今日も絵に描いた餅が美味いのネタバレ(漫画)!あらすじも!

今回は「漫画 梅渡飛鳥 原作 もちもち物質」先生の『今日も絵に描いた餅が美味い』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『今日も絵に描いた餅が美味い』はこんな漫画(あらすじ)

高校生のトーゴは絵を描くことが大好きなのですが中学生の頃、親に大切な画材を捨てられました。

画材を買い戻してからは先生の家の一室を借りて絵を描いています。

本能に従いながら絵を描き続けるトーゴだったのですが、ある日目覚めると異世界に転生していました。

状況が理解できないままいつものように絵を描くと、絵に描いた餅が本物の餅に実体化します。

特殊な能力を手に入れたトーゴは異世界ライフを生き抜くことができるのでしょうか!?

描いた絵が次々と実体化していく『今日も絵に描いた餅が美味い』

今回は不思議な能力を題材にしたSFファンタジー漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

自由を手に入れたトーゴのほのぼのとした日常に癒されてください。

 

『今日も絵に描いた餅が美味い』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

中学までトーゴが使っていた絵の道具は鉛筆とノート、要らないプリントの裏でした。

トーゴ
「親に捨てられた画材を買い戻したのは高校生になってからだ、決して自由じゃない・・・でもこれが案外楽しい、だから僕はこの世界に来ても描くことをやめられなかった」

物語はここでトーゴが異世界へ転生される前に遡ります。

いつものように先生から提供されてもらった一室でトーゴが絵を描いていました。

しかし油絵が思ったように色がのりません。

新しく買った画材の使い勝手に頭を悩ませていると先生がやって来ました。

先生
「おっ、ついに絵の具まで全部揃ったんだね、トーゴまた1週間ぶんの昼食代をケチったのか?」
トーゴ
「うん」

トーゴは親から渡されている昼食代の2500円で画材費用に回しています。

熱心なので先生も感心していました。

先生
「でも残念ながら人間というものは食べなければ死ぬ生き物だぜ、去年の正月の残りだが立派にエネルギー源になる炭水化物だ、こだわりがなければ食べておきなさい」
トーゴ
「うん、ありがと・・・」

餅が好きではない先生は消費に貢献してほしいと思っています。

さらにビタミンの接種も大切なのでトマトも用意してくれていました。

トマトの自家栽培はトーゴもお手伝いしたおかげで豊作のようです。

しかしトーゴはせっかくのトマトに手を付けようとしません。

先生
「おやトーゴ食べないのかい?トマトは嫌いじゃないだろう?」
トーゴ
「うん、描きたくなったから」

食欲よりも描きたい欲求が勝りました。

何よりも絵を優先するトーゴのことを先生は笑顔で見守ってくれます。

それでも描いた後にちゃんと食べることを勧めました。

先生
「人間は食べなければ死ぬ生き物だとは言ったが、食べ物を前にして食べずに死ねるのもまた人間だな、僕も時々やりそうになるがきっと君もそういう性質だな」

トーゴは恐らく死にそうになっても絵を描き続けるのでしょう。

それはトーゴ本人も自覚していました。

トーゴ
「うん、僕はやめないよ先生・・・僕は死んでも描くのをやめない」

トーゴにとって先生は特別な存在です。

親や学校の人たちには絵を描くと怒られてしまうのですが、先生は描くことを認めてくれ家の一室をトーゴの居場所として提供してくれました。

先生の存在があるからこそトーゴは怒られたって止められたって描くことをやめないのです。

描くことの情熱を伝えたトーゴはいつの間にか寝てしまいました。

目覚めたトーゴは何かの夢を見ていた気がします。

トーゴ
「そういや夢って記憶の整理だって聞いたことが・・・こ・・・これは・・・絶対に整理しきれてないやつだ・・・」

見たことのない風景が目の前に広がっていました。

周囲を見回しても記憶が曖昧です。

冷静に状況を整理するのですが、寝ている間に運ばれた可能性や、夢遊病で歩き回った可能性には無理がありました。

自分がいる場所は徒歩圏内にあるとは思えません。

とりあえず服は着ているので周囲を散策してみることにします。

トーゴ
「見たことない植物がいっぱいだ・・・!これは大事件だ・・・どう考えてもっものすごく何かがおかしい!気付いたら知らないところにいるとかそういうレベルじゃないよっ」

異世界に迷い込んだかもしれないと不安になってきました。

何も情報がないままトーゴは異世界でどのように生きていくのでしょうか!?

