『累』(漫画)のネタバレと感想！最新刊の発売日もお伝えします！

今回は「松浦だるま」先生の『累』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

『累』はこんな漫画

美しき大女優の娘としてこの世に生を受けた淵累（ふちかさね）。

しかし累は美しかった亡き母とは違い、見るに堪えない醜悪な容姿の持ち主でした。

その醜さから壮絶なイジメを受けることになった累。

不幸のどん底を生き続ける彼女だったのですが、母親が残した一本の口紅が運命を変えることになります。

美しさと醜さをテーマにしながら、少女に待ち受ける残酷な現実を描いていく『累』！

今回はこの衝撃的なサスペンス漫画の魅力を、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

読み始めると止まらなくなる面白さを体感してください。

『累』の魅力紹介（ネタバレ含む）

前編

淵透世は伝説の女優という名を欲しいままにしながらこの世を去った大女優です。

「母は美しいままこの世を去った、みにくい私をこの世に残して」

母親を失った累は小学校でひどいイジメに遭っていました。

彼女をイジメているのは、容姿が可愛い女の子たちばかりです。

「彼女らの顔をながめ私はいつも思っていた、かわいいなあ、きっと鏡を見るのも毎日たのしいんだろうなあ」

そんな累の頭を踏みつける少女がいました。

少女の名前は西沢イチカといいクラスの中心人物でした。

イチカに虐げられながら生きている累。

「何故私は生きてる、なぜ美しい母ではなく私が・・・」

累は自分が生きている意味すら分からなくなっていました。

そんなある日、学芸会の主役を決める場でイチカがとんでもないことを言い始めます。

「次の学芸会の主役に淵さんを推薦します、だっておかあさん女優さんでしょ？見たいじゃない、伝説の女優の子のシンデレラ」

クラスの中心人物であるイチカには、誰も逆らうことができません。

累はそんなクラスの空気を読み、この提案を受け入れることにしました。

「さらしものにされるのはわかっていたのに、変なプライドが私にはできないと言わせなかった」

こうしてシンデレラ役を演じることになった累だったのですが、彼女を取り巻く環境は深刻なままだったのです。

「ねえ、あいつが来る前にカギしめちゃおうよ！」

イチカの企みにより劇の練習に参加することすら出来ません。

「シンデレラの役を演りとげたとて私の容姿は変わらない」

そう思いながらも累には大女優の娘としてのプライドがありました。

「姿かたちはまずくても、もし上手く演れたなら・・・少しは見直してもらえるかもしれない・・・」

この日から累は河原で一人、発声練習を始めることにします。

少しずつ近づいてくる本番に向けセリフを完璧に覚えていく累。

大きな声も出るようになってきました。

しかし舞台に立った時のことを想像すると、悪いイメージしか浮かんできません。

観客から死ねと罵倒される様子ばかりが思い浮かんでしまいます。

ですがそんな彼女の頭の中に母親のある言葉がよみがえってきました。

「口紅を使いなさい、使いかたはおしえたはず・・・あとはあなたのほしいものに」

母親のこの言葉を胸に秘め、累は舞台に立ち始めます。

果たして彼女はシンデレラを上手に演じ切ることが出来るのでしょうか！？

醜いという理由だけで壮絶なイジメを受けている累。

彼女の姿が不憫でたまりませんでした。

美しさと醜さをテーマに少女の復讐劇を描いていく『累』！

ヒロインは大女優の娘として生まれたばかりに、過酷な運命を背負ってしまいました。

しかしここから彼女の復讐が始まっていきます。

それでは胸がスカッとする累のリベンジをご覧ください。

後編

学芸会当日、いよいよ累のクラスが劇を発表する時間になりました。

「照明のまぶしさ、舞台の広さ、底知れぬ不安に体がこわばってゆくのを感じる」

累は本番直前、母親が残してくれた口紅を塗り始めます。

そしていよいよシンデレラが開演の時間を迎えました。

「美しいドレス、おいしそうな料理、かがやくシャンデリア、ああ一度でいいから私も行ってみたい、ここから抜け出して」

累の大胆な演技に、観客が次第に見惚れていきます。

その様子を舞台袖で見ていたイチカは面白くありません。

彼女は累に注目を集めさせたくないため、ある計画を企てます。

「ねえ！次の暗転でちょっとみんな集合！王子さま・・・淵さんとあたし、どっちと踊りたい？」

イチカは暗転後のシーンから自分と累を交替させることを思いついたのです。

本当は累に恥をかかせたかったのですが、予想外に彼女の演技が素晴らしかったため、今度は彼女の出番を無くすことにしたのでした。

舞台が暗くなった隙に累の元に近付いていくイチカ。

