魔法少女にあこがれてのネタバレ(漫画)!無料の試し読み情報も!

今回は「小野中彰大」先生の『魔法少女にあこがれて』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『魔法少女にあこがれて』はこんな漫画(あらすじ)

女子中学生の柊うてなは世界征服を目論む悪の組織エノルミータと戦う魔法少女のトレスマジアに憧れています。

可愛くてカッコイイ正義のヒロインのようになりたいと願っていると、変身する力を与えてくれそうなマスコット的なヴェナリータが現れました。

これで平凡な少女の自分が魔法少女になれると期待を抱くのですが、ヴェナリータは悪の組織エノルミータの一員だったのです。

ヴェナリータに騙された柊うてなは悪の組織の女幹部にさせられてしまいました。

魔法少女に憧れていたのに彼女たちと戦うことになってしまった柊うてなは、思ってもいなかった才能を開花させていくのです。

平凡で内気な少女が真性のサディストとして大暴れする『魔法少女にあこがれて』

今回はアニメ化されたラブコメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

魔法少女を痛めつけることに快感を覚えてしまった柊うてなの葛藤が表現されていますよ。

 

『魔法少女にあこがれて』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

柊うてなが暮らしている街には魔法少女が存在しています。

魔法少女トレスマジアは世界征服を目論む悪の組織エノルミータと戦う正義のヒロインで、うてなは魔法少女に憧れを抱いていました。

可愛くてカッコイイ素敵な変身ヒロインになれたらいいなと思っています。

ヴェナリータ
「してみるかい?変身」

自動販売機でジュースを買っていると不思議な生物が現れました。

うてなはこの生物が平凡な少女の前に突如現れ、変身する力を与えてくれるマスコット的なヤツだと確信します。

ヴェナリータと名乗るマスコット的な存在はうてなに選ばれし力があると言ってくれました。

その言葉を信じたうてなが魔法少女への変身を受け入れます。

柊うてな
「え・・・?あの・・・こ・・・この衣装は・・・?」
ヴェナリータ
「うん、よく似合っているね」
柊うてな
「いや・・・でも・・・魔法少女っぽくないといいますか・・・」
ヴェナリータ
「それはそうさ、当然だろう?だってキミの選ばれし力っていうのは悪の組織の女幹部の力だよ?」

うてなは魔法少女に選ばれた訳ではありません。

悪の組織の女幹部として力を認められたのです。

柊うてな
「えっ・・・あっ、あー・・・そうなんですか・・・じゃあ・・・あの、はい・・・ヤメ・・・ます・・・」

魔法少女に憧れているので悪の組織には入りたくありません。

そのため辞退を申し出ました。

ヴェナリータ
「そうかい?それは残念だな、じゃあさっきの変身バンク一連はSNSで拡散させてもらうよ」
柊うてな
「ヤメてヤメてヤメてヤメてヤメてヤメて、やることが陰湿すぎます・・・!」

フォロワーが20万人を超えるSNSに流用されるであろうバンクシーンを拡散すると脅されてしまいます。

悪の組織が恐ろしいことを実感していると魔法少女が現れました。

花菱はるか
「そこまでだよ!悪の組織エノルミータ!反応を追ってみたらやっぱり姿を現したね!悪だくみは許さないぞっ!魔法少女トレスマジアここに参上!」

3人の魔法少女にうてなが助けを求めます。

しかしムリヤリ変身させられたことを説明しても信じてもらえません。

魔法少女が一斉に攻撃を開始します。

柊うてな
「どどどどどうしたら・・・!」
ヴェナリータ
「これを使うといいよ、キミ専用の武器、支配の鞭だよ」
柊うてな
「こ・・・こんなのでどうしろって・・・!」
ヴェナリータ
「さあ早くそこの花を打つんだ、やられてしまうよ?」

言う通りに支配の鞭で花を打つと巨大化しました。

支配の鞭はうてな専用の魔物を作ることができるアイテムなのです。

完成した魔物が魔法少女を苦しめてくれました。

柊うてな
「や・・・やった・・・!あれ・・・?やった・・・って?なんで喜んでるんだろうわたし・・・大好きな魔法少女を苦しめているのに・・・おかしいな・・・わたし・・・ヘンな気持ちになっちゃう・・・」

少しずつ快感を覚えてきます。

そんなうてなにヴェナリータが自分の手で魔法少女を苦しめろと命じてきました。

流石にそこまではできないのですが、SNSの拡散をネタに脅されてしまいます。

花菱はるか
「ど・・・どうしてこんなことするの・・・っ!?お願いだから放して・・・っ!」

巨大化した植物に捕らえられた魔法少女の花菱はるかが助けを求めてきました。

しかしヴェナリータに脅されているので助けることはできません。

逆らえないうてなが魔法少女たちのお尻を鞭で打っていきます。

柊うてな
「やってしまった・・・自分の手で魔法少女を・・・何でこんなことになったんだろう・・・これって現実・・・!?悪い夢・・・?夢かな・・・?きっと夢だよね・・・夢ならいっそ楽しんじゃおっかな・・・」

ここでうてなの本性が姿を現しました。

ヴェナリータはうてなの本性に気が付いていたのです。

ヴェナリータ
「やはりボクの目に狂いはなかったね、柊うてな、キミの魔法少女へ抱く感情それは憧れなどではない、魔法少女が傷つき苦しむその様に愉悦を覚えていたんだ、柊うてなキミは真性のサディストということさ」

