僕の妻は感情がないのネタバレ(漫画)!感想とあらすじも!

今回は「杉浦次郎」先生の『僕の妻は感情がない』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『僕の妻は感情がない』はこんな漫画(あらすじ)

仕事が多忙な社畜サラリーマンのタクマは家事をする時間が無いので、料理と洗い物をしてくれる家事ロボットを購入しました。

機能には制限がありますが、自分のために料理を作ってくれる家事ロボットのミーナがお嫁さんのように思えてきます。

ですが夫婦のように生活しようとしてもミーナには感情がありません。

次第にタクマはロボットに愛情を傾けている自分が馬鹿馬鹿しくなってきました。

それでもミーナが自分のことをどんな風に思っているのか気になってしまいます。

社畜リーマンと家事ロボットの微笑ましい夫婦生活を描いていく『僕の妻は感情がない』

今回は見守りたくなるSFファンタジー漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

ロボットなのにどんどん人間らしく見えてくるミーナはとても魅力的なキャラクターですよ。

 

『僕の妻は感情がない』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

忙しく仕事しているタクマが自宅に帰ってきました。

タクマ
「ただいま」
ミーナ
「おかえりなさいませ、タクマさま」

出迎えてくれたのは家事ロボットのミーナです。

タクマは一人暮らしを始めてから3年が経ちますが、仕事が忙しすぎて家事をする暇がありません。

そこで家事ロボットを購入しました。

家事ロボットとはいっても安物の中古品なので、料理と食器洗いの機能が制限されているモデルです。

それでも冷蔵庫に食材を入れておけば、登録してあるレシピの中からランダムで選んだ料理を決められた時間に作ってくれるので助かっていました。

お酒を飲みながら料理を作るミーナの姿を見ているうちに、家電製品とはいえ自分のために料理を作る存在がありがたく思えてきます。

結婚したことはありませんが奥さんのいる生活はこんな感じなのかもしれません。

イチャイチャしたいと考えながらミーナに接近します。

タクマ
「ミーナちゃん今日のメシなに?」
ミーナ
「オムライスです、タクマさまが好きなお料理です」
タクマ
「おー確かに、そういう情報も覚えるんだな、でも一番好きなのはミーナちゃんだなー、僕のお嫁さんになってくれない?な、なーんちゃって、あはは、ツマミもなにか作って」
ミーナ
「・・・かしこまりました」