「淵さん、言うとおりにしないと今ここで裸にして照明つけるわよ」

累に体調が悪くなったと言わせます。

こうしてシンデレラ役は累からイチカに変更されてしまいました。

「やっぱりどんなに努力しようとどんなに上達しようと、私の顔では母の娘だと証明することすらできないのだ」

悔しさのあまり累の目から涙がこぼれ落ちてしまいます。

そんな累を嘲笑うかのようにイチカが目の前を通り過ぎていきました。

「イチカちゃん、その唇からどんなに汚い言葉がこぼれようと可愛らしい顔の均整は崩れない、うらやましい、その顔がほしい」

次の瞬間、累がイチカに覆いかぶさりながら口付けをしていきます。

すると二人の顔がすり替わってしまいました。

「？？？ぎゃ・・・」

「お・・・大声出さないで！刺すわよ・・・」

慌ててイチカの口をふさぐ累。

実は母親から受け継いだ口紅には不思議な力が秘められていました

この口紅を塗り欲しい顔の持ち主と口付けをすれば、その顔を手に入れることが出来るのです。

「顔・・・あ、あたしの・・・？あああたしの顔っ、返して！顔返してよぉ！！」

泣き崩れるイチカに対して累はある提案をしていきます。

「返すわ！劇がおわれば・・・けどもし・・・人に話してばらしたりしたら絶対返さない、元に戻すことは私にしかできないんだから」

「・・・本当に元に戻るのよね？」

「ええ、けどよく考えてほしいの・・・私が今までどんなにつらかったかを」

こうして累はイチカと顔を入れ替え、改めてシンデレラを演じ始めることになりました。

その舞台上では醜く暗かった累の姿はどこにもありません。

彼女には美しいものを称賛する眼差しだけが向けられていたのです。

「笑っちゃうわよね、たかだか小学生の学芸会よ、ガラスのくつなんて銀紙貼りのパンプス、けど私は間違いなくシンデレラだった」

元の醜い姿に戻りたくないと思い始める累。

このまま元に戻れば今までよりも過酷なイジメが待ち受けているかもしれません。

「母ならどうする？母？なぜすぐ気づかなかったのだろう、母の顔が母のものではない可能性」

美しい女性が浴びる眼差しと、醜い女性が受ける蔑みの視線を味わった累はどのような決断をするのでしょうか！？

彼女の決断とその先に待ち受ける衝撃的な展開は、実際に漫画を読んでお確かめください。

『累』最新刊の発売日は？

インパクト抜群のストーリーで話題沸騰中の『累』！

あまりにもドラマチックな展開が読者から大きな反響を呼んでいます。

そんな大人気コミックの最新刊となる第14巻は、2018年9月7日に発売されました。

次回作となる第15巻は2019年1月22日の発売を予定しています。

衝撃作の発売を心待ちにしましょう。

ちなみに次回作の発売日はあくまでも予定となっていますので、諸事情により変更になった場合はご了承ください。

電子書籍を無料で読んでみませんか？

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです！

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT！

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか？

U-NEXTでは電子書籍を20万冊以上配信しているんです。

さらにポイントを使って購入することも可能ですよ！

そのジャンルは幅広く漫画はもちろんのこと、小説やビジネス書、週刊誌からファッション誌、スポーツ誌までも網羅しているんです！

使えるポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています！

登録時にもらえる600ポイントを使用して無料トライアル期間中でも新作コミックが読めるU-NEXT！

最新巻でもポイントを使用して読めるので、こんなにお得なことはありません！

最新漫画は動画も配信しているタイトルも多いので、「原作漫画とアニメや映画」のようにセットで楽しんでみませんか？

さらに大人向けコミック、BLやTLコミック、写真集なども充実！

雑誌も読み放題で成人向けの作品も超充実のU-NEXT

しかも新規登録から31日間は無料なんです！

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか？

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ！

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上！

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください！

無料トライアルはこちらから↓↓↓