『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』のネタバレ(漫画)!

今回は「漫画 福田直叶 原作 むらさきゆきや」先生の『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』はこんな漫画(あらすじ)

非リア充の坂本拓真はMMORPGのクロスレヴェリで真の魔王と呼ばれる最強プレイヤーです。

坂本が操作するディアヴロは圧倒的な装備とスキルで対戦者を叩きのめしていて、特にゲームの世界に恋愛を持ち込むリア充には容赦をしません。

いつものようにネトゲの恐ろしさを知らしめた坂本が目を覚ますと、眩しい光の中で空を見上げていました。

目覚めた坂本のことを豹人族のレム・ガレウと、エルフのシェラ・L・グリーンウッドが見つめています。

レムとシェラはお互いがディアヴロをクロスレヴェリに似た異世界に召喚したと主張しました。

服従させられたくない坂本は、ディアヴロとして強力な魔術で逆に2人を服従させます。

ゲームで培った能力で成り上がっていく『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』

今回はSFファンタジーに萌えを加えた漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

コミュニケーション能力が皆無の主人公が絶対的な強さを見せつけますよ。

 

『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

誰もが一度は漫画やゲームの世界へ行ってみたいと思ったことがあるかもしれません。

普通ならあり得ませんが坂本拓真は本物の魔王として異世界に召喚されてしまいました。

ディアヴロ
「ファンタジーMMORPGクロスレヴェリは魔王の復活を阻止するのがストーリー上の目的です」

そんなクロスヴェリの中で真の魔王と呼ばれるプレイヤーが、坂本の操作するディアヴロなのです。

ディアヴロは圧倒的な装備とプレイヤースキルで対戦者を叩きのめしてきました。

しかし普段の魔王ディアヴロは本気を出していません。

ディアヴロ
「おっ、新しい対戦者か・・・ん?結婚指輪・・・こいつらカップルじゃん、殺そう、ゲーム世界に恋愛など不純なものを持ち込む愚者は・・・魔王たる俺が裁いてやらねばならんな!」

魔王ディアヴロが本気になるのは、ネトゲを遊びだと考えているリア充たちなのです。

この日も対戦者を減らした坂本はゆっくり眠ることにしました。

眠っていたはずの坂本が眩しい光で目を覚まします。

ディアヴロ
「へ?何で俺空を見上げているんだ・・・ん?うわっめっちゃ可愛い!でも人間じゃないよな?そうか!これは夢なんだ」

夢を見ていると思っている坂本に、2人の美女が頬にキスをしました。

柔らかい唇の感触と女子特有の甘い匂いにリアリティーを感じます。

周りを見回すと坂本がいるのは自分の部屋ではありません。

しかしこの風景はゲームで見たような気がします。

ディアヴロ
「それにこの女の子たち・・・豹人族とエルフか?どちらもクロスレヴェリに存在する種族だな・・・まるでゲームの世界にいるかのようだ・・・」

自分の腕を見てみると信じられないほどごつくなっていて、顔も整形したと疑うほどイケメンに変化していました。

ですが整形するようなお金を坂本は持っていません。

ディアヴロ
「ちょっと待てよ、この顔と姿・・・俺のゲームキャラにそっくりだ!まじでどうなってんの」
レム
「これで隷従の儀式は終了です」
シェラ
「召喚成功ね!これであたしも召喚士になれたわ!」

坂本には隷従の儀式と召喚士という言葉に聞き覚えがあります。

改めて周りを見てみると、この場所は召喚士が召喚を行うポイントである星降の塔でした。

レム
「まったくこのエルフは・・・勘違いは困ります、この召喚獣はわたしが召喚したのです」
シェラ
「はぁ!?あたしが召喚の呪文を使ったでしょ!?それに隷従の儀式だって・・・キキキスだってしたんだからね!?」

ゲーム内では隷従の儀式に関して詳しい内容は語られていません。

坂本は2人の会話で儀式がキスだと知りました。

ディアヴロ
「つまり俺はクロスレヴェリによく似た異世界に、どちらかの召喚獣ディアヴロとして召喚されたっていうのか!?」

異世界がクロスレヴェリと同じ設定なら、召喚獣は隷従の儀式によって隷従の首輪をかけられ召喚者に服従させられてしまいます。

プライドの高い坂本は絶対に服従したくありません。

2人の美女を前に服従してもいい気がしましたがすぐに考え直します。

ゲームの中で召喚獣は喋ることはできませんが、坂本は喋れるため2人に驚かれました。

驚きながらも2人はお互いが召喚したと言い張って譲ろうとしません。

レム
「・・・わかりました、ではどちらに隷従しているのか確かめてみましょう」
シェラ
「いいじゃん!やってやろうじゃん!」
レム
「では・・・レム・ガレウの名において命じます、右手を挙げなさい」

