任侠転生-異世界のヤクザ姫-のネタバレ(漫画)!第2話!

今回は「宮下裕樹 原案 夏原武」先生の『任侠転生-異世界のヤクザ姫-』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『任侠転生-異世界のヤクザ姫-』はこんな漫画(あらすじ)

昔気質の任侠で筋違いのことを許さない長政龍松は兄弟分に裏切られて死んでしまいました。

ですが亡くなったはずの龍松は異世界のお姫様に転生しています。

暴れ吉祥と呼ばれていた龍松は転生したことを理解できません。

ただサポートしてくれるニュイジョバンニのおかげで自分の立場が少しずつ分かってきました。

リュー姫に転生したことで王都ルンドブルグの謀略に巻き込まれた龍松の運命とは・・・!?

年老いたヤクザが自分の流儀を貫いていく『任侠転生-異世界のヤクザ姫-』

今回は主人公のカッコ良さが際立つSFファンタジー漫画の第2話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

リュー姫の立場を理解しながら己の本能に従う龍松の魅了が満載の第2話になっていますよ。

 

『任侠転生-異世界のヤクザ姫-』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第2話前編

異世界に転生した龍松が若かった頃の出来事を思い出しています。

若かりし頃の龍松は暴れ吉祥と呼ばれていて、殴られると三途の川が見えると恐れられていました。

そんな龍松に付けられた異名は新宿の龍です。

しかし現在の龍松は男性ではありません。

リュー姫
「・・・ない、女だ」
ニュイ
「・・・リュー姫、おそれながら意見させて頂きますが・・・あなた様は我がルンドブルグの王女サナリア・リュー・ルンドブルグ、高貴な出自の女性であります」
ジョバンニ
「だから股をお開きになるのをやめてくだされ!リュー様!このジョバンニの教育痴れ者の魔術で失われるようなものではありませんぞ!」

ジョバンニとニュイはリュー姫が魔術の後遺症に苦しんでいると思っています。

しかしリュー姫に転生した龍松は現在の日本で任侠だったので魔術を理解していません。

そこでニュイが詳しい事情を説明してくれます。

ニュイ
「ですから・・・姫様はヤクザとかいう東洋の種族でもなければそもそも男性ですらありません、昨日仰っていたそのイカれた妄想・・・いえ記憶の混乱は大脳皮質への魔術的ダメージのため一時的に障害が起きているためなのかと」

リュー姫となった龍松が言う通り誘い出されて命を狙われた事には間違いありません。

つまり龍松とリュー姫は偶然ですが同じような状況のピンチに陥っていたのです。

龍松は兄弟分の宍戸が計画した策略に嵌められました。

リュー姫も王都に蔓延る謀略のターゲットにされていたのです。

リュー姫
「・・・そうかい」
ニュイ
「とりあえずこれで滋養をおつけください・・・相当お疲れのご様子なので」

ニュイが苺を差し出してくれました。

龍松だった頃はイチゴ牛乳の方が好きだったので、少し残念に思いながら苺を食べてみます。

リュー姫
「うまっ!おい・・・もっとないのか、これ・・・」
ニュイ
「すいません、また買っておきますね」

普通の苺が特別に美味しく感じられました。

あっという間にリュー姫は苺を完食します。

ジョバンニ
「しかしリュー様、あの魔影の森に住むゴブリン共に出会わなかったのは不幸中の幸いでしたな」

リュー姫はゴブリンをぶん殴って撃退しました。

ですがそのことを話しても信じてもらえません。

魔影の森に救うのはかつて魔王の側近だったゴブリン種の末裔です。

人間を攫って生き肝を喰らうゴブリンをリュー姫が撃退できるとは誰も思っていません。

そんな危険な森にリュー姫を追い詰めた連中の素性はまだ判明していないそうです。

ニュイ
「兄王様の派閥の誰かに決まっております」

まだ現況が不透明なのに犯人を特定したニュイはジョバンニに怒られてしまいました。

ただしリュー姫が置かれている現状が危険なことに変わりはありません。

そこでジョバンニはリュー姫と親交が深い隣国ダニエミの王に匿ってもらうことを決めました。

リュー姫
「要はほとぼりがさめるまで、ダニエミの親分の客分になるって話だな、おう、で、耳の長い姉ちゃん」
ニュイ
「ニュイです、リュー姫が直々に宮廷に取り立ててくださったニュイです、忘れてしまわれましたか」