 

 

トーゴの絵に対する情熱が伝わってくる序盤でしたね。

先生のように支えてくれる存在もトーゴが描く活力になっている気がしました。

異世界に彷徨いこんだ少年の冒険譚を綴っていく『今日も絵に描いた餅が美味い』

ここからトーゴの不思議な能力が開花していきます。

自分の能力と向き合うトーゴの順応性に驚かされますよ。

後編

異世界に迷い込んだと考え始めたトーゴは、このままだと遭難して死ぬため状況を整理することにします。

トーゴ
「ここは見知らぬ森、緑が綺麗、空気が美味しい、変な植物もあるけどなんとなく見覚えのある植物もないわけじゃない」

周りにはたんぽぽやスミレが自生していました。

図鑑で調べたことがあるので一般的な植物は分かります。

しかしランプみたいな花や石みたいなキノコも見つかりました。

トーゴ
「・・・植生がびっくりするほど適当な気がする」

植物が集団で生活している様子がトーゴの知っている世界とはかけ離れています。

驚きながらまずは人里を探して助けを求めることにします。

ですが人里どころか水も木の実も見つかりません。

お腹が空いてきたので笑っているように見える花を食べようとします。

すると花が私を食べても美味しくないと言ってきました。

トーゴ
「僕・・・この世界に来て初めて喋った相手が花だよ・・・」

結局何も見つからないまま夜を迎えてしまいます。

眠れないので学生服の上着に入れていたものを確認することにしました。

トーゴ
「あとで落書きでもしようと思って学ランに入れておいたんだった」

鉛筆と消しゴム、そしてコピー用紙が出てきます。

不思議だと感じますがトーゴは絵を描き続けることで、お腹が空いても喉が渇いても満たされていました。

その感覚を思い出しながら先生の家で貰って食べた餅と麦茶を描きます。

トーゴ
「はは・・・こんな状況で食べ物の絵を描いちゃうなんて」

先生にたとえ死にそうになっても絵を描くことを止められないと言われたことは事実かもしれません。

その証拠に食べ物がない状況でトーゴは絵を描いたのです。

トーゴ
「・・・え?わっ、わっ!?・・・餅だ・・・絵に描いた餅が餅になった」

目の前で起こった状況をすぐに理解することはできません。

それでも絵に描いた餅を食べてみると美味しくて満足することができます。

麦茶も先生の家で出てくる濃い味がしました。

トーゴ
「ふぅ・・・ところでこれ、食べても大丈夫なやつだったんだろうか・・・コピー用紙はまっさらになってる、てことは本当に絵が実体化した?」

幻覚だったのかを確かめるため再び餅を描くと実体化します。

そのまま餅を食べ続けているうちに寝てしまいました。

目を覚ましても異世界に転生した状況は変わっていません。

トーゴ
「起きたら元通り・・・っていうのを期待しないでもなかったんだけどな・・・」

現実を受け入れたトーゴは餅以外の絵も実体化するか検証することにします。

まずは先生に貰ったミニトマトを描きますが実体化しません。

鉛筆も実体化しませんし、自転車は構造が分からないので断念しました。

トーゴ
「次は・・・わっ!あぶっ!出た・・・先生の家で借りたことがあるナイフ!」

餅と麦茶とナイフは実体化し、トマトと鉛筆は実体化しなかった法則がまだ分かりません。

法則について考えていると夕方になってしまいました。

野宿になってしまうので毛布が欲しいのですが、まだ絵に描いたものが実体化する法則を理解していません。

悩んでいると赤い木の実が落ちてきます。

トーゴ
「なんだか久しぶりに色を見た気がするな、今日半日ずっと紙と鉛筆とにらめっこで白黒の世界ばっかり見てたから・・・」

絵に色を付けていなかったからトマトや鉛筆が実体化しなかったのかもしれません。

そこで落ちてきた赤い木の実を使ってトマトに色を付けてみることにします。

するとトマトの実体化に成功しました。

トーゴ
「これでわかった、描いたものが実体化するには一定以上の完成度が必要なんだ」

餅はそもそも白いので色を塗る必要はありません。

味が濃い麦茶とナイフは黒色と判断されたようです。

鉛筆は持ち手が緑だからアウトでした。

赤いトマトを実体化させるには赤い色が必要だったのです。

他にも画力や思い入れなど細かな条件があるのかもしれませんが、だんだん法則性は理解できてきました。

トーゴ
「わかってしまったらさぁ大変だ・・・鉛筆だけじゃ実体化できる物に限界がある」

このまま餅を食べ続けるわけにはいきません。

好物の枝豆も食べたくなってきました。

異世界に転生してもトーゴの性質は変わりません。

ここには描くことを止める人も怒る人もいないのでトーゴは覚悟を決めました。

トーゴ
「ここでの当面の目標は色を手に入れることだ!」

まずは野宿するためブランケットを描いてみます。

するとブランケットの実体化に成功しました。

しかしまだ色は手に入れられていません。

トーゴは右も左も分からない異世界でどうやって色を手に入れるのでしょうか!?

 

『今日も絵に描いた餅が美味い』を読んだ感想

絵に対するトーゴの情熱が素晴らしいと感じました。

異世界で不思議な能力を手に入れたのも絵の神様に選ばれたからかもしれませんね。

お絵描きで身の回りの世界を変化させていく『今日も絵に描いた餅が美味い』

様々なアイディアでトーゴが必要な物を実体化させていきます。

トーゴの立場になったつもりで物語の世界観に入り込んでみてください。

 

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