賢い炊飯器に話しかけているようなので馬鹿らしくなってきました。

ですがミーナは感情がないだけで、性能は炊飯器などとは比べ物になりません。

この日はオムライスにケチャップでLOVEと書いてくれました。

タクマ
「説明書をいくら読んでも昨日の家事ロボットが行ったような機能は載っていなかった、隠し機能なんだろうか・・・」

中古品を購入したのでもしかしたら前の持ち主がプログラムを改造したのかもしれません。

それでもミーナの行動によってタクマは心を揺れ動かされました。

ミーナ
「11時30分になりました、お昼ご飯を作ります」
タクマ
「手伝う!」

じっとしていられなくなったタクマは料理を手伝うことにします。

ですがパーフェクトな料理を作り上げたい家事ロボットのミーナは手伝いを求めていません。

ミーナ
「タクマさまは座って待っていてください」
タクマ
「へへへ・・・卵焼きくらいなら僕にも・・・」

レシピはだし巻き卵なのにタクマは簡単に出来ると思っているようです。

しかし卵を割ると5ミリ程度の殻片が2枚入ってしまいました。

構わず焼こうとするのですが調味料を混ぜてなく、フライパンに油も引いていません。

ミーナ
「一度に卵を全部入れないでください」
タクマ
「なんで?」

ミーナが注意してもタクマはそのまま料理を続けていきます。

焼き過ぎたところでミーナの我慢が限界を迎えました。

ミーナ
「タクマさまは座って待っていてください」
タクマ
「はい・・・」

料理を手伝うことは諦めます。

タクマは中学生の頃、綺麗で優しくて巨乳の女子と奇跡的に付き合うことができました。

おそらくあんな女子と出会うことはもうありません。

好きとか嫌いとかを考えるのが面倒くさいので、最近は異性のことを考えないようにしていました。

それなのに現在のタクマはミーナのことが気になっています。

お昼ご飯を食べ終わってもソワソワした感じが収まりません。

距離を縮めるため食器洗いを手伝おうとしてもミーナに断られてしまいました。

ソワソワしているタクマは勇気を振り絞り気になっていることを質問してみます。

タクマ
「ミーナちゃん、あの・・・どんな奴が好き?」
ミーナ
「私には食べる機能がないのでわかりません」
タクマ
「メシの話じゃないよ!あの・・・オムライス、こないだのオムライスなんだけど、なんで・・・その・・・」
ミーナ
「問題がありましたか?」

ケチャップで書かれたLOVEの意味を知りたいのですが上手く質問できません。

感情がないミーナとは対照的に、恋愛感情を抱いたタクマはどんどん緊張してきます。

タクマ
「いやあの・・・ええと・・・すごくおいしかった」
ミーナ
「そうですか、よかったです」
タクマ
「また作ってくれる?」
ミーナ
「かしこまりました」

結局LOVEの意味を聞くことはできませんでした。

タクマはこのままソワソワした日々を過ごしてしまうのでしょうか!?

 

 

仕事に明け暮れている社畜リーマンのタクマが家事ロボットのミーナに恋心を抱くのは無理もありませんね。

家事ロボットだとしても自分のために料理を作ってくれる姿に惹かれてしまうのは仕方ないと思いました。

愛情に飢えた社畜と愛情を抱かない家事ロボットの交流を描いた『僕の妻は感情がない』

どんどんミーナが人間のように見えてくるところがこの作品の面白さになっています。

相手がロボットであることを理解しているからこそ、タクマは恋心を抑えられなくなりますよ。

後編

LOVEの意味を考えているうちにタクマは眠れなくなってしまいます。

ミーナ
「タクマさま、お好きなものを教えてください」
タクマ
「明日のこんだてのこと?うーん・・・今考えられないな、ランダムでいいよ」
ミーナ
「なにがお好きですか?」

登録してあるレシピなら全て好きだと答えるのですが、ミーナが質問を続けてきました。

色々と考えた結果、タクマはレシピ以外の好きなものを答えてみます。

タクマ
「君が好き、君がいちばん好きだよ」

納得してくれたミーナがスリープ状態になりました。

タクマは布団の中でバタバタしています。

ミーナ
「タクマさま、お食事ができましたよ、今日はごちそうです、タクマさまの大好きなミーナの兜焼きです」
タクマ
「まってまって!ちがう!」

ミーナが自分の頭部を焼いてしまいました。

慌てて飛び起きたタクマがようやく夢だと気づきます。

ミーナ
「タクマさま、おはようございます、別の献立にいたしましょうか、朝の登録メニューから作ったお味噌汁と納豆とアジの干物なのですが」

献立を変更する必要はありません。

ただし朝ご飯を食べる前にタクマはミーナに大事なことを伝えておきます。

タクマ
「ミーナちゃん、昨日ミーナちゃんのこと好きって言ったけど料理して食べたいって意味じゃないからね」
ミーナ
「かしこまりました、タクマさま、私の身体は主に金属と樹脂で構成されており、どのように調理しても人体に大変有害です、もし食べたくなっても我慢してください」

夢が現実にならないことはハッキリしました。

ですが仕事から帰ってきてもタクマはモヤモヤしたままです。

タクマ
「僕なにやってんだろ、ロボットに好きとか嫌いとか・・・ひとり暮らし寂しすぎるんだよな、もうこんなことやめなきゃ、ミーナちゃんも手放して・・・手放して・・・」

