『肉女のススメ』(漫画)のネタバレ！感想とあらすじも！

今回は「小鳩ねねこ」先生の『肉女のススメ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

『肉女のススメ』はこんな漫画(あらすじ)

仕事や恋愛に必死なOLたちにとって唯一のオアシスと言えるのが、大好きなお肉を美味しく頂くことです。

ステーキやハンバーグ、焼き鳥や牛丼など、カロリーを気にせず愛するお肉を食べる時間を至福と感じるOLたち。

様々なタイプのアラサー未婚女性が食生活を楽しむ様子を描いていく『肉女のススメ』！

今回はユーモアを交えながら食べることの幸せを伝えていくグルメ漫画について、ネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。

美味しい肉料理の数々に舌鼓を打ってみてください。

『肉女のススメ』の魅力紹介（ネタバレ含む）

前編

デザイン事務所に契約社員として勤めている27歳の狼谷花子(かみやはなこ)は、結婚式3週間前に彼氏から婚約を解消されました。

婚約解消の理由は花子の食べ方が汚いことと、お肉ばっかり食べているためです。

ショックを受けた花子はここからお肉を断つことにしました。

しかし同僚からは無理して我慢する必要はないと言われます。

「ガマンっていうより自戒かな・・・」

レストランで野菜ときのこの雑炊を頼んだ花子は、まだお肉を食べようとはしません。

そんな花子が職場に戻ると、上司から新しく担当する特集の分担についての説明が始まります。

特集は2人1組で作業をすることになり、花子は鷹木誠という男性とペアになりました。

「狼谷さーん、こっちこっち」

鷹木は24歳で年下なのですが上司のため接し方に困惑する花子。

「狼谷花子です、宜しくお願いします・・・」

挨拶が暗いため花子は鷹木から暗い女性だと思われてしまいます。

「早速だけど俺はコレとコレやりますんで、狼谷さんは残りお願いします」

「えっ、もう少し詳しく相談しないんですか！？」

適当に仕事を済まそうとする鷹木に花子は納得することができません。

しかし鷹木は自分のペースを崩しませんでした。

「えー、大丈夫だよ」

「でもきちんと作業分担した方がいいと思います！」

不真面目で雑な鷹木に対して、花子はますます苦手意識を持ってしまいます。

「こーゆーのは早い人がテキトーにちゃっちゃとやるのがいいの、俺今日用事あるから早く帰りたいし」

一方の鷹木も細かい花子を苦手だと感じていました。

こうして性格が真逆の2人がペアを組むことになったのです。

「早め早めにってのは分かってるけど、仕事のペース決められるのもテキトーにって言われるのもチャライのもダメだ・・・苦手なタイプだわ・・・」

花子が不満を感じている中、鷹木は定時になると帰って行ってしまいました。

鷹木が帰った後も花子は残って仕事をすることにします。

翌日、出社した鷹木が花子に声をかけてきました。

「狼谷さんちょっと何その資料の量・・・昨日なかったよね？」

「鷹木さんが帰った後に修正が来てたので進めておきました」

「・・・まさかそれ全部自分でやってないよね？」

「まだ半分ぐらいですが」

真面目な花子は1人で仕事を進めていたため、適当な鷹木は呆れてしまいます。

呆れるのですが花子に全てを任せる訳にはいかないため、鷹木はため息をつきながら仕事を手伝うことにしました。

「俺も今日中にやっちゃいますか、こっちにも追加の分回してください」

「終業時間過ぎる事になりますけど・・・」

「2人きりなの気になってるなら安心していいよー、おれEDだから」

冗談を言って場を和ませようとするのですが、花子は何も言ってくれません。

こうして鷹木はますます花子に対して悪い印象を持つようになってしまいました。

お互いに悪い印象を持ったまま仕事をすることになった花子と鷹木。

しかしここからあることをきっかけにして、鷹木は花子に惹かれていくことになるのでした。

食事の食べ方が原因で婚約解消された花子が不憫に思えました。

それでも失恋のショックを引きずりながら大好きなお肉を断っている姿は可愛らしく見えますね。

