『異世界で姉に名前を奪われました』のネタバレ(第3話)!

今回は「漫画 NiKrome 原作 琴子」先生の『異世界で姉に名前を奪われました』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『異世界で姉に名前を奪われました』はこんな漫画(あらすじ)

不思議な手鏡で異世界の少年と交流していた一花(イチカ)は、失踪した姉と共に紛失した手鏡によって異世界へ転生されました。

そこで姉の華恋と再会したのですが一花は名前を奪われた挙げ句、交流していたセシルと姉が婚約していることを知らされます。

姉は一花から聞いていたセシルとの会話を利用して第一王子の妻という地位を手に入れようとしていました。

混乱する一花がこの世界について勉強していると第二王子のノアが現れます。

態度が悪く敵対的なノアだったのですが、一花が自分の婚約者になったことを伝えてきました。

次々と予測不能な出来事に巻き込まれていく一花は幸せになれるのでしょうか!?

誰が味方で誰が敵なのか分からない状況を女子大生が力強く生き抜こうとする『異世界で姉に名前を奪われました』

今回は複雑な人間ドラマを題材にしたSFファンタジー漫画の第3話と第4話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

無理やり婚約者にされた一花が自由を手に入れられるのかが見所ですよ。

 

『異世界で姉に名前を奪われました』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第3話

一花はノアからいきなり婚約者になったと言われてもどういうことかよく分かりません。

ノア
「聖女、まあお前は違うが異世界人は王族と結婚するのが習わしだからな、結婚から逃げていた俺にあてがう相手としてはちょうどよかったんだろう」

異世界人という理由だけでノアと結婚させられてしまうのです。

急に異世界へやって来ただけで混乱しているのに結婚なんて受け入れられるわけがありません。

一花
「・・・嫌です、あなたと結婚なんてしたくありません、そうするくらいならここを出て生きて行きます」
ノア
「この世界に来た時点でお前に自由なんかない、逃げてもすぐ捕まるのがオチだ、異世界人ってのはそういうものだ、自分の立場を理解しろ」
一花
「・・・っ」

高圧的な態度でこの世界における一花の立場を説明します。

まだ異世界の現状を把握できていないので一花は反論することができません。

ノア
「そもそも俺だってお前みたいなちんちくりんは好みじゃない、父や大臣たちを納得させられさえすれば婚約も結婚も形だけでいい、どうせセシルとあの女が世継ぎを産むんだ、一生お前には手を出さないから安心しろ」

バカにしたような顔で一花を侮辱してきます。

形式上の結婚で構わないと思っているノアですが、一花には自分の婚約者として恥じない働きを求めてきました。

一花
「働きって・・・」
ノア
「明日からは淑女教育を受けてもらう、再来週の婚約披露パーティに俺のパートナーとして参加しろ、話はそれだけだ、俺がお前を好きになることはないから期待するなよ」

一方的に言いたいことを伝えたノアが部屋を出ていきます。

動揺する一花を心配したニコラは国一番の庭師が手掛けた庭園へ連れて行くことにしました。

ニコラが気を遣ってくれたおかげで一花は気分転換することができます。

美しい庭園を眺めているとお伽噺の中にいるような感覚になってきましたが、自由もなく言われるがままに生きていくことなど望んでいません。

一花
「だからこそまずはこの世界でもきちんと生きていけるようにならなきゃ、ニコラさんノア・・・様はどんな方ですか?」

ニコラによるとノアはとても不思議な人なのだそうです。

過去に婚約者候補のご令嬢がいたそうなのですが、ノアは見向きもしませんでした。

ノアが唯一心を開いているのは護衛騎士のデリックだということです。

セシルに劣らず優秀なのですがノアは王位継承権には興味を持っていませんでした。

ノアがセシルに対して一歩引いているように見えるのは、セシルが王妃の息子でノアが異母兄弟だということが関係しているのかもしれません。

さらにニコラは冷たい性格のノアがご令嬢たちから人気があることを教えてくれました。

ここから1週間は異世界でのマナーと社会学を詰め込まれてしまいます。

勉強熱心な一花に比べ、華恋はパーティや買い物三昧の日々を楽しんでいました。

華恋の近況を教えてもらううちに、一花はなぜ彼女が聖女に選ばれたのか理由を知りたくなります。

一花
「・・・あの魔法が使えるかどうかってどうしたらわかるんでしょうか?」

魔法に関心を持ちはじめたのですが、ニコラから一花には魔法を学ばせないよう命じられていると告げられました。

理由は分かりませんが一花に魔法を使われると都合の悪いことがあるのかもしれません。

疑問が残る中、婚約披露パーティのためダンスの練習が始まりました。

しかし初めてダンスを練習する一花はノアと息を合わせることができません。

翌日になるとノアはダンスの練習に来なくなりました。

一花
「こうなると思った、私が当日大失敗したらあいつのせいだし、あいつも恥をかけばいい」

仕方なくニコラは男性役を探しに行きます。

最低な気分になった一花は、ますますノアとの結婚を回避したくなりました。

落ち込んでいるとドアをノックする音が聞こえてきます。

セシル
「失礼します、お待たせしました」
一花
「セシル・・・様?」

ダンスの練習相手になってくれたのはセシルでした。

華恋と婚約しているはずのセシルは何を考えているのでしょうか!?