妙な展開に坂本は不安を感じてきます。

それでもこの程度なら問題ないと判断し右手を挙げました。

シェラ
「そんなていどの命令聞いて当然だよ!」
レム
「負け惜しみとは醜いですが・・・いいでしょう、ディアヴロに命じます、あのエルフのほっぺたを少しだけつねってやりなさい」
ディアヴロ
「え?それは嫌だけど・・・」

可哀想なのでこの命令には従いません。

エルフのシェラにも豹人族のレムをお尻ペンペンしなさいと命じられますが拒否します。

隷従させられているにしても、坂本は何も強制力を感じません。

レム
「どうやらあなたのせいで不具合が生じているようです」
シェラ
「違くない!?あたしが先にこの場所に目をつけたんだよ?」
レム
「最初からあなたを追い出すべきでした・・・今からでも遅くありません、邪魔者を強制排除して隷従の儀式をやり直すことにしましょう」

レムとシェラがバトルを開始しようとします。

しかし坂本は無駄な争いを望んでいません。

どうやって2人を落ち着かせるのでしょうか!?

 

 

自分がゲームの中で操っていたキャラとして召喚された設定が物語を面白くさせていますね。

実は慎重で女の子とも仲良くなりたい坂本が、魔王と呼ばれる存在になり切っている姿も愉快でした。

ロールプレイングゲームで最強を極めた主人公の冒険劇を綴っていく『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』

異世界とクロスレヴェリの世界が少しずつリンクしていきます。

ディアヴロの強さが異世界でも通用するのかが見ものですよ。

後編

無駄な争いをさせないため2人を落ち着かせたいのですが、非リア充の坂本はどうやって女の子に話しかければいいのか分かりません。

ゲーム内ではソロプレイばかりですし、リアルな女子に話しかけたのは1年以上前のことです。

しかし坂本には1つだけ方法が残されていました。

ディアヴロ
「くだらん争いはやめるがいい、貴様らは今ディアヴロの前にいるのだぞ」

対戦者に向けてきた魔王のような口調なら女の子とも会話ができるのです。

自らが無駄な争いを好まぬと説明し、2人に仲直りの握手を命じました。

レム
「誰が・・・こんな愚かなダメエルフなどと・・・!?」
シェラ
「はあっ!?悪いのはあっち・・・!?」

命令に従おうとしないのですが、2人の腕が勝手に動き始めます。

そのままレムとシェラが握手しました。

納得できない2人に首輪がかけられます。

レム
「これは・・・隷従の首輪!?」

ディアヴロが召喚されたはずなのに2人が召喚獣になってしまいました。

坂本が装備を確認してみると、ゲームと同じ魔王の指輪を装着しています。

魔王の指輪はあらゆる魔術を跳ね返す超レアアイテムなので、ディアヴロが隷従させられることはありません。

ディアヴロ
「貴様らごときが俺を隷従させることができるとでも思ったか?俺の魔術反射の能力で隷従の魔術を跳ね返してやったのだ」
レム
「・・・魔術反射とはすさまじい能力ですが・・・ですが認めません!こんなこと・・・」
ディアヴロ
「貴様らが自分で使った魔術すら解除できないのか?」
レム
「できたらとっくにやっています、普通なら解除などしないので解き方がわからないのです、街に行けば方法が見つかるかもしれませんが・・・あるいは・・・主が死ねば隷従は解けます」

