑の鍵を預かっているそうです。
まだ詳しい説明は何もされていません。
宮古新は仕方なく榊の隣で目線を合わせます。
榊は真剣に仕事の話をしていますが、宮古新はふざけているとしか思えません。
ただし榊の説明は業務に関わる重要なことなのです。
続いてセオが御苑の植物にスプレーのようなものを吹きかけました。
背中に羽がある小さい女性が葉っぱの上に座っています。
小さい女性は恥ずかしいからじろじろ見ないでと睨んできました。
急に無数の気配を感じ始めます。
しかし榊とセオは気がついていません。
振り返ると巨大なアナザーが存在しています。
このアナザーも妖精でクー・シーと呼ばれていました。
補助なしで宮古新はすでにクー・シーを視ることができるようになっています。
大概の人は初めてアナザーを視ると気絶するか大声を上げるのですが、冷静な宮古新は有能な新入りと褒めてもらえました。
事態を収拾できない宮古新は自分が役に立てるとは思えません。
しかしこの仕事で一番大切なのは何を見ても冷静な対応ができることです。
冷静でいられた宮古新は自分ができることに集中すると決めました。
本日の業務はここ数日間であがってきている新宿御苑の深夜騒音で、調査を始めたセオは樹木から普段なら一緒に行動しない二種のアナザーの痕跡を採取したそうです。
痕跡から騒音の正体はアナザー同士の争いかもしれないと推測しました。
新宿門はセオに任せて榊と宮古新は大木戸門へ向かうことにします。
到着すると大木戸門に結界テープを張って入口を封じ始めました。
ここで上の方から声が聞こえてきます。
会話を聞いた宮古新は天狗と天使が恋をしていると感じました。
ここで榊にセオからクー・シーにカバンを取られたと連絡が入ります。
追いかけたセオはアナザーの抗争に遭遇してしまい身動きが取れません。
榊と宮古新が駆けつけると、確かにアナザー同士が争っています。
説明しようとした宮古新が天使と天狗の争いに巻き込まれてしまいました。
吹き飛ばされた宮古新に天狗が近づいてきて謝罪してくれます。
しかし榊は天狗との対峙を決断しました。
天狗たちには人間を巻き込むつもりはありません。
それなのに榊は天狗が人間に喧嘩を売っていると思っているようです。
会話が噛み合わないまま榊と天狗が衝突しそうになりました。
そこに宮古新が割って入ります。
天狗は確かに巻き込んだことを謝っていました。
そのことを説明した後で天狗たちを落ち着かせます。
驚いているのは榊とセオだけではありません。
自分たちの言葉を理解された天狗たちも唖然としていました。
そして宮古新が何者なのか尋ねてきます。
相手は人間ではないので言葉を理解することなどできません。
言葉が解るのは宮古新だけなのです。
天狗や天使も宮古新の言葉は解るのですが話すことはできません。
それでも宮古新は天狗や天使と会話することができるのです。
榊とセオが困惑する中、宮古新は天狗が心配している息子と、天使が心配している妹について説明することにしました。
実は天狗と天使が争っていた理由は2人が逢引していた理由を、お互いがかどわかしたと誤解したためだったのです。
天狗と天使は後日改めて話すことで納得してくれました。
宮古新の名前を聞いた天使が立ち去っていきます。
会話はできましたが宮古新も事態を理解できていません。
すると長老と呼ばれる天狗が現れました。
もちろん長老が何を言っているのか榊とセオは聞き取れません。
そのため宮古新が翻訳します。
宮古新が安倍晴明だという長老の言葉は真実なのでしょうか!?
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『真夜中のオカルト公務員』を読んだ感想
最初は戸惑う側だった宮古新が榊とセオを困惑させる存在だった展開が面白かったです。
アナザーの言葉を宮古新だけが理解できていることを表現した演出も見事でしたね。
人間と異種族の交流を描いていく『真夜中のオカルト公務員』
安倍晴明というビッグネームも飛び出す予測不能のストーリーになっています。
オカルトや都市伝説が好きな人に読んでもらいたい作品ですよ。
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