 

 

異世界人が王族と結婚しなければならないことなど、少しずつこの世界の常識が明らかになってきましたね。

セシルとノアの関係性も分かってきたので物語の世界観により一層引き込まれました。

一花が理不尽な運命を己の力で切り開いていく『異世界で姉に名前を奪われました』

登場人物それぞれの立場と思惑が複雑に交錯していきます。

ストーリーを楽しむためどのシーンも見逃すことはできませんよ。

第4話

セシルが急に現れたので一花は驚きを隠せません。

セシル
「練習相手を捜していると聞いて・・・ノアがすみません」
一花
「いえ!セシル様のせいじゃないので謝らないでください・・・!」
セシル
「僕でよければ一緒に踊っていただけませんか?」
一花
「も、もちろんです!セシル様さえよければ・・・」

練習相手がセシルなら文句はないので踊ってもらうことにします。

ノアの足は何度も踏んでしまいましたがセシルの足は踏みたくありません。

そんな不安が嘘のようにセシルとはとても踊りやすく感じます。

セシル
「始めたてとは思えないくらいお上手ですね」
一花
「セシル様のお陰です」

上手く踊れたので久しぶりに心から笑うことができました。

この少し前に無理やり起こされたノアが練習場所へ来たのですが、楽しそうに練習している一花とセシルを見ると引き返してしまいます。

2人はノアが見ていたことを知らないままダンスの練習を終えました。

紳士的なセシルは一花を部屋まで送ることにします。

セシル
「この後の予定は?」
一花
「エイデン男爵夫人と勉強です!」
セシル
「・・・大丈夫ですか?かなり無理をされていますよね」

セシルが心配するように一花はタイトなスケジュールをこなしていました。

しかし元々勉強が好きなので苦にしていません。

一花
「文化や歴史についてもすごく面白いんですけど、特に医療の分野が興味深いです、症例や治療法が私の世界とは全然違っていて・・・す、すみません」
セシル
「謝らないで、もっと君の話が聞きたいです」
一花
「・・・セシル様こそとても努力家だと伺いました」
セシル
「いいえ・・・僕は君とはきっと違う、それではカレン嬢、また」

詳しく話はしませんがセシルは母親からノアに負けないよう命令されてきました。

一夫多妻制の弊害を受けているのですがセシルは辛さを打ち明けようとはしません。

一花
「・・・まだカレンって呼ばれるの慣れないなぁ」

名前を奪われたことに慣れることはできず落ち込んでしまいます。

その一方で一花がセシルとダンスしたことが華恋の耳に入っていました。

華恋
「・・・は?セシルとカレンが?本当にあざとい子ね!取り入るのが上手いんだから、今後もしっかり報告してちょうだい、セシルにも注意しておかなくちゃ・・・そうだわ、王妃様から注意してもらえばいいのよ」

一花の名前を奪った華恋はどうしても自分の立場を奪われたくないようです。

そんな華恋の思惑もあり、一花はノアとセシル、そして華恋の4人と皇帝陛下の食事会に招かれました。

皇帝陛下はセシルから勉強熱心だと聞いていたので一花のことを褒めてくれます。

さらに婚約者として一花のことを支えるようノアに命じました。

皇帝陛下がいなくなると一花は気まずい思いを感じてしまいます。

セシル
「カレン嬢、婚約パーティの準備は順調ですか?」
一花
「はい、なんとか・・・」

一花はどうしてセシルが自分に話しかけるのかが分かりません。

よく見てみるとセシルとノアは目すら合わせていませんでした。

華恋
「ねえカレン、私たちの婚約パーティもセシルのお陰でとても素敵だったのよ、こうして見ると二人はお似合いよね、ね、セシルもそう思うでしょう?」

セシルは微笑むだけで何も答えません。

華恋の言うことに呆れながら一花は食事を頂くことにします。

一花
「・・・ん!このお魚美味しい」
セシル
「そちらの世界にはないものみたいですがお口に合ったのならよかった」

一花はセシルが魚料理を苦手にしていたことを思い出しました。

どうやら大人になって魚料理を克服したようです。

一花
「わぁ、私から聞いたことを自分のことのように・・・」

一花から聞いた話をまるで自分が聞いたことのように平気で話す華恋が信じられません。

ここで急にノアが立ち上がります。

ノア
「気分が悪い」

そのまま出て行ってしまいました。

気まずくなった一花も立ち上がります。

一花
「私も失礼します」

中途半端な状態のまま食事会が終了しました。

一花が廊下に出るとノアが声を掛けてきます。

ノア
「・・・おい、なんでお前がついてくるんだよ」
一花
「こ、婚約者ですし」
ノア
「なんだよそれ、かけらも思ってないだろ」

ノアは華恋が話した途端に機嫌が悪くなりました。

本当に華恋のことが嫌いなようです。

しかし一花には嫌いな理由が分かりません。

一花
「どうしてイチカのことが嫌いなんですか」
ノア
「嘘吐きだからだ・・・あの女は俺の一番大切なものを冒涜した」

華恋が冒涜したノアの一番大切なものとは何なのでしょうか!?

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『異世界で姉に名前を奪われました』のネタバレ(漫画)!

2023.12.22

 

『異世界で姉に名前を奪われました』はこんな人にオススメ

複雑な人間模様とSFファンタジー漫画が好きな人にオススメの作品になっていますよ。

華恋の策略、ノアとセシルの関係性、そして一花の運命など見所が盛り沢山です。

完成度の高いストーリーで読者を魅了している『異世界で姉に名前を奪われました』

絵がとても上手なので読みやすい漫画だと感じました。

異世界ラブファンタジーをじっくりとお楽しみください。

 

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