ジョバンニはリュー姫が幼少の頃から仕えてくれています。

龍松の記憶に2人は存在していないので改めて確認しておきました。

リュー姫
「二人はオレの子分ってことでいいんだな?」
ニュイ
「はいっ」
リュー姫
「なら、しばらくはお前らに任せる」

こうしてヤクザ姫としてリュー姫の冒険劇が幕を開けたのです。

 

 

新宿の龍と恐れられた任侠が異世界のお姫様に転生してしまいましたね。

その事実をすぐに受け入れた龍松の精神的な強さを感じられました。

陰謀に巻き込まれたお姫様の奮闘を綴っていく『任侠転生-異世界のヤクザ姫-』

外見はお姫様で中身は男気に満ち溢れた任侠の冒険譚です。

胸がワクワクしてくるドラマチックなストーリーになっていますよ。

第2話後編

隣国ダニエミへ向かう前にジョバンニはリュー姫の体調を考え、国境を突破する前に姫の街ターシュトリアへ寄ることを提案しました。

ターシュトリアで追手の動向も探るつもりです。

しかし龍松には姫の街がどういうところなのか分かりません。

ターシュトリアはリュー姫が身寄りのない者達に仕事と糧を与えるために造った街です。

ジョバンニ
「ターシュトリア、見えて参りましたぞ!ターシュトリアの象徴、姫が国庫を開いて造られた美しき風車小屋が!そして黄金に輝く麦畑!この麦があるからこそ姫はこの風車を・・・」

本来なら多額の賃料を支払わなければ風車は使うことができません。

それをリュー姫は無料で使えるようにしました。

しかし平和の風車の前には骸骨が立てかけられています。

さらに街の中を王都で賞金首の窃盗団であるオークが闊歩していました。

他にも怪しげな闇市が開かれていたり、素性の知れぬ連中がウロウロしています。

あまりにも別世界の光景を見たジョバンニは違う街にやって来たと思ってしまいました。

リュー姫
「いや、ここであってるんじゃないか、見ろよ、今まさに倒されようとしてる像、見覚えがある顔してる、オレとしちゃ自分の像おっ建てるセンスのが気になるがな」
ニュイ
「ひ、姫!フードをお召しに、暴徒に見つかります!」
ジョバンニ
「リュー様、今すぐに私が事実確認をして参ります!しばしお待ちを!」

待っている間にニュイが馬車を移動させます。

リュー姫は街の様子を観察していると、虚ろな目をした子供の姿が目に留まりました。

リュー姫
「おい、ちょっとこの街に興味が出た、情報集めるんだったらこういうとこだろ」

そのままニュイを連れて酒場に入ります。

情報収集するつもりだったのですが、リュー姫はまずお酒を樽ごと飲み始めました。

ニュイ
「ああ、リュー様・・・何かを口になさる時は私が毒味を、え?リュー様、今タルごと飲まれてませんでした?必要以上に目立つ行動は・・・」
リュー姫
「それはあんたが美人だからだろ」

美人と言われて照れたニュイもお酒を飲んでしまいます。

すると店主がこの街では貴族に対しての不満が爆発しているので危険だと教えてくれました。

店主によると奴隷の解放を求めたり、異種族との交流を推奨したお姫様はキレイごとばかりのため暴動が起きたそうです。

特権のない社会を作ろうとしたお姫様なのですが、実際に街を仕切れていなかったので上からものを言う姿勢を恨まれていました。

ニュイ
「ちょっと、あなた!」
リュー姫
「待て、ここは言いたいことが言える場所だ、シマりにはそれぞれの物差しがある、姫さんは金は出してもここに顔出してなかったんじゃねえのか?それじゃあてめえのシマとは言えねえな、って今はオレがその姫さんか、ややこしいな」

