無法島のネタバレ!(漫画)森恒二が描く新連載の魅力とは?

今回は「森恒二」先生の『無法島』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

無法島』はこんな漫画(あらすじ)

20XX年、増加を続ける凶悪犯罪者に対して日本政府は流刑制度を復活させることを決定します。

死刑に相当する凶悪犯は“無法島”と呼ばれる法律も秩序も存在しない孤島に送られることになりました。

その中には何者かに家族を殺され無実の罪で“無法島”に送り込まれたカイトという青年の姿があったのです。

果たしてカイトはサバイバルの舞台と化した“無法島”で生き延びることができるのでしょうか!?

累計330万部を超えた大ヒットコミック『自殺島』の前日譚を描いていく『無法島』

今回は連載開始から大きな話題を集めている衝撃作について、ネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。

森恒二先生らしい社会問題をテーマにした傑作を見逃さないでください。

 

無法島』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

死刑に相当する犯罪者62名を乗せた船が目的地へ到着しました。

船の目的地は“無法島”と呼ばれる孤島で、その風景を見た犯罪者たちは絶句しています。

その中には犯罪者たちと同じように“無法島”を眺めるカイトという青年の姿がありました。

カイト
「どんなに後悔しどんなに望んでも時は前にしか進まない、前にしか・・・進めないんだ、だからオレは・・・」

ここで物語はカイトが“無法島”に送られることになった3年前まで遡ることになります。

3年前の夜、カイトは後悔の気持ちを抱えながら街角に座り込んでいました。

カイト
「ああ、そうだ・・・謝ろう、一体何を悩んでたんだ・・・当たり前だ、オレが勝手に拗ねてオレが勝手に反抗して怒って・・・あたり散らし・・・ぶち壊した・・・帰ろう」

父親と母親、そして妹のマユに当たり散らしたことを後悔しているようです。

ようやく素直になることができたカイトは家に戻って謝ることにしました。

カイト
「そうだ・・・オレは帰れる!帰る場所があるんだ!」

カイトは自分だけが辛くて傷ついていると思い込み、その苛立ちを家族にぶつけてしまったのです。

しかし今は自分が甘えていたことに気づくことができました。

カイト
「謝ろう、全て、やり直すんだ!そうさ、まだ遅くなんかない!」

自分の気持ちを素直に話して謝らなければ前に進むことができません。

そのためまずは家族と真正面から向き合うことにしました。

カイトが夜道を走りながら家まで帰ると門が開いています。

カイト
「門・・・開けっぱで飛び出したか・・・短気も直そう・・・」

家を飛び出した時、カイトは門を閉める事すらできないほどイライラしていました。

冷静になった現在はこの性格も直さなければならないと思っています。

そんなことを考えながら家の中に入っていくと、家族がいるはずなのですが電気が点いていません。

様子がおかしいことを不思議に思いながらリビングへ向かうと、両親と妹のマユが血まみれで倒れていました。

カイト
「あ・・・母・・・さ・・・父さん!?マユ・・・!え・・・な、何で・・・?」

ゆっくりと近づいていくと瀕死のマユがカイトに話しかけてきます。

しかし力が残っていないためよく言葉が聞き取れません。

そんなマユの身体にはナイフが突き刺さったままでした。

カイト
「マ・・・マユ・・・!ま・・・待ってろ・・・今・・・抜けない・・・いや!抜いちゃダメな・・・そうだ!救急!で・・・電話を・・・」

救急車を呼ぼうとした次の瞬間、家の中に警察官が入ってきます。

現場の状況を見た警察官はカイトが家族を惨殺したと判断しました。

そのため拳銃を構えて床に伏せるように命令してきます。

カイト
「え・・・?ちっ・・・違う・・・違うんだ!これは・・・オレは・・・違うんだぁぁぁ!」

マユの身体からナイフを抜こうとしたカイトの手は血まみれでした。

こうした状況からカイトは無実の罪で逮捕されてしまったのです。

3年後、無実の罪を晴らせなかったカイトは“無法島”へ送られることになりました。

いったい“無法島”ではどのような地獄がカイトを待ち受けているのでしょうか!?

 

 

『自殺島』のファンだった人には待ちに待った新連載になっていますね。

前作では自殺志願者が集まった島を舞台にしていましたが、本作は犯罪者が集まった島が舞台になっています。

人間の深層心理を巧みに描写していく『無法島』

無法地帯となった孤島で繰り広げられる人間模様が見所となっています。

無実の罪で島に送られることになったカイトの心情に共感しながら続きをご覧ください。

後編

20XX年、凶悪犯罪が増え続ける一方で、国際社会には死刑廃止論が強まっていました。

日本政府は国際社会の流れに沿った方針として、試験的に流刑制度を復活させたのです。

この試験に抜擢されたのがカイトを含む死刑に相当する凶悪犯62名でした。

カイト
「噂を聞いたことがある、凶悪犯罪者隔離目的特別自治区、ここが通称”無法島”」

無法島が実在していたことに驚きながら入島していきます。

しかし全員がカイトのように大人しくしている訳ではありません。

中には反抗的な態度の人間もいるのですが、抵抗した者はすぐに係員が暴力で押さえつけていきます。

そして係員が“無法島”のルールを説明し始めました。

まずこの島に送られた62名に人権はありません。

さらに係員には62名の中で反抗的な者を殺害してもよいという権限が与えられています。

その中で62名が守るルールは1つだけで、“無法島”の領海1Km以上から出ないことでした。

つまり領海から出なければ何をしても良いという事なのです。

食料は1ヶ月分が倉庫に置かれてあり2ヶ月に1度補給されるのですが、他には何も要求することができません。

ライフラインとして電気やガスは無く、かろうして水が使える場所はあるそうです。

ルールの説明が終わると係員は全員が殺し合ってほしいと言い残し“無法島”を後にしました。

係員が立ち去ると62名はまず食事を始めていきます。

ここまでは穏やかだったのですが、食事を終えると凶悪犯罪者たちが本性を現し始めました。

まず凶暴な男性たちが女性たちを襲い始めたのです。

それに続く男性たちも現れて女性を奪い始め、あちこちで乱闘が起こっていきました。

カイトはその様子を黙って見ている事しかできません。

しかし襲われる女性の1人に妹の存在が重なっていきます。

理由も分からずに惨殺された妹と同じように、女性たちも理不尽に犯されそうな状況がカイトの心を突き動かしました。

カイト
「ハッ!マ・・・マユ!」

地獄のような光景を前にしてカイトの正義心が黙っていなかったのです。

ただし”無法島”には正義感を胸に抱いている人はほとんど存在していません。

カイトの行動は吉と出るのでしょうか!?

それとも凶悪犯罪者たちの悪意に飲み込まれてしまうのでしょうか!?

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無法島はこんな人にオススメ

まずは森恒二先生のファンにオススメしたい作品になっています。

ただし前作の『自殺島』や他の漫画を読んだことがない人でも、十分に満足できる物語に仕上がっていますよ。

凶悪犯罪者たちが集められた島で巻き起こる究極のサバイバルを描いていく『無法島』

人間の本性を如実に表現していく衝撃的なストーリーです。

スリリングな展開を手に汗握りながらお楽しみください。

 

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