異なるタイプの女性が大好きなお肉を求める様子を描写していく『肉女のススメ』！

ここから物語は恋愛漫画の要素を強めていきます。

真面目な花子にチャライ鷹木が惹かれていく展開を引き続きご覧ください。

後編

性格が合わない花子と鷹木なのですが、どうにかして分担された仕事を終えました。

「終わったー！」

「無事に終わって良かった・・・」

2人とも一安心するのですが、ここで鷹木が思っていたことを花子にぶつけます。

「俺はせっつかされて仕事すんのはイヤなの、みんなが皆、狼谷さんみたく真面目にやってると思わないで」

「・・・はい」

返事をする花子なのですが、心の中では全然納得していません。

言葉には出さないのですが鷹木も花子が納得していない事に気づいています。

「つーか腹減ったわ、ファミレスまだ空いてたっけか」

「私は別に・・・」

花子は一緒に行きたくないのですが仕方なくファミレスについて行くことにしました。

疲労がピークに達しているため、花子は絶っていたお肉を注文することにします。

注文したデミグラスハンバーグセットが届くと、髪を結び直してからお肉と向き合っていく花子。

ナイフで切った断面から溢れ出す肉汁をこぼさないよう一気に食べ始めていきます。

ハンバーグを食べ始めた花子は恍惚の表情を浮かべていて、鷹木はその姿に見惚れていました。

「何だこの気持ち、昔、隣の部屋の兄貴がAVみながら一人でしている所を偶然見てしまった時のような感覚・・・」

いつの間にか花子の姿を見ながら興奮しています。

「好きな物食べるのって気持ちいい」

久しぶりのお肉だったため全力で味わいました。

「完勃ちしてる」

EDだったはずなのですが鷹木の下半身が反応しているようです。

「あっあの、私もう食べ終わったので先に帰りますね」

興奮している鷹木はまだ動くことができません。

「俺まだ食べてるんで大丈夫です」

「・・・？じゃあお先に失礼します・・・」

こうして花子は鷹木を残して帰って行きました。

「久しぶりに勃ったのは喜ばしい事だというのに、よりにもよってあんな・・・あんな！みとめたくなーい」

花子の姿を見て興奮してしまったことに納得がいかないようです。

そんな事とは知らない花子はお肉の美味しさに大満足していました。

翌日、少しゲッソリとした鷹木と、いつも通り出社した花子が顔を合わせます。

「おはようございます、昨日は遅くまでお疲れ様でした、まだ始業まで時間はありますから顔を洗ってきた方がいいと思います」

鷹木は普通に挨拶をすることができて安心していました。

「うん、何も変わってなかった、無愛想、可愛くない、昨日のアレはやっぱり間違いだったんだよ！」

興奮したことは勘違いだったと思うようにします。

しかしランチの時間になるとハンバーガーショップで花子と鉢合わせしました。

花子は大量のハンバーガーを注文して嬉し泣きしながら食べ始めます。

その姿を見ながら鷹木は引いてしまいました。

「前の事といいやっぱないよな・・・何かの間違いだったんだ・・・」

安心する鷹木だったのですが花子の食事している姿を見ているうちに再び興奮してしまいます。

またも下半身が反応した鷹木は大人しく店を出ることにしました。

「嘘だろ・・・一度だけじゃなく二度までも、俺もしかしてアブノーマルなんかな・・・何なんだあの女は」

悩む鷹木とは対照的に花子はハンバーガーの味に満足しています。

「明日も仕事がんばろうっと」

知らないうちに男性を興奮させていた花子だったのでした。

彼女以外にも様々なヒロインたちが美食を味わう姿は実際に漫画を読んでお確かめください。

『肉女のススメ』を読んだ感想

コメディの要素が強いグルメ漫画になっていますね。

夢中になってお肉を楽しむ女性たちと、その姿に興奮する男性陣を見ていると大笑いできるはずですよ。

ユーモアをたっぷりと交えながら繰り広げられていく『肉女のススメ』！

ギャグマンガが好きな人にもおすすめの作品になっています。

肉女たちの姿を読みながらエネルギーをもらってみてください。

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