サディストとしての才能を柊うてなが開花させました。

しかし魔法少女の反撃を受けてしまいます。

柊うてな
「ゆめ・・・?良かった・・・わたしってば何であんな夢・・・」
ヴェナリータ
「おはよううてな、よく眠れたかい?昨日は残念だったね、まさか魔法少女があそこから逆転してくるとは、まぁ気に病むことはないよ、デビュー戦にしては上々さ」

魔法少女を痛めつけたことは夢ではありませんでした。

ヴェナリータからもっと魔法少女を痛めつけるよう命じられます。

柊うてな
「助けて魔法少女ー!」

過酷な運命を背負ってしまったうてなだったのでした。

 

 

憧れていた魔法少女と戦う羽目になった柊うてなは不幸な運命を背負っていますね。

ヴェナリータに利用されながら自分の本性に目覚めてしまったシーンには笑わせてもらいました。

想像とは違った運命に巻き込まれたヒロインの日常を綴っていく『魔法少女にあこがれて』

SFファンタジー漫画でありがちな設定の逆を表現した斬新な物語です。

本当は魔法少女になれたかもしれない柊うてなの悲しみと、サディストっぷりに魅了されてください。

後編

ごく普通の中学生だった柊うてなはヴェナリータに騙されて悪の組織の女幹部にさせられました。

そのせいで大好きな魔法少女と戦わなければならないのです。

柊うてな
「はぁ・・・昨日は大変な目にあったな・・・わたしはただ魔法少女が好きなだけなのに・・・どうしてこんなことに・・・」

花壇に水をやりながらしょんぼりしていました。

するとクラスメートの花菱はるかが声を掛けてきます。

花菱はるか
「おはよう!うてなちゃん!ごめんごめん、驚かせちゃった?」
柊うてな
「わたしの名前・・・知ってくれたんですか・・・」
花菱はるか
「クラスメートだもん!うてなちゃん毎朝早く来て・・・お花に水やりしてくれてるんだよね!ありがとね!きっとお花もお礼言ってると思うよ!」

はるかに褒めてもらいました。

しかし昨日の戦いで花を武器にしてしまったので、素直に喜ぶことができません。

柊うてな
「いえ・・・そんな・・・わたしにそんな資格はないです・・・」
花菱はるか
「どっ・・・どうしたの・・・!?」

うなだれるうてなを心配するはるかがお尻を痛そうにしています。

どうしてお尻が痛いのかうてなには理由が分かりません。

柊うてな
「・・・はるかちゃん?」
花菱はるか
「い・・・いや何でもないの・・・それじゃ私先に行くね!」
柊うてな
「もう少しあげたらわたしも・・・」

後で公園の花にもお水をあげることにします。

先に教室へ戻ったはるかが授業を受けていると、悪の組織エノルミータの気配を感じました。

花菱はるか
「先生!トイレ行きたいです!すみません、もれそうなんです」

魔法少女3人が一斉にトイレへ向かいます。

3人が屋上で変身しているとうてなに大量のLIMEが送られてきました。

メッセージは全てヴェナリータからで、内容は魔法少女が現れたのですぐに来いというものです。

柊うてな
「ヴェナリータさん遅くなりました・・・」
ヴェナリータ
「おやうてな、やっと来たね、さぁ魔法少女と戦おうか」
柊うてな
「う・・・あの・・・わたしやっぱり・・・こんなこといけないと思うというか・・・やめにしいたいんですけど・・・」
ヴェナリータ
「そうかい?これは君が先日戦った時の動画だけど家族が見たらどう思うかな」

家族に見られるわけにはいきません。

仕方なく廃工場のマネキンを支配の鞭で魔物にしました。

マネキンは3人の魔法少女を捕らえると身体をくすぐっていきます。

柊うてな
「ま・・・また・・・わたしのせいで魔法少女が・・・だめなのにこんなこと・・・やめなきゃいけないのに・・・」
ヴェナリータ
「うてな、いいのかい?見てるだけで」

ヴェナリータの言葉でうてなのサディスティックな部分が目を覚ましました。

マネキンだけにくすぐらせず、はるかの身体をうてながくすぐります。

柊うてな
「苦しいですか・・・?笑いたくないですか・・・?もうやめてほしいですか・・・?」
花菱はるか
「やっ・・・やめっ・・・おかしく・・・なるっ・・・!」

うてなの手で魔法少女が悶える姿がたまりません。

悶える顔をもっともっと見たくなります。

柊うてな
「あは・・・っ」

うてなは興奮を抑えられません。

しかしマネキンの力が足りず拘束を解かれてしまいます。

ヴェナリータ
「まだ力が足りないか・・・頃合いだ、そろそろ退こうか」

魔法少女たちは笑い過ぎてすぐには動けません。

その隙にうてなとヴェナリータは退散しました。

家に戻るとうてなは後悔の念に駆られます。

柊うてな
「はぁ・・・またやっちゃった・・・」

くすぐった手の感触が忘れられません。

魔法少女の悶える顔を思い出すだけで胸がキュンとします。

ヴェナリータ
「ずいぶんと愉しんだようだね」
柊うてな
「そっ・・・そんなわけありませんけど!!」

まだまだうてなと魔法少女の戦いは終わりません。

このまま魔法少女はやられっぱなしなのでしょうか・・・!?

 

『魔法少女にあこがれて』を読んだ感想

魔法少女になりたかったのに悪の組織の女幹部にさせられたうてなが可哀想でしたね。

しかし魔法少女との戦いによってサディストの本性が目を覚ましてしまいました。

正義と悪のSMプレイを表現していく『魔法少女にあこがれて』

理性と欲望の間で揺れ動くうてながとても可愛らしいですよ。

魔法少女たちの反撃にも期待したいですね。

 

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