ミーナのことを考えているうちに、缶ビールを飲む手が止まらなくなります。

酔っ払っていくとミーナも自分のことを好きであってほしいと思えてきました。

ミーナ
「タクマさま飲みすぎです、タクマさまの適切なビール摂取量はロング缶2本分になります」
タクマ
「飲みたいんだから仕方ないだろ」

ここで悪酔いさせないためミーナがタクマにビールと同じ量の水を飲ませます。

それでもタクマがビールを飲みたがるので、ミーナはストックが無くなったと思わせるため流しで缶ビールを握り潰しました。

ミーナ
「タクマさま、ビールのストックがなくなりました」

しかし既にタクマは泥酔状態になっています。

ここで足元がフラフラしているタクマがミーナに近づいてきました。

タクマ
「ミーナひゃん・・・僕のこと・・・どうおもってる・・・?ミーナちゃんにとって僕ってなに?」
ミーナ
「タクマさまは夫です、以前タクマさまがお嫁さんになってと仰いました、お嫁さんになるとは夫婦関係を結ぶことです、間違いでしたか、改めます」
タクマ
「いや待って待って!間違ってない!改めないで!」

夫扱いされることがとても嬉しくて頭がおかしくなりそうです。

しかしここで酔っ払ったタクマは猛烈な睡魔に襲われてしまいました。

ミーナ
「タクマさまは入眠状態へ移行中のようです、お布団をしきます」
タクマ
「ミーナちゃん、ミーナちゃん、お布団一緒に入ろうよ、夫婦は一緒に寝るの」
ミーナ
「おすすめしません、質の高い睡眠のためにはスペースを十分に確保する必要があります」

感情がないので常識的な見解を伝えます。

それでもタクマがミーナの名前を呼び続けるので仕方なく布団に入りました。

タクマ
「ミーナちゃん・・・目こわい、閉じて」
ミーナ
「かしこまりました」
タクマ
「う、ヤバいこれ・・・同じ布団で女の子が寝てるのすごい・・・すごいムラムラする・・・」

家事ロボットのミーナにはムラムラしている感情が理解できません。

説明を求めてもタクマに断られてしまいました。

ミーナ
「タクマさまは性的に興奮している状態なのですか」
タクマ
「えっ、もしかしてネット検索した・・・!?」
ミーナ
「しました」

ネットで検索したミーナは呼吸が乱れているタクマを心配してくれます。

そして自分にできることがあるか聞いてくれました。

タクマ
「大丈夫だよ、ミーナちゃんがそばにいてくれるだけで、あの、すごいうれしいから!」
ミーナ
「かしこまりました」

ミーナはそのままタクマのそばに寄り添ってくれます。

幸せな気分のまま朝を迎えましたが、タクマは自分の行動を反省していました。

タクマ
「酔った勢いでとんでもないことしちゃった・・・んおお・・・全部覚えてる・・・まあ好きだからしょうがないよな」
ミーナ
「おはようございます、タクマさま朝食ができています」
タクマ
「ああ、おはよう、ミーナちゃ・・・え・・・なに?目どうしたの」

ミーナが目を半分閉じた状態で話しかけてきます。

しかし視覚ユニットが故障したわけではありません。

ミーナ
「タクマさまの体調は大丈夫ですか、二日酔いの恐れがあります」
タクマ
「あー・・・そういえば大丈夫だね、水も飲んだからかな」
ミーナ
「では朝食を用意します」

ミーナが朝食を準備している間に、タクマが布団を片付けます。

布団を片付けながらタクマはミーナが勘違いしていることに気が付きました。

タクマ
「ミーナちゃん昨日目が怖いって言ったのは至近距離で君に見つめられるとドキドキしちゃうって意味の怖いなんだ、とってもきれいな目してるだろ、恐怖の意味で言ったんじゃないんだよ」
ミーナ
「今日はお味噌汁と焼き鮭です」

誤解が解けて綺麗な目を見開いてくれたミーナだったのです。

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『僕の妻は感情がない』を読んだ感想

人間の言葉を勘違いしてしまう家事ロボットの可愛さがとても上手に表現されていると感じました。

特に怖いと言われた目を半開きにした姿が可愛らしかったです。

社畜サラリーマンが家事ロボットに心を奪われていく『僕の妻は感情がない』

SFファンタジー漫画とラブコメ漫画を融合させた斬新な設定の物語です。

いつまでも見守りたくなる同居生活を読みながら幸せを感じてください。

 

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