話していると少女が傷薬を勧めてきます。

表にいた子供と同じ虚ろな目をしているのでリュー姫は話を聞くことにしました。

少女は自分の腕をナイフで傷つけると、そこに傷薬を塗って傷が塞がったことを実演します。

ニュイ
「よくある血止めの薬です、表面上ふさがって見えますが傷は残ってます」
リュー姫
「大した薬じゃねえか、全部もらおうか」
ニュイ
「リュー様・・・あの・・・」
リュー姫
「こんなきれいなおべべ着てこんな所にやって来たオレらの落ち度だ、買ってやんな」

ニュイにはリュー姫が何を考えているのか理解できません。

そんなニュイにリュー姫は少女が戻っていた場所を観察させます。

少女には薬を売らせる元締めがいて、首尾よくやらなければ少女は何をされるか分かりません。

ニュイ
「フケツです・・・でもこれがこの街の日常・・・確かに・・・他人の我々ができることなんて・・・リュー様、とは言えあれは、あまりにもなのでは・・・」

簡単に売れたならもっと稼げるはずだと、元締めが少女に暴力を振るいます。

次の瞬間、酒場を飛び出したリュー姫が元締めをぶっ飛ばしました。

リュー姫
「おい・・・てめえのもんはてめえの身体だけだ、ガキから奪ってんじゃねえ」

少女を傷付ける行為は絶対に許せません。

その姿を見ていたニュイはドキドキしてしまいます。

ニュイ
「え、えっ・・・やば・・・あたし・・・や・・・じゃなくて・・・リュー姫があのゴロツキを!?まさか・・・ついに導樹が覚醒なされた?王家の導樹が・・・」

しかしぶっ飛ばされた元締めも黙ってはいません。

元締めは薬を摂取して反撃に出てきました。

リュー姫がどんなに殴っても薬の影響で元締めは痛みを感じません。

仕方なくサポートに入ったニュイがリュー姫に逃げるようアドバイスします。

リュー姫
「必要ない、お手軽に現実から逃げたバカヤロウ、痛みからも逃げたこいつはオレの拳をよけない、自分が何発殴られたかも鼻血がどこにつまってるかもわかってねえ」

痛みを感じなくなっただけで血や汗が止まるわけではありません。

薬を摂取した元締めは無敵の化け物になったと錯覚していたのです。

シャブ中の元締めを再び殴ろうとすると少女が間に割って入りました。

少女は父親の元締めを守るためナイフを出して抵抗します。

リュー姫は少女のために元締めを治療してあげることにしました。

リュー姫
「おい、感謝を忘れるな、娘と娘の薬で命拾いしたことを、もし・・・忘れるようなことがあればこれからはすぐにオレがかけつける、誰か案内しろ、こんなくだらねぇもんをオレのシマに出まわらせたヤツの所に」

ターシュトリアは完全に腐敗しているようです。

この状況をリュー姫はどのように改善するのでしょうか・・・!?

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『任侠転生-異世界のヤクザ姫-』はこんな人にオススメ

ハラハラドキドキできるSFファンタジー漫画と、人情噺が好きな人に読んでもらいたいオススメの作品です。

任侠の世界で生きてきた龍松が、姫様に転生しても男気を忘れず人々と接していく様子に感動しました。

天女の刺青を背負った主人公が魅力的な『任侠転生-異世界のヤクザ姫-』

仁義を守り抜きながら異世界の住人を正していく爽快な物語になっています。

リュー姫の素敵なセリフにも心を打たれますよ。

 

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