主は坂本を意味しているので少しだけ焦ってしまいます。

しかしレムとシェラが倒せる強さであれば召喚した意味がありません。

安心した坂本は頭の中を整理して現状を把握することにします。

ゲーム内のディアヴロは上限のレベル150で元素魔術を極め、プレイヤースキルを研究し尽くした最強の魔王でした。

装備はゲームの世界から引き継ぎましたが、魔術が使えるかどうかは確かめていません。

また異世界の平均レベルが150よりも上だということも考えられます。

そこでまずは自分の強さを確かめることにしました。

ディアヴロ
「この辺りにモンスターはいるか?」
レム
「・・・たまに森から追い出された獣がいる程度です」

口では退屈だと言いながら、坂本はいきなり戦闘にならないようなので安心します。

不安が解消された坂本は適当なもので魔術が使えるかどうか試すことにしました。

レムとシェラも坂本についていきます。

坂本は小動物みたいに可愛いレムの頭を撫でたくなってきました。

しかし魔王は可愛いこの頭を撫でたりしないので諦めます。

シェラ
「ちょっと待ちなさいよー!」

エルフのシェラは目を疑うほどの巨乳でした。

揺れる胸の谷間に思わず目がいってしまいます。

ですが魔王の威厳を保つためすぐに目を逸らしました。

星降の塔を出るとゲーム通りですが比べものにならないリアリティを感じられる世界が広がっています。

外に出てもレムとシェラは言い争いをやめません。

言い争いをやめさせたいディアヴロは自分が召喚獣ではないことを強調します。

一般的な召喚獣は複数の能力を持っていません。

ディアヴロは複数の能力を持っているので、一つのことしかできない召喚獣と同列に扱われたくないのです。

シェラ
「そうだ!見せてもらえばいいんじゃない!?」
レム
「・・・たしかに召喚主として彼の能力を把握しておく必要があります、能力が複数あるというなら見てみたいものです」

真の力を見せつける絶好のチャンスを手に入れました。

まずは丁度いい大きさの岩にレベル50の中級魔術を試すことにします。

岩と向き合うディアヴロはもしも魔術が使えなかったら立場がなくなるという不安を感じていました。

ディアヴロ
「信じろ!魔王の指輪以外の装備もゲーム世界から引き継いでいるはず、なら魔術だって、できる、現実世界の坂本拓真にできなくても!今の俺は魔王ディアヴロだ!エクスプロージョン!」

イメージを固めてから魔術を唱えます。

すると目の前の大きな岩を爆破することができました。

安心したディアヴロでしたが、異世界の魔術レベルが分からないのでレムとシェラの反応を窺います。

レム
「元素魔術に見えました、しかしまさか・・・」

2人の反応からは魔術が強いのか弱いのか判断できません。

50レベルの魔術では弱かったかもしれないので、次はもっと大きな岩に80レベルの魔術を試してみます。

今度は破壊するのではなく分子運動に魔力でブレーキをかけて凍結させてみることにしました。

ディアヴロ
「別の魔術も見せてやろう、フリージア」

魔術は成功しましたがレムとシェラは絶句しています。

またしても不安になるのですが、レムとシェラはディアヴロの能力を最大限に評価していました。

レム
「最上級の召喚獣でもここまで圧倒的な威力はないはず・・・あなたがいればわたしもきっと救われる、ぜひともわたしを主に選んでいただきたいです」
シェラ
「あたしが召喚主だってば!」

ようやく魔術の強さを証明できたディアヴロは、改めて自分が異世界の魔王だと主張します。

レムとシェラは異世界の魔王を召喚できたことに大喜びしました。

レム
「ディアヴロが力を貸してくれればあれを打倒できるかもしれません・・・この世界の魔王クレブスクルムです」

クレブスクルムはクロスレヴェリの公式な最強ボスです。

やはりこの異世界はどこまでもクロスレヴェリと似ていました。

シェラ
「ねっねっ!早く街に帰って冒険者登録しようよ!ディアヴロがいればあたしも召喚士として登録できるんだから!」

どうやらレムとシェラは召喚士に憧れているようですが、ゲームの中で魔術師は元素魔術を高めていくのがセオリーです。

しかし異世界の元素魔術にはイタズラ程度の力しかありませんでした。

ここでディアヴロはようやくゲームと異世界の大きな差異を知ることになったのです。

レム
「ディアヴロの元素魔術は別格です、他の物がその百分の一の力でもあればもう少し扱いもよくなるでしょう」
シェラ
「普通は元素魔術師になりたいなんて言ったら、周りから優しくされるかけなされるか本気で怒られるかだもんね」
レム
「・・・射手を目指さないエルフのような扱いを受けるでしょうね」

再びレムとシェラが言い争いを始めました。

その様子を見ながらディアヴロはもっと情報が必要だと考えます。

ディアヴロ
「貴様らは口を開けばケンカしかできんのか?街へ行くぞ、ついて来い!」

こうして坂本拓真の異世界冒険劇が幕を開けました。

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異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術のネタバレ(漫画)!第2話!

2024.12.15

 

『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』を読んだ感想

ゲームと全く設定が同じなら楽でしたが、そう上手くいかないことで坂本の冒険劇の行方が面白くなると感じました。

可愛らしいレムとシェラに魅了されながらも、心の内を絶対に見せない坂本の精神的な強さにも感心しますね。

非リア充の主人公が最強キャラの実力を思う存分発揮していく『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』

コミュ障ではありますが絶対的な能力を誇るディアヴロの強さには驚かされるはずですよ。

レムとシェラの可愛すぎる姿にも魅了